実際にご乗船されていかがでしたか?評価とご感想をお聞かせください。
お食事、ダイニング
クイーン・エリザベス号には3年振り3回目の乗船で今回もブリタニア・レストラン。
出発前、日本発着クルーズに乗船された方の記事をネット等で読んだところ意外に低い評価だったので味の大幅なレベルダウンを心配していたが、A級グルメではない私にはそう悪くなっているとは感じませんでした。
ただ、流石キュナード!と感嘆するような美味な料理は少なく、アレッ?と思う料理も有ったのは事実で3年前よりレベルは下がっていました。
また、以前は前菜・スープ、サラダ、主菜、デザートと四つに分かれていたメニューが前菜、主菜、デザートの三分類に変わっていたのには少々ガッカリで、思わずサラダの注文を減らそうとしているのかと邪推しました。
その他では、フランス料理のレストランからステーキハウスになったザ・ベランダに行きましたが、ステーキ好きの人になら最高と思われるレストランに変貌していました。
味に関してもブリタニア・レストランよりは当然美味で、私どもが頼んだ料理の量も多めで満腹になりました。。
また、ゴールデン・ライオン・パブにも行ってランチを食べましたが、料理の味や量に変化はないように感じました。
一方、リド・レストランははっきりいって量も味も種類もレベルダウンで、クルーズの後半では飽きてしまい朝食の時間に余裕があるときはブリタニア・レストランに行って食べました。
ブリタニア・レストランの朝食は以前と変わりがないようでした。
今回の評価を満足としたのは迷った挙句で、注文した料理によってはガッカリする可能性が高い事を付記しておきます。
サービス、スタッフ
母国のサウサンプトンを出てから半年近く、アフリカ、オセアニア、日本と全く異なる地域でのクルーズにクルーも疲労しているのか笑顔に乏しく、全般的に動きが緩慢というか雑で、入れ替えで新人も多いのか挨拶さえまともにしない(余裕が無くてできない?)クルーもいてガッカリさせられる事が多かったです。
特にブリタニア・レストランのウェイターは新人だったようで、配膳に時間が掛かったうえ、これまでのクルーズで出会ったウェイターがやらなかった客の目の前で注文メモを記入していながら品を間違えたり、スープとサラダを注文した場合、以前なら前菜のスープが先で次にサラダの順だったと記憶していますがサラダから持ってきたりスープが早く来たりと対応がバラバラでした。
さらに有料レストランのベランダのウェイターからは追加料金$30のオーストラリア産和牛肉をしつこく勧められました。
ウェイターがお勧め料理を言うのは仕事の一部と理解していますが、結構高額な料理を何度も勧められると流石にムッとしました。
また、部屋係の若い女性も新人だったようで、午前の清掃が終わったらベッドにベッドカバーを掛け、夕方に外すのが常識の筈ですが、初日には掛かっていたベッドカバーは翌日から下船日までベッドの下の箱に入ったままだったですし、バスルームの掃除も丁寧とはいえませんでした。
ただ、いずれもその人個人の資質の問題というよりキュナード流の教育訓練が不足したまま現場に出され、本人もちょっと偉そうな客との対応に戸惑っているような印象を受けました。
最後に余談ですが、これまでのキュナードクルーズでは美人さんでしっかりした女性が日本人ホステスとして乗っていたので今回はどのような方と出会えるか、あるいは再会できるか楽しみでしたが、乗っていたのは男性のホストで少々ガッカリしました。
なお、パーサーズオフィスやレストランにはしっかりした日本人女性がいました。
お部屋
海側バルコニー
後部のバルコニー付きの部屋で特に変わったことはありませんでしたが、ただでさえ狭いバスルームのシャワーが相変わらず固定式なのにはガッカリさせられました。
私が見たところではシャワーヘッドは単純なねじ込み式のようなので、ちょっと手を加えれば大した費用も時間も掛からずにハンドタイプに改良できると思うのですが・・・。
また、トイレが2回詰まってしまいパーサーズオフィスに電話をして直してもらいました。
応対した人の話しぶりから、トイレの詰まりは設備の老朽化のせいか私どもの部屋以外でも頻発しているように感じました。
なお、日本発着クルーズでは歯ブラシが用意されていたようなのでちょっと楽しみだったのですが、それはありませんでした。
船内の施設、アクティビティ
クイーンズルームのアフタヌーンティーに行ったり、ロイヤル・コートシアターでショーを見たり、ライブラリーに行った以外は妻がサウナに行った程度の施設利用でしたが、パブリック部分の雰囲気は相変わらず上質で満足でした。
特にライブラリーは日本発着クルーズの直後だったせいか日本書籍が大幅に増えていて、新しい雑誌や本も多く私も借り出ししました。
なお、Wi-Fiについては本船の設備とアラスカという地域的な問題が重なるのか有料の時間制なのにロビー付近はともかく部屋では通じ難く、ようやくloginしたので用件を済ませlogoutをしようとしてもなかなか反応せずに時間だけ進むという事が何度も有り、妻は大して使っていないのに制限時間を使い切って買い増す事になりました。
また、もう一つの不満は本船のランドリーで、無料なのは評価できますが各デッキに1か所、しかも驚くことに洗濯機と乾燥機が各3台(デッキ7は2台)と最低限しかありませんからクルーズの後半になるとほぼ順番待ちになり、タイミングが悪いと洗濯物をもって各デッキを右往左往したあげくに部屋に戻る羽目になります。
mr.jun様
お帰りなさい。QEアラスカクルーズに乗船されたのですね。
アラスカは10年程前初めてのクルーズで参加してそれからすっかりクルーズにはまった思い出深いコースです。
QEのサービスはやはり以前よりはレベル低下傾向の印象だった様ですね。
リド・レストランの朝食は料理の品数も少なく、味も単調で私も2,3日で飽きが来ました。
その後5月末に日本発着のダイヤモンド・プリンセスに乗船しましたが朝のホライゾンコートは料理の種類が倍以上、味の方に課題がまだまだありますが、日本人乗客の好みに合わせようとの努力が感じられスタッフ皆が一生懸命な姿に好感が持たれました。
キュナードも来年、再来年と日本発着クルーズを継続するなら、スタッフのサービス教育を再考する必要がありますね。
美人の日本人ホステスさんとはサエコさんのことですか?4月の横浜発着クルーズでは乗船されていましたよ。
mr.to 様
ご丁寧に大変ありがとうございます
アラスカは期待通りで本当に素晴らしかったです!
でも、これ以上人の手が入らないで欲しい、とも、出かけておいて何ですが痛切に感じました。
さて、キュナードは決してフレンドリーではないけれど誰に対しても一定の距離を保った上質なサービスを提供することに私は魅力を感じていますが、だんだんと日本船と変わらないか以下の普通のサービスになってきたようです。
乗船した翌日の夕方、廊下ですれ違った古参そうなクルーから「グッドイブニング・サー」と挨拶されて、これぞキュナード!と思いました。
私が初めてキュナードに乗ったのはたった5年前ですが、そのときは確かに多くのクルーから「サー」付きで挨拶され、私も王侯貴族はともかく富豪にでもなったような錯覚を覚えたものです。
今回は「ハロー」と挨拶してくれるだけでも良しでしたから様変わりです。
クイーン・エリザベス号は来年だけでなく再来年も日本発着クルーズが決定しています。
正直なところ、本年の日本発着クルーズでリピーターになろうと思った方がどの程度おられるのか非常に疑問です。
料金に差がなければ、日本船に乗った方が日本語で全てが済む分、気楽にクルーズを楽しめるという話しになるのではないでしょうか。
なお、私たちがこれまでにお会いした美人の日本人ホステスさんは志のぶさん、真美子さん、優理さん、沙予子さんの4名で、サエコさんにもお目にかかりたかったですね!(^^)!
mr.jun様
QEも英国伝統の格調高いおもてなしの世界を船上で堪能出来るワールドクルーズから地域での顧客獲得重視クルーズ戦略に方向転換していわゆるホワイトスターサービスを提供出来るのはグリルクラスだけなのかも知れませんね。
サエコさんは沙予子さんのことだと思います。一昨年のQV乗船でも一緒でした。
mr.to 様
おっしゃる通りで伝統と格式あるサービスを期待するならグリルクラスを選ぶしかないでしょうね。
クイーン・エリザベス号の今後のスケジュールを見ると、今年の11月に母国のサウサンプトン港を出た後は再来年の日本発着クルーズが終わるまで全く帰国しないようです。
これではクルーだけでなく船体もボロボロになってしまうと思うのですが、キュナードに秘策があるのでしょうか?
フューチャークルーズクレジットを支払って来たので、またキュナードに乗るつもりですがクイーン・エリザベス号には多分乗船しないと思います。
なお、沙予子さんとは私たちもクイーン・ヴィクトリア号でお会いしましたので再会できず残念でした。
mr.jun様
はじめまして。
同じ船の、同じ日程で乗船していましたので、つい、懐かしく記録を拝見させて頂きました。
ハバード氷河を訪問した時は、好天に恵まれ良かったですね。私は気持ち良かったので、最後まで甲板をウロウロしていました。自宅に帰って改めて「あの時、天候が悪かったら・・・」と思うと、未だ、当海域に行っていない船友には「アラスカに行って氷河訪問日の天気が悪かったら、一大痛恨事!遊覧飛行でもいいので日程を調整しても行くべき」とアドバイスしています。
スキャッグウェイで山岳鉄道13:00発に、予約無しで乗れました。
乗った客車は乗車率は50%以下でした。もしかすると、船上予約の場合、船が押さえた分が満杯でmr.junさんが断れたのかも知れませんし、朝一番の便と13:00時発は乗車率が違っていたのかも知れませんね。
私は、クルーズプラネットで乗船しました。今回は販売商品自体がANAビジネスクラス利用でしたが、とても安価でプレエコ利用ぐらいの料金設定でした。あの添乗員さんと思うのですが・・・
「(添乗員が)私共との接触を避けるようになり、少々ガッカリ・・・」の件、この件に関して一度このような経験をしたことがあります。
海外クルーズでのこと、私は添乗員付きで参加したのですが、ある日本の旅行会社が30人ほど全国からフライ&クルーズで乗船させてきたことがありました。勿論、その添乗員は無し。その客の数人が、日本人添乗員を捕まえて、執拗に情報を収集していて、同じ日本人乗客として「もっと節度のある行動をしなさい」と言いたいぐらいでした。
一方、去年、ダイヤモンドプリンセスに乗船した時、台風通過予定日と下船日が重なり、航海中の船側の情報はほとんどなし。私は(アメリカの代理店経由の)個人手配で、フロントに行っても大した情報は無いし、とても不安になり、知らない乗客から無理して情報を得ましたが・・・。
ただ、これから、私も個人で行こうと計画しているので、とても考えさせられます。
お互いにこれからもいいクルーズライフを楽しみましょう。
mr. bostonp 様
コメントをありがとうございます。
さほど日本人が多くない同じ船の同じ日程ということは当然どこかでお会いしている筈、といいますか、ハバート氷河では、私も最終近くまで船尾デッキにいましたからすれ違っていますね。
スキャグウェイの山岳鉄道の件、ありがとうございます。
私たちも現地に着いてから、船のエクスカーションとは別で乗れるんだ、と気づいたのですが、トレイルハイクで疲れた後はゆっくり街歩きをしようと思っていたので窓口に行きませんでした。
さて、添乗員の件で私が「少々ガッカリ・・・」と書いたのは、クルーズの後半、ある街の外れを歩いていてその方とバッタリ鉢合わせしたときの対応に心底ガッカリしたからです。
海外の街外れで、同じ船に乗って顔を知っている日本人同士がバッタリ会えば、チョットした会話をするのが普通だと思うのですが、一人だったその方は私たちが声を掛ける暇もなく、あっ?という顔をしただけでさっと去って行きました。
添乗員としては優秀な方だと思うのですが、個人旅行の場合は全て自己責任と再確認させられた瞬間でした。
貴殿も個人旅行を楽しまれるとのこと、どこかでバッタリお会いしたいものだと思います。
早速の返信、ありがとうございます。
もう少しだけ、言い足りなかったことなど、お付き合い願えないでしょうか。
これは思い込みかも知れないのですが、mr.jun様は、この船の避難訓練、正式訓練の前の、日本人スタッフのノリさん(でしたか?)の、日本語による事前説明会に参加されませんでしたか?
おぼろげながら、自分たちの旅行グループではない方を数人、見かけて、かつ、貴方のアイコン内の写真を見て、何とはなしに、もしかすると・・・と思った次第です。
おぼろげに覚えていますので(人違いでなければ)、どこかの船上でお見かけしたら、お声掛けしてみます。
添乗員のことですが、今回とは別の、海外クルーズでとても優秀な添乗員(男性)と巡り合ったことがありました。その時、日本から4社ほどの旅行会社グループが乗船していたのですが、たまたま、気が合った他社の添乗員と話していると「あの方が添乗員でよかったですね、とても優秀です・・・」と教えてもらいました。
実際にとても優秀で、気が利き、行動の先読みが出来・・・。
ただ、少し意外だったのは、ビジネスライクで、端々で仕事と割り切っておられる所があり、高齢者の感覚の「親しみ」的な所については、少々、クエスチョンな部分もありました。
一方、添乗員は疲れ切っているという印象も持っています。旅行会社の自社社員でなく、専門会社からの派遣も少なくないようです。
mr.jun様がおっしゃるように、「個人旅行は自己責任」が結論でしょうか、私もそう思います。
最後に、参考までに今回の山岳鉄道のクルーズ動画URLを下記に添付させて頂きました、お時間がある時にご笑覧ください。
https://youtu.be/DLaY9CIjvTo
山岳鉄道の動画、大変ありがとうございます。
列車の雰囲気や高地の景色の素晴らしさに感動です!
船での事前説明会に私たちも参加していますのでお会いしていますね。
私は愛想がないので失礼しました。
添乗員についてですが、語学力の無い私から見れば凄い語学力を持ちながらサービスする訳で旅行や世話事が好きでないと務まらない仕事だと思っています。
フリーの方が多いのも事実のようで国内のバスツアーのガイドのほとんどはフリーと聞いています。
今回の方も、ツアーの皆さんから離れてゆっくり楽しもうと思ったところにバッタリ出くわして、思わず避けたのかも知れませんね。
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