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クルーズマンズではじめよう
CERTIFIED ms. mit's 17th time voyage
2018-12-10 家族で 海側バルコニー 5
Photo: カリブ海セントルシアの象徴的な山プティ・ピトンとグロ・ピトン
Holland Americaのクルーズが初めてであったことと、これまでに行ったことのない寄港地が4か所(バルバドス、ドミニカ、マルティニーク、セントルシア)も含まれていたので、新しい土地を訪れてみたかった。
全体的に盛り付けが綺麗で、味も悪くなかった。Rido Market(ビュッフェ)では衛生面からか、ガラスで遮られ、殆どの料理をサーバーに盛り付けてもらう形式なため、列の待ち時間が長かった。メインダイニングでもコースごとの待ち時間が非常に長かったので、後半はショーを先に観てから夕食にするようにした。有料のPinnacle Grillでは、クルーズ中に1日限定でオランダの三ツ星店Deblijeのテースティング・メニュー(49ドル、ワイン付き69ドル)を提供する。モダンガストロノミーの7~8コース。斬新な料理で美しかったが、お味は残念ながらいまいち。殆どの料理が塩味がきつ過ぎ、キッチンに戻した品もあった。フレーバーとうま味が感じられなかった。
ダイニングルームでのサーバー、ソムリエは好印象だった。ただ、上記のように、食事のサービスのスピードが極端に遅かった。
寄港地で観光を終えて船に戻った時、セレブリティでもそうだが、ギャングウェー前の桟橋に冷たいおしぼりと水を用意してあるのがよい。
海側バルコニー
1室を3人で利用してはいるが、それにしても非常に狭かった。ソファーをベッドに直した時など、バルコニーに出るにはベッドの上を這うようにして(笑)行かなければならなかった。シャワーがカーテンではなくガラスドアなのでよかった。収納場所は十分にあった。
内装がモダンであり、各所に飾られているアートもよかった。超大型船ではないので、ウォータースライド等はないが、プールとジャグジーが中央部とアフトにあり十分だった。
プログラムの内容が変わり映えせず、多少不満を感じた。ショーでもコメディアンがメインステージに立つ日が4日もあり、もう少しバラエティ豊かにしてほしかった。生バンドやピアノ、弦楽四重奏などは3~4か所で行われるなど、音楽には重心を置いていた。
自宅が近いので特に観光はしていないが、他州からの同行者がいたので、クルーズ前日にフォートローダーデールの繁華街の一つであるLas Olasに食事に出かけた。クルーズ前後に時間のある方は、散策・ショッピング・食事をこのLas Olas界隈でするのもお勧め。フォートローダーデール・ビーチまたは出ニアビーチで泳いだり、シュノーケリングやダイビングを楽しめる。
前回は殆どフランス側で観光したので、今回は上陸してから現地のツアー会社を利用。ミニバンに乗車して島内(フランス側・オランダ側)観光した。2017年のハリケーンで蒙った被害がまだ残り、特にフランス側は復旧が遅れているようだった。オランダ側のマホ・ビーチでは小1時間程過ごし、飛行機が頭上すれすれで着陸するのを見た。
下船後に現地のツアー会社を利用しようと思ったが、他港では通常港付近に立っている勧誘者が見当たらなかった。港近くの17世紀建造のサン・ルイ砦は現役の海軍基地で、ツアーに参加しなければ中を見学できない。街の中を少し歩いた後、フェリーでトロワ・イレ方面のビーチ(名前は失念)に行って泳いだ。
当日、徒歩圏内の青空市場を見て回った後、港湾ターミナルに来ている現地ツアー会社を利用してボート(20人乗り程度)での島内観光を楽しんだ。Sulfur Springsの泥湯に浸かった後、白い泥を全身に塗り、黒い泥で手形や模様をつけ、少ししてから滝つぼで泥を落とした。その後、セントルシアと言えば、この山!と言えるプティ・ピトンとグロ・ピトンをボートから眺めた。セントルシアは風光明媚なだけでなく、アクティビティも豊富。一日の寄港だけでなく、オール・インクルーシブのリゾートに1週間くらい滞在したいと思う島だ。
下船後、現地ツアー会社によるツアーに参加し、カーライル・ベイでの沈没船とウミガメと一緒のシュノーケリングを楽しんだ。どちらも砂浜から50~60mくらいの場所にあり、終日過ごせる時間のある人はボートに乗らなくてもよい程の距離(但し、潮の流れはちょっときつかった)。ビーチでのチェアとパラソルも込み。その後はダウンタウンの散策。
事前調査をする時間がなく、どこを回りたいかもわからなかったので、行き当たりばったり。下船後、現地のツアー会社のマイクロバスでのツアーに参加。ドミニカ川の数が多く、島は緑に溢れている。海水淡水化施設を使用することが多いカリブの島のなかで、ここではそれに頼る必要がないらしい。トラファルガーの滝と泥湯温泉を見たけれど、温泉国であり、名瀑の多い日本から行くと物足りなさを感じた。でも、様々な熱帯植物が自生しているのを見るのは楽しかった。
この島も前に訪れた際、セントジョン島でダイビングしたので、今回はセントトーマスにとどまって同島のビーチでシュノーケリング。港からは相乗りタクシーを利用して、帰りは1時頃に迎えてきてもらうよう頼んだ。料金は片道ずつ支払った。
プライベート・アイランドの沖に停泊してテンダーに乗船して上陸するのだが、この日、風が強めであったため、乗客の安全のため、島を目の前にして寄港を中止することを船長が決断した。他のクルーズではこれくらいの波ではテンダーを利用したことを記憶しているが、HALの平均年齢が高いのでその点を考慮したのかもしれない。
すべてオンラインでの予約・手配であったが何も問題なく済んだ。その時期が来ると、オンラインでのオプショナルツアーの案内が何度かメールで送られてきたし、チェックインの案内もすべてオンラインであった。乗船日に船室にはフランス産発泡酒と写真1枚(雑誌サイズくらい?)の無料クーポンが届けられていた。
11泊クルーズであり、日本からフロリダまでの往復さらには乗船前・下船後の宿泊可能性を考えると、日数にゆとりのある方向け。必然的に退職後のシルバー世代が多い。それでも小さい子供を抱えた家族連れも見かけたし、20代・30代も少ないとは言え乗船していた。
最安料金 ¥18,071 ~/1日
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