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 CERTIFIED mr. tokyosukipio's 1st time voyage

エーゲ海 アテネ発着 ショートクルーズ

 2014-10-13   内側キャビン  2

3.42
20代、訪問国数53か国。もともとクルーズに興味があり数年前にエーゲ―海をクルーズして以来虜になる。年に3~4回は海外旅行に出かける。 不動産投資家(不動産賃貸業)

Photo: レトロなルイスオリンピア




なぜ、今回のクルーズを選ばれましたか?

今回は友人F氏との卒業旅行もかねたクルーズであった。
旅行自体はカタール、ギリシャ、マケドニア、コソボ、アルバニアをめぐる2週間以上の旅行であった、その際ギリシャの島々を巡るのに一番効率位のいい方法としてクルーズを選んだのであった。
そしてこの時が私にとっての初めてのクルーズでこれ以来クルーズの虜となるきっかけの旅行でもあった。


実際にご乗船されていかがでしたか?評価とご感想をお聞かせください。

  お食事、ダイニング

普通

ルイスクルーズの客船ルイスオリンピアはメインレストランが二箇所あって、ひとつはデッキ4のセブンシーズレストラン、もうひとつはデッキ9のプールの横のリドビュッフェがある。セブンシーズレストランではフルコースの料理、リドビュッフェではビュッフェが楽しめる。
このほかにスペシャリティレストランや、ハンバーガースタンドやジェラテリアなどの軽食コーナーはない。
セブンシーズレストランのディナーではロブスターなど特に豪華な食材などは使われていないがトルコ料理やギリシャ料理のカラマリなど地元の名物が多く出されたのは良かった。味付けもおいしく満足できた。

  サービス、スタッフ

不満

99%にのスタッフは他のカジュアル船同様気さくで親切であったが、唯一の日本人スタッフ(30代後半の女)の態度が最悪であんなのならいない方がいいと思った。
他の日本人乗客(60代の方)と話す機会があったがこの乗客も同様に不満をもっていた、敬語を使われずに話され機械的な対応をされたそうだ。
またこの日本人スタッフはスタッフのダンスの際も一人だけいやいややっているのが手で取るように見え最低であった。
なぜクルーズディレクターも注意しないのか不思議であった。

  お部屋

  内側キャビン

普通

今回は一番安い内側客室を利用した古い船なので客室の広さは10㎡とかなり狭くスーツケースを開けるのにも苦労した(カーニバルクルーズの内側船室は17㎡)
また下の方のデッキだったのでエンジンの振動がかなり伝わってきたので神経質な人は眠れないであろう。
ちなみに窓側の客室も見たがベッドがL字型にならんでおりこちらもかなり狭そうであった。
そもそもバルコニー付の客室は一番上のデッキに10室ほどしかないスイートルームにのみついているのでバルコニーを希望する方は早めに申し込んだ方が良いであろう。

  船内の施設、アクティビティ

普通

ルイスオリンピアは1982年にロイヤルカリビアンのソング・オブ・アメリカとして就航。総トン数 37,584トン全長船客定員 1600名と現在のクルーズ船の大きさから考えるとかなり小さな船だがデビュー当初は世界でも6番目に大きな船であった。
その後サンクルーズ、トムソンクルーズと所有者が変わりルイスクルーズへ。2019年現在はセレスティアルクルーズの下で運航されている。
ルイスオリンピアは近年の大きなクルーズ船と比べると船内の施設ではかなわないと言えるであろう。レストランも二箇所で特にスペシャリティレストランなどはない。また船内のインテリアもレトロで古い印象はぬぐえない。客室もバルコニー付の船室は10室ほどしかいなく、客室は新しい船とくらべかなり狭い。だが近年のクルーズ船にはないレトロさ、大きすぎず丁度良い大きさなどどこかほっとする船であった。
アクティビティは卓球大会や国別の対決ゲームなど小さいながらも嗜好を凝らしたアクティビティが催されていた。
クルーズマニアの方はこのような歴史的な船に乗船できるのも貴重な体験として楽しめると思う。


寄港地での移動や観光についてお聞かせください。

  ピレウス(アテネ)

とても満足

 アテネでは乗船前に2日乗船後も1日とゆっくり滞在したためパルテンノン神殿は人の少ない朝の開店時間と夜のライトアップの二回楽しんだ、パルテノン神殿は古代アテネ人が神々の住む場所として神殿を捧げた場所で。高さ約70m、全周約800mの石灰岩の丘の上にあり、アテネに行くなら絶対にはずせないスポットだ。他にもアテネには古代ローマ、ギリシャ時代の遺跡が多く残っている、ハドリアヌスの門や古代アゴラなどは必見だ。
 また時間があれば行ってほしいのがリカヴィトスの丘だ。標高277mの岩山で、頂上へはケーブルカーまたは徒歩でアクセスできアテネ市街を一望できる。
 他には変わった食材の並ぶセントラルマーケットや考古学博物館など見どころはたくさんある。
 ただアテネは世界的な観光都市なので観光客を狙った犯罪なども多いので注意してほしい、私も有事と別行動中に自称イタリア人(どうみてもロマ人)の男に話しかけられ一緒にバーに行こうとしつこく付きまとわれた、おそらくぼったくりバーか睡眠薬強盗であろう、また我々は平気であったが地下鉄はスリも多いという。
 また東南アジアやルーマニアにいるような大きな野良犬がかなりうろうろしているので注意が必要だ、朝パルテノン神殿に行く際の山道には野良犬が多くかなり怖かった(私はスリより犬の方が怖い)

寄港地観光:自分で 移動手段:バス・電車・タクシーなど  移動時間(片道):30〜60分  移動費用(片道):3,000~4,000円

  ミコノス島

とても満足

最初の寄港地のミコノス島船が直接横付けできるので下船は1階から行った。大きな船ではないので比較的スムーズに下船できた。ミコノスタウンまでは距離にして2、3キロ離れており歩くこともできるが船会社のシャトルバスも用意されている。8€で往復できるので多くの人が利用していた。
シャトルバス終点からミコノスタウンの中心地までは海沿いの道を歩いてすぐなので散策が非常にしやすい。ギリシャのイメージ通りの白い家々と風車、青い屋根の教会とどこを撮っても絵になる光景が続く、街は入り組んで迷路のようでお土産屋さんが並んでいるのでそれらを冷かして歩くだけで楽しい。海沿いのレストランはシーフードを扱っていって景色も良いがカニ、エビなどの魚介セットの値段が100€~と観光地価格だったので食べなかったがどこも満席でにぎわっていた。
寄港時間もそこまで長くないのでギリギリまで散策を楽しみ船には最後のシャトルバスで戻ってきた。

寄港地観光:自分で 移動手段:船会社等のシャトルバス  移動時間(片道):30分未満  移動費用(片道):500~1,000円

  クシャダス / エフェソス

満足

2日目の朝トルコのクシャダスに入港する。
ここはエフェソスへの玄関口として有名な港だ。エフェソスはクレオパトラとローマのアントニウスの二人が、束の間の平穏を過ごした地としても有名だ。紀元前11世紀イオニア人が建設したこの港湾都市は貿易により発展。ローマ支配下後はアジア州の州都として大いに栄えた古代都市で世界遺産にも登録されている。
多くの船客は船会社のツアーに参加していたが我々はツアー客より先に下船港の客引きタクシーを使い遺跡へと向かった料金は6000円ほどとかなりのぼったくりであるが船会社のツアーよりは安く人のいない静かな遺跡を満喫するためには安いものだ(エフェソス遺跡は日中非常に混雑する、写真も撮れないほど、以前8月の日中に訪れたところ人に圧倒された)
急いで出たかいあって、朝開店時間とほぼ同時に到着団体客はおらず遺跡に1番乗りをはたし見学を始める。
エフェソスのシンボルはセルシウス図書館と言えるであろう。壁には知識を象徴する4体の像が立ち、柱、梁は細部にまで精緻な装飾が施され美しい。かつては1万冊を超える蔵書を誇ったという。そして次のおすすめは保存状態の良い大劇場だ。2万人以上収容可能という圧巻のスケール。さらに大劇場から延びるのは幅11mの通り、でここでは古代のロマンを満喫できる。
古代ギリシアの哲学者ヘラクレイトスが生まれ、七不思議と称えられたアルテミス神殿が建造され、聖母マリアがヨハネとともに余生を送ったと伝わるエフェソス。まるで古代の歴史絵巻を見ているかのように充実した観光ができた、観光開始後1時間ほどで船会社のツアー客の団体がおしよせてきたので観光を切り上げ船に戻った。

寄港地観光:自分で 移動手段:バス・電車・タクシーなど  移動時間(片道):30〜60分  移動費用(片道):6,000~8,000円

  パトモス島

満足

クシャダス観光の午後パトモス島へ。ここではテンダーボートを使い下船した。テンダーボートのチケットは事前に先着順で配られるので早めにならぶことをお勧めする。
パトモス島は「ヨハネの黙示録」の著者ヨハネがイエス・キリストから啓示を受けたとされる島として知られている。島内には、そのヨハネが啓示を受けたとされる洞窟が残っており、丘の上の神学者聖ヨハネ修道院やそれを囲む旧市街ホーラとともに、ユネスコの世界遺産に登録されておりキリスト世界の重要な遺産だ。
ここでも多くの船客はエクスカーションに参加していたが我々は徒歩で丘の上の修道院を目指すことにした。そこまで急ではない道をのんびりと1時間はかからずに上りきり修道院へ、なかはエクスカーションの乗客でごったがえしていてゆっくり観光は出来なかったが、丘からの景色はさいこうだった。

寄港地観光:自分で 移動手段:徒歩  移動時間(片道):30〜60分  移動費用(片道):無料

  ロドス島

とても満足

そしていよいよ船はロードス島へ入港。ここでは直接港に接岸、旧市街まで徒歩で行ける距離だ。
島で最大の都市であるロドスの街は、古代以来港湾都市として栄え、世界の七不思議の一つである「ロードス島の巨像」が存在したことでも知られる。また、その中世の街並みは「ロドスの中世都市」の名で世界遺産に登録されている。
 ロードスは騎士の島としても有名だ1309年に聖ヨハネ騎士団に占領され、ロードス島騎士団のもと都市は中世ヨーロッパ風に作り変えられた。騎士団長の居城などのロードス島の有名な遺跡の多くはこの時期に造営されたものである。騎士団は島内に堅固な城塞を築き、1444年のエジプトのマムルーク朝の攻撃や1480年のオスマン帝国の攻撃を防いだが、1522年にスレイマン大帝の大軍に攻囲され遂に陥落。騎士団の残った者たちはマルタ島へ移っていった。
 我々はこの街をゆっくり徒歩で観光することにした、城壁や騎士団長の居城などゆっくり観光お昼は一度船内に戻り食べ午後から再び観光港からの距離が近いのでゆっくり観光することができ充実した一日であった。

寄港地観光:自分で 移動手段:徒歩  移動時間(片道):30分未満  移動費用(片道):無料

  イラクリオン(クレタ島)

普通

クレタ島はギリシャ南方の地中海に浮かぶ同国最大の島だ。中でも有名なのが古代ミノア文明の残した遺産クノッソス宮殿だ。多くの船客はエクスカーションに参加していたが我々はここでも自分たちでクノッソス宮殿に向かうことにした。
宮殿へは市内バスで30分ほどで向かうことができる。クノッソス宮殿はミノア文明下で、儀式や政治の中心であったと考えられており。宮殿の一辺は160m以上あり、部屋は1200個以上4階建ての建造物すらもあったとされる。
現在宮殿は一部のみ復元されているが大部分は復元されておらず30分ほどで見終わってしまった。宮殿の観光後バスでクレタ島最大の街イラクリオン市内へ向かい、市内を散策、メインストリートはにぎわっておりお土産屋やレストランが並んでいる。ここで我々はお土産をかったりして船に戻った。

寄港地観光:自分で 移動手段:バス・電車・タクシーなど  移動時間(片道):30〜60分  移動費用(片道):1,000~2,000円

  サントリーニ島

とても満足

クレタ島の観光後の午後サントリーニ島へ上陸、ここでもテンダーボートでの上陸となった。
サントリーニ島は三日月形をしており断崖絶壁の島で有名な町としてはサントリーニ最大のフィラとそこから北に行ったところの夕日が有名なイアの街だ。我々はこの両方を自分たちで訪れることにした。
まずテンダーボートが着くのが断崖絶壁のフィラの真下にある船着き場だ。
ここからフィラへは1徒歩2ロバ3ロープウェイのどれかで街に上がらねければならないのだ、我々は最短の3ロープウェイでフィラへ向かったここでは断崖絶壁の上にびっしりと白と青の家がならんでおりこれぞギリシャといった絶景が広がる。
我々はここのバス乗り場からさらに北のイアの街に向かった。バスで20分ほどで2€ほどで移動できる。ここもどこを撮っても絵になる景色で写真を撮る手がとまらなかった、残念ながら天気が曇りできれいな夕日は見ることができなかったが十分充実した観光だった。
その後フィラにもどり船着き場にもどることにしたのだがここであえて我々はロープウエイではなく徒歩での下山を選んだ、途中きれいな景色が楽しめると持ったからだ、ところが帰り道は真っ暗で足元が見えず危なく景色も見えない、そのうえロバのふんが散乱している。私は一度転んでしまったのでこれからサントリーニを訪れる人には徒歩での下山は絶対にお勧めしない。
夜はロバはやっていないのでロープウェイでおりることをお勧めする。

寄港地観光:自分で 移動手段:徒歩  移動時間(片道):30分未満  移動費用(片道):無料

予約・手配に利用した事業者の対応や利便性はいかがでしたか?

満足

この時初めてのクルーズの手配であったが、対応も早く丁寧なので安心してまかせることができた。
港の案内など事前の書類もわかりやすい

予約・手配の方法: 「IACEトラベル」を利用

今回のクルーズは、どのような方にオススメですか?

今回のクルーズは一日に2か所の島に寄港するなどかなり寄港が充実しているため、船が初めての方や船より観光を目的にしたい人にお勧めだ。
ギリシャの島々を効率よく回るの最適だ、またクルーズ自体も短いコースもあるので休みがとりにくい方や連休を利用して旅行する方などにもおすすめだ。
ギリシャの島々は本当に美しいのでハネムーンにもおすすめだ


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