非日常のクルーズ旅行をもっと身近に。
クルーズマンズではじめよう
クルーズ航程
- 2022/10/16 — オークランド
- 10/17 — アイランド湾(ラッセル)
- 10/20 — シドニー
CERTIFIED mr. shiawasemon's 15th time voyage
2022-10-16 1
2010年ごろからクルーズにハマってしまった当家、二年に3回程度というペースで予約を入れていたが、COVID-19のせいで全世界的にクルーズは一時停止。三年ほど経って世界が落ち着き、クルーズ業界も再起動し始めたこのタイミングでクルーズに行くことにした。
キャンセルになった既存の予約はクレジットとして代金に充当できるが、その使用期限が迫っていた、
という事情もある。
毎晩レストランでフルコースが食べ放題、という贅沢を「普通」というのは気が引けるが、普通においしかった。
一晩だけスペシャリティーレストラン(フレンチ)に行けるプランだったが、こちらは流石においしかった。
スタッフは普通以上にフレンドリー。かといってしつこくはなく、目立たないようにサービスしてくれた。
広さも収納も不足なく、こんなものかと。
ただ、トイレットペーパーホルダの位置だけは納得できない。
巨大船にしては、探訪できる設備やスペースが少ないようにも感じたが、4泊という短いクルーズであったからかもしれない。
メダリオンやスマホアプリには将来性を感じるが、今のところは普通。
オークランド空港から街中や港までは、スカイバスというのが定番であったが、最近それがなくなり、バス+鉄道となった。
クルーズターミナルはブリトマート駅からすぐ。ゆっくり歩いて5分ぐらい。
テンダーが着くワイタンギはニュージーランドの建国の礎となった地で、広大なワイタンギ公園がある。
近くの町パイヒアは典型的な地方の町で、テンダーの港からの無料シャトルが出ていた。銀行やスーパー等一通りのものはあるがこじんまりとしている。
今回はパイヒア周辺を徒歩で二時間ほど散策。ニュージーランド北部で暖かいので、おしゃれな別荘らしき建物も多い。
パイヒアからフェリーで対岸のラッセルに行き、そこを散策するのも良い。
例によって最終寄港地のシドニーには早朝に着くが、何の手違いか(入国審査遅れ?)全員下船にすごく時間がかかった。多分予定時刻の二時間遅れ。我々は帰国便が夜だったからいいけれど、昼頃の飛行機の人は焦ったのではないか。
我々はシドニー在住の知り合いと港で合流して、路面電車で移動。最近流行っている日本村みたいなところを案内してもらい、その後空港へ。
コロナでキャンセルになったクルーズを振替予約したのだが、それも再キャンセルとなり、クルーズクレジットの振替期限を睨みながら、少ない選択肢の中で選んだ消化試合のようなクルーズであったが、船旅はやはりいいものだと再認識できた。一連の作業は妻が直接クルーズ会社とやってくれた。
10年越しのクルーズファンとしては、コロナ後のクルーズの形態がどのように変わるのか、それによって今までのような楽しみ方ができるのかどうか、が大きな関心事であった。
結論的には、「思ったほどは変わっていない」ということになると思うが、今回は4泊のかなり短いクルーズであったし、プリンセス以外の会社ではまた対応も異なるであろうから、今後数回はいろいろなクルーズを試す必要があるだろう。
その他挙げればキリがないが、今回のクルーズでは、
・マスク着用は公共スペース(従ってデッキや廊下以外殆どのところ)で促される(表示がある)が、それに従っている人もいれば、していない人もいる。ただしクルーは殆ど例外なくマスク着用。
・ワンフロアの半分を仕切って閉鎖、多分隔離エリア(数百室という数になるだろう)として運用していた階があった。当然入って見ることはできなかった。
・人伝に聞いたところでは、航海の始め、特にロスを出てハワイやタヒチに行くまでは乗客全員が五日ごとにコロナ検査を受けさせられたとのこと。その結果により隔離されたのであろう。我々が乗ったのはオークランドからの最後の五日だけだったので、そのような緊張や厳格な雰囲気はまったく感じられなかった。
なお、後日談になるが、下船後数週間で、まさにこのマジェスティックプリンセスで800人ほどの感染者が発生(乗客数は三千人程度か)、隔離措置の上で航海を続け、適切な寄港地で下船した、という報道があった。当事者は大変であったろうとは思うが、二年ほど前の社会問題化したほどの騒ぎからすると、コロナ後のNew normalがクルーズにも浸透して来ているように思える。
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