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クルーズマンズではじめよう
なぜ、今回のクルーズを選ばれましたか?
同じVIKING社の River Cruiseにはかなりの乗船日数を経験がありますが、毎回リバークルーズ船内でのプレゼンステーションでOCEANの紹介があり、弊社クルーズクライアントが2020年WORLD CRUSEをご検討頂いていることや、Berlitz評価も私が最も目下好きなOCEANIAから2015年VIKINGが20年ぶりにOCEANにVIKING STARでリベンジし毎年VIKING SEA、VIKING SKY、VIKING SUN と1,2,3と瞬く間に中型船の評価が変わり、クルーズ業界に新たなる一石を投じたトルシュタイン・ハーゲン氏のSPIRITSも肌で感じたく地中海クルーズに乗船。
とは言っても今回はお客様とではなく、日本船担当の家内と一緒のプライベートクルーズです。
バイキング・クルーズの人気エリア
実際にご乗船されていかがでしたか?評価とご感想をお聞かせください。
お食事、ダイニング
一般的には4~8名掛けテーブルが多いのに対して、2名掛けテーブルがかなり多いのが特徴。
外国人と同じテーブルでは、言葉の壁もあり窮屈・・・と思う方には快適です。
サービス、スタッフ
驚いたのは、早朝5時ぐらいでしたでしょうか、ロビーに用ができ行きましたらスタッフが何やら
ペンライトでロビーラウンジの観葉植物の下辺りを照らしているので、「何をやっているのですか?」と訪ねるとなんと「ペンライトで(観葉植物などで)良く見えない部分を照らしてホコリなどないかを
見ているのです」とここまで徹底して見えない部分までしっかり掃除をしているので、見える部分が
とても清潔で、完璧なほどに綺麗な訳が良く解りました。部所によって少々ばらつきがあった様に感じますが、特にキャビン掃除スタッフ、エンジニアなど直接サービスに直結しない方々ほど笑顔で
挨拶される様な感じがしました。
お部屋
海側バルコニー
ノルディックデザインでとてもシンプルですっきりし、窓もかなり大きくとってあるのでより明るい印象。個人的には暗いより明るい雰囲気とはいってもライトの明るさではなう自然光の明るさが好きなのでVIKINGはリバー、オーシャン共々ノルディックデザインが気に入っています。またシャワールームですが、大理石調の床は温床になっていてシャワールームに入るとなんだかほっとします。
またクローゼットもかなり大きくゆったりとってあります。引き出しも工夫されており、収める時には最後自動でゆっくり収まる工夫がされていてとても高級感があります。デスクもトップが開閉式になっており、トップオープンし、家内がジュエリーなど収納していてとても使いやすく機能的と印象を持っていました。
船内の施設、アクティビティ
サウナ、ロビー、ラウンジなど特にパブリックスペースのゆとりがこれまで様々なラグジュアリー船乗船経験ありますが、トップですね。そして特筆すべきは、後方部水面にある大きな迫出した突起物。
最初は何なのか気になっていましたが、キャプテンとエンジニアが終日航海日に「VIKINGの最新テクノロジー」について解説講座があり、初めてそれが「新型スタビライザー」と知りました。そしてその夜見事に凄い体験をしてしまいました! 1月とはいえ地中海ではかなり日差しも強く、航海も
ベタ凪で快適でした。しかしジブラルタル海峡を通過ぐらいから天候がかなり冬の様相になってきて
大西洋に出る頃には私共のキャビンのバルコニーに(8階中央)前方から波しぶきが・・通常8階の中央まで波しぶきがくるとなると、ピッチングしてかなり船体が上下に振られます。しかしそれが全くなく、電車のガタン、ゴトンの様な振動だけでピッチング(上下)もローリング(左右)も無いのです。これには驚きました。通常は11月以降はカナリア諸島などに配船変えますが、VIKINGは地中海を通年で行う訳が身をもって体験しました。
寄港地での移動や観光についてお聞かせください。
バルセロナ
乗船港なので寄港地観光ではないのですが、先ずホテルはBooking.comでR/C17,000円とは思えないロケーションのバルセロナ港のマリーナ最高のロケーションに建つ「グランド マリーナー」(ワールド・トレードセンター隣接)に宿泊。ここからは徒歩で乗船手続きができます。(タクシーで1メーター)朝食は私共夫婦はあまり朝から
アメリカンにしろコンチネンタルにしろブレックファーストは多すぎ、入れたてのコーヒーと静かな時間さえあれば何よりのゴールデンブレックファーストなので、バルセロナポルトベイのプロムナードにある誰もいないスタバでゆったりヨットハーバーを見ながら至福の朝食。その後は世界の大きな港に大体どこにでもあるHop on Hop offでバルセロナ市内を効率良く一巡。(正確にはバルセロ市内にはバス・トゥリスティックとバルセロナ・シティツアー(通称 Hop on Hop off)ga
があり、どちらも似た様なものです。しかし私はどこの港にも複数ありますが、世界的にどこにも殆どあるHop on Hop offを安心で慣れているので利用します。 €29(高いと考えるか、安いと考えるかは目的、時間価値、など個人差は出ます。私は殆どの場合、アマルフィー、ポルトフィーノ、コトルなどヒューマンサイズの旧市街ならば徒歩でブラブラします。しかしバルセロナ、ローマなどのヒューマンサイズではない、大きなシティでかつ世界遺産など見所満載の港では先ず「ざーっと」一通り観るべきは日本語解説付きで観て、その後自分の目的(私はマルシェ、バールが好きなのでほぼ直行!)に合わせて時間を費やす方が限りあるスケジュールの場合は効率的と思っています。
バルセロナ市内は朝一観光がおすすめ。昼頃近くともなると渋滞が酷いです。またルートが2つに分かれていて北側は殆ど居住区なのでハイライトは南側ですので、半分で十分。後は今回行きませんでしたが、市内一望できるゴンドラ(RT€12.7)でモンジュイックの丘まで行き、スペイン村でスペインの各地方の建物等見ても良いですね。
で、重要なことはクルーズが主たる目的なので、決して駆け込み乗船するまで観光は避けたほうが良いですね。乗船手続き開始時間と共に乗船する「早め乗船組」特にお奨めします。恐らく「駆け込み乗船組」と「早め乗船組」とではまるっきりクルーズの印象は違ってきます。
カルタヘナ
VIKINGなどのラグジュアリー船の場合、大抵はクルーズ会社主催のスタンダードな寄港地観光はキャビン代金に含まれている。今回はVIKING がどの様に寄港地観光を行うのかお客様へのアドバイスなどもあるので経験したかったので、Ancient Roman City Cartagena(古代ローマ都市 カルタヘナ)に参加。QV(QuieteVox)を持参し英語でガイドさんが詳しく説明。3時間15分。港近くの紀元前1~5世紀のローマシアターを中心に観光。3時間全てバスと徒歩で観光したが、次回はきっと自分で拘束されることなくヒューマンサイズの旧市街を徒歩で楽しむだろう。バス利用だったので港からかなり距離があると思いきや、僅かにバスで5分。これ、ホントにバス必要?と思えるほどの距離。私の場合むしろ、ローマ劇場、大聖堂だけは見てあとは旧市街でショッピングしたり船体が見えるプロムナードでプロシュート、ハモンなどと地元ワインなどでゆっくり・・・そんなスタイルが好み(カルタゴ帝国、ローマ人、など歴史的にかなり深い話を聞くとなるとある程度の知識を備わった方でないと3時間前後は恐らくきついですし、限りある時間がもったいない・・・そんな価値観は恐らく日本人特有です。しかし仕事柄何度も同じ港へ行く事がないのでそちらの方が一般的には良いです)何事も経験。
マラガ
マラガもカルタヘナ同様、VIKING主催のエクスカーションを経験したかったので参加しました。
しかし結果的にマラガもカルタヘナ同様に、3時間も拘束?されるならば、VIKINGが見えるプロムナードゆっくり、また大聖堂近くでゆっくりショッピングしていたほうがきっと日本人の場合は良いです。
因みにハモンとワインを楽しみましたが、多くの観光客が訪れるレストランは駄目ですね。
明らかに地元の方々と差をつけられます。しかしスペイン、イタリア、ギリシャではどうしようもない事です。でもコトルなどスラブ系民族が多いアドリア海はそんな事はなく、民俗の違いでしょう。
ビーゴ
ここビーゴも同様、フランス庭園「カステレロス公園」やカストロ山より湾ビーゴ湾をバスで移動し
湾を一望!とかなり一押しの説明を聞いて参加したが、結果的にはVIKINGが停泊する旧市街が徒歩目の前にあり4段ほど海に水平にストリートがあり、なかなか赴き深い雰囲気のシップがずらり並んでいたり、途中大聖堂があったりとここも次回はツアーには参加せず、自分の気の向くままにヒューマンサイズの旧市街をストリートからVIKINGをちらちら観ながらのんびり拘束されずにマイビーゴを楽しむと思います。
とはいっても実は私の場合、かなりの歴史好き。なんで、ビーゴから約70Kmほど離れているものの日本から比べると近いもんで、サンティアゴ・デ・コンポステーラのカテドラルには多少無理してでも行ってみたかった。次回は必ず行くと思う。今回は安全第一でしたので冒険は止めました。
洋上セミナーではしっかりキリスト3大聖地、聖ヤコブ、など巡礼街道をなかなかの権威ある
学芸員がゆっくり時間をかけてセミナーをした割にはエクスカーションがないのは残念。
ポーツマス
ポーツマスは英国で翌日がティルベリーで下船なのでポーツマス入港後英国より入国審査官らが乗船してきて、船内で入国審査。その後VIKING主催のパノラミックポーツマスに参加。セーヌリバークルーズで何度もD DAY Point ノルマンディ上陸作戦の決戦舞台に行った事があっただけに、アイゼンハワー率いる英国側から英仏海峡を観ることができて、個人的に感慨無量。D DAYなど歴史上極めて重要な出来事など、場所へは職種柄強く曳かれる癖があり、私としてはこのVIKING主催のエクスカーション唯一が参加して良かったと感じた。もしあまりこいった人類の歴史上重要な出来事に関心がなければ、港近くの「ポーツマス・ヒストリック・ドッグヤード」へシャトルバスで行き、
イギリス海軍の歴史に触れながらショッピングを楽しむこともお奨め。
ティルベリー(ロンドン)
英国 ティルベリーで下船。テムズ川を少し遡上します。最近はサウザンプトン港もかなり混んできており、ティルベリー入港も増えています。ここからLHRまでは約45分。サウザンプトンとティルベリー ヒースロー国際空港までの所要時間はさして変わらないです。
予約・手配に利用した事業者の対応や利便性はいかがでしたか?
とは言っても手配のプロが自らの手配を自分でする訳ですので、当然と言えば当然の評価ですね。
強いて言えば、バルセロナ国際空港からバルセロナ港までのタクシーは最近話題のBLACK LANEで日本から手配しておいた。Mersedece Sクラスで空港へ迎えにきてくれ、チップや支払いなどの煩わしさは全くありませんので、コレ一押しです。またホテルなども日本の旅館、ホテルを手配するが如く簡単なのでHotel.Booking.comで問題ありません。早く回答が来て、正確で兎に角値打!
今回のクルーズは、どのような方にオススメですか?
通常これまでの概念ですと地中海は5月~10月がベストシーズンでそれ以外の季節はアフリカからの強い風マイストラーレが吹くので海が荒れ、殆ど多くのクルーズ会社は配船していませんが、VIKINGは例のスタビライザー登場で今は通年。で、今回の様に年末や年始はこの時でないと長期で休めない方
また暗い寒い日本の海がきらいという方には特にお奨め。また料金も5月~10月に比較して
ディバイスされておりかなり破格値ですので、現役世代には値打でお奨め。
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