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クルーズマンズではじめよう
なぜ、今回のクルーズを選ばれましたか?
マイルを利用することにあたり、気軽に参加できるクルーズを利用することにしました。フッティルーテン号に乗るのは長年の夢でしたが、決め手は冬でも海流のおかげでそれほど寒くはない点と、料金的にお安くなる冬に美味しいものを食べられるということと、船からオーロラを見るチャンスがあることと、そしてなんと言っても『犬ぞり』に乗るというちょっとした冒険ができるということでした。
実際にご乗船されていかがでしたか?評価とご感想をお聞かせください。
お食事、ダイニング
夕食のみ決められた時間に決められた席で食べることになっていました(夕食はテーマがあるコース料理がほとんどでした。)新鮮な海の幸、珍しいノルウェーならではの食材を満喫しました。
サービス、スタッフ
フッティルーテンの中では1番大きな船ですが、それほど混んでなかったため、またもともと大型船ではないので、スタッフともすぐに顔なじみになり楽しく過ごすことが出来ました。北行きでは、日本人は私だけでした。
お部屋
海側キャビン
1人で過ごすには十分なお部屋です。また、部屋には大型のテレビや、湯沸かしポット、コーヒー、紅茶がつく部屋にしたので、上層階でした。
船内の施設、アクティビティ
ほぼ毎日サウナ(屋内)とジャクジー(屋外)を利用して気持ちよかったです。フィンマルケン号は唯一温水プール付きですがこちらは利用していません。ランドリーも無料で2度ほど利用しました。エンターテイメントはとくにありませんが、ほぼ毎日エクスペディションteamからdaily reviewや、オーロラ情報、また、ノルウェーに関するレクチャーがあり、とてもためになりました。最上階のラウンジは開放的なガラス張りでゆったり過ごせます。
寄港地での移動や観光についてお聞かせください。
ベルゲン
生憎雨だったので、ケーブルカーでフロイエン山には登らなかったのですが、魚市場と、ブリッゲン地区のお店やさんを巡り、その後KODEと呼ばれる美術館めぐりをしました。オスロではあまりムンクが見られなかった(ちょうど新館を建設中で)のですが、こちらで『ムンク展』をやっていたのでよかったです。
ベルゲンに真夜中に着きました。(大きな荷物は真夜中にエレベーター前に出しておくと自分で運ばずにターミナルで荷物を受け取ることができます。)ターミナルのオープンが7時なのでそれに合わせてバスが手配されました。本来は前日の昼過ぎにベルゲン到着だったのですが、このようなことは、それほどないそうです。
オーレスン
オーレスンという町(火事のあと、当時流行っていたアールヌーボー調の家が建てられた)で、アクスラ山に登り街全体を眺めることができました。その後街歩きを楽しみました。手芸品店や小物、ちょっとした調度品が買えます。歩く時に滑りやすかったので、ここでスパイクを買いました。
クリスチャンスン
冬はクリスチャンスンは、2日目の夜中で、3日目は、トロンハイムが日中の観光になります。木造の跳ね橋ち、そこから木造のカラフルな倉庫群を見たあとは二ーダロス大聖堂を見学しました。チケットは大聖堂ではなくて、手前にあるお土産屋を併設している別のところで買います。大聖堂は、ノルウェー最大のゴシック様式で、何度も建て直されたもののようです。聖堂正面の彫刻が素晴らしいです。さらに奥には博物館もあり、そちらにオリジナルが置いてあったり、年代ごとのレプリカも置かれています。修復作業は今も続いています。
ブレンネイスン
ブレンネイスンは1時間しかなかったので下船はしませんでした。午前中は、北極圏通過儀式があり参加しました。また、ボードーで2時間位あったので下船しました。昼でもすでにクリスマスのライトアップがありました。近代的な町でウィンドウショッピングを楽しみました。またボードーの教会に行ってきましたが、北欧の教会は壁に絨毯のようなものが掛けてあり屋根も尖っていてちょっと面白いです。
ストクマークネス(ハッセル島)
冬は夏と違い、ストークマルクネスに寄港するのは真夜中で、昼間にトロムソで時間はがたっぷりありました。トロムソでは、『犬ぞり』に申し込んでいました。港からハスキー犬の居る施設まではバスで移動です。昼間でも極夜なので暗いですが、家の窓からのライトがキレイです。到着後、着替えやブーツを借りてから300頭位居るハスキー犬の小屋で説明を聞いたあと、いよいよ犬ぞりです。最高に楽しかったです。終わるとストーブのある室内で飲み物とチョコレートケーキをいただきました。
オクスフィヨルド
ホニングスヴォーグでは船会社主催の『ノールカップ行き』に申し込んでいたのですが、現地の悪天候のためにキャンセルになってしまいました。とても残念でした。ロシア国境の隣町のキルケネスで雪の中、街歩きをしました。こちらも教会に行きました。また、毛糸やさんや、北欧雑貨屋さんでお買い物を楽しみました。こじんまりとした町です。住宅がカラフルでかわいいです。
ボツフィヨール
ハンメルフェストで街歩きを楽しみました。銀色のくまのオブジェがある市庁舎を超えて行くとその先にちょっとした山があり、まずそこを登って町を見下ろしました。靴にスパイクは欠かせません。けっこう大変でしたが寒々とした町や海の景色が美しいです。その後教会に行きました。乗船前にちょっとした博物館があったのでそこを覗いてから船に戻りました。夜はオーロラが見られました。
メハムン
ストークマルクネスで下船して『フッティルーテン博物館』を訪れました。船の中で割引券を買うことができます。博物館の中でも割引で入れたようです。ここはちょっと楽しかったです。外には初代のフィンマルケン号があるのですが、現在修復のようなものが進行中できちんと見ることは出来なかったです。スーパーマーケット『coop』でクラウドベリーなどのジャムを購入して戻りました。
トロムソ
午前中に北極圏脱出儀式があり、肝油を飲みました。その時のスプーンがお土産に貰えます。見どころの1つである『セブン・シスターズ』がよく見えました。夕食はFarewell Dinnerで船内で知り合った方たちともお別れになるので、とても感慨深かったです。だいたいいつも食後はBARのようなところでお茶をしながらおしゃべりをしていました。
ボード―
トロンハイムは、北行きの時に観光したので、南行きでは散歩だけしました。クリスチャンスンのあと、キャプテンの判断で、高波が最大15?メートル以上とか予報で、スケジュールを変更してモルデに停泊になりました。全員が1日遅れでベルゲンに帰ることになり、帰りの飛行機やホテルの手配し直しをすることになりました。
トロンハイム
前日からのスケジュール変更で、夜が明けてからモルデ出港となりました。そしてゆっくりベルゲンに向かうことになり、1日船で過ごしました。ジャクジーやサウナに入ったり、ジンジャーブレッドを作るイベントに参加しました。
予約・手配に利用した事業者の対応や利便性はいかがでしたか?
とてもスムーズに予約から、エクスカーションの申込、ターミナルまでのバスの手配、ターミナルから空港までのバスの予約までできました。
今回のクルーズは、どのような方にオススメですか?
一人旅の方にオススメです。私も一人旅でしたが、船内でいろいろな方と知り合うことも出来、和気あいあいとした楽しい旅行となりました。みなさん、新鮮な海の幸を楽しみながら、移りゆく景色を眺めながらゆったりと過ごされていました。本を読んだり、編み物をしたりする方をたくさん見ました。
犬ぞりにも参加して最高に楽しい旅になりました。極夜が体験できたのも思いのほか貴重な経験です。ノールカップ行きのツアーが天候のためキャンセルになったのが残念でした。食事は大満足です。
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