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クルーズマンズではじめよう
CERTIFIED mr. kushiro's 14th time voyage
2015-03-03 0 77
新しいQEの2回目の来日である。前年の2014年には横浜からシンガポールまで行ったので、今回はシドニーから横浜までのコースを選んだ。現実は横浜着とはならず、神戸下船となった。
その訳は後述します。
シドニー~横浜は日本人乗客の事を考えてくれているのかと言えば、ちょっと違うのではないかと思います。確かに、シドニー、ラバウルは良かったが、このコースの選択に当たって、妥当であったかと聞かれると、甘さがあった様に思います。
シニア30ドルの"hop on hop off"バスがお勧めです。スタート地点をクルーズターミナルから近い"Circlurar Quay" とし、”Central Railway Station" で乗り換える様に組めば、Sydney コースとBondi & Bays コースの療法を利用する事が出来ます。
機の赴くまま、公園と市街地を散策するとよい。お土産屋にはニュージーランドと同じように、プロポリスを売っていた。
グレートバリアリーフを選んだが、期待した程のものではなかった。大小を気にせず、サンゴ礁の美しさで対比すれば、日本の方が上である。
島民の人達と”ラバウル小唄”を合唱する事が出来、大感激した。白人の方々は一体何事が起きたのかと言った風情であった。
ラバウル航空隊の跡地は完全に火山灰の跡地になっているが、日本人として、一度は訪れて見たい所です。
(1)航空券手配は往路のみ
スクート航空を選別し、成田からシンガポール経由、シドニーまでの航空券(TZ2-1,TZ3)を手配して貰った。
(2)豪州観光ビザETAS の取得を必要とする
米国のESTA と同じように厄介な面があるが、全てのサービスをお願いした。
世界一周の途上にある中で、我々は区間乗船の形態をとったものでありますが、その事をあまり気にする事はないと思う。世界一周が可能な乗客はロンドンとニューヨークから乗船した人に限られている。定員2,100名に対して600名程度に過ぎないからである。
従って、区間によって、乗客数に凸凹が出来てしまう。一番混むのが日本(横浜、神戸、大阪のいずれか)からシンガポールまでの区間であり、その次がシドニー~日本と言う事になるらしい。サンフランシスコ~ホノルル~シドニーは閑古鳥が鳴いている。シンガポールを出て、サザンプトンに帰る間も乗客がガタっと減少するとの事。QEが日本に来てくれた事は有難かったが、結果的には2019年から世界一周はやらないと言う事になったらしい。
横浜港に入る事が出来ず、神戸港に急遽変更になった事について、以下に述べます。
3月12日の夕方、ラバウルを予定通りに出航しましたが、その頃、赤道を挟み、北側に台風3号(バービー)、南側にサイクロン「パム」が発生していました。パムはバヌアツに抜けたものの、QEの行く手に台風3号が待ち受ける形になったのです。その結果、QEは予定通りに横浜港に入港する事が出来ず、急遽、神戸港に変更になったのです。
船長が乗客に対し、アナウンスしたのは、14日午前10時でした。変更となった結果、船側が新神戸・東京間の新幹線料金とスーツケース運賃を負担してくれました。このような事があった後、QEは横浜大桟橋を利用しなくなったのです。
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