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 CERTIFIED mr. minamiku's 21th time voyage

10 nights / 11 days, one-way from Callao (Lima, Peru) to San Antonio

 2025-01-23   カップル・ご夫婦で   海側キャビン  1

4.56
アメリカ在住の2001年、マイアミ発の西カリブ7泊8日カーニバルトライアンフでの家族旅行が初クルーズ。当時小学生だった末娘も今や独立、夫婦二人の旅行はクルーズがメインとなり、乗船実績は10回を超えました。最近は寄港地に加えて船で選んでいます。新しい船はポッド推進機採用により旋回性能が飛躍的にアップしており、港の中での入出港取り回しを見るのが楽しみです。

Photo: Lima Callaoの商業港に停泊中


クルーズ航程


なぜ、今回のクルーズを選ばれましたか?

未乗船で、チャンスが有れば乗りたいと思っていたAzamaraが、南米ペルーのリマからチリのサンチアゴまで南下する航路をとてもリーズナブルな金額まで値段を下げて提供していたこと。フライトもLatam航空がNYからリマならびにサンチアゴとの間で直行便を飛ばしていたこと。この二つが重なり、時間を有効に使って南米クルーズが出来るチャンスだと思ったため決めました。また、大型船の喧騒に少し疲れてきており、Seabournで中型船に乗り、次は小型船だと思っていたことも大きな要因です。



実際にご乗船されていかがでしたか?評価とご感想をお聞かせください。

  お食事、ダイニング

とても満足

オールインクルーシブのラグジュアリー船としては、破格の値段設定での提供でしたが、その分少しだけ食材の質が落ちていたのかなと言う感じでした。しかし、プレミアムクラスと比較するとやはり、ラグジュアリー船としてランクの差は保っていました。その意味では限りなく5つ星に近い、4.7ぐらいです。飲み物もすべてクルーズ代金に入って居ますので、気兼ねなく何でも注文できたのもありがたい。ただ、此方もSeabournと比較すると、少し安いワインが多く物足りなさが残りました。船内でも支払い値段を上げて、Seabourn、Viking、Sliverseaなどを選ぶべきか。コストパフォーマンスとして十分すぎるこちらを取るか。議論が良く出ていました。

  サービス、スタッフ

とても満足

此方も食事と同じで、ラグジュアリー船として見ると、お客さんを待たせたりするところなどは少し落ちるかなと言う感じはありましたが、全般的に、乗船客660人対して、400人のスタッフでカバーする、乗客一人当たりのスタッフ比率は手厚いと感じました。大型船も小型船も航行に関わる乗組員の数はそれほど変わりが無いと思われるので、ホテルスタッフ、エンターテーメントスタッフは、大忙し多だったと思います。こちらも限りなく5に近い4.7星と言う所です。クルーズディレクターが一番歌が上手くパフォーマーとしても逸材でした。レストランも、何時も待つことなく出来るだけ良い席を準備する姿勢は好印象でした

  お部屋

  海側キャビン

満足

船は、RenaissanceのRシリーズですから、2000年建造で25年目に入る船です。どうしてもレイアウトなど古さは否めませんが、きれいにリノベーションされており高級感のある内装ならびに、錆もほとんどなく構造物しての船に25年のに古さは感じません。ただやはり、客室の狭さが時代を感じさせてしまいます。そのポイントが唯一減点ポイントです。

  船内の施設、アクティビティ

とても満足

忙しい行程での10泊11日ですが、実際にはリマのカヤオに2泊と、チリのサンアントニオに2泊しますので、残り6泊の中で、4日で4ヵ所の寄港と2日のSea Dayはバランスよく組まれていた印象です。音楽を中心としたエンターテーメントに、水彩画クラス、天文学の専門家による講義、ジム・エクササイズプログラム。加えて、ダンスレッスンやカラオケなど参加型アクティビティも多く充実していました。船内の施設は25年の船齢を感じさせない見事なメンテナンスとリノベーションで、小型船ながら充実した施設を持っていました。長期クルーズが主なので選択のニーズは高く、無料のランドリーが洗濯機乾燥機で6セットありました。こちらも効率的に機能していたように思えます。カジノをなくしてパブと歓談の場が多く設けられているのも魅力的です。最近は探検船の小型船が多く就航していますが、このような小型のオーシャンクルーザーは貴重に成りつつあるので、もう少し頑張ってもらいたいと思います。


寄港地での移動や観光についてお聞かせください。

  カヤオ(リマ)

満足

飛行機でリマの空港に夜遅く入り、ホテルに1泊。翌日は、ホテルに荷物を置いたまま、自ら予約したシャトルバスでミラフローレンスに行き、徒歩で歩ける範囲を観光しました。少し遅い昼食を友人から紹介してもらっていたシーフードレストランで取ったあと、予約していたタクシーでホテルを経由して荷物を取ってでカヤオの港に入りました。カヤオ港は大きな商業港であり、クルーズ船用では無いため、港と集合場所の間をシャトルで行き来をします。我々はタクシーを事前に予約しており、タクシーにクルーズポートであることを伝えていたため、運転手が良く知っており事なきを得ましたが、シャトルバス乗り場は港入り口からやや離れており、知らないで時間が押して来たら焦った人も多かったと思います。港周りの治安は良いとは言えませんので、移動手段は事前に準備しておく方が無難だと思います。シャトルバス停泊地を写真に上げておきますので参考にしてください。翌日は同じくシャトルバスでポートを出て停車場でUberを呼びました。なかなか来てくれなくて、その間のタクシーの客引きはかなり強烈でした。2日目はゆったりとリマの旧市街を歩いて観光し、無理のない時間で再度Uberでシャトル乗り場に戻りました。大都会ですので2泊の日程は好ましいと感じました。

寄港地観光:自分で 移動手段:バス・電車・タクシーなど  移動時間(片道):30分未満  移動費用(片道):2,000~3,000円

  ピスコ

満足

ピスコからはナズカの地上絵を見るツアーを事前にアレンジしておりました。ピスコ空港から直接地上絵を見て、そのままフライトでピスコ空港に帰るツアーで、時間を有効に使うつもりでしたが、なんと、ピスコ空港ではなくナズカ空港まで車で行くことに成り4時間30分かけて到着。そこから地上絵上空を飛び、そのままフライトでピスコに戻りました。下船後いきなり話が異なることで面食らいましたが、キャンセルするぐらいなら自動車で行くと腹を括りました。片道ですが、4時間半を運転手を入れて、KIAの小型車に5名詰め込んで行く羽目になるとは予想外でした。$370のツアーを$100リファンドすると言っていますが、未だ戻っては来ておりません。ピスコ空港からナズカを目指される方要注意です。
地上絵は、「なるほどね。」と言う感じで、「凄い」と言う感動もないですが、「大したことない」ということにも成りません。「成る程これが有名な地上絵か。確かにな。」という印象を受けました。それに加えて辛い道中でしたが、逆に砂漠を間近に見ることが出来て、そちらの印象的でした。

寄港地観光:旅行代理店のパッケージ

  アリカ

とても満足

アリカではレンタカーを借りて、世界最高地にあるチュンガラ湖を目指しました。片道200㎞弱で交通量が必要に少ない幹線道路ですの3時間30分あれば十分との説明を受けて、東に進みました。チュンガラ湖は海抜4500m越えたところにあるので、高山病対策準備を可能な限り行って出ました。具体的には2日前から、アセタゾラミドを服用開始、前日から断酒、当日は、オキシメーター持参して、水ボトル2本に酸素吸引缶を2缶用意して出ました。ところが、7割ぐらいの行程が進んだ所で、がけ崩れの道路工事を行っており、片側通行。長時間待たされた後、バスの後ろを走っていたら、バスに隠れていた落石を踏んでしまいパンク。すでにかなりの高度に登っており、手足のしびれが来ているところで片道通行の崖の道で、車を橋の寄せてのタイヤ交換はかなり苦労しましたが、何とかなりました。しかし、代償として高山病の症状である、頭痛、息切れ感が出てしまい、なんとも苦しい状態に。行程的には7割進んでおり、道も良くなり始めていたので、そのまま強行する中で、最初は深呼吸と水確保でオキシメーターの値を80以上に保つことが出来ましたが、加速度的に苦しくなってきたことから、酸素缶登場。吸えばオキシメーターの値が直ぐに反応。しかし到着前に1缶を消費。それからは時間遅れで出てくる症状と、酸素缶の残量の戦いでした。パリナコータ山とチュンガラ湖の素晴らしい景色は目に焼き付けたものの帰路に不安を残す状態になりました。酸素缶と水はほぼ使い果たし、後は深呼吸で血中酸素を維持するしかなく、帰りの片側通行のところまできた時には瀕死状態でしたが、どうにか片側通行を抜けて、高速で下山出来るようになると、高山病も山を越えた感じがしました。同行した家内は割と平気で私に合わせて深呼吸をすることで酸素濃度が維持出来ており、結局酸素缶は2缶とも私の肺に消えて行きました。苦労した分景色は素晴らしく、行ける人は行ってみてください。と言いたいところですが、甘く考えると一大事に繋がりますので、慎重に判断ください。バスツワーもあるようですが、団体行動はさらに状況を悪くすると思われます。一番大切なことは水分補給であることが、かなり降りたところの道端の売店で水を買って飲んでみて判りました。トイレを我慢するばかりに、水をボルト2本(一人500ml)に減らしたことが多分一番の原因だと思います。
アリカの町は小さい街でしたが2,市が特別に2月末に行われるフェスティバルを模擬した催しをAzamaraの乗客のために用意してくれました。それぞれに100人ぐらいにチームが、チリだけではなく、ペルーやボリビアなどから合わせて20組近く揃い、ストリートダンスパフォーマンスを2時間半ぐらい連続で見せてくれたのは圧巻でした。

寄港地観光:自分で 移動手段:その他  移動時間(片道):90分以上  移動費用(片道):4,000~6,000円

  イキケ

満足

古くは硝石鉱山の積出港としてにぎわったであろうイキケの街は、今は割とひっそりとした感じでした。港の南側は、サーフィンで有名な海岸があり、北側は漁港と帆船軍艦のエスメラルダ号の復元したものが博物館となっていました。漁港はシーフードレストランが集まり、にぎやかで、その場でさばいた魚のあらを海に捨てるため、カモメやアザラシ、アシカが集まり、野生だと言うのに丸々と太り色つやの良いカモメと、怠惰なアザラシを見ることが出来ました。

寄港地観光:自分で 移動手段:船会社等のシャトルバス  移動時間(片道):30分未満  移動費用(片道):無料

  アントファガスタ

普通

アントファガスタもイキケと同じく硝石産業で潤った街の様で、現時点でもサンチアゴに次いで第二の都市との説明でしたが、イキケとよく似た感じで、漁港の魚市場は、こじんまりとしており、早々と船に戻り、ホワイトナイトの準備にかかることにしました。

寄港地観光:自分で 移動手段:船会社等のシャトルバス  移動時間(片道):30分未満  移動費用(片道):無料

  ラ・セレナ(コキンボ州)

とても満足

コキンボは何も期待しないで降りたのですが、街の正面にそびえたつ、Cruz Del Tercer Milenioを見たら登りたくなり、観光案内書で道を確認して、20分ほどかけて丘を登りました。途中の道路が、両サイド朝一に成っており、野菜と果物がメインで魚屋と雑貨が少しだけでしたが、スペイン語の掛け声よろしく活気のあるストリートマーケットでした。マーケット通りを抜けるて左に曲がり坂道を登ったところが、Cruz Del Tercer Milenio。多少入場料はかかりますが、十字架の上から見るパノラマは絶景ですので是非お勧めします。完成が2001年ですが、工事の写真も展示してあり面白いです。その後は、次に目立つMohammed VI Mosqueに向かいました。こちらも歩くこと20分ぐらいですが、下り坂になるので多少は楽。このモスクはモロッコの資金提供で建てられたようで、モロッコ国旗がはためいていました。最後は海岸線に降りてお決まりの漁港ですが、此方には海賊船を模した観光船が有り、魚屋さんもレストランも、イキケやアントファガスタの3倍以上の規模で、とても賑やか。各魚屋さんが趣向を凝らしたセビーチェを売っていましたが、衛生的に少し不安になる状況だったので、我々は海賊船乗り場近くにレストランで、シーフードスープといわゆるフィッシュ&チップスを食べましたが、フィッシュはCongrioという現地の魚で、アナゴを大きくしたような魚でとてもおいしく頂きました。期待していなかったところに、3か所の観光スポットで1日が楽しく過ごせたのが得した気分でした。

寄港地観光:自分で 移動手段:船会社等のシャトルバス  移動時間(片道):30分未満  移動費用(片道):無料

  サン・アントニオ

とても満足

サンアントニオは下船港でもありましたが、2泊出来たため、最初は港町サンアントニオを徒歩で散策。二日目は、自分でアレンジしたツアーで、バルパライソの街観光から、カサブランカバレーのワイナリーを経由してサンチアゴのホテルに帰りました。
先ずサンアントニオの港の周りは、土産物屋が軒を連ねた海岸線のマーケット兼公園が、大きなモールまで繋がって居ました。モールで90度方向を変えて、内陸に入る通りは、両サイドが商店街で、地元民が生活物資を買うためのにぎやかな街でした。ウミーチェと言うトウモロコシを粉砕したものに多少の塩味を付けてマッシュ状にして蒸したストリートフードが有ったので興味本位に購入したところ、シンプルながら割と主食として食べられる蒸しトウモロコシで良い経験に成りました。ウミーチェでおなか一杯に成り船に戻り、パッキングをして翌日に備えました。
翌日は、朝早めの朝食が6:30から。そちらをさっさと済ませて、7:30に下船。お土産に買っていたキヌアを税関で没収されるハプニングがありましたが、8:00からのツアーに余裕で間に合いました。ツアーは、12人のミニバスで、バルパライソの街巡りの終盤に、高台の見晴らしの良いレスト連で各自が好きな食事。ゆっくりと食事を済ませた後、名物のアセンソール(ケーブルカー)に乗って丘を下り、カサブランカバレーでワイナリーツアー。Casas del Bosqueは比較的大きなワイナリーでした。白と赤それぞれを試飲させて頂き、1本買ってホテルに戻りました。

寄港地観光:旅行代理店のパッケージ

予約・手配に利用した事業者の対応や利便性はいかがでしたか?

とても満足

最初はいくらで出ていたのか判りませんが、2024年の11月に予約をした1週間後にはSold Outに成って居ましたので、ほとんど最後の数部屋だったのでしょう。Azamaraとしては珍しく格安料金でした。Web割引とOBCも$100付きましたので大満足です。
現住所がNYに成ったことで、アメリカのWeb販売店がさらに使い勝手良くなりました。

予約・手配の方法: 「Cruise.com」を利用

今回のクルーズは、どのような方にオススメですか?

平均年齢が見た感じ70~75歳。我々夫婦は60代前半に成りましたが、若い方から2割に入るかなと言う印象です。私は21回目、家内は20回目のクルーズですが、周りの人たちも似たり寄ったりのクルーズマニアという感じでした。「色々乗ってきたが、やはり小型船が良い。」と言う方が多く、今回のクルーズ10泊11日の先に、ホーン岬を回ってドレーク海峡を通って南極を数日クルーズした後ブエノスアイレスまで行くルートが続くのですが、それも継続して乗ると言う人が多かったのは驚きでした。因みに、国籍がアジアの人たちは私たちのみ。中国、韓国はもちろんのこと、シンガポールもゼロでした。アジア系アメリカ人は数人おられましたが、殆ど白人のアメリカ人、イギリス人、カナダ人と言う順番でした。したがって、それなりに経験を積んだ人にお勧めです。



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mr. minamiku アメリカ在住の2001年、マイアミ発の西カリブ7泊8日カーニバルトライアンフでの家族旅行が初クルーズ。当時小学生だった末娘も今や独立、夫婦二人の旅行はクルーズがメインとなり、乗船実績は10回を超えました。最近は寄港地に加えて船で選んでいます。新しい船はポッド推進機採用により旋回性能が飛躍的にアップしており、港の中での入出港取り回しを見るのが楽しみです。

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