非日常のクルーズ旅行をもっと身近に。
クルーズマンズではじめよう
なぜ、今回のクルーズを選ばれましたか?
百人いれば百の旅があり、千人いれば千の旅がある。船旅も同じだ。私は船でも鉄道でも現地の人が利用しない観光客専用のものにはあまり興味がない。従って、私が利用するのはやむを得ない場合を除いて定期船・定期列車であり、費用も格別高いことはない。Hurtigrutenは”世界一美しい船旅”と売り込んでいるが美しいかどうかは各人の主観によるものではある。しかし、ノルウエー僻地への郵便船であった長い歴史を持ち、今も荷物運搬の役を負ってフィヨルドを縫って走る内水航路が美しくなかろう筈はあるまいと考え、それを自分の目で確かめたいと思ったのが今回これを選んだ理由である。
実際にご乗船されていかがでしたか?評価とご感想をお聞かせください。
お食事、ダイニング
以下全ての記述は2008年当時のものですから現在とは違うかも知れません。
税金25%のノルウエーの物価は高いので、値段相応というべきである。
サービス、スタッフ
定期旅客船であって豪華客船ではないのだからあまり期待しない。最近は船客の大半が観光客に変わってきていることに対応し切れていない面がある。
お部屋
内側キャビン
定期航路としては良い部類ではなかろうか。
船内の施設、アクティビティ
これも定期航路としては良い部類ではなかろうか。
寄港地での移動や観光についてお聞かせください。
キルケネス
ロシアとの国境の町でありムルマンスク迄僅か180キロである。ロシア入国にはビザが必要。
戦時中はナチに占領され、終戦時に徹底的に破壊された歴史は知っておく必要がある。
歴史を知るには国境博物館を尋ねるのが良い。(開館10時、入場料40NOK)
ホニングスヴォーグ
ホニングスヴォーグ寄港の前日最初の寄港地ヴァルドに1時間寄港するのでこの間に世界最北の要塞を見学できて興味深い。
ホニングスヴォーグからはヨーロッパの最先端ノールキャップを訪れた後、海底トンネルを潜って壮大なポーサンガーフィヨルドに沿って走りハンメルフェストに至る。途中トナカイの群れなどに出会う。
オクスフィヨルド
停船時間が短いのでふ頭から周辺を眺めた程度。
予約・手配に利用した事業者の対応や利便性はいかがでしたか?
今回のクルーズは、どのような方にオススメですか?
北欧の美しい風景にも戦争に蹂躙された不幸な影があることを感じとる旅行者でありたいと思うような人にオススメ。
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