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クルーズマンズではじめよう
クルーズ航程
- 2018/04/28 — バルセロナ
- 04/29 — パルマ・デ・マヨルカ(マヨルカ島)
- 05/01 — マルセイユ
- 05/02 — ラ・スペツィア
- 05/03 — チビタベッキア(ローマ県)
- 05/04 — ナポリ
- 05/06 — バルセロナ
CERTIFIED ms. krn's 12th time voyage
2018-04-28 カップル・ご夫婦で 海側キャビン 11
世界最大の新造船で2周目のクルーズが丁度GWに当たってたので、初クルーズの西地中海クルーズとほぼ同じコースでしたが、結婚10周年クルーズということで決定しました。
船の就航日が早まり、実際には4周目でしたがまだまだ処女航海気分。
船内ではバルーンドロップなどのイベントもあり、新造船ならではの楽しみもありました。
カジュアルクラスとは思えないほどの料理の質の高さ。
ここ数年でロイヤルカリビアンの食事はぐんと腕をあげてきたと思います。
ウィンジャマー、パークカフェ、ダイニング、スペシャリティ、どこをとっても美味しく首をひねるような味は一切なかったです。
ただ、ある情報によるとヨーロッパエリアでのロブスターの提供はRCIではしていないそうです。
有料ですがとっても立派なロブスターが用意されています。
残念ながら教育不足で未熟なスタッフが多かったです。
新造船だからなのか、巨大船が次々就航しているから追いついていないからなのかはわかりませんが、残念なところが多々ありました。
ただ、全体的には笑顔で気さくで親切なクルーが多く満足です。
未熟だと思った点は
・料理、素材についての知識がない(見慣れない果物などの説明が出来ない。名前を知らない)
・スペイン発着は船内でもスペインのVAT対象となるが、免税書類についての回答がまちまち
・BOGOなどの割引処理がされないことも
たまたま運悪く、質の悪いウェイターに当たってしまった事もあり本人にもサーベイでもクレームを言いましたが、ちょっと媚びるような態度も見受けられ少し不愉快にも感じました。
ただそれ以外は素晴らしい人達ばかりです。
サービスに関してはRoyalIQからRoyalAppにアプリが変わりましたが、機能が減り、まだスタートしたばかりということもありエラーが多く、クルーズプランナーで予約したものが反映されなかったり、反映されてたのに消えたり、そもそも起動しなかったりとエラー続きでした。
TVで出来た同意書も出来なくなり、MyTVと呼ばれるサービスで確認できるのはFolio程度です。
レストランの混雑状況やメニューのチェックは一切できませんでした。
TVのチャンネル数もぐっと減ってましたが、これはもしかしたら米国航路と欧州航路での違いがあるかもしれません。
海側キャビン
広くて清潔でシンプルな色合いで快適でした。
初日にスーツケースが届かず、同じフロアの別の部屋の前に届いており、自分で運ぶ羽目になったのが唯一の欠点ですが、部屋、バスルームに関しては文句ないです。
基本的に他の船とほぼ同じです。
アルティメットアビス、パーフェクトストームなど、ハーモニーから登場した設備がシンフォニーにもあります。
アビスもフローライダーもジップラインも全く並ぶことなくやりたい放題なのは意外でした。
ショーのレベルはさらに上がっています。
アクアシアターのHiroでは日本人も活躍されています。
アクアシアター以外の大規模な演出があるのでオアシス&アリュールとはまた違った楽しみ方が出来るのがハーモニー&シンフォニーだそうです。
シアターのHairsprayは以前オアシスでやっていた物とは演出が変わっていました。
StudioBでのアイスショーは2種類。
ストーリー性も高く、ドローンやプロジェクションマッピングなどの最新技術をふんだんに使った演出は見事です。
StudioBでのレーザー銃での対戦なども大人にも子供にも大人気でした。
Central Parkはプールデッキの次に人気の場所でいつも人が集まっています。
Park Cafeの食事もとても美味しいので人気のエリアでした。
オアシスにはなかった足元がガラス張りの海にせり出したデッキや、ウィンジャマーに続くピアノの鍵盤の階段など、あちこちに遊び心満載の素晴らしい船です。
バルセロナに前泊し、翌朝はT-10を購入しEncants Mercatへ。
その後、チェックアウトしスーツケースを持ってランブラスをコロンの塔まで歩き、港に出ているマーケットを回ってからDuana de Barcelonaの裏手にあるバス停よりTerminalBへ。
バスチケットは乗車時に車掌または運転手から直接購入。
船の名前やターミナルを言えば連れて行ってくれます。
料金は3ユーロ/1人。
ターミナルA→B→Cの順番で停車。
スーツケースは車内に置くところがありました。
下船後、港の入り口で現地のバス会社からシャトルバスのチケットを購入。(往復10ユーロ/1人)
港~パルマデマヨルカ大聖堂向かいの海沿いの道で運行。
最終のバスは14:45(最終乗船時間17:30、出港18:00)とかなり早め。
市バスの利用も考えたが、本数が少なく船~港入り口までも15分ほど歩くことになるので断念。
船~パルマデマヨルカ大聖堂まで徒歩で行く人も見受けられたが、大体片道1時間弱とのこと。
寄港日が日曜日だったため、大聖堂は休館日。
ただ、ミサが行われその際扉の近くにいたら中に入るように促された。
入場料は取られなかったが、ミサ中は途中で出られる雰囲気もなかったため1時間出席。
ガウディが設計し修復したと言われる天蓋はミサ中は明かりが灯り非常に幻想的。
ミサが終わった後は明かりは消されてた。
その後、観光客がどっと押し寄せていたので(有料だった模様)もしかしたら寄港日は日曜日でも入館できるのかもしれない。
バルデモッサ等に行くバスも日曜日は極端に少なくなり、帰りのバスの時間も意外と早いので旧市街を観光して終了。
パルマデマヨルカはバルセロナに比べると物価がかなり安いので、美味しいピンチョスやワインを飲むのがお薦め。
船~旧港への船会社のシャトルバスは往復18ユーロ/1人(シーパスチャージOK)
かなり強気の値段だがこれ以外の手段は公共のバスしかなく、本数も少ないためお勧めできない。
しかも入港日が5月1日のメーデーにあたっていたため公共バスは運休。
往復8ユーロ/1人の観光トラムが2路線あり、ノートルダム・ド・ラ・ガルド大聖堂を利用。
海沿いの道を走り、英語、スペイン語での観光案内付き。
モンテクリスト伯の牢獄のモデルともなったイフ島の説明もあり、島を一望しながら大聖堂を目指すルートで道中も楽しめた。
トラムは10分おきに運行。
旧市街では大掛かりなデモが行われていたため、港周辺のレストランやマルセイユ石鹸のショップを回り観光終了。
最終バスの時間は16:45(最終乗船時間17:30、出港18:00)
シャトルバスはひっきりなしに来るので待ち時間はほぼなし。
船~ターミナルは無料のシャトルバスが運行。
ターミナル~ラ・スペツィア駅までは往路は徒歩、復路はバスを利用。
往路はVia del Prione(プリオネ通り:歩行者専用)を歩きおよそ30分。
ラ・スペツィア駅~リオマッジョーレ駅までは片道4ユーロ/1人。
券売機は英語表記&クレジットカード利用可。
必ずバリデートして乗車。
下車口でチケットのチェックをされた。
天気が悪かったので一か所しか行かないつもりで都度購入したが、天気が良くチンクエテッレをすべて回るならチンクエテッレカード(鉄道付)がお薦め。
電車は遅延していたが概ね時刻表通り。
[チンクエテッレエクスプレス時刻表](http://www.cinqueterre.eu.com/images/stories/Cinque-Terre-train-timetable.pdf#search=%27Cinque+terre+express+timetable%27)
鉄道付ではないチンクエテッレカードを見せてギャーギャー喚いてたけど結局ペナルティを払わされていた某国女子3人組がいたけど、そういう輩が多いから検札が厳しくなっているのかもしれません。
ラ・スペツィア駅のバス乗り場は、駅を出て左前方へ進み階段を下り、目の前の横断歩道を渡り、Hotel Aurora1階にあるBar Parmaでバスチケット購入。(1.5ユーロ/1人)
店を出て右手に進み一つ道を渡るとバス停があり3番バスに乗車できる。(Via Fiume/フィウーメ通り)
ターミナルの下車ポイントはViale Mazzini/マッジーニ通りのComuneバス停。
Piazza Giuseppe Verdiのバスターミナルの次。
左側に丸い教会が出てくるのでわかりやすい。
ターミナルからの乗車ポイントは丸い教会のすぐ前のVia Vittorio Veneto(ヴィットリオ・ヴェネト通り)。
こちらも近くのBarでチケットの購入可能。
乗車したらバリデートを忘れずすること。
バスを利用するとターミナル~駅間はおよそ5分。
バス停、徒歩ルート等は以下参照
[ラスペツィア港~ラスペツィア駅までの徒歩ルート&バス停](https://drive.google.com/open?id=18zhgeMiARN6FTXaMeSZfzlpb-jTwRhh1&usp=sharing)
船~港入り口までは無料のシャトルバス。
港~チビタベッキア駅は片道2ユーロ/1人の公共バスを利用。
チビタベッキア駅ではBIRG(近郊路線&ローマ内トラム、バス、地下鉄乗り放題)を12ユーロで購入。
駅窓口が混んでる場合は、右手の扉を入ってすぐ右側の観光案内窓口でも購入可能。
券売機でのBIRGは不可。
購入したらバリデートをし、表の券面に日/月/年の順番で生年月日を記入することをお薦め。
往路はRoma Ostienseで下車、719番バスでテスタッチョ市場へ行き、3番トラムでトラステヴェレ地区へ。
トラステヴェレを散策し、8番トラムでRoma Trastevere駅からCivitavecchia駅へ。
クルーズ船の大半の乗客はまずはバチカンへ向かうため、Roma San Pietroで下車する。
ローマの有名観光ポイントは行ったことがある人にはこの地区がお薦め。
港を出てヌオーヴォ城、サンカルロ歌劇場(11時半、15時半に英語でも館内ツアーが7ユーロで開催)、プレビシト広場を抜けキアイア通りへ。
Pizzeria Brandiでランチをし、そのままキアイア通りを東へ。
Ponte di Chiaiaの階段を上り(エレベーターあり)、Via Giovanni Nicoteraジョヴァンニニコテラ通りを北上。
Faculty of Arts University Suor Orsola BenincasaからCorso Vittorio Emanuele通りまで出てさらに北上。
Chiesa di Santa Lucia Vergine al Monte教会付近からのナポリの景色は港も火山も含めて絶景。
そこから階段を下り、Galleria UmbertoⅠを通り観光終了。
治安が悪いと言われているナポリでも観光客が少ないエリアではスリなども少なく、日中なら自由に歩ける。
人が多く集まる場所ほど注意。
新造船だったためか規定日を過ぎてもショーの予約がオープンにならず、こういった場合は通常どのような流れになることが一般的かと問い合わせたところ本社へ問い合わせるでもなく「新造船だからそういうものだ。毎日チェックしてくれ。(つまり自分でやれ)」との雑な回答で非常に残念。
もう少しCSを意識したビジネス文書を学んでほしい。
手配についてはただの申し込み窓口なので何も期待していない。
米国の公式サイトで必要なものは全て登録及びプリントアウトできるので、総代理店などの存在価値を全く見いだせない。
せめて寄港地や港の情報が常に最新のものが集まっているならいざ知らず、全くブラッシュアップされ無いままなのであまり意味がない。
サービスはそこそこでも食事やショーに期待している方、大型客船に乗ってみたい方、アクティブ派の人、自力で観光する派の人にお勧めです。
MSCやCostaに比べると同じカジュアル客船でも割高なRCIですが、飛行機で言えばエコノミークラスのMSC&Costa、RCIはプレミアムエコノミーといった感じでしょうか。
食事とショーは秀でていると思います。
また、停泊時間も他の二社に比べてかなり長いので個人観光するにはもってこいです。
とても楽しい船なので船内で遊ぶことも忘れずに。
寄港地では長い時間を有効に生かしてゆっくり観光、疲れを残さないように船に戻り、今度は船で思いっきり遊ぶ!
たった7~8日のクルーズでは遊び尽くせないので何度も乗ってほしい船です。
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