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クルーズマンズではじめよう
クルーズ航程
- 2016/10/01 — ピレウス(アテネ)
- 10/02 — モネンバシア
- 10/03 — カタコロン(オリンピア)
- 10/04 — レフカダ島
- 10/05 — ケルキラ島(コルフ島)
- 10/06 — ドゥブロヴニク
- 10/07 — プリモシュテン
- 10/08 — ヴェネツィア
CERTIFIED ms. sae's 14th time voyage
2016-10-01 スイート 1
2000年の初めてのクルーズがアドリア海とエーゲ海でしたが、もう一度、アドリア海だけをじっくりクルーズしたいと思っていました。このルートを選んだのは、ギリシアのモネンバシアに行ってみたかったからです。モンテネグロのコトルが含まれていなかったのが少し残念な点でした。
味も質もよく、満足しました。ディナーは、メインダイニングの他、予約制のレストラン2と、The Colonnadeがあります。レストラン2は懐石風の創作料理で、2日に一度メニューが変わります。工夫があって、たいへんおいしく、早く予約しないとすぐいっぱいになってしまいます(乗船後に1日分のみ予約できます)。The Colonnadeは、朝食とランチはブッフェレストランですが、ディナータイムはテーマレストランになり、日替わりで、日本やイタリアントラットリア、フレンチビストロなどをテーマにしたメニューが用意されます。前夜に船内新聞と一緒に翌日のメニューが配られるので、ベッドの上で「明日のディナーはどうしようかな」と楽しく悩むことになります。プールサイドにはThe Patioというグリルレストランがあり、ハンバーガーがとてもおいしいです。ディナーも可能ですが、夜はかなり寒くなったので、利用することはありませんでした。朝食は毎日ルームサービスを利用。スモークサーモンのエッグベネディクトがとてもおいしいです。レセプションもある、シーボーンスクエアには、夜遅くまで営業のコーヒーコネクションがあり、バリスタが美味しいコーヒーを入れてくれます。時間帯により軽食やクッキー、マカロンなども食べられます。
スタッフは親切で気持ちよいサービスでした。前半は、メインダイニングのディナーで料理の出てくるタイミングが遅いのが気になりましたが、その後改善されました。レジェンドで顔なじみになったスタッフも何人か乗船していてうれしく思いました。客室スタッフもこちらの要望を笑顔できっちりこなしてくれました。
スイート
シーボーンで初の「本当の」ベランダ付。寝そべって海を眺められます。部屋は十分な広さで使いやすかったです。バスルームも広く、シャワーブースとバスがわかれていてゴージャスです。ただ、バスのほうにはシャワーも仕切りもないので、ちょっと不便に感じるかもしれません。
アフタヌーンティータイムやアフターディナーにはオブザベーションラウンジでピアノ演奏などを楽しみました。夜のショー(歌が中心)も行われていましたが、私たちは見に行きませんでした。
レフカダ島では、初めてシーボーン・マリーナ(船尾が開いてウォータースポーツができる設備)を体験できました。また、温水プールがふたつ、海を見渡せる後方にあり、ドリンク片手に至福の時をすごせます。
タクシーを予約して空港から直接ピレウスまで行きました。
かつては城塞で、中世の遺跡が多く残された、時が止まったような島で、今は橋で新市街のある本土とつながっています。城塞の上まで登ると、ヴェネチア時代の赤い屋根瓦が続く市街地と、キラキラと輝く青い海が見渡せます(岩だらけで結構な急坂ですのでスニーカーなどがおすすめです)。
カタコロン近くの有名な観光地であるオリンピアには2000年のクルーズのときに行ったので、今回はパスして港近くを散策することにしました。あんまり天気がよく、イオニア海の水は透明できれいだったので、誰もいない近くのビーチで少し泳ぎました。
その後、港近くの駅(1日2本くらいしかないようです)前にあるギリシャ古代技術博物館を見学しました(基本的にクルーズ船入港中のみ開館するようです)。いろいろな古代技術のからくり模型が展示してあり、何人か集まると(結局私たちだけでしたが)係員のお姉さんが、説明しながら実演して見せてくれます。自動人形劇シアターや、寺院の扉が自動で開閉する仕組みなど、とても興味深かったです。小さい博物館ですが一見の価値がありました。
聞いたこともない島だと思っていましたが、「耳無しほういち」などの日本の昔話を収集、編纂したラフカディオ・ハーンの生まれ故郷で、日本にもゆかりある島です。緑の丸い盆栽のような島が点在する多島海にあり、景観のとても美しいところでした。
船は沖にアンカリングしており、そこで船尾のマリーナを開いて、午後からウォータースポーツが行われました。モーターボートで引っ張ってもらう2人乗りの「カウチソファ」は、かなりのスピードが出るのでスリル満点です。青い空と輝く海、緑の島々を眺めながら、爽快な気分を味わいました。他にバナナボートやカヌーも楽しむことができます。
停泊した港から船の無料シャトルバスで町の中心まで移動し、あとは徒歩で観光しました。中世の面影を残す旧市街は世界遺産に登録されています。旧要塞は海に面していて、上に登ると、旧市街全体と海が一望できます。町は徒歩散策で十分回れる大きさです。歴史とリゾート気分が一度に楽しめる島だと思います。入出港時に海から見る旧市街もとても美しかったです。
昨日の泳げる暑さから一転、肌寒く雨がぱらつく少し残念な天気になりました。
クルーズ船が恐らく4隻は停泊していたのではないでしょうか。新港に着岸の予定がやや沖合に錨泊に変更となり、2000年に訪れたときと同じく、テンダーボートで旧港への上陸となりました。旧港からすぐの旧市街は徒歩で観光できるサイズです。
前回訪れたときは、内戦がやっと落ち着いてきたころで、町のあちこちにまだ弾丸の跡や、破壊された城壁など戦争の爪痕が生々しく残る状態でした。今はスルジ山へのケーブルカー も再開され、町をぐるりとかこむ城壁も再建・修復されるなど、すっかり平和な観光地となっていて感慨深く感じました。観光客は何十倍も増えていると思いますが、街並みは変わらず、曇り空にも屋根のオレンジ色が栄えてとても美しかったです。
海に突き出した島の上に町がある、こちらも海から見る風景が絵になるところでした。
ここでは船会社主催のエクスカーションの「クルカ国立公園とシベニク市内観光」に参加しました。沖に錨泊だったので、テンダーで港へ行き、そこからバスに乗りました。クルカ国立公園は有名なプリットヴィッツェ国立公園のミニチュア版と言われています。曇って時々雨がぱらつくあいにくの天気でしたが、公園散策中はほとんど雨に降られることはなく、しっとりとした森の緑と豊富な水量で、きれいな空気と清涼感ある景色を楽しむことができました。
続いて訪れたシベニクも石畳の続く、歴史ある町でした。
朝のヴェネツィア入港をとても楽しみにしていたのですが、なんとその日の1番目、朝5時前、真っ暗な中での入港になってしまい、サンマルコ広場の塔もドゥッカーレ宮殿もまだ夜の闇の中、ほんのり明かりが灯って、存在がわかる程度でした。前回は昼間の出港でしたので、今回は夜景が見られた?と思ってよしとすることにしました。港から見た朝焼けに浮かび上がるヴェネツィアも美しかったです。
下船後は、ヴェネツィアは3回目だったので観光はせず、予約していたシャトルで1時間程度のパドバに向かいました。パドバでは有名なスクロヴェーニ礼拝堂を見学し、旧市街を散策しました。ちょうどよいサイズで居心地のよい、見所の多い町でした。
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