母の要望は、フィラ付近とイアの青い屋根(よくガイドブックで見るアレ)を見たいだけだと言うので、ツアーには入らず、路線バスで移動することにしました。
例によって、テンダーボートのチケットは早めのをゲットしたのに、朝食をゆっくりしてしまって上陸した頃には9時になっていました。ロープウェイの行列に並んでいると、途中で他船(ロイヤルカリビアン)のカメラマンが記念写真の撮影スポット(浮き輪に日付が書いてあるのと一緒に撮るようなやつ)を用意していて、たまたま母がスマホで写真を撮ろうとしたら、猛烈に怒られました。船違うのに、怒鳴られる筋合いは無い気がしますし、止めるにももっと言い方があると思うのですが、上陸早々嫌な気分に。ロープウェイは一人6ユーロで、9:30にフィラに到着出来ました。(なお、テンダーボートを降りた横には、ロープウェイ乗らずに直接イアまで行けるらしいボートの発着所もあり、こちらは25ユーロと書かれていて、それでも結構な乗客がいました。時間が無い人には、ボートも良い選択だと思います。)
ちょっと迷いつつ9:50頃バス停に到着すると、チケット売り場と思った小屋には「pay on the bus」の文字。そこでイア行きのバスは30番と教えてもらい、目の前に停車していたのですが、まだドアは閉じられていました。数分後には乗車開始となりましたが、不思議なことに誰もお金を払わずに乗ってゆきます。運転手は知らんぷり。いつ運賃を払うのか不安に思いつつ、他の乗客に続いて乗車。この際、並んでいた他の乗客が、高齢な母を見て先にどうぞと言ってくれ、助かりました。最終的にこのバスは満席になり、立っている乗客で通路も埋まってしまいました。
10:00にバスが出発すると、数分後にやっと車掌らしき人が車内で集金開始。デニムな私服のおじさんで、本当にその人に払って良いのか一瞬躊躇しました(苦笑)
しかも1人1.6ユーロと、小銭のお釣りとか面倒なやり取りを、この満員の車内で乗客を押しのけて順繰りにやってきます。そんなの、乗る時に払うようにすればスムーズなのに、不思議でした。イアには25分程で到着しました。
どこに行ったら、あの青い屋根の写真が撮れるのかと狭い路地を彷徨い、撮影の行列に並んだりしましたが、先頭でポーズとって写真撮ってる人と、その行列の対比が滑稽(基本的に写真撮影に並ぶのとか嫌いなので...)で、自分はどんどんサメてしまいました。12:50頃イアキャッスルに行ったのですが、自分的にはここが一番良い景色でした。
なお、狭い路地を行ったり来たりしている最中、母がスリに狙われました。幸い、リュックを開けられた時に母が気付き、何も盗まれはしませんでした。(最初から、盗まれても構わないものしか入れてないとも母は言ってましたが。)その時自分は、360度カメラのInsta360 ONE X2を使ってタイムラプス撮影しながら母の前を歩いていたのですが、帰国後先日確認したら、そこにバッチリ、母がスリに狙われていく様子が写っていて面白かったです。自分が見ていない方向も写真に収めてくれる360度カメラならではです。面白いので、この口コミの下にその時の写真もアップロードしています。是非ご覧ください。(※大量の写真の終わりの方に連続でアップロードしたので、「もっと見る」ボタンを何度もクリックしないと表示されないですが...)
帰りは、14時頃バスの行列に並びました。(このバス停の前の公衆トイレは、1ユーロでした。)
不思議なことに、帰りのバスは乗車時に車掌(行きのデニムのおじさんと同じ)に運賃を支払うシステムで、14:15には到着したバスに長い行列の客がスムーズに吸い込まれて行きました。その最後、満員のバスになんとか乗れると思ったのですが、車掌に呼び止められ、後ろの客と交代させられました。吃驚したのですが、高齢な母が満席のバスで立ち乗りになるのは危険という判断だったようです。直ぐに次のバスも控えていて、最前列に乗車させてもらえました。14:25にはこのバスも満員で出発し、行きと同様25分程でフィラに戻れました。
フィラからは海沿いを散策するため、15:15頃一度ロープウェイ乗り場の前を通ったのですが、その際は物凄い行列が出来ていて、これが口コミで皆さんが書かれてるアレかと、納得しました。
海沿いの断崖の上を歩くコースは、景色が素晴らしかったです。遠くに何隻かのクルーズ船が停泊しており、断崖の黒い岩肌と青い海と空、白い建物のコントラストは、何時間でも眺めていられると思えるほど。ただ、先にイアを歩いたこともあり、母にとってはここのアップダウンがキツかったようで、途中から泣き言ばかりとなってしまいました。トレッキングの装備をしっかりした団体に追い抜かれることもあり、この海沿いのコースとは別に、そういう自然を楽しめるトレッキングルートもあるのだろうなと、羨ましかったです。
最後のテンダーボートは21:00とされていて、本来なら日没まで島でゆっくり過ごし、有名な夕日の景色を堪能できるのがこのクルーズの利点だったのですが、疲れてしまった母が船に戻りたいとなってしまい、1人では無理だと言うので、17:05に下りのロープウェイに乗りました。船内新聞で日没は19:12と書かれていたので、こんな時間に帰ってしまう観光客は少ないのでしょう。2時間前には大行列だった乗り場は、誰も並んでいませんでした。そのままテンダーボートに乗り換え、17:30前には船に戻り、サントリーニは不完全燃焼で終了となってしまいました。
観光:自分で移動手段:バス・電車・タクシーなど移動時間:60〜90分移動費用:1,000~2,000円