非日常のクルーズ旅行をもっと身近に。
クルーズマンズではじめよう
なぜ、今回のクルーズを選ばれましたか?
寒い時期には暖かい所へ。
今回は初めてのショートクルーズ。
せっかくなら大好きなロイヤルカリビアンの船に乗りたい。
ご縁があったのはクルーズの楽しさを教えてくれた私にとって初めての船『Voyager of the seas』でした。
11年ぶりの再会です。
夜便利用で会社から直接空港へ。
フライトの後はそのまま乗船。
前後泊無し。
週末+お休み2日利用の最短での弾丸クルーズとなりました。
ロイヤル・カリビアンの人気エリア
実際にご乗船されていかがでしたか?評価とご感想をお聞かせください。
お食事、ダイニング
RCIらしい定番メニューの他に中国系、インド系に寄せたラインナップも追加され、元々インターナショナル色の強いRCIのメニューがさらに豊富になっていました。
【メインダイニングルーム(MDR)】
■モーニング
メニューは固定。
中華系に配慮してか氷水ではなく「ぬるま湯」がグラスに注がれます。
ビュッフェコーナーは個包装ヨーグルト、個包装シリアル、フルーツ、お粥のみで他の路線で見られるソーセージ、ベーコン、卵料理はありませんでした。
ジュース類はオレンジ、リンゴのみメニューに記載。
トマトジュースはオーダーしたら出して貰えました。
でもわざわざ絞ってくれたのか驚くほど果肉が多く濃厚でした。
■ディナー
3~5階のダイニングは5階がマイタイム専用。
今回はトラディショナルのセカンド(20時)を指定、でも2日目は出港が遅いため18時~21時のオープンシーティング。
初日は3階で2人テーブル、2日目は3階で10人テーブルで日本人4名、シンガポール人4名、3日目はラウンジで仲良くなったシンガポール人と一緒に食事をすることになり5階の6人席で食事をしました。
いずれもRCIの定番メニューに加えて中華料理、インド料理がありました。
大抵あるエスカルゴがこの3日間はメニューに無かったのですが、ヘビーリピーターのシンガポール人のスペシャルリクエストで登場。
マニュアル通りじゃない対応も出来る所はホスピタリティの高さを感じました。
アジアに配船されてもステーキダイアン、ラムシャンク、プライムリブの味は変わることなく美味しかったです。
ウェイター&アシスタントの2名体制でのサービスのはずがなぜか初日のみアシスタントしか来ず、隣のテーブルも含めてオーダーもサーブも全てアシスタント。
今までにない対応だったのでアシスタントにも確認しましたが「ウェイターは別のテーブルで忙しいので」とのこと。
サービスが全体的に遅かったのでヘッドウェイターにも一応不満を伝えましたが、アシスタントのレベルの高さとその他の状況から見て船の教育不足というよりは能力の個人差によるもののようでした。
MDR恒例のおもてなしはテレサ・テンの曲を中国語で合唱&Danza Kuduroのダンスでした。
【Chops Grille】
■ランチ(スペシャリティ/ランチ/$21.99PP)
乗船日にランチで利用しました。
Chops Grilleに行くと今日はクローズとのこと。
Giovanni's TableでChops Grilleでのメニューを提供するというので場所を移動。
Giovanni's Tableは窓側ではないのでちょっと残念だったけれども食事の内容は文句無しの美味しさ。
フィレミニヨンはRhapsodyの時と違い予めソースが決まってましたが、こちらもとても美味しかったです。
【Giovanni's Table】
■モーニング
スイート専用のモーニング指定レストランでした。
MDRと比べるとベーカリーの内容が良かったです。
その他のメニューはほぼ同等。
居心地の良さは圧倒的にGiovanniですが、海の景色を楽しめないのが若干のマイナスポイント。
サービスのレベルは高いです。
【ウィンジャマーマーケットプレイス】
料理の種類、国籍色豊かで宗教系に配慮してか、ベジタリアンと豚肉料理が判別できるようになっていました。
かなりゆったりと座席が配置されているせいか混み合う時間帯は席が足りず難民続出。
ウェイター陣は手早く片付けたり椅子を移動したりして対応してくれていました。
清潔に保たれ料理も常に補充され、他の船会社に比べると営業時間は短いけれども内容とサービスを考えると満足度は高いです。
【プロムナードカフェ】
24時間営業のカフェ&軽食コーナー。
ここのピザが美味しくて常に大行列。
サンドイッチやデザートも美味しかったです。
サービス、スタッフ
■全般
ロイヤルカリビアンらしく笑顔の対応はアジアクルーズでも健在。
「Welcome Back」の挨拶とともにクルーズがスタートし、最高の時間を過ごせました。
■ダイヤモンドラウンジ(スイートで利用)
今回はダイヤモンド以上が少なかったためかコンシュルジュラウンジではなくダイヤモンドラウンジがスイート用に開放されました。
コンシュルジュラウンジは9階中央で窓が無いので14階にある窓に囲まれたダイヤモンドラウンジの方が圧倒的に快適に過ごせます。
コンシュルジュ2名、ラウンジ担当ウェイター2名いずれも良く気が付く人でとても楽しい時間が過ごせました。
■ダイニング&ブッフェ
インド人が50%近いという客層でしたが、お国柄ならではの振る舞いにも上手に捌いていました。
(ビュッフェレストランでインド系の方は一つのお皿に色々載せて、席に座らずそのまま立ったまま食事をする方も多く、なかなかカオスな状態になることも多いそうですが、今回はそういう方には空いてる席を見つけて着席するような姿を多く見かけました。)
■キャビン担当
グランドスイートの担当者はインドネシア人の男性。
とにかく仕事が早く完璧に仕上げていきます。
キャビン担当のレベルもスイート客室になると高い人が担当しているのかなと思いました。
お部屋
スイート
■キャビン番号1570/グランドスイート
今回は初めてのスイート利用。
広さは2人でのショートクルーズなら十分すぎるくらいで、2面のバルコニーから差し込む光は明るくて開放感抜群。
ボイジャークラスで一番古い船のため、バルコニーはボトムまでガラスではない仕様ながらも(3船目からグラスボトムバルコニー)思ったよりも海を間近に感じることが出来ました。
預けた荷物は遅くともメインシーティングくらいのタイミングで届くようですが、チェックインが早かったからか今回はスイートだったからなのか13:30のキャビンオープンのタイミングで部屋のすぐ近くに届いていたので自分で回収しました。
■スイート客室サービス
・コンシュルジュサービス
・専用ラウンジ24H利用軽食・スペシャリティコーヒー&ドリンク
(17時~20時半アルコールフリー)
・ミネラルウォーター
・スペシャリティレストランでのプライベートエリア(朝食&昼食)
・バスアメニティ&ピロートップメニュー&バスローブ
・ウェルカムフルーツ&スナック
・シアターでの優先シート
・優先乗下船
・フォーマルナイトのプレスサービス
・メインダイニングメニューのルームサービス
・MDRメニューの事前案内
・リピーターポイント2倍
今回はこのような特典がついてましたが、リピーター特典と被っているものも多くあります。
この中で気に入ったのはメニューの事前案内。
メインを見て気に入ったものがあればMDRへ、そうでもなければウィンジャマーへと事前に決める事が出来ました。
また、今回利用することはなかったのですが、乗船日のランチもウィンジャマーに隣接するチョップスグリルにプライベートエリアを設けていたのでシート探し難民にならずに済むようでした。
大型船の場合は何かと集中する時間帯があるので、プライベートエリアは大変嬉しいサービスです。
■バスルーム
シャワーが集中する時間帯は熱いお湯が出にくいこともありましたが、基本的には湯温、水圧、排水いずれも問題ありませんでした。
エアコンの効きも良く、RCIの船の中でもかなり船齢が高い方に当たるものの思った以上に古さは感じませんでした。
冷蔵庫に関してはミニバー扱いなので温度も13度程度で「キンキンに冷やす」ようにはなっていないとのこと。
ただペットボトルを入れておけばちゃんと冷えてそれほど不便に感じることも無かったです。
船内の施設、アクティビティ
■シアター&StudioB
プロダクションショー、アイススケートショーは11年前と全く同じ演目。(若干演出や衣装が変わる程度)
ただ残念ながらプロダクションショーのMusic in pictureが舞台装置の故障で急遽前夜に出ていたヘッドライナーショーのマジシャンに変更。
マジシャンも素晴らしかったですが、2晩続いてしまったので物足りなく感じた人も居るかもしれません。
私はたまたま前日見ていなかったので楽しめましたが、見た人によると前夜と内容は異なっていたようです。
■Bar
スクーナーバーでは恒例のトリビアやクイズなどが毎日開催されていました。
初日のクイズは参加者が私達しかおらず、用紙を取りに行っただけで「Winner!」と言われました。
他に参加者はいなかったけど最後までやりきって景品(ボールペン2本)を頂きました。
■フローライダー&パークゴルフ&プール
フローライダーは大人気で常に賑わっていました。
プールはむしろ空いている方で、欧米クルーズで見かける「日焼けを楽しむ乗客」はほとんどいません。
■プロムナード
ダンス系イベントは大人気。
参加者も非常に多く、プロムナードを抜けるのも大変なくらいです。
■カジノ
中国語のスロットマシンや中国系のゲームが殆どでした。
マリーナベイサンズやセントーサのカジノはシンガポール人は入場料がS$100かかるので、船に乗って楽しむ人が多いそうです。
■ディスコフロア&プールサイドダンスタイム
インド系が多いということで「ボリウッド」ダンスイベントが開催されていました。
インド人もとにかく踊りまくります。
寄港地での移動や観光についてお聞かせください。
シンガポール
チャンギ空港→マリーナベイクルーズセンターまではMRTを利用。
駅~クルーズターミナルまでは屋根付きの遊歩道を10分ほど歩きました。
Marina bay Cruise center Singapore
https://mbccs.com.sg/
【港】
ドロップオフは各船会社が2階の建物入口手前で受付。(徒歩で来た場合は1階に到着)
2階に両替所あり。
Wi-Fi完備/パスなし。
チェックインカウンターでセットセイルパス、パスポート、登録するクレジットカードを提出し、顔写真を撮影したらシーパスカードを受け取って終了。
健康に関して口頭での質問がありました。
早めにチェックイン可能で、イミグレーションオープンまではその場で待機となります。
乗船時にパスポート回収あり。
下船前日に新しい出入国カードとともに返却されます。
日本人の説明会に参加される場合はその際に。
それ以外は指定の場所に指定の時間に受け取りにいかねばなりません。
万事緩やかで時間にとらわれないインドの方はいつまでも呼ばれていました。
+++++++++++++++++++++++
下船後、タクシーでセントーサのユニバーサルスタジオへ。
ノーマルタクシーでS$15/15分。
リムジンタクシーだとセントーサまではS$55でかなり割高ですが、建物を出てすぐの所で「タクシー?」と聞いてくるので注意が必要です。
普通のタクシーは建物の外に近い方で大きく案内が出て並んでいます。
USS→チャンギ空港はタクシーでS$27/25分でした。
ペナン島
無料バスを利用してGAMA百貨店を中心に散策。
屋台、プラナカン様式を散策し、マレーシア土産をスーパーで購入。
客引きがかなり多く、港~バス停までは横断歩道もなく気合で渡るしかないので気を付けましょう。
ペナンクルーズターミナルはWi-Fiなし、両替所、インフォメーション、ちょっとしたお土産屋さん程度の施設です。
http://penangfoodie.com/penang-cat-free-shuttle-bus/
↑ノースアップで非常にわかりやすいバスルートマップ。
↓なぜかノースアップじゃなく、リンクしてるところもかなりわかりにくい観光局公式のルートマップ。
http://www.tourismmalaysia.or.jp/region/penang/busmap.html
予約・手配に利用した事業者の対応や利便性はいかがでしたか?
相変わらず港情報が不足。
予約~乗船までの間に公式ウェブサイトが大幅リニューアルとなりましたが、リンクが切れてしまっていたり不具合が目立ちました。
また、RCI米国サイトも大幅にリニューアルし、チェックイン画面も大きく変わっていますがMIKIの案内は古いバージョンのままです。
慣れていない人にとってはかなり不親切だと思いました。
質問メールへのレスポンスは早くて助かりました。
MIKIが手配して乗船している日本人コーディネーターの方はレベルがとても高く、案内やトラブル対応も迅速で的確。
24時間電話対応してくださり、個人的なトラブルにも全て対応してくれているようでした。
添乗員付きではなく、個人で乗っている方にとっては、このようにしっかりした方が船に乗っているというだけで安心感が得られると思います。
今後も様々なエリアで日本人コーディネーターを乗船させて欲しいくらいです。
今回のクルーズは、どのような方にオススメですか?
週末をはさんだショートクルーズをたくさん出しているのでお休みがとりにくい現役世代にお薦めですが、船の施設が充実しているのでファミリーにもお薦めです。
シアター、ラウンジなどでは50年代~80年代と幅広いラインナップを生バンド演奏で楽しむこともできるのでシニア世代にもお薦め。
とにかくみんなにお薦め。
ほかのエリアとは違いインド系&中国系(シンガポール人を含む)が非常に多いクルーズですが、アジアの様々な国を一度に楽しめるオリエンタルクルーズとして楽しめる方には向いていると思います。
服装も緩やかなので肩肘張らず、ただ純粋に船を楽しむ人向けだと思います。
インド系、中国系にちょっと壁を感じる人にはかなりハードルが高いかもしれませんが、スイート利用でラウンジ&スペシャリティレストランをメインに使う方法でしたらエネルギッシュなパワークルーズの影響はさほど受けないかもしれません。
本場のアジア料理を楽しんだりマッサージを楽しむもよし、とにかくいつでも直行便でお得な価格でシンガポールまで飛べるので「今、無性に船に乗りたくなった!」という人にお薦めです。
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