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非日常のクルーズ旅行をもっと身近に。
クルーズマンズではじめよう
CERTIFIED mr. shibata's 34th time voyage
2025-02-08 お1人で 内側キャビン 1
Photo: クライストチャーチ最寄りのリトルトン港に停泊中のクラウン・プリンセス
1995年にフェアスターで南太平洋をクルーズして以来、30年以上南半球を訪れていなかったので、寒い日本を脱出して未踏地だったニュージーランドの海域をクルーズしたかった。
満員に近い3,000名の乗船客が乗船していたが、ダイニングレストランでのスタッフは皆フレンドリーでデリバリーもテキパキとしていて待たされる事もなかった。
総じて料理は美味しく盛り付けも良かった。
ブッフェレストランの料理は変化に乏しかった。
ダイヤモンド・プリンセスで勤務歴のあるスタッフが多く、日本語で歓迎してくれる事も多かった。
キャビンの鍵、船内精算用のクレジットカード、身分証明の機能があるメダリオンが素晴らしい。
キャビンに近づくとドアの鍵が開く状態になったり、記念日を事前登録しておくと夕食時にテーブルを察知して祝福に来てくれたりと至れり尽くせり。従来のIDカードに比べると飛躍的にハンディで便利。
船内新聞は他の船会社に比べて文字も小さく編集の工夫もなく見にくい。
内側キャビン
シングルユースのため内側客室を利用。部屋の照明を全て点灯しても暗くて目が疲れた。
コスト削減のためかメモ用紙やボールペンの設置がなく不便を感じた。
シャワーが固定式で良くない。
インターネット・カフェでは船内でのパソコンの操作方法やスマホによるニュージーランド旅行者電子申告手続きなどをスタッフが親切丁寧に教えてくれて助かった。
インターネット・カフェは居心地も良く一番のお気に入りの場所となった。
ラウンジでゆっくりとくつろぎたいと思ってもソファや椅子が少なく立って過ごす事もあった。
プリンセスクルーズもスターリンク導入により陸上に近いスピード感でインターネット接続ができるようになり、ストレスなく船内でインターネットが利用できた。
シドニー空港からサーキュラーキーのシドニー港に直行して乗船。
シドニー港は世界3大美港の一つと言われるだけに高層ビル群とオペラハウスやハーバーブリッジなどのシドニー湾の景観とクルーズ船が見事に調和し、これから始まるクルーズへの高揚感が高まった。
クルーズの発着地として最高。
1年の3分の2は雨と言われる多雨地域にもかかわらず、当日は快晴で早朝から夕方まで船上からたっぷりとフィヨルドランド国立公園の景勝地を巡る船旅を満喫できた。
入り江から山々が垂直にそそり立つミルフォードサウンドの景観は圧巻だった。
アラスカのフィヨルドとは一味違う神秘的な景観を楽しめた。
着岸した港はコンテナ埠頭で港からダニーデンの中心部まで往復35NZドルのシャトルバスがあったが、港からダニーデン中心部及び主要な観光地に50NZドルで連れて行ってくれるミニバスを見つけて観光。クラシカルなダニーデン駅をはじめ世界一険しい道や植物園などを訪れた。
船側から用意された港からクライストチャーチの中心部まで往復25ドルのシャトルバスを利用。
クライストチャーチでは市電の一日乗車券(40NZドル)を利用し、市内遊覧した。
港から中心部までシャトルバスが運行されており、無料で出掛けられた。
先ずはウエリントン名物のケーブルカー(往復12NZドル)に乗り、眼下の港町の風景を楽しんだ。
ケーブルカー博物館や植物園を見学した後は徒歩で中心街やウエリントン駅を探訪したりして5キロほど歩き、2階建てシャトルバスに乗って帰船。
首都を歩いて回れた満足感があり理想的な寄港地だった。
王子製紙のティッシュ、トイレットペーパー・ネピアの商標の由来にもなっているネーピアは世界でも有数の「アールデコ様式の建築物がまとまった街」として有名らしく、色とりどりの花がいっぱい咲いていたりお洒落な感じの町で、映画のセットのような街並みに魅了された。
観光できた時間は短かったが、港からシャトルバス(無料)で町の中心部へ行くと、運よくアートデコフェスティバルが開催されており、クラシックカーのパレードや仮装した市民のファッションショーや古典式飛行機のデモ飛行が見れて充実した寄港地観光ができた。。
海が荒れて抜港となったが、最終寄港のベイオブアイランドが悪天候のため取り止めとなり、船長の配慮でタウランガ入港が復活するという珍しいケースを初体験。
マウンガヌイ山(標高232m)に1時間かけて登り、クラウン・プリンセスを俯瞰的に眺められ、周囲の風光明媚な風景も満喫できた。
さらに歩いてタウランガの街を散策できた。
クイーン通り、ビクトリア通りを散策し、南半球で最も高いスカイ・タワーに昇り、60階の展望デッキからオークランド市街やハラウキ湾に浮かぶ島々の眺望を楽しんだ。
ダウンタウン・ターミナルから高速艇に乗りワイヘキ島を往復し、海上からオークランド高層ビル群の眺望を満喫。
錨泊してテンダーボートで上陸する予定が悪天候のため抜港となり寄港先はタウランガに変更となったが、シドニーに帰港する際にアイランド湾近くを通る航路がとられた。
全国ネットの船旅専門旅行会社なのでWEBも印刷物も充実しており便利だった。
クルーズ料金全額を一般のクレジットカードでスムーズに決済できるのが良い。
南半球なので日本が暑い時は涼しく、寒い時は温かいので日本とは正反対の季節感を楽しみたい方達にお薦め。
フォトジェニックなシドニー港発着でニュージーランドの北島と南島の7つの港を訪れ、終日航海が往復6日もあり変化に富んだクルーズを楽しめる。
日本発着クルーズのように船内新聞、メニューの日本語版はないが、欧米豪クルーズの雰囲気が味わえる。
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