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クルーズマンズではじめよう
クルーズ航程
- 2013/04/21 — バルセロナ
- 04/22 — ポート・マオー(メノルカ島)
- 04/23 — パラモース
- 04/24 — マルセイユ
- 04/25 — モンテカルロ
- 04/26 — リル=ルッス(コルシカ島)
- 04/27 — ポルトフェッラーイオ(エルバ島)
- 04/28 — チビタベッキア(ローマ県)
CERTIFIED ms. sae's 5th time voyage
2013-04-21 スイート 1
イタリアの島々、エーゲ海とクルーズし、今度は地中海に行きたいと思っていました。ソジャーン(3万トン)と迷いましたが、小型船(1万トン)のメリットを生かして小さな隠れ家的な港にも訪れる、レジェンドのルートに魅力を感じ、3回目の乗船となりました。このクルーズのようにモナコに夜遅く(22時頃)まで停泊する行程はあまり見かけなかったので、この機会に海側からモンテカルロの夜景をぜひ見てみたいと思ったことも大きな理由のひとつでした。
朝食はほぼ毎日ルームサービスでとりました。カードに好みを細かく書いて寝る前にドアノブにかけておけば、希望の時間に生搾りジュースや焼きたてのエッグベネディクトなどが運ばれてきます。上層階にあるVeranda Caféはビュッフェとテーブルオーダーの朝食とランチが食べられます。ランチの日替わりパスタや魚料理、デザートがおいしいです。ランチにはSky Barの横にSky Grillもオープンし、ハンバーガーやホットドッグなどを作ることができます。ディナーはメインダイニングのThe Restaurant(フリーシーティング)の他に、Restaurant2(Veranda Caféがディナーにこの名前に変わる)があり、こちらは予約制です。日替わりで、テイスティングという懐石風メニューやフレンチなどのテーマメニューが楽しめます。今回はメインレストランよりも多く利用しました(窓が大きく、外のテーブルもあるので夕陽や夜景も楽しめる)。最上層にある、眺めのよいMidnight Sun Loungeではアフタヌーンティーが提供され、お茶は種類豊富なリーフティーメニューから注文。スコーンやプチケーキ、サンドイッチなどをブッフェ形式で選べます。
小型で乗客数は最大でも200人と少なく、スタッフは顔と名前、好みなどをすぐに覚えてサービスしてくれるので心地よく、また乗りたくなってしまいます。顔なじみになったスタッフと再会するとうれしく、友人に久しぶりに会うような感覚になれるのもリピートしてしまう理由のひとつでした。
スイート
海側スイート。腰くらいの高さからの大窓がついています。今回はメノルカ島のマオンを出港した後から大揺れ(前方の部屋だったのでやや揺れがきつかったかもしれませんが)。うまく歩けないほどで、これは絶対酔う!と思い、初めてディナーをパスしてすぐに寝ました。レジェンドのような小型船が、大型船に比べると大きく揺れやすいのは仕方ないかと思います。エレベーターを使わずどこにでもすぐ出ていけるサイズとアットホームなサービスがとても気に入っていました。
朝夕のヨガやピラティス、ティータイム後のトリビア、夜の歌手やコメディアンのショー、ラウンジでのピアノやギター演奏などがあります。小型船なので派手なショーや大きな娯楽設備などはありません。
シーボーンでは寄港地ごとに現地の観光案内の人が必ず1人乗船して、地図の配布、周辺の見所や交通の案内などをしてくれるので、個人で観光するのにたいへん便利です。日本のガイドブックに載っていない町に寄港することが多かったので、いつも真っ先 に質問に行き、詳しい現地情報を教えてもらいました。
現地の観光タクシーを予約し空港から港までの送迎と、途中2時間程度の市内観光をお願いしました。聖家族教会などのガウディの建築群を見学し(グエル公園以外は外観のみ)、大聖堂前では毎日曜のサルダーニャの踊り(たくさんの人が輪になってフォークダンス)を見物、最後にモンジュイックの丘から町全体と港に停泊する3隻の客船を見下ろしました。ただ、その中に小さなレジェンドはなく、港の中で迷いましたが、なんとか無事たどりつき、前回見知ったスタッフに出迎えられました。
マヨネーズの語源となった町です。港からすぐが崖になっていて、急な長い階段を上ると町に辿り着きます。マオンのバスターミナルまで歩き、そこから路線バスで島のちょうど反対側にある古都シウタデラを訪れました。市庁舎、シアター、カテドラルなどベージュ色の石造りの建物が並び、歴史を感じさせる落ち着いたたたずまいの町でした。
パラモスは海老で有名な漁港で、たくさんのヨットが係留され、ビーチやミニ遊園地などのあるリゾート地です。町に見所は特になく、事前に調べていてHPの写真にひとめぼれした、ベグールを目指しました。バスの案内所の窓口に行き先を書いた紙を出してチケットを購入、バスに乗り込みました。その日はサン・ジョルディの日でバスの運転手が奥さん(か恋人?)にバラを渡すために寄り道(!)、予定外のバスの乗換もあり、ひやひやしました。乗っていたバスが停車したときに、窓から見える風景があまりに美しいので見とれていたら、「ベグール!」と運転手が叫んだのでびっくり。そこにはHPで見た写真よりも数倍すばらしい景色が拡がっていました。その景観の中心にある山の上の城塞までは行かれませんでしたが、クリーム色の石造の建物が続く迷路のような小道を散策するだけでもとても楽しかったです。
朝、船長から「ラッキーなことに」との放送があり、予定されていた町から遠い新港ではなく、徒歩圏内にある旧港に停泊しました。旧港はパニエ地区というマルセイユの下町近くにあり、中心部までは15分くらい歩いたかと思います。そこからプチトランというミニトレイン型の観光バスに乗り、山の上にあるノートルダム大聖堂へ行きました。中の壁や柱には赤と白の大理石が縞模様を作り、天井などの金銀の彩色がとても美しいです。また 眼下を見れば、マルセイユの赤い屋根、青い海、白い岩肌の島々と、トリコロールのパノラマが拡がっています。
出港時には、「モンテ・クリスト伯」の舞台となった城のあるイフ島近くを航行し、遠くに大聖堂の尖塔を見ながらマルセイユを離れました。
モンテカルロの町がすぐ横に見える港に停泊。港から見る薄曇りのモンテカルロは豪華な建物に混じってビルも建ち並び、意外と殺風景でした。バスボートで反対岸に渡り、崖の上にある町まで公共のエレベーターで上りました。グランカジノなどがある広場はさすがに華やかな雰囲気があります。急な階段をさらに上がり、バスの案内所でチケットを購入、バスでエズ村に向かいました。まだ朝早く人気の少ない静かな村を散策しました。曇って雨もぱらつく天気だったのが残念でした。
その後船に戻って昼食を取り、午後はモナコ大公宮殿内部を見学、公園や町を散策しました。
夜のディナーはRestaurant2を予約。外の町側のテーブルに案内され、次第に輝きを増していくモンテカルロの夜景を眺めながら、オッソブーコなどのイタリアンを堪能しました 。
ナポレオンの故郷として有名な島の北西岸にある、本当に小さな町です。事前に名物の栗粉を使ったビスケットで有名なお菓子屋さんがあることを調べて行ってみましたが、まだ午前中なのにお店の棚は文字通りからっぽ。私たちが入店したときには、ちょうど地元のご夫婦が最後の1袋を購入したところでした。がっかりして帰ろうとすると、ご夫婦からどこから来たのか尋ねられ、日本からと答えると、私たちはまた買えるからとプレゼントしてくれました。町と反対側の港の先には丘の上に灯台と古い塔のある岬があり、登っていく道には花がたくさん咲いていて、頂上からは山を背景にしたリルルースの町や透明な海が見渡せました。
こちらはナポレオンが流された島として有名です。とはいえまだ待遇はよかったようで立派な別荘ムッソリーニが残っています。ファルコン城塞やステラ要塞跡などをめぐり、島の景観を楽しみました。また島名産の赤ワインを使ったブリアッキやフールデナヴェットという焼き菓子をお土産に購入しました。
港ではとなりにちょうど3万トンのシーボーンソジャーンが停泊していました。今回ローマは観光せず、予約しておいたタクシーで直接空港に向かいました。国際線ターミナルにある、ジェンティリーニのビスケットがおいしくておすすめです。
シーボーンに詳しいクルーズコンシェルジュがいます。
地中海クルーズで沿岸の町だけでなく、色々な島も訪れてみたい方。小型船が好きな方。
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