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クルーズマンズではじめよう
クルーズ航程
- 2019/11/04 — チビタベッキア(ローマ県)
- 11/05 — リヴォルノ(フィレンツェ / ピサ)
- 11/06 — アジャクシオ
- 11/07 — パルマ・デ・マヨルカ(マヨルカ島)
- 11/08 — バレンシア
- 11/09 — バルセロナ
- 11/10 — マルセイユ
- 11/11 — モンテカルロ
CERTIFIED mr. to's 22th time voyage
2019-11-04 カップル・ご夫婦で 海側バルコニー 0
正装不要、美食で評判の上級プレミアム船を一度体験してみたかった。
美食で評判のオーシャニア・マリーナは予約不要なオープンシーテイングのメインレストラン「グランドダインイング」の他カバーチャージ不要のスペシャリテイレストラン(要予約)が4つそしてワインとのペアリングを楽しめる有料レストランがある。
今回のデイナーはメインレストランとスペシャリテイレストランでイタリアンの「トスカーナ」フレンチの「ジャック」ステーキとシーフードの「ポログリル」アジアンの「レッドジンジャー」そしてビッフェの「テラスカフェ」を体験する。
さすがに評判通り食材も味も十分満足出来る食事であった。
すべてのレストランでロブスターが味わえる。
人気のスペシャリテイレストランはやはりグランドダイニングよりもクオリテイが上、予約が取りにくい理由が判る。
予約はスイートクラスの部屋から優先的に出来るので、一般のベランダクラスは人気の19時~20時は取りにくい、取りやすい時間は18時からないしは21時過ぎ乗船前の事前予約が確実である。
お昼はウエーブスグリルで神戸ビーフバーガーやサーフ&ターフバーガーが美味しい。
それとコーヒーバーのバリスタでは美味しいカプチーノやカフェオレが無料で飲めるので毎朝ここで朝日の昇るのを見ながら飲むのが日課となった。
デイナー時のドレスコードは正装不要のカジュアルスタイルでOK。男性はジャケット(タイ不要)程度と女性はちょっとおしゃれしたカジュアルスタイルで優雅なデイナータイムを。
スタッフの数も多く(ゲストとスタッフの割合1.56:1)客室、レストラン、コーヒーバー、船内施設全てで満足出来るサービスを提供してくれた。
フロントには日本人スタッフも一人配置されほとんど行列を作ることもなく全くストレスを感じさせない。
船内新聞も日本語版が発行されている。
海側バルコニー
部屋はコンシエルジュクラスのベランダルーム使用、ウエルカムシャンパンボトル付きでプライベートコンシエルジュラウンジ、プライベートスパテラスが利用出来る。ランドリーサービスは3袋まで無料。
バスタブの他にシャワーブースも別についており、固定式とハンドシャワー付きで快適。
アメニテイーはブルガリ。
ただ収納場所が少し狭く使い難い配置となっていた。
シアターにはあまり力を入れていない様子で、正直2度観に行ったがつまらなくて途中で退席、客席もすいていた。
イベント等の数も少なく、エンターテイメントを楽しみたい方には向かない。英国風ライブラリー等は素晴らしいし、バーにはピカソの絵画も飾られておりゆっくりクルーズライフを楽しみたい方向けの大人の船である。
今回は久し振りのツアーでの参加だったため、ローマで前泊して翌日半日市内観光後オーシャニア・マリーナに乗船。
ローマからチビタベッキアまでは一時間程のバス移動。
個人旅行の際はローマの空港から船会社の送迎バスもある様だ。
今回、船の寄港地観光(エクスカーション)が2つ無料でサービスされたのでリボルノでは船のエクスカーションでフィレンツエに(ホップオンホップオフバス乗車券付き)出かける。
しかし到着と同時に歩くことも出来ない程の土砂降りに合う。
フィレンツエはこれまで何度も訪れているので、屋根付き中央市場でお土産購入と2Fのフードコーナーで名物ビステカ・フィオレンテイーナを頂き早々にエクスカーションを途中離団して電車でリボルノに戻る。
これは大正解の判断で帰りのバスは事故渋滞のため2時間遅れで船に戻つたとのことである。
コルシカ島のアジャクシオは初上陸。ナポレオンの生誕地として有名である。
ここは下船場所から徒歩で街中へ。
ナポレオンの生家や大聖堂の見学、フォッシュ広場の朝市のお店をのぞきながら街中散策を楽しむ。
そしてプティ・トランに乗ってナポレオン像のあるアウステルリッツ広場とパラタ岬の景観を楽しむ(約一時間半€11)。
コルシカは栗の産地とかで、お土産にマロングラッセを購入する。
マヨルカ島のパルマ・デ・マヨルカは二度目の訪問。
船のシャトルバス(オーシャニアクルーズは無料)10分程で市街地に。
目の前は大聖堂、壮大なカテドラルである。祭壇はアントニオ・ガウデイの作品。
大聖堂は前回訪れたので今回はタクシーでベルベル城へ。ここからは町と港が一望出来て素晴らしい展望を楽しめる。
旧市街散策で名物エンサイマーダを。
ここも船のシャトルバスで旧市街の入口まで。
昔の商品取引所で世界遺産に登録されているラ・ロンハ・デ・ラ・セダ、カテドラル等を散策してヨーロッパ最古の市場の一つでモザイクの装飾が素晴らしい中央市場でお土産購入。
お昼は本場バレンシアのパエリアを頂く。
バルセロナは何度も訪問済なので、市内はパスして船のエクスカーションを利用してモンセラットを訪れる。
のこぎり山という奇岩を背景に建つ修道院が有名である。黒いマリア像が祀られ、御参りする人が長い行列を作っている。
天気にも恵まれ、素晴らしい景観を楽しむ。
修道院にはモンセラット美術館がありピカソ、ミロ等の作品が見られた。
モンセラットにはバルセロナから電車、登山鉄道乗り継ぎでも行ける。
マルセイユも何度も訪問済のため、船のエクスカーションを利用して二十数年振りにアヴィニョンを訪れる。
旧市街の教皇庁、歌で有名なサン・ベネゼ橋(アヴィニヨン橋)、市場などを散策。
何処に行っても市場(マルシエ)は観光客で一杯だ。
モナコのモンテカルロに入港下船の予定であったが、天候上船長判断でモンテカルロは抜港となる。
従って急遽船会社で用意したバスにてマルセイユからモンテカルロまで移動する。
モンテカルロではツアー会社の観光で海洋博物館、大公宮殿、グレースケリー公妃の眠るモナコ大聖堂等を巡る。
久し振りに添乗員さん付きのツアーを利用する。
何から何まで個人で手配するクルーズに比べやはり添乗員さん任せで気分的にとても楽なツアーであった。
(特に今回の様に下船地が抜港になるなどアクシデントが起こった場合の対応等)
クルーズのツアーの場合は陸のツアーと違い、食事も観光も船内行動も自由に選択出来るためツアーのスケジュールに束縛される時間は少ない。
クルーズ初めての方、自分での色々手配するのが苦手の方はクルーズツアーの利用がお勧めである。
今回もツアー出発前のアドバイスやら、レストラン予約等十分な対応をして頂き、添乗員さんの対応も各お客様に細かく気配り頂いた。
この船は正装不要のグルメ船、エンターテイメントを楽しむというより、色々なレストランで美味しい食事やワインを頂きながら落ち着いて優雅なクルーズライフを楽しみたい方に向いている。
今回の国別乗船客数はアメリカ人552名日本人86名タイ人83名イギリス人74名マレーシア人72名etc.とか。
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