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非日常のクルーズ旅行をもっと身近に。
クルーズマンズではじめよう
CERTIFIED mr. shibata's 33th time voyage
2025-01-09 友達と 海側バルコニー 4
Photo: 高知新港に停泊中のバイキング・エデン
ヨーロッパのリバークルーズで定評のあるバイキング・クルーズがこれから本腰を入れる日本発着クルーズを早めに体験したかった。
殆どが中国人のウエイターであったが、全員が礼儀正しく日本語で対応し、細部にまで気を配られ感心。
食事時のコーヒー、紅茶、ソフトドリンクは当然ながらワインやビールも注文の都度いちいち決済する必要もなく、残量が少なくなると尋ねてくれたりして、安心して気楽に飲めた。
朝食の和食やカバーチャージなしのスペシャリティ・レストランも満足のいく内容だった。
乗船客が少なかったためかメインレストランが朝食で利用できなかったり、5日目から完全に使われなくなり、ブッフェでの食事が主体となり残念だったが、ブッフェの料理は豊富で提供する料理が品切れにならないように目配りし絶えず料理していた。
乗客定員930名に対し、今回の乗船客は220名程だったので、スタッフも余裕をもって接客しており、乗船客は待たされる事もなくゆったりとストレスなしで過ごせた。
Wi-Fiやチップ、港湾税など多くのものがクルーズ代金に含まれるオールインクルーシブが良い。
寄港地での各港で最寄り駅までの無料シャトルバスが運行され便利だった。
本船は昨秋までは中国発着クルーズで運航されていたが、昨年11月より日本発着クルーズを開始したにもかかわらず、メニューや新聞、船内アナウンスはもちろん船内の案内表示が細部にまで日本語表示が徹底されていた。
今までに乗った外国クルーズ船の中で今回ほど日本語で用が足せた船はなかった。
海側バルコニー
全室ベランダ付きで北欧風の明るい雰囲気の客室はゆったりと過ごせた。
ガラス張りのシャワールームとパウダールームの床暖房は快適だった。
窓側のベッドを使う者にとってはクローゼットの配置が悪く、使い勝手が良くなかった。
テレビのリモコンの反応が悪く扱いにくかった。
カジノやキッズルーム、ウオータースライダーなどがある大型船と違い、一言で言えば『大人の船』といった感じで落ち着いた雰囲気が漂う。
寄港地に照準を当てた文化的なセミナー講座があったり、次の寄港地の資料が前夜までにゲストサービス前に用意され、寄港地観光に役立った。
大型船のようなブロードウェイスタイルのプロダクションショーはなく、専属歌手のコンサート的なショーが催され一線を画している。
船内施設は同型船に統一されているバイキング・クルーズならではの追求し尽くされた効率的な配置と感じられた。
何度何度も訪れている神戸なので観光などはしないで、これから乗船するバイキングエデンを撮ることに専念。
右舷接岸しているバイキングエデンを神戸商工貿易センタービルから俯瞰的に眺めたり、神戸大橋を渡りポートアイランド側から眺めたりして楽しんだ。
船に乗って海から近づく別府の町は随所で湯けむりが上がる景観が素晴らしく、観光資源豊富な別府は寄港地として最高。
鉄道やフェリーで何度も訪れている別府なので、同行者4人でレンタカーを利用して今までに訪れたことがない臼杵を観光。
今迄に訪れたことがなかった海東龍宮寺(ヘドンヨングンサ)と機張市場(キジャン シジャン)を観光。
海岸の岩場に立ち、韓国で一番美しい寺院と言われる海東龍宮寺とズワイガニの店や海の幸の店がずらりと並ぶ機張市場はチャガルチ市場よりも庶民的で訪れた価値があった。
大型バスに乗客は16名だけでゆったりと車窓から高層ビル群や大規模のコンテナヤードなどの景色も楽しめた。釜山港から距離があり、復路では大渋滞に巻き込まれ出港時間に遅れるのではとヒヤリとしたが、オプショナルツアーを利用したので安心だった。
細島港⇒日向市駅⇒海の駅ほそしま⇒細島港の無料シャトルバスが20分間隔で運行され便利だったが、「海の駅ほそしま」では営業している店が少なく無駄足に終わり、船内のアフタヌーンティで過ごせば良かった。
天気が良ければレンタサイクルで絶景の海岸線を巡ることもできたのに残念。
細島では日没までに外出できる時間が短く観光らしい観光はできなかった。
高知に船で訪れたのは初めて。高知市は地理的に太平洋に面しており、名古屋在住の自分としては陸路よりも海路で訪れるのが魅力的に感じた。
無料シャトルバスが高知新港とはりまや橋観光バスターミナルを30分間隔(所要時間25分)で運行され便利だった。
高知市内観光は4人で行動したのでレンタカーを利用し、龍馬の生まれたまち記念館や高知城、桂浜などを訪れ、ひろめ市場で土産物を購入したり名物の藁焼き鰹のたたきを食べてグルメも楽しめた。
バイキングエデンが停泊する港の高台に設けられた「KOCHI」のフォトスポットからの眺めも良かった。
高知新港客船ターミナルでは観光案内が行き届き、高知市のクルーズ船誘致への情熱が感じられた。
「マイバイキング・ジャーニー」の登録など面倒な手続きや事前準備でフォローしてもらえた。
本クルーズはバイキング・エデンの船名で販売されていたが、「招商伊敦」から「バイキング・エデン」への船名変更が間に合わなっかったため、旅行会社によってはツアーのタイトルに記載事項(船名)と相違による補償金(クルーズ料金の2.5%)が返金された人もいたが、自分の場合は募集型企画旅行を主催した会社が補償すべき事案と判断しなかったため対象外となり残念だった。
カード決済できないのが難点。
カジノやキッズルーム、ウオータースライダーなどがある大型船と違い、子供は対象外で一言で言えば『大人の船』。ゆったりと船旅を楽しみたい人には最適。
昼食・夕食時のビールやワインやWi-Fi、チップ、港湾税など多くのものがクルーズ代金に含まれるオール・インクルーシブが良い。
外国船なのに日本語サービスが行き届き、英語が苦手の人でも快適に過ごせる。
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柴田さん、バイキング・エデンでは御世話になりました。
私達も今まで余り日本人乗客が乗っていない船なので、日本語はほとんど通じないだろうなぁ~と構えて乗船しましたが、乗ってびっくり(@@)要所には日本人スタッフもいて、ウエイターも皆日本語がある程度しゃべれて、意思の疎通には不便を感じませんでした。日本籍客船と比較し、食事時のレストランでの待たせないサービスや飲み放題、Wifi、港湾税や無料シャトルバス付であの値段は、非常にコスパが良いと感じました。これからもずっと日本発着クルーズ続けてほしいですね(^_^)
mr.capt_jimaさん」 コメントありがとうございます。
バイキング・エデンは本当に良い船でしたね。
船旅愛好家が多数乗船し、初対面の人とも知り合いになり、とても楽しかったです。
今回の乗船率は低かったですが、バイキング・エデンの良さが日本でも認識されて日本発着クルーズが活況を呈するようになると良いですね。
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