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クルーズマンズではじめよう
なぜ、今回のクルーズを選ばれましたか?
始まりは、2004年の初夏に目にしたクルーズ雑誌の広告でした。2005年に予定されている、QE2の世界1周クルーズの区間乗船のスケジュールが出ていたのですが、 目を引いたのはその日数でした。
「フィリピン・マニラから大阪まで5泊6日」という日程は、ここ数回のQE2の日本入港クルーズとしては最も短いものでした。
土日を含めて6日間、前泊込みで7日間ならなんとか成るかもしれない。しかも、まだ早期割引期間中でした。
翌日、広告を出していたクルーズネットワークに電話をして案内を送って貰いました。
昔ながらの英国風の伝統を重んじた厳格なサービス、フォーマル率が最も高い客船、不安もありますがそれがこの船の最大の魅力でもあります。 結局、モーレタニア・レストランを利用するM1(外側丸窓)のカテゴリーで予約を入れました。
キュナード・ラインの人気エリア
実際にご乗船されていかがでしたか?評価とご感想をお聞かせください。
お食事、ダイニング
料理は、どれも見た目も美しく盛り付けられていました。
ダイニングはモーレタニアでしたが、味も美味しく頂きました。
サービス、スタッフ
スタッフは、フレンドリーですが馴れ馴れしさは無く、しっかりと教育されていて意識レベルが高いと言う印象を受けました。
英国風の質の高いサービスを直に受けた経験が無いので定かではありませんが、これがホワイトスター・サービスとして引き継がれている、キュナードのサービス・スタイルなのか、と感心しました。
アッパークラスで、バトラーが付くようなキャビンだったら、こちらがどう対応して良いか判らなかったのではないかと思いました。
お部屋
スイート
モーレタニア・クラスのキャビンは、決して広無く、むしろ都内のビジネスホテルよりも狭いでしょう。大型のスーツケースはベットの上で広げ、荷物を出した後はベットの下に避難させ、 買い込んだお土産物の一時保管場所となります。
バスルームは無く、シャワーブースのみの設定でした。
しかし手軽に客船を楽しむ、という視点ではキャビンの広さやバスタブ、窓を犠牲にするという選択も必要です。
私達は、少し狭い部屋でも窓は欲しいと思っていました。港で自分達の部屋の位置が判ったり、入港の風景や朝焼けが見えたりします。そういった観点で、今回のキャビンは十分でした。
キュナードの客船は始めてで、回りに乗船経験のある人も居なかったため、印象を事前に知ることができませんでした。
でも、乗船した感想としては、フォーマルに着替える際など、やや狭いと感じることはありましたが、キャビンとしては特に不自由に感じませんでした。
船内の施設、アクティビティ
アクティビティを楽しむというよりは、船旅をゆったりと楽しむという印象です。
古い船のため、アクティビティも昔ながらのスポーツやゲームが多く、客層も総じて年齢の高い方の比率が多い、と言う感じでした。
ディナー・タイム以降に船内を歩いていると、年配の日本人乗客から簡単な通訳を頼まれることがありました。
時には「添乗員さん」呼び止められることも何度かありました。無視すると、「どこの旅行会社の人?感じ悪いわね!」と怒られますが、「一般の乗客ですよ」と答えると驚かれました。まだ船旅はポピュラーではなく、個人で外国船に乗る若い世代の人もまばらだったため、見た目の年齢から添乗員だと思われたようです。
寄港地での移動や観光についてお聞かせください。
サビック湾
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長崎
2005年当時は、女神大橋はまだ建設中で、中央部分がつながっていませんでした。設計当時、海面から最も高さのある客船であったQE2(約52m)が十分に余裕を持って通れるように、海面から65mに設計されたそうですが、その建設中に進水したQM2の62mでも通れます。
入港後は、ちゃんぽん発祥の店という四海樓に昼食に行き、接岸中のQE2を撮影するのにグラバー邸は絶好の場所です。
大阪
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予約・手配に利用した事業者の対応や利便性はいかがでしたか?
初めて利用する船専門の旅行会社でしたが、早期割引などの特典が最大限利用できるよう、利用者が有利になるように丁寧な対応をして貰いました。この時から特別な理由が無い限り国内線外国船共に、クルーズネットワークを利用するようになりました。
今回のクルーズは、どのような方にオススメですか?
キュナード自体が、ファミリーや若者をターゲットにしたカジュアル船ではありません。従って、優雅に非日常を楽しみたい大人向けクルーズかと思います。
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