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クルーズマンズではじめよう
CERTIFIED mr. saitama_tomukun's 5th time voyage
2019-03-10 カップル・ご夫婦で 海側キャビン 2
Photo: プルマントゥールのゼニス号は47,255トンのやや小振りのクルーズ船でした。
料金の安さと魅力的なコースが選んだ理由です。出港地を含めればカナリア諸島の4つの島と、ポルトガル領マデイラ、さらにモロッコのアガディールにも寄って費用総額82,000円(海側部屋)とは驚きです。その費用にはチップやアルコール飲料代も含まれているのですから、本当に安い。
格安のカジュアル船ですから、高望みは禁物。高価な食材の料理はありません。しかし、メインダイニング、ブッフェ共に十分に楽しめる内容でした。スペイン船ですからブッフェには常にパエリアがありました。
ラグジュアリー船を知らないので比較できませんが、スタッフの対応に何の問題も感じませんでした。頼んだことは確実にやってくれます。普通の海側部屋ながらウェルカムドリンクが部屋に用意されていました。本物のカヴァではないかなり安いスパークリングワインとはいえ、きちんと氷に入れて用意してくれたことが嬉しい。下船時の荷物出しは、なんと朝食後でOKでした。乗客数が少ないので、下船時のストレスは皆無。
海側キャビン
前回乗ったプルマントゥールの船は丸窓部屋でかなり狭い部屋でした。今回も覚悟していましたが、案内されたのは普通の窓の部屋で、かなりゆったりした感じ。イス2脚と小振りのテーブルもあって、なかなか快適でした。
パブリックスペースはとても簡素です。必要最低限のものしかありません。レストランもメインとブッフェの二ヶ所のみで有料レストランはありません。お茶やお酒を飲む場所は何カ所かありました。劇場はそこそこ広く、狭いがらも図書室やジム、スパもあって、豪華さを期待しなければ特に不自由を感じることはありません。
世界遺産の町ラ・ラグーナまでトランビアと呼ばれるトラムで簡単に行くことができました。ただし、トランビアの停留所は港にないため市内地図が不可欠です。トランビアは、停留所にある券売機でチケットを買ってから乗ります。
ラ・ラグーナ旧市街は雰囲気のある町で、徒歩だけで見学することができました。
カルデラ地形のタブリエンテ国立公園に行く半日ツァーに参加しました。かなり大規模なカルデラでしたが、森林の眺めはそれほど珍しさを感じません。2kmほどの散策路を1時間ほどかけてみんなでぞろぞろ歩きます。帰路、眺めの良いところでのフォト・ストップと魅力的な小さな教会前での休憩がありました。
港から旧市街まで徒歩で簡単に行くことができます。エクスカーションから戻った後、気持ちのいい町歩きを楽しみました。
眺めの良いモンテへのケーブルカー乗り場は港から徒歩で行くことができます。また旧市街には昔ながらのメルカドやカテドラルなど見所も多く、楽しい町でした。
タラウダントの町に行くエクスカーションに参加しました。タラウダントはいかにもモロッコらしい歴史ある町と聞いていたのですが、エクスカーションでは城壁をちらっと見た後は特にどうということはない市場の中をガイドのあとに付いて歩き、広場で短時間のフリータイム。それで終わり。
港に戻ったあと、すぐ背後にある眺めのよい旧カスバや賑やかなビーチで過ごそうとしたのですが、船は貨物エリアの奥に停船しているため、タクシー以外の移動は不可能。何かと問題のモロッコのタクシー、しかもできれば避けたい港待機のタクシーを使わざるをえないわけで、予想通りタクシー代を巡って不快なことがありました。こういう港では船会社によるシャトルバスが必要だと思いました。
ティマンファヤ国立公園に行く半日コースを選びました。まずは岩石海岸の眺めが素晴らしいところで15分ほど下車。次は独特な黒い畑でブドウを栽培しているワイナリーで試飲と休憩。もちろん日本では購入困難なランサローテのワインを比較的安価に購入できます。そして最後に国立公園内のクレーター周辺をドライブ。見たことのない眺めの連続で、このエクスカーションはとても楽しかった。
港は市街地に接していますが、見所が多い旧市街へは市内バスを使わなければなりません。私たちは港近くのサンタ・カタリナ広場からテアトロ行きバスを使いました。テアトロはバスターミナルになっていてとても分かりやすく、そこから旧市街のどこにでも徒歩で行くことができます。土曜日だったためコロンブスの家の内部見学ができなかったのは残念でした。同じく門を閉ざしていたカテドラルは、隣接のミュージアムから内部に入ることができました。
旅好きな人なら誰にでも向きます。ただし、船が小振りなのでやや揺れることが多く、揺れが苦手な人にはお勧めできません。何しろ大西洋ですから。私も揺れが苦手で一度だけ酔ってしまいましたが、すぐに慣れました。慣れてしまえばどうということはありません。
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