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クルーズマンズではじめよう
なぜ、今回のクルーズを選ばれましたか?
憧れのセレブリティクルーズ。日程的に厳しくて乗れなかったが、勤続記念で長めの休暇がもらえたので思い切って。結婚記念日が含まれているこの日程を選択した。
実際にご乗船されていかがでしたか?評価とご感想をお聞かせください。
お食事、ダイニング
MDRはディナーのみ3回利用。時間がかかるので、のんびり食べたい人向け。サービスは悪くないと思います。飲む人認定されたせいか、ソムリエはちゃんと顔を覚えててまめにテーブルに。商売熱心。
乗船前にスペシャリティレストラン3回分を購入。クイジーヌとタスカングリルを利用。味はクイジーヌの方が良かったが、この時のクイジーヌは、皆でワイワイ食べるようなメニューでボリュームあり。二人では食べ切れる量に限界があり、1回しか行かなかった。無くなると分かっていたら、もう一度行っておけば良かったと後悔しました。
タスカングリルにはツアーの特典も含めて4回。スタッフの皆がフレンドリーで親切。何度も行ったこともあって、最後の日は代わる代わる挨拶に来てくれた。無花果のアイスクリームが美味しい。
サービス、スタッフ
拙い英語でも一生懸命聞き取ろうとしてくれる。何度か会うと声をかけてくれたり、手を振ってくれる。多分、凄く年下に思われていたんだろうな。
ルームスチュワートは朝から晩までよく働く。部屋がいつでも清潔に整えてくれていた。
お部屋
海側バルコニー
コンシェルジュ・クラスかアクア・クラスにするか、かなり悩んだ。どちらも優先乗船がある。コンシェルジュ・クラスはその名の通り専用のコンシェルジュがいる。アクア・クラスは専用レストランがあるので他人と一緒のテーブルになることはないのとペルシャンガーデンを無料で利用できる。こまごまとした違いはあるものの大きなのはそのあたり。このクルーズでは差額は3万円。コンシェルジュに相談するような事はなかったが、英語の案内がこまめに貰えたので、聞き逃しが回避できたと思う。
部屋の位置はリドデッキより二つ下のため、上からの音はないし、バルコニーも圧迫感はなかった。部屋の広さはビジネスホテル並みだけれども、鏡の多用で広く感じられた。
船内の施設、アクティビティ
英語onlyだが、分からなくても楽しめるものは多かった。
寄港地での移動や観光についてお聞かせください。
横浜
台風24号の接近に伴い前日からメールが嵐のやってくる。最初は皆を乗せたら出航するから早めにきてねという感じであった(英語)。余りにも多くて最新メールを読み損ない、関内駅に着いた時に、旅行代理店から電話があって、港がクローズして追い出されるので全客下船というのを知った。ホテル1泊分はセレブリティで費用を持ってくれるらしいという話も聞き、取り敢えず、大さん橋まで行ってみることにした。
大さん橋ホールはごった返している。何の掲示もないばかりか、誰がセレブリティの関係者なのか全くわらず。お揃いの紺のブレザーを着た人が多いが、この人たちがそうなのかな。胸のマークは CME away。
セレブリティにホテルの手配を依頼するか、自分でホテルを手配してセレブリティのデスクに登録するかの二択らしい。最初、手配をお願いしようと列に並んだら、手配を終えた人の登録の列で、前にいた乗客が、「自分でホテル押さえた方が早いですよ。四つ星または五つ星まで負担してもらえる」と教えてくれた。確かに、その方が確実だと思い直し、ホテルを予約。その後、手配を終えた人の列に並び直して、名前、ホテル、電話番号を登録。登録といっても、海外の黄色いレポート用紙に手書きというアナログだった。
非公式情報として CME away の一人に尋ねたところ、 (その人が)把握しているのは、「宿泊費は四つ星、五つ星のスタンダードルームを基準にセレブリティが負担、移動の交通費も負担する方向。精算のため領収書を必ずもらっておくこと。食事代については未定。明日の出港について確約はできない」
昼食をとったりして時間を潰して、いい加減足が疲れてきた。少し早いけれどもチェックインさせてくれた。その間にもセレブリティからメール。明日の出港は正午より早いことはない。なるほど。
諸事情により途中部屋移動。ご厚意でアップグレード。昼しっかり食べたせいで、それほどお腹も空いていないので、ホテル内のレストランには軽く食べられるところはない。でも台風の中外に行きたくないので、手っ取り早くミニバーのワインと、ルームサービスのオードブル。嵐のみなとみらいを見ながら、これはこれで良かった。滅多にない経験。
ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテルはホスピタリティが高くスタッフが皆フレンドリーでとても良かった。地元なんで泊まる機会は滅多にないけどまた来たいと思った。できたらデラックスルーム以上がいい。
失敗は、スーツケース等は事前に送ってしまっていたため、手荷物に着替えがほとんどなかったこと。着替え1回分は持っていた方が何かと安心だ。
JR各線とも順次運転取り止めとのニュース。乗船後、他の乗客と話す機会があったのだが、台風後のダイヤの乱れで大変だったと言う人が多く、結果的にだが、港の近くに居て良かったのかなと思った。
次の日、「船のチェックインは12時から15時、出港は16時」とメールが来た。その後、電話もあり。日本語を話しているが、何だか変な感じがする電話だった。 ホテルの窓からセレブリティ・ミレニアムが帰ってくるのが見えた。ああ、良かった。
11時少し前にホテルをチェックアウトし徒歩で大さん橋へ。12時15分頃、やっとシーパスカードを受け取った。
この後も台風に見舞われ、当初の予定では、清水→神戸2日→高知→広島→釜山→函館→青森→横浜のはずが、神戸2日→高知→神戸→釜山→長崎→清水→横浜と北には行けないこととなった。
実際の工程は次の通りです。
10/1: 横浜乗船
10/2: 神戸(停泊)
10/3: 神戸
10/4: 高知
10/5: 神戸
10/6: 終日航海
10/7: 終日航海
10/8: 釜山
10/9: 長崎
10/10: 終日航海
10/11: 清水
10/12: 横浜
10/13: 横浜下船
清水(静岡)
一度は抜港になったが、次の台風のせいで復活。
ぷらぷらと港の周りを散策。物産展のお茶屋さんに「何もなかったでしょう?」って言われた。確かに。
清水駅までのシャトルバスがあったので、近場の観光は楽にできたと思う。
神戸
都合3日も神戸だった。何度か来たことがあったので土地勘があった。目の前はモノレールの駅だし、観光には便利な港。その分、騒音はある。
2日目に布引きハーブ園へ。港からだと少し遠いですが、のんびりでき、見晴らしも良いところです。ロープーウェイで一番上の駅まで行き、下の駅まで歩くのが順路。さらに健脚な方は、徒歩で下りるコースもあるようです。この日は食べませんでしたが、レストランも観光地価格であるものの美味しいです。
3日目はシャトルバスで元町へ。この後2日の終日航海なので下船しておこうかなという感じでした。
この日の夜、釜山から先の行程が決定した。釜山の次は長崎。終日航海を挟んで清水。そして横浜に戻る。北には向かわないことが判明しました。
長崎を書くところがないです…。
高知
生憎の雨だったがシャトルバスではりまや橋付近へ。港からはかなりの距離があった。
はりまや橋観光バスターミナルなのかな。高知城までそう遠くなかったが、石段はゆるそうに見えてキツイ勾配。立派なお城だね、なんて呑気に眺められるのも最初のうち。本丸が見えた頃には息切れ。
本丸へは靴を脱いで、ビニール袋に入れて持って歩く。これがなかなかキツイ。階段が傾斜45度か60度かという急勾配は、靴のせいで手が片方塞がっているわけで余程の若者じゃないと軽々と上れないです。小さな観光地ではどこへ行っても三千人近い欧米人と一緒で、贔屓目に見ても体格が良すぎる方々とはですれ違うのも大変で結構怖かった。何とか天守閣まで行き戻ってこれたが非常に疲れた。
ランチにかつおの塩叩きを頂いた。塩たたきはニンニクのスライスに多めの山葵、そしてすだちを絞って頂くのだが、ほんのりと温かくかつおの香ばしさと相まって美味。おかわりしてしまった。高知の地酒も頂き、ほろ酔い加減で帰船。
大旗振りと踊りの見送りを受けて出港〜と思いきや全然出る気配なし。係留ロープも繋がれたまま。そのうち陸では「セレブリティミレニアムは出港調整中です。皆さんご苦労様でした」と帰り仕度を始めてしまった。どうなってるんだ? とりあえず部屋に戻る。キャプテン・アレックスからアナウンス「台風のために明日、広島港がクローズされるため寄港はキャンセル。次の寄港地を現在調整中」
韓国、釜山に向かうためには、出国できるところ…となると神戸に戻るんだろうなと予想。19時過ぎ、神戸に戻るとアナウンスあり。
広島
抜港。次の台風が近づいてきたため広島港は早々にクローズを宣言。
釜山
函館
抜港
青森
抜港
予約・手配に利用した事業者の対応や利便性はいかがでしたか?
手配はいつも過不足なく、迅速にしてくれました。当日も電話連絡をもらえたのが有り難かったです。
オンライン・チェックインを旅行代理店が入力してくれていたのですが(自分で加筆・修正もできます)、そこにe-mail アドレスを登録してあったおかげで色々な情報が船会社より直接送信されて来ました。
今回のクルーズは、どのような方にオススメですか?
乗船してしまったら行き先はキャプテンに委ねるしかありません。寄港地に必ず行けるとは限りませんが、何でも良い方に解釈して楽しめる人に薦めます。また、この時日本人は100人くらいでした。何処よりも海外です。
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