非日常のクルーズ旅行をもっと身近に。
クルーズマンズではじめよう
クルーズ航程
- 2019/09/29 — バンクーバー(ブリティッシュコロンビア州)
- 10/01 — ジュノー(アラスカ州)
- 10/10 — 釧路
- 10/14 — 横浜
CERTIFIED ms. merko's 13th time voyage
2019-09-29 カップル・ご夫婦で 2
憧れのホランドアメリカの船で太平洋を渡って地元横浜に入れる、というのはとても魅力的でした。
クルーズ船に乗り始めた頃に寄港地で見たホランドアメリカの船は重厚で豊かな感じを放っていて、憧れていました。
あちこちに寄港すると終日航海日も何だか忙しく、ゆったり船旅をまだ味わっていないな、と感じていました。
何度もクルーズ船に乗っているという方がホランドアメリカとアラスカクルーズをすごく良かったと言われていたので、乗ってみたいと思いました。
一皿の量が多過ぎず、アジア風のメニューもあったりでレストランでのお食事が続いても胃がもたれる心配はありません。
ダイニングでは二人席をリクエストしていたのに6人テーブルでしたし、乗船2日目のガラナイトは、とても慌ただしい雰囲気で不安でしたが、その後はウェイターも真摯に対応してくださったし、メニューもバラエティに富んでいて楽しめました。
朝食では二人席のリクエストが登録されていたようで、いつ行っても二人席に案内され、のんびりいただくことができました。
デザートはあまり期待しない方がいいかもしれません。でもビュッフェレストランのブレッドプティングはとても美味しかったです。
朝はお粥コーナーもあり、よくいただきました。
超大型の台風が来る、というのでどんなに厳しい航海になるのかと不安でしたが、函館を抜港し、日本海をぐるっと1日かけてまわって横浜に入港させる、という船長の英断に脱帽でした。
そんな船長の元でお仕事しているスタッフですから、皆さんとても良い感じでした。
夜中にバルコニーから見たアラスカの星空はこの旅行の一番の思い出。バルコニーがあって本当によかった。
クローゼットも広々しているし、ベッドの下に引き出しもついているので部屋はすっきりと片付きます。
バスタブもあったので、のんびりお風呂も楽しめました。
ウッドデッキや木製ベンチ、タータンチェックのブランケット、生花の装飾や落ち着いた内装、成熟された良さを感じました。
朝の太極拳はほぼ毎日参加しました。太極拳の奥深さに少し触れられて、興味が湧きました。
夜はリンカーンセンターでクラシック音楽を聴いて、シアターでショーを観て、お酒をいただきながらビルボードライブのピアノ弾き語りを聴き、BBキングでダンスミュージックを聴く、という毎日でした。もう少し他の感じのピアノバーとかがあってもいいのにと思いました。
ショップは少しですがXSサイズの洋服も売っていました。
10階のオブザーベーションルームは広々としていて美味しいコーヒーがオランダ陶器のカップでいただけるし、図書コーナーには日本人の置いていった日本語の本もあるしで、好きな場所でした。
ただ、公の場所なのに、一部の手芸とおしゃべりが好きなおばさま方が景色も見ないのに1番景色のいいいい席を毎日朝食後から昼食前まで予約のようにとって占領していた上、本当は静かな所なのに騒がしくて困りました。
トイレはどこもいつもきれいでした。
Sea view poolとジャグジーはピンポンテーブルに比べると空いていてのんびり楽しめます。その時はスパのシャワー&更衣室を使いましたが、清潔で眺めもよかったです。
有料のピラティスクラスをとったら、私とかなりシニアのおばさまの二人だけを相手に感じの良いインストラクターが結構厳しいエクササイズを指導してくれました。日によっては混んでいたらしいのでラッキーでした。
9月下旬でしたがダウンジャケットにマフラーを巻くほど寒かったです。
ウォーターフロントは最高のお散歩コース。
蒸気の時計塔があったり、昔からの建物も魅力的な街でした。
ショッピングエリアもレストランも全て港から歩ける距離です。
ウォーターフロントのカフェで朝食を、と思っていましたが意外に物価が高くてびっくり。それと、寒いのに物乞いの人が多かったのも意外でした。
下船してすぐある案内所でメンデンホール氷河に行くバスの券を購入し、荒っぽい感じだけど、しっかりしたガイドをしてくれる運転手に連れられてメンデンホール氷河へ。
寒い雨降りの日だったのでビジターセンターだけでもよかったのだけど、遊歩道を歩いて近くまで行きました。雨でも行ってよかったです。迫力満点!
ジュノーの街に戻り、お土産屋さんの連なる通りを散策、翌日のクルーズ船入港で観光シーズンが終わる、ということで、お土産物もセールをしていたりでした。
最後に名物のアラスカンキングクラブを食べに有名店へ。下船直後は大混雑だったお店も夕方寄れば空いていました。品切れになる心配もなさそうでした。
9日間の航海を経て皆が待ちに待った日本の寄港地が釧路。いきなりスクラップの山が目の前にある淋しい港に入港…
入国審査のセッティングに時間がかかり、日本のパスポート保持者は朝食を取る時間もままならないような早朝に集合でしたが、相当待たされました。外国人はもっと待たされた様子。
下船すると地元の方達がたくさん歓迎してくれて、地図や観光案内を詳しく教えてくれます。
無料シャトルバスでフィッシャーマンズワーフまで。
もらったガイドブックを見ながら元町地区散策へ。どこに行ってもほぼ人は歩いていない上、人が住まなくなった住宅があちこちに。おまけに元町MAP の表紙を飾る風情ある踏切りを訪ねようと行ってみたら、踏切どころか線路まで剥がされていました。
灯台や米町公園の展望台も寄って石川啄木資料館を見て、ぬさまい橋を渡ってお寿司屋さん八千代本店へ。
美味しいお寿司を堪能しました。
釧路駅に向かう途中で大きなお菓子屋さん浦田菓子舗でお土産を購入。詰め合わせを買いましたが、どれも美味しかったです。
駅のお土産屋さんでもまりも羊羹や丹頂鶴の卵など、お菓子やら工芸品の鶴の箸置きなどいろいろと購入。
(その後函館が抜港になったので、ここでたくさん買っておいてよかったです。)
いかにも観光市場だろうと期待していなかった和商市場へ行ってみたら、クルーズ船で一緒だった外国人がたくさん!安価で新鮮な魚介類をその場でいただけます。市場の人もとても親切でお茶屋さんが無料でお煎茶を入れてくれました。そこで出し昆布やらいろいろ購入しました。
最後のバスの30分以上前にシャトルバスの停留所に着いたら長蛇の列。出港が遅れるんじゃないかと思うくらい皆待たされて船に戻りました。待ちくたびれていた外国人をたくさん見ました。
港に戻ると出店があったり歓送イベントで歌を歌っていたり。外国人は日本の港での歓送迎イベントに感激していると言われました。
きれいな夕陽を見ながらの出港でした。
あいにくの雨天でした。
ずっと航海でしたので、外国人から横浜について聞かれることも多く、遠出できない方には三渓園をお勧めしたのですが、雨だったのでどうしたのかな?と思っています。
カップヌードルミュージアムもよく紹介されているので、機会があれば行ってみようと思います。
バンクーバーへ行くのは自分達で手配する事になるので、カナダ入国に必要なeTa に関する情報等は無いので要注意です。
終日航海の日が好きで、日常から逃れてゆったりしたい人に
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