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クルーズマンズではじめよう
クルーズ航程
- 2017/02/26 — シドニー
- 02/28 — ブリスベン(クイーンズランド州)
- 03/03 — ヨーキーズ・ノブ(クイーンズランド州)
- 03/05 — アロタウ
- 03/11 — 那覇(沖縄)
- 03/13 — 神戸
CERTIFIED mr. seaday's 21th time voyage
2017-02-26 カップル・ご夫婦で 海側キャビン 0
キュナード3回目の乗船。よりキュナードを楽しみたかった。日本へ向かう体に楽で、シーデーが多く外国の方が多いワールドクルーズを体験したかった。
1回目ビクトリアのカナリア諸島クルーズは、食事は不味かったが、ポルトガル・リスボン港からのキュナード3隻同時出港を体験でき往年の海運国家英国を肌で感じることが出来た。2回目エリザベスのドバイまでのクルーズは、食事もまずまずでワールドクルーズの良さを感じることが出来た。
ブリタニアレストラン:標準的なプレミアム船レベル。総じて、前回同様美味しく感じた。
ゴールデンライオン:フィッシ&チップス、カレーと黒ビールはこの船の看板メニューの一つだと思う。クイーンズルームのハイティーで出されるスコーンも紅茶によく合い美味しかった。
ブリタニアレストラン:テーブル付きワーカー、マークとレイは、いつも担当テーブルが満席で多忙であったが、良く働いてくれた。
(翌年の同じクルーズのテーブル付きワーカーは、サーブの仕方が雑で、食事中に何度も足を踏まれた。マークとレイがいかに素晴らしかったかを痛感。全体のオペレーションが悪いのか、人材・人手不足なのか、ブリティッシュフォーマルでやらないといけないことが多すぎるからなのか、教育不足なのか、キュナードのワーカーは個人差が大きく、疲れているワーカーも多い印象をうけた。)
部屋付きのワーカー、レイはしっかり仕事をしてくれた。
海側キャビン
オーシャンビュー。快適であった。以前なかった電気ポットが部屋に常備され重宝した。
〇クイーンズルームはフォーマルダンス、パーティー会場として夜のイメージが強いが、日中も、ダンス教室、演奏会、キリスト教の日曜礼拝、ハイティー等多目的イベントホールとして活躍。何もない時やイベント中でも海側の椅子に座って、乗客が本を読んだり、おしゃべりをしたりとそれぞれの時間を過ごしている。友達同士が待ち合わせ場所にしていることも多い。伝統ある落ち着いた内装の広い吹き抜けは、シーデー好きにはたまらない空間。そして夜、生バンドがはいると大人の社交場に変身する。今回のクルーズではフォーマルナイトが5回もあり、その日は特に盛況であった。〇ショーもレベルは高い。ダンサーの中に一人の日本人女性がいた。レベルが高く競争の激しい海外のショービジネスの世界で頑張っている姿は素晴らしかった。彼女のご両親も乗船されていたようだった。〇プールサイドでは従業員対抗パンケーキ運び競争も開催され盛りあがった。ダーツ大会には日本人も多く参加し優勝。
〇ワールドクルーズでは、海域毎に乗客の合唱団が編成される。今回は総勢約50名、日本人も男女数名が参加。航海中、プロ歌手やピアニストが指導する数回の練習の後、神戸入港前日の昼ホイヤーで発表会が行われた。アンコールの「レットイットビー」が終わった時は多くの観客から実力以上の賞賛の拍手が送られた。国際交流は楽しい。
シーデーの多い船旅は他にも人と触れあえる機会を与えてくれる。私の部屋の前はセルフランドリー室。クルーズも日が経つと数台の洗濯機と乾燥機を目指して朝一番から人が並ぶ。地の利を生かして良く通ったが、待っている間の井戸端ならぬ洗濯場会議ですっかり英国紳士淑女と顔なじみになった。シーデーの多い船旅では、積極的にいろんなアクティビティーに参加するとまた一味違った思い出深いものとなる。
ハイドパーク近くのホテルに前泊。出港当日はクルーズターミナルのあるロックスはフリーマーケットが開催され大勢の観光客や乗船客で賑わっていた。シドニーは、治安も良く、交通機関も整備され観光客には散策しやすい街。ターミナルには昨日までクイーンメリー2が停泊していたとのこと。
有料シャトルバス30分で街へ。ショッピングセンターの百均ダラーショップで買い物。ブリスベーン川沿いの遊歩道を散策。陽射しが強い。
テンダーで上陸。サトウキビ畑が広がる景色を見ながらシャトルバス25分で街へ。終日小雨のため、ショッピングセンターや地元の市場の中を散策。
埠頭から村のお土産屋さんまで海岸沿いをゆっくり歩いて片道20分、往復歩く。沿道では民族衣装を着た親子が写真撮影しませんかと立っている。もちろん有料。車道は舗装してあるが民家につながる脇道は赤土の道。小学校時代の通学路を思いだす。湿度が高い。出港時は現地の人がパプアニューギニアの踊りで見送ってくれた。感謝。
シャトルバスは国際通りの入り口まで送ってくれる。船で友人になったオーストラリア人夫妻を案内し国際通り、牧志公設市場、琉球ガラス体験所を散策。昼食は地元の食堂で沖縄料理とオリオンビールで乾杯。出港時はウチナーンチューの方のエイサー踊り。小さな子供の踊り手もおり外国の方は大喜び。日本人乗客からも「ありがとう」「さようなら、またくるよ」と大きな声が飛んでいた。船が岸壁を離れ人影が小さくなっても太鼓の音が聞こえていた。
神戸は船から見ると街のすぐ後ろに美しい六甲の山並みが連なる風光明媚な港町。接岸したポートターミナルは、街の中心に近い観光や下船に便利な場所にある。ポートライナーの駅に直結しておりJR、阪神、阪急、地下鉄、関空・伊丹空港行きシャトルバス、有馬温泉行バスが乗り入れている三宮へは5分、神戸空港へも12分。三宮からはJR新快速で大阪20分、姫路40分、京都50分。
無料シャトルバスも充実。元町(中華街・大丸等ショッピングエリア、JR元町駅)行き無料シャトルバスは10分毎にあり観光に便利。神戸港でクルーズ終了の下船客が多い場合は大きなスーツケースも載せることができる観光バスを使った新幹線新神戸駅行き無料シャトルバスが朝20分毎にある。タクシー乗り場もすぐ前。港では、ボランティアの通訳・案内の皆さんがお世話してくれる。(無料シャトルバスは2019年6月時点の情報です。今後変更になる場合があります。)
キュナードの船に一度乗ってみたい方。日本周遊クルーズより当然外国人比率が高いので本来のキュナード、ワールドクルーズの雰囲気を味わいたい方。片道飛行機で帰りは楽に日本に帰りたい方。シーデーの好きな方。社交ダンスの好きな方。(因みに、この時の乗客約2000人の内、国籍別で一番多かったのがオーストラリア、イギリス。日本人は130人程でした。)
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