実際にご乗船されていかがでしたか?評価とご感想をお聞かせください。
お食事、ダイニング
●Britannia Restaurant
乗船前にWebから、ディナーは1回目の時間を希望していました。しかし、座席指定の無いオープンダイニングにされていました。時間が自由なのは悪くないですが、座席指定が無く毎回違う席のため、担当するウエイターも毎回異なりました。日本語メニューを毎回記念にもらいたいという希望があり、前回は担当者が覚えてくれて、毎回言わずとも持ち帰り用にメニューをくれるようになったのですが、今回は毎回説明しなければなりませんでした。ホワイトスターを書く相手も出来ませんでした。
叔母が、胃が無く食道も一部切除している関係で、食事の前にお湯をもらってとろみをつけて先に飲む必要がありました。そのため、最初に水が注がれる際にお湯を希望するわけですが、その時のウエイターによって対応が異なりました。コーヒーカップに一杯お湯を持ってくるだけの人もいれば、ティーポットにお湯を入れておかわりできるように持ってくる人も。こういうことも、座席指定だったら毎回説明する手間が省けたのかもしれません。
朝食時、ジャパニーズブレックファーストと希望すると、メニューに無い和朝食をオーダーできました。しかし、和食の理解がイマイチ。紅生姜が独立した一品として大量に盛られた小鉢、梅干しが5つも盛られた小鉢、小さい魚の切り身はあっても、それより大きい肉料理。海苔はありましたが、流石に納豆等はありません。まあ、ご飯と味噌汁だけでもゆっくり食べたいという朝には悪くない選択ですから、多少の違和感は仕方ありません。大きいお盆で全てが一度にサーブされるので、テーブルの上を色々と片付けないと場所も作れませんし、オーダーしてからサーブされるまでかなり待たされ、イレギュラーな対応をお願いしてしまったのかなと思いました。急いでいる時は向きません。
●Lido Restaurant
乗って数日で、ドリンク類の種類が減り始めました。ドリンクサーバーに、水かレモネードしか無いようなことが何度も。
途中で気付きましたが、実は毎晩、ディナーの時間はテーマがありました。初日から順番にオーストラリア、タイ、インド、日本、オリエンタル、スペイン、マレーシア、メキシコ、トルコ、イギリス、南米と続き、一度"シェフのおすすめ"の日があってから、アメリカ、ドイツ、アラブ、インド、鮮魚市場の夕食、日本、英国カーベリー料理とされていました。興味のある日は、ブリタニアに行くか迷いました。
なお、日本食の日、ラーメンと銘打って提供されていたのは、きしめんのような平べったい謎麺でした。
●Lido Alternative Dining
Bamboo(東アジア)、Coriander(インド)、La Piazza(イタリア)、Frontier(北米)と4~6日で料理のテーマが変わるのですが、前回2022年乗船時、Bambooがテーマの時に行きたかったのにタイミングが合わず行けず、今回は利用したいと考えていました。
乗船前、Webから予約することが出来たのですが、その時点では$20とお手頃価格で、前回乗船中でも$25だったのですが、今回乗ってからの値段は$35でした。$20で予約しておけば良かったと後悔。結局利用しませんでした。利用するなら、絶対に乗船前に予約した方が良いです。
●Golden Lion
ビンゴのある日は、無料のパブランチと合わせて利用することが多かったです。ただ、Cunard Craft CollaborationのCUNARD GOLD、CUNARD RED、CUNARD BLACKの3種類のビールを飲みたかったのですが、CUNARD GOLDはずっと売り切れのままで飲めませんでした。(他所でも、叔母がトマトジュースを品切れと断られることが何度かあったりしました。)
ビンゴの時間とパブランチの終了時間は微妙で、基本的にランチは14:30までで、15:15からのビンゴ前に終わっているのですが、途中一週間連続で毎日正午に時差修正で1時間時計が進むことが続いた際は、ランチの営業時間を短縮しないために15:30までがランチタイムで、ビンゴに合わせてのランチが可能でした。とは言っても、ビンゴが始まると忙しいので、それまでに食べ終えるくらいがベスト。ただ不思議なのは、ここで食事をしている日本人には遭遇しませんでした。ビンゴは大体45分たっぷり楽しめるイベントで、それとパブランチでフィッシュ&チップスなんて、私としてはベストなQEの過ごし方だと思うのですが。
●Queens Room
アフタヌーンティーの時間に利用したかったのですが、物凄い人が多くて諦めました。前回乗船時はそうでもなかったので、予想外でした。この混み方が普通なのでしょうけど。
●ルームサービス
朝食の場合のみ、前日オーダー用紙に記入する必要がありますが、我々は3人なのに用紙が2人用で困りました。2人分しか、オーダーを書けない。仕方なく、2人目と3人目は同じ内容のオーダーとして、2人目の欄外に3人目も同じ内容で希望していることが分かるように書き込みました。
ルームサービスで良かったと思ったのはGlacier Bayの日の朝。到着(湾に入り始める時間)が6:15amと早く、普通にリド等へ朝食を食べに行く時間が惜しい。ルームサービスの朝食は7:00が最初で、それも前日に厄介なオーダー用紙に記入する必要があるけれど、実はその前の時間帯、深夜メニューが7:00までオーダーでき、それはいつでも電話すれば良い。しかも、朝食メニューよりガッツリした食事が選べる。当日6:30になってからこれに気付き、慌てて6:45に電話でオーダー。50分かかると言われましたが、30分で料理が届き、バルコニーからの景色を楽しむ時間を無駄にせずに朝食がとれました。なお、深夜メニューのオーダーとは言え、結局朝食の忙しい時間帯に届けてもらうことになったわけで、無料のルームサービスですがチップを5ドル渡しました。
この日は、普段閉鎖されているデッキ5船首のオープンデッキが7:30から解放されるとデイリープログラムでアナウンスされており、自室は5003でその出入口のすぐ近くで、ルームサービスが届いたすぐ後には目の前の廊下に並び始めている人もいるような状況でした。こういう日に利用する場合は、せめて通路が混む前に届けてもらえるように、早めにオーダーしなきゃダメですね。
なお、3人でバルコニーで食事するには、椅子も足りないしテーブルも小さいので、室内の椅子とテーブルを外に出して対処しました。
サービス、スタッフ
●体調不良時
下の「お部屋」に書いた通り、母は船酔いで大変だったのですが、その少し前から風邪のような症状も併発し、38度の熱が出てしまいました。医務室の営業時間を確認したら既に終了後で、パーサーズオフィスで相談し、医務室から客室に電話をもらい、通訳に日本語ホスピタリティデスクでお世話になっていたユミさんに入ってもらえました。すると、とりあえず薬だけもらうか、時間外だけど医者に診察してもらうかの選択に。イギリスの一般的な風邪薬だといってもらった薬は解熱鎮痛剤でしたが、たった$2.88と安くて吃驚。それで様子見して改善しなければ翌日医務室の営業時間にという話に。なんとかそれで回復できました。
ユミさんには、ルームサービスでメニューに無いお粥を手配して頂いたり、翌日も体調確認にご連絡頂いたりと、大変お世話になりました。単に日本語話者が乗船しているというのではなく、ちゃんとサポートしてもらえるというのは、前回もそうでしたが、流石キュナードと安心できました。もちろん、ホワイトスターを書きました。(1月に乗ったMS●の医務室対応が酷かったというレビューを書いてますが、天地の差です。)
●ポストカード
前回同様、パーサーズオフィスで無料のポストカードをもらい、母が船から手紙を出しました。一通目の時、責任者が体調不良で不在とかで正確な金額が分からないとのことで、とりあえず$2.15(後で$2.50に変更されても構わないという約束の上)で書類にサイン。後日二通目の時は$3.50でした。最初の$2.15の請求は、最後まで修正されずそのままでした。
船から出すと、宛名面に記念になるような船のスタンプを押してもらえるのですが、母はかなり書き込んでしまっていて隙間が少なく、スタンプ押すのに苦労されてました。もし出すなら、スタンプ押されることを考慮して、宛名面に余裕が残るように書いた方が良いです。
まあ、船から手紙を出すというのは、いかにもクルーズ旅っぽいですから、出せる船なら出すことをオススメします。(●SCの某船ように、郵便サービスやってないとか断られるケースもあります。)
●カジノについて
前回2022年、クイーンエリザベスで素晴らしいカジノ経験をさせてもらいましたが、今回も素晴らしかった。初めてカジノに行った時点で「ヒロシさんですか?」と、私が来ることが伝わっていることに驚きましたが、ディーラーやスーパーバイザーだけでなく、毎日一緒になる外国のプレイヤーたちも素晴らしかったのが印象的。
いつも派手な奥さんと一緒で、マフィアの様な強面で高額ベットばかりする男性は、私のプレイスタイルを理解してからは受け入れてくれた感じで、寄港地で会っても気さくに挨拶してくれたり、奥さんからも先に周遊してきた日本各地の感想を楽しく聞かせてもらいました。
一見気難しそうな英国紳士風なお爺さんは、船内ですれ違うと突然大声で「ブラックジャ~ック!」と驚かせてくれたりと実はお茶目。違うテーブルで遊んでいても、レアなオプションベットで125倍配当を当てたらわざわざこちらを向いて自慢してきたので、親指立てて褒めてあげました。
どんな時もケラケラと大声で笑ってテーブルを明るく盛り上げるお姉さんプレイヤー、私がプレイしていると安心と言って参戦してくる子育てを終えて旅を楽しんでいるお母さんプレイヤー、BlackJackの基本となるベーシックストラテジーに反する選択を繰り返すのに皆から愛されてるマーリンお婆さん等々、楽しい人々ばかりでした。特にマーリンお婆さんからは、一度彼女が離席してしばらくして戻ってきた時、まだ私がいるのを見て「まだ生き残ってるの?」と言うので、Here is my stateroom.と答えて笑わせたら、次に会った時にMy lucky friend.と呼んでくれるように。ディーラーと一緒に爆笑しました。
スーパーバイザーからは、何やらフィリピンで友達を意味するらしいpreと呼ばれてましたが、女性ディーラーからはドレスコードRoaring Twentiesの夜の帽子を被った私の姿がカッコ良かったとか、(50歳だけど)35歳で通じる、特にいつも隣りに参戦してくる女性プレイヤーはあなたに気があると言ってた等々聞かされ、男性ディーラーが女性陣に「彼は奥さんを探しているよ」とか言い出し焦ったり。社交場としてのカジノをこれ以上無いくらい楽しみました。
殆どその場限りで再会しない陸のカジノでは、ここまでの関係は築けません。お客やディーラーと顔なじみになるクルーズ船のカジノならではの楽しみ方であり、このためにクルーズ旅行が好きな自分としては大満足でした。
しかし、ほとんどの日本人の乗客の方々からは勝敗や勝ち方ばかり質問される感じで、たまにプレイしている日本人もゲーム進行に集中している方が多い印象。社交場としてのクルーズ船カジノならではの魅力をもっと楽しんでもらえたら良いのにと、少し残念に思いました。もちろん、英語が不得意とかあるでしょうが、私も英語は得意では無いし、よくpardon?と聞き直しカタコトでなんとか答える程度。私の発音が悪くて伝わらなかった時、お姉さんプレイヤーが何度も聴き直してくれた末にやっと理解してくれ、大声で笑いながら「やったー!彼の通訳になるわ!」とテーブルを爆笑させてくれたのは、良い思い出なのです。日本人同士が日本語で会話すると、もう外国の方は黙ってしまうので、同じテーブルに外国の方がいる場合は、私は相手が日本人ディーラーでもなるべく日本語で話しかけないよう心掛けていました。
・日本人ディーラー
そうそう、このカジノで一番貴重だったのが、この日本人ディーラーのアヤコさんの存在です。カジノに不慣れな日本人でも日本語で教えてもらえる貴重な機会であり、もっと日本人の皆さんにテーブルゲームに参加して頂きたかった。日本人ディーラーの存在は、前回お世話になったインターナショナルホストから事前に聞いてはいたのですが、会って吃驚。初対面でしたが、私が卒業したのと同じカジノスクールの1年先輩でした。過去20回以上のカジノ目的の外国船クルーズ経験で、日本人ディーラーに出会ったのは初めて。普通のカジノでは出来ない濃いー話を色々聞けました。(飛鳥Ⅱの純粋なゲームでしかない疑似カジノの日本人ディーラーは皆私の母校の卒業生で、今も同期が乗船しており、私自身求人に応募して落ちた過去があります。しかし、外国船のリアルカジノで働けている日本人ディーラーは、超レアで憧れの存在だったりするのです。)
日本人ディーラーがいる外国船カジノの貴重さがどれくらいかと言うと、確かカーニバル全体で3人とか。その1人が乗船していたわけです。カジノ初心者な日本人客には物凄いラッキーな状況だったのですが、皆さんそれをどこまで理解されていたのやら。カジノ側も、あまり日本人客向けルール説明会などは積極的に見えなかったので聞いてみたのですが、以前はもっとやっていたとのこと。しかし、日本人は説明を聞くだけでお金を使わず、遊んでくれないのであまりやらなくなったとか。私がBlackJackをプレイしていると、それを見ている日本人の方は多く、何度も来られる方もいましたが、殆どはそれまで。興味はあるけど一線を超えられないのなら、勿体ないなと思いました。(こういう話は、陸のカジノでもよく聞く話で、遊んでもらおうとゲームに使える特典チップをカジノが無料で日本人に提供すると、遊ばずにそのチップをお土産として持ち帰ってしまうとか、残念なことをされるのでプロモーションをやめたとかアルアルなのです。個人的には、こういう話の延長線上に、クルーズラインの日本市場からの撤退増加という話があると思っています。)
・ギフト
母は、旅先でお世話になった人へのギフトをいつも持ってくるのですが、今回はギフトが余るというので、私がお世話になったカジノチームの11人に簡単なギフトを渡しました。丁度今回で下船するスタッフ等もおり、良い記念になると喜んでもらえ、スーパーバイザーからもお礼を言われました。Sewardでは観光中、休みで自転車観光していたディーラーとスーパーバイザーに呼び止められ吃驚しましたが、それくらい、カジノのスタッフとは馴染んでいましたし、カジノがオープンしていた全18日間を通して楽しく遊ばせてもらったことを思えば、渡せて良かったです。
ディーラーへのチップは、自分の賭け金と一緒にデイーラーの賭け金としてベットし、勝ったら倍額をディーラーに渡せるという方法(ディーラーと一緒に勝とうというムードが作れて盛り上がる)で合計何百ドル渡したか数えてませんが、お金と別に形のあるギフトを渡すことは、この船のカジノでは意味があります。何故なら、ディーラーへ渡したチップは、その個々人が直接受け取るのではなく、他のプレイヤーからのチップと全て合算し、カジノスタッフ皆で均等に分け合うからです。過去に、個人を名指しで、下船時に$100入った封筒を何通も送ってくれたお客がいたそうですが、それも名指しされてないスタッフ含め皆で均等に分け合ったと聞きました。これは、ディーラーとお客の癒着を防ぐ、カジノ特有のチップのルールであり、クルーズ船の他のサービスのスタッフへのチップとは全く異なる扱いとなるわけです。
その為、受け取る側としても、誰からいくらもらったのか等、具体的には分からない。あえてそう処理される訳です。対して、形のあるギフトでお礼すると、癒着防止ルールの抜け道的ではありますが、個々のスタッフから「ヒロシからだ!」と思ってもらえる。それでも、特定のディーラーのみに渡すのでは、もしかしたら断られるかもしれないし、受け取る側を困らせる可能性もあったと思うので、カジノの全スタッフに行き渡るように渡せたのは幸いでした。(もちろん、ホワイトスターでディーラー個人を褒めるのも良いでしょう。私は、カジノチーム宛とし、チーム全体をホワイトスターで賞賛しましたが。)
●失敗、残念だったこと
・船内での様々な予約
乗船前からWebで各種予約が出来るようになっていましたが、乗ってからでも構わないと思っていました。しかし、値段が全然違いました。Lido Alternative Diningが乗船前$20だったのが、乗船後$35だったのは上にも書きましたが、他にも似たことが。
私は今回、船のBarBarでヘアカットする予定で、MAREELスパのBarBarでのMen's wet cut and style dryが乗船前の予約は寄港日$41とされていたのを確認していました。しかし、乗船後に聞きに行ったら$45に15%サービス料で何故か$54(計算合わない)と言われ、更に実際にカットしてもらった後の請求は$56.35でした。
Lido Alternative Diningもそうですが、何故乗船前に予約しなかったかと言うと、船内の清算にして、カジノの結果によって現金精算しようと考えていたからなのですが、こんなに高くなるなら先に予約しておくべきでした。(BarBarのカットが下手だったのも残念。)
・船内アカウントの清算
前回、乗船後に発生した支払いは、下船前夜にカジノの勝ち金で現金精算したので、今回もそのつもりでいました。ところが、下船3日前の6/8くらいに何故かOn Board Account Statementが部屋に届きました。その封筒には、航海の終了時にカード決済されると明記されていましたし、最初に客室に配布されていたクルーズガイドにも決済手続きはクルーズ終了時と書いてあったので、特に気にしていなかったのですが、翌日スマホでMyVoyageの自分への請求を確認したら、それまでの請求が消えて金額が$0になっていてアレ?と。パーサーズオフィスで確認したら、既にクレジットカード会社で決済済みで、もう現金清算は出来ないと。現金清算は6/8までに申し出る必要があったと言われ落胆しました。
特別私だけの話ではなく、こんなイレギュラーな対応をするなら全体に分かりやすくアナウンスすべきだし、クルーズ終了時という誤ったアナウンスをしていた自覚がパーサーズオフィスに無いことに驚きました。何故通常より数日早く決済されてしまったのか不明ですが、予め$1=149.5円で両替し持参した軍資金を十分に持っていた私にとって、カード会社から1$=160.566円で請求されたのはガッカリでした。(そんなこともあって、カジノ最終日の6/9に現金が余ってしまい、大勝負に使ってしまったのですが(自爆))
・カジノ最終日
ビクトリアに寄港する6/10はカジノがオープンせず、6/9がカジノ最終日ということを、私は直前まで知りませんでした。ビクトリアの出港が夜遅いからなのか、バンクーバーへの移動は公海に出ないのか分かりませんが、恐らくカジノをオープン出来ない理由があってのこと。そういうマジメなところもキュナードらしいのですが、アナウンスがあったのは6/9夜に届いた6/10のデイリープログラム。私は偶然、カジノでそれより早く知りましたが、デイリープログラムまで知らなかったら最悪でした。
思えば、何日目かにカジノオープンが1時間程遅れた日があり、この時は公海に出るのが遅れて、船長からカジノオープンの許可メールがもらえない(メールで許可がカジノに届くというのも面白い)という理由でした。(過去にM●Cで、大阪湾の中なのに違法にカジノをオープンしている場面に遭遇したことがありますが、そういういい加減な会社とは違うわけです。)なので、真面目にオープンしないこと自体は仕方ないですし、それまで18日間も遊べただけで十分なのですが、最後にもう1日遊べると思っていたのが無かったのは予想外だったのと、それが手遅れになるまでアナウンスされないということは残念でした。まあ、カジノに興味の無い大半の乗客には、どうでも良いことなのでしょうが。
・日本語版デイリープログラム
英語版よりコンパクトなため、オリジナルからの情報の省略が多すぎ、それに気付くまで見逃したイベントが多かった。特に最初は、英語版が部屋に届けられず、省略翻訳版の日本語版デイリープログラムしか無かったので、これに気付けなかった。(思い返せば前回も省略版でしたが、すっかり失念していました。)カジノに興味がある日本人は多くないという前提で、カジノイベントが日本語版からは削られていたのです。ホスピタリティデスクでユミさんにアピールし、後から掲載してもらえるようにはなりましたが。(前回日本人客はうちの2人だけだったのが、今回は約150人ですから、カジノが後回しにされるのは仕方のないことなのだろうとは思います。なおカジノでは、過去に日本語版デイリープログラムでカジノイベントについて誤った情報を掲載されてお客様と揉めてしまったことがあったそうで、カジノの存在意義について正しい理解が得られていないのだろうなとは思いました。)
・ウエイターへのチップ
私はカジノから、ゲーム中にオーダーするドリンクは全て無料にしてもらっていましたが、それを運んでくるウエイターには毎回$5のチェック(テーブルゲームで使用しているチップ)を渡していました。これだけで計$80くらい払っており、常識的には高すぎると思うのですが、ミニマム$5のテーブルで$5未満のチェックに両替してもらうのが面倒だったのが最初でした。が、毎回同じウエイターのオジさんで仲良くなり、私がゲームを始めると背後でオーダーを待ってくれるようになり、パブのゴールデンライオンでも丁寧に接客してもらえ、おじさんにチップ払うとゲームに勝てるような気もして(笑)、これはこれで良かったです。ただ、この話がウエイター間に広まり、他のウエイターも私のオーダー待ちに来るようになっているとディーラーに知らされてから、アチャーと。おじさんだけ特別のつもりだったのですが、最後は別のウエイターにも$5払ってました(苦笑)
お部屋
海側バルコニー
最初に予約したのは、デッキ1の1091という海側の客室でしたが、本来の希望はバルコニーでした。しかし、予約した時点では3人可(1人はソファーベッド)のバルコニーが売り切れとされており、窓のみの海側は仕方なくの選択でした。それも、3人可はデッキ1しか残ってなかった。(自分が、海側が$1,000を切るのを待って3月まで予約しなかったせいですが(自爆))
とはいえ、キュナードの売り切れは当てにならないと考えており、どうせ直前まで後から後から空室が出るだろうとは思っていました。ただ、そうは思っていても、もし本当にダメだったら困るので、少ない3人部屋を押さえられる時に押さえておかねばと予約したのです。バルコニーに空きが出たら、前回同様差額でアップグレードすれば良いと。
ところが今回、前回と違い、キュナードは他社のように入札でアップグレードする制度を導入しており、仮にバルコニーに空きがある場合に、いくら出す気があるかを自己申告するシステムとなっていました。空きがあったら、他の入札者より高い金額を提示していればアップグレードできる。そこで悩みましたが、海側からバルコニーへのアップグレード1人分として、$400を提示。乗船一週間前、アップグレードでデッキ5前方の5003に変更になったと連絡を受けました。実はこの間、ウォッチしていると3人可のバルコニーに空室が出たり消えたりを繰り返していることが分かったのですが、その金額は私の提示した差額を海側で払った金額に足したより高かった。これ以上値下げは無さそうだけど、どうせ売れ残るから入札が成立するという読みが当たった訳です。
この入札制度、アップグレード先の客室を選べないというのは欠点ですが、3人の場合にとても有利。入札では1人分の金額を提示し、2人部屋前提なので最終的には提示金額の2倍が請求されるわけですが、なんと3人でも2倍で良いのです。3人目のアップグレード料金は無料。普通に予約する場合、3人目は1・2人目の半額払う計算となるでしょうが、今回は最初の予約時の海側客室料金で半額払っただけ。なので、3人で海側からバルコニーへのアップグレードにかかった差額は、たった$800でした。もっと高いスイートも同じ条件ですから、3人でスイートにしたいけど...という場合、どうせスイート売れ残るだろうと思うなら、とりあえず一番安い客室を予約し、入札でアップグレードを狙うのは手です。もちろん、失敗しても知りませんが(笑)
●アップグレードしたバルコニーの5003
船首すぎたので揺れを心配していたのですが、案の定厳しい日があり、母が船酔いしました。少し気持ち悪いと言っていた段階で酔い止めを飲むようすすめたのですが、母は従わず最悪に。(私と叔母は平気でしたが。)
また、3人目のソファーベッドが広がっていると、デスク前のスペースが殆ど埋まるような状況で、高齢な母や叔母はバルコニーに出るのも大変なくらい、予想以上に邪魔でした。以前、他船で3人部屋を利用したことはあったのですが、今回ここまで不便になるとは思いませんでした。ソファー状態とベッド状態との変更は結構大変で、自分では無理。今日は清掃いらないと思うような日でも、毎日2回、必ずベッドルームスチュアードにやってもらう必要がありました。(これが、朝食をバルコニーで食べたい時間帯は早すぎてまだ来ないので、ルームサービスの食事をバルコニーに運ぶのが大変でした。)
加えて、直前のアップグレードによる部屋変更の影響もあってか、事前にキュナードにWebから申請していた、母が希望していたシャワールーム用の椅子が届いておらず、3人なのに2人分しかコップやタオルも無かったり、デイリープログラムが足りないとか等々、最初はドタバタがありました。(日本語ホスピタリティデスクを通じて全て改善しました。)
逆に、5003で本当に良かったと思ったのは、6/5のハバードグレイシャー、6/7のグレイシャーベイの2回。普段は閉鎖されている船首のオープンデッキが開放されたのですが、この出入口まで3秒の位置でした。お陰で、自室のバルコニーと船首を簡単に何度も行き来して、景色を堪能できました。
本来なら、もっと上のオープンデッキの景色がベストと思うのですが、高齢な母と叔母はエレベーターホールへ行くのも大変で、何度も行き来できる場所ではない。部屋の近場のデッキ5船首が開放されたことで大助かりでした。あと、数階降りればすぐにカジノに行けたというのが、自分的には高得点でした(自爆)
●その他
前回と全然違うと感じたのは、客室テレビのプログラム。日本語チャンネルがありましたが、子供向けの作品ばかり。前回最初に配布されたような、下船日までの番組表は無く、チャンネルの説明のみ。
前回テレビプログラムの充実っぷりに感心したのですが、今回客室で寝そべりながら映画を楽しむことはありませんでした。コスト削減なのか、つまらな過ぎました。
船内の施設、アクティビティ
●セルフランドリー
洗剤含め無料で利用できるセルフランドリーがあること自体、長期旅行者には有難いことなのですが、前回とは比べ物にならないくらい、乗客同士のランドリー争奪戦が激しかったです。基本、みんなと違う時間に行動するよう心がければチャンスが広がるのですが、一つのデッキに洗濯機と乾燥機が各3台ずつしかない以上、そりゃトラブル起こるよなと。船側は、ランドリールームの運用には関与せず、乗客同士のマナー任せなのですが、旅慣れていないどこかの国の乗客が勝手に仕切って、他の乗客のランドリーの使い方に意味不明なダメ出しをし始め、まともな使い方をしていた人たちを困らせるようになった後、揉めないよう注意を喚起する張り紙がランドリールーム入口に貼られるようになりました。
こういう場所で、洗濯できることを何か自分の権利だと勘違いし、譲り合いの精神を持たず、他の乗客と揉めるようなタイプの人がいると、本当に迷惑なことになりますし、それに巻き込まれないようにしなければなりません。
洗濯が終わっても直ぐに取りに来ないと、次の人が勝手に洗濯物を取り出して外の籠等に置くのは当たり前であり、待っている人がいるのに終わる時間に取りに来ない方が悪い。また、皆が待っている以上、なるべく一人一台で済ませたり、洗濯や乾燥のモード選びは無駄に長時間を選ばないようにするのが当たり前というのが私の考え方なのですが、中盤以降、夫婦で洗濯機を複数同時使用したり、少量の洗濯物を複数の洗濯機に分けそれぞれ異なるモードで洗濯したり、普通の倍以上の時間がかかるモードで洗濯する人々が現れ、必要以上に競争が激化。その上、洗濯が終わっていたので他の乗客が洗濯機を使うのに洗濯物を取り出したら怒り出す輩が...
幸い私は、常に余裕をもって行動し、洗濯で苦労することはありませんでしたが、こういうことに不慣れな叔母は、何が問題なのか理解できないけどアジア系の人に怒られて諦めたとか、何度も洗濯できないでいるうちに追い込まれ、毎日毎日洗濯の心配ばかりするようになってしまいました。言葉の通じない相手に怒られても、自分に非がないなら日本語でもいいから毅然とした態度を取るべきですが、叔母はそれが出来ず、自分が悪いのかと譲歩してしまい、追い込まれていくタイプでした。
ある寄港地を出港する際、ルームサービスでアフタヌーンティーをオーダーし、バルコニーで楽しもうとセッティングしたのですが、「バルコニーからの景色を今見るべき」と誘っても、叔母はランドリールームでの順番待ちを優先してしまいました。こんな残念な話はありません。
そもそも、船にセルフランドリーがあるのは当たり前ではなく、客室の洗面所で洗う方が普通くらいに考えていれば良いし、最悪同じ服をまた着ても構わないので、旅を楽しむことを優先すべきです。乾燥だって、完全に乾くまで乾燥機を占有するのではなく、最短モードで多少湿っていても、後は客室で干せば部屋の乾燥対策にもなる。日常生活同様の完全な洗濯をセルフランドリーに求めて長時間複数台を占有するような迷惑行為は控え、ランドリー争奪戦に必死にならざるを得ないような状況にならないようにして欲しいものです。
叔母がマナーの悪い利用者に感化され、乾燥機が1度では完全じゃないから2度回していると聞いた時は、そんなのは部屋で干すべきだと、キツく言わざるを得ませんでした。
●フィットネスの無料サウナとシャワー
前回存在に気付かず、今回知って大活用したのが、デッキ9フィットネスのロッカールームにある無料のサウナとシャワー。海を見下ろす景色の良いサウナ自体素晴らしいですが、5003の狭い(母用に椅子もあり邪魔)シャワーより、ここの広いシャワーを使うメリットが大きかった。ただ、サウナは自分も外国の方も皆水着着用していたのですが、一人日本人が裸にタオルで入ってきた時は、ドキッとしました。まあ、隠していれば良いらしいですが、タオル一枚の本人が一番気まずそうでした。
なお、ここのロッカーの鍵は、スパの受付でクルーズカードと引き換えで借りられるのですが、結構な確率でロッカーは空いてないと断られました。しかし、ロッカー利用者の大半は着替えてどこかでエクササイズ等している訳で、ガラガラのロッカールームのサウナやシャワーは誰も使っていない時間が多い。別に自分はロッカー使わずとも構わなかったので、鍵を断られても自由にサウナ等は利用しました。はっきり言って穴場でした。
●カジノ
2022年のレビューでも色々書いてますが、私がここのカジノが好きな理由として、マシンを使わずにカードをハンドシャッフルしているというのがあるのですが、お客が席を外して一人もいなくなると、例え数十秒で戻ってきても、その都度カードのシャッフルをやり直すという紳士的なルールも素晴らしい。プレイヤーの目の前でシャッフルされたカードのみをゲームに使う、公正なスタンスなのです。カジノにとってBlackJackは、ゲーム数をこなせるだけこなすことが重要なので、シャッフルの待ち時間が増えるのは本来好ましくないのですが、それよりも公正さを重視しているわけです。(一人でプレイしていて、流れが悪いシューをどうにか早く終わらせたい時に、シューの途中でも一度トイレ等へ席を立てば、勝手にシャッフルされる裏技に使えるとも、ディーラーにこっそりアドバイスされました(笑))
もちろん、BlackJackのルール自体もまとも。知らない人は当たり前と思うかもしれませんが、まともなルールのBlackJackを提供するカジノは、実はとても貴重な存在なのです。寄港したビクトリアでも、下船したバンクーバーでも陸カジノ巡りをしましたが、クイーンエリザベスのような紳士的なBlackJackを提供するカジノはありませんでした。同じBlackJackでも、カジノによってディーリングの順序や細かいルールが異なるということ自体知らない人も多いでしょうが、クイーンエリザベスのBlackJackは、お客に不利になる小手先の改悪をしていない、紳士的なカジノなのです。
また、一度中華系の乗客がBlackJackテーブルに集団でやってきて、着席しているプレイヤーのゲームに相乗り(勝ちそうな人のゲームに勝手にお金だけ賭け、自分はプレイしない方法)をしようとした際も、ディーラーがそれを阻止しました。相乗りは、中華圏のカジノでは認められることが殆どですが、欧米では禁止のところが多いと思います。阻止された側は、最初何故ダメなのか理解出来ずにいましたが、それくらい中華圏では当たり前の行為なのです。カジノからすれば、相乗り禁止は賭け金が増える(=利益が増える)ことに反対するようなものですが、社交場としての存在意義を否定するような行為を禁止するのは、紳士的なスタンスと言えるでしょう。(相乗りは、カジノをただの賭場にしてしまいますし、争いの元にもなるのです。昔スリランカのカジノで、私のゲームに、私の10倍の賭け金で相乗りしてきた中国人がおり、私がヒットしようとしたら彼がステイしろと激怒し、ディーラーが「このゲームは着席している彼のものだ」と私をかばってくれた事があります。将来日本でオープンするカジノは、相乗りが認められるだけでなく、相乗り客の方が着席しているプレイヤーより自由度が高く賭けられるという酷いルールをカジノ管理委員会が定めてしまっており、他にもメチャクチャなルールがテンコ盛りで、私は絶対に行きたくありません。)
他のクルーズラインと比較しても、ここは改めて貴重なカジノだと思いました。(ただし、8デッキ(組)のカードを使っていて、再シャッフルのためのカットカードの挿入位置がほぼ中央。つまり、半分の4デッキ強しか使わないというのは、極端なカウンター対策だなとは思いました。)
・2022年からの変更点
以前は、クルーズカードでチップを買う際、3%の手数料を余計に取られていたように思うのですが、ディーラーに聞いたら、変更されて無くなったそうで、改善していました。船内アカウントに請求されるので、クレジットカードのショッピング枠で支払えるのですが、ゲームで使う以上に購入すれば、残したチップを額面通りキャッシャーで米ドルの現金に交換出来るので、寄港地でキャッシュが必要という場合の効率的な両替に利用できます。寄港地のATM等でキャッシングすれば、キャッシング枠で利息を払う必要があるわけで、カジノで遊んだついでにショッピング枠で手数料無しにキャッシュを得られると言うのは、裏技的に便利だと思います。
また、以前はFun21というBlackJack類似の違うゲームのテーブルがあったのが無くなり、1卓だったBlackJackが2卓に増えていました。お陰で、”ミニマム$5、マキシマム$200”と、”ミニマム$25、マキシマム$500”とリミットの異なるBlackJackが同時に2卓オープンし、賭け金の異なるお客が棲み分けできていました。(カジノが大きなクルーズ船では当たり前ですが、小さいクイーンエリザベスでどのゲームを提供するかは、なかなか厳しい選択があるのだろうと思います。)
私自身、カジノ最終日の6/9昼間までは安いテーブルで皆とワイワイ盛り上がって遊ぶのを楽しみ、18日間の合計で勝ち越していたので、最後は高いテーブルで一人で純粋に勝負に集中(高いテーブルで遊ぶ人は少なく、他人が余り参戦してこない)しようと、夜は全く遊び方を変えて所持金全てを投入。それまでの長く遊ぶための負け辛い賭け方ではなく、負けを覚悟の短期決戦スタイルに変更。これで負けて大赤字となりましたが、2卓あることで異なるスタイルで勝負を楽しむことができ、大満足でした。(親しくなったディーラーからは、安いテーブルに戻ってきなよと誘われましたが(^^;;)
・トーナメント
BlackJackとルーレットのトーナメントが何度か開催され、私もBlackJackで参加しました。決勝で負けましたが、とても楽しめました。この時、見ていた日本人の方からトーナメントの勝ち方はあるのか聞かれ、運しかないと答えたのですが、実はこの時に限って言えば、席選びが全てでした。ディーラーが勝ちすぎて最後の7ゲーム目に皆がオールインするしかない状況で、最後に賭け金を決めたプレイヤーが$100残してベットし、最後もディーラーが一人勝ちしたため、$100賭けずに残った人が優勝したのです。
トーナメント特有のルールでは、プレイヤーがベットする順番は右のプレイヤーからと決まっており、誰がいくら賭けたかを見てから自分の賭け金を決められる左側のプレイヤーが有利です。しかし、最初に賭けなければならない不利な席というのは、1ゲーム目が一番右の席、2ゲーム目はその左の席、3ゲーム目は更にその左の席...と、順々に左に移動します。そうすることで、席によって不公平にならないようにしています。ゲームは7回、今回プレイヤーも7人でしたから、最後のゲームは一番左の席のプレイヤーから賭け金を決め、次は一番右の席に戻り、最後に決められるのは一番左から2番目の席のプレイヤーでした。
予選上位者から決勝の席を選べるので、最後の7ゲーム目で最後に賭け金を決められる席が有利だと思う人は、この順番を意識して着席します。(つまるところ、予選の順位は、先に席を決められる以外に意味がありません。)
とは言っても、最後に賭け金を決められることに意味がある程度のゲームの流れが、それまでに成立していなければ意味が無く、どの席が勝利に恵まれるかは運次第。なので私は、慣れた席に座って運に任せた訳ですが、質問された方には、席選びが重要と考える人もいると答えるべきだったかもしれません。
・ビンゴ
Golden Lionのところにも書きましたが、母と叔母のため、ビンゴのある日は全て参加しました。カジノのキャッシャーでビンゴカード($30で6枚x4回分)を購入し、15:15からのGolden Lionでの抽選へ。3人でビンゴカードにスタンプを押し、一度賞金を獲得することも出来たので良い思い出となりました。ただこのビンゴ、単純に1列揃えるだけではないので、初めての日本人客の方が混乱されてました。1回目はビンゴカードの1列、2回目は四隅、3回目は2列、4回目は全ての数字が埋まることがビンゴの条件。日本語のルール説明は無いので、1枚のビンゴカードで2列揃う必要があるという時に何か誤解し、間違ってビンゴを宣言してしまった日本人の方もいらっしゃいましたが、混乱するのもの仕方ないでしょう。
一度、いつもと違う司会者の日があり、その時だけ、どこでも良いから4マスでビンゴという変則ルールになった時は、私も混乱しました。
・カジノの定番土産
どこにもディスプレイしてないので、普通は気付かないと思うのですが、テーブルゲームで使用済みのカード(トランプ)が、1組$2.00でキャッシャーで販売されていました。よくあるカジノ定番のお土産なので、売ってないのかディーラーに質問したら、色が4色あることも教えてくれました。カードはCUNARDの文字やロゴが入ったオリジナルなので、とても良い記念になります。
カードケースには、それがいつ、どこのテーブルで使われたか書かれていたり、それを確認した人のサインが入っていたりする(全てではない)ので、もし自分が実際に遊んだ可能性があるカードだったり、親しくなったディーラーのサインがあったりしたら、より思い出深いお土産になるでしょう。
私は、世界中様々なカジノの使用済みカードを買っており、今回全4色購入しましたが、初めて、お世話になったディーラーのサインがあるカードが含まれていることに帰国後気付き、とても嬉しかったです。
なお、使用済みカードは、テーブルゲーム中に不正使用されないよう、見分けがつくように角が丸くカットされていますが(カジノによっては中心に穴を開けたりします)、普通に遊ぶ分には問題無く使用できますからご安心を。
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