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可能性は無限大、ポナンの船旅

可能性は無限大、ポナンの船旅

スモールシップアライアンスによる、「スモールシップフェア2018」が、2018年3月16日に国際フォーラムでおこなわれた。
総合テーマを「個人クルーズは世界の潮流」とし、スモールシップのこだわりの航路や船内、寄港地での過ごし方が提案された。

登壇者は、マーキュリートラベル代表の東山真明(ひがしやま まさあき)氏。

シリーズ
スモールシップフェア2018@東京

南極探検編 〜日本発着のスタッフ同行サービスも充実〜

(談:東山氏) 皆さん、こんにちは、マーキュリートラベルの東山と申します。スモールシップアライアンスに属しておりまして、当社は小型の船に傾倒していますが、その中にフランス船の「ポナン(Ponant)があります。まだあまり日本では知名度が低いんですが、5年前から日本発着クルーズをおこなっております。ただ、関東にはこないんです。大阪から瀬戸内海を回って、京都舞鶴と回ります。フランス船なので、お客様の半数はフランス人です。エールフランスで関西空港に入って、関西を船で回ります。なんで関東にこないかというと、クルーズの前後に京都観光をするのがフランス人にとって必須ですから、関西だけを回っているということなのです。

さて、今日は南極のお話です。

南極に行く方の半分以上は、南極に行くのが目的であり、船はその手段ということになり、南極に行くというのがご自身のテーマであるわけです。

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南極は手付かずの土地、人口の建造物も何もなく、いわゆる通常のクルーズ旅行のような、バスに乗って寄港地観光に行くということがありません。私のようにクルーズが好きなものが南極に行こうとした時に、いわゆる地中海クルーズなどでみなさんがイメージされるのが美味しいお食事やエンターテイメントなどだと思うんですけど、南極に行く船は、エクスペディションクルーズ「探検船」と言います。

南極クルーズは、普通のクルーズとは目的が違っておりまして、美味しいお食事とかそういったものに興味がないというわけではないのですが、手付かずの大地に生息する動物を見たり、大自然、例えばキンバリーというオーストラリアの人でも行ったことのない、陸路では行けない場所そういった場所にいくのに活躍するのが「探検船」なんです。

こういう船でしか行けないような場所に、ご自身でテーマを持っていくのが、エクスペディションクルーズです。

どうやって、南極に行くのか?

私は昨年の2月にいきました。いろんな方法があるのですが、私はエミレーツ航空でドバイ経由で行きました。ドバイで乗り継ぎブエノスアイレスまで、これが長いのです。飛行時間19時間の中には、実はリオデジャネイロでの1時間の清掃時間が含まれています。リオデジャネイロ-ブエノスアイレスのチケットも現地で売られているようで、機内はほぼ満席でした。ブエノスアイレスについて、夜8時ころ着いてホテルに1泊。翌朝ホテルを早朝に出発して、ポナン手配の飛行機で約3時間ほどで、ウシュアイアを目指すというになります。ウシュアイア発着、南極旅行が10泊の南極クルーズになるわけです。

私が乗船したときはたまたま、通常通りのコースだと気象条件が悪くて行かれないということで、普段は通らないような南の方まで回っていく、南極圏を超える特別なコースを運行してくれました。

南極の一番近いところは第二次世界大戦の戦勝国がとってしまいました。残念ながら日本は遠くて不便なところしかあてがわれなかったのです。

気温は南極はそんなに大したことはありません。まず、南半球は夏ですからブエノスアイレスは30度くらい。そこから南端に行ったら15度くらいになります。南極に行ったらマイナス5度くらいなので、日本のスキー場の方が寒いくらいです。

さて、客船のお話です。手前味噌ではございますが、幾つかのクルーズ会社が南極へ行っている中、ポナンで南極に行くということには、いくつかの優位性を感じております。

  • ・船が若い

  • ・ほぼオールインクルーシブ(チップ別) 南極は寄港地観光もないので、余計なお金が必要ありません。1日2回ゾディアックボートでの上陸観光をします。

  • ・ブエノスアイレス-ウシュアイア間の往復移動も含まれている 例えば、ラグジュアリー・クルーズのシルバーシーの、客船エクスプローラーは中古船を買ってきて改装し、エクスペディション船にしています。オールインクルーシブの船です。しかし、ブエノスアイレス-ウシュアイア間の飛行機移動は含まれていないのです。

ポナンで行く南極というのは、普通の地中海クルーズを楽しむような快適さをそのまま南極に持っていきましょうよということなんです。

昨年の2月23日のクルーズに行きました。

船はポナンの、ル・ボレアル(Le Boreal)という客船。定員は264名ですが、南極に行くときは200名に落とします。それは、南極大陸に降りられるのは一回に100名までと決まっているから。200名ですと、1回の交代で全員が降りられますから、そのような理由で200名になっています。

南極のボレアルの映像をご覧ください。(映像を流す)

スケジュールを見ていただくと、ブエノスアイレスから初日ウシュアイアにいきまして、悪名高いドレーク海峡を渡りまして(中2日)、南極圏を目指します。

私も覚悟して乗ったんですが、乗った時は全然揺れませんでした。この船は日本近海も回っているんですけど、九州とか沖縄の海を学生時代にフェリーに移動したという方々がひどい思いをしたという方もいらっしゃるかもしれませんが、それくらい日本の海は世界の中でも難しい海なのです。 それでもポナンは、とても性能がよく、新しい船は殆どが横揺れ防止装置とかが付いているんですけど、性能がすごく進化しています。 南極に船で向かうんですけど、船の中はフランス船の雰囲気。フレンチのフルコースと、ワイン。アルコールは含まれているので。 南極圏を超えて、手付かずの地球がこんなにも美しいのかと。

想像を遥かに上回る風景が広がっていました。

1月くらいにペンギンの子供が生まれて、2月だともう少し大きくなっているんですね。 ですので、来年お客様と1月にご一緒するように設定しましたのは、ペンギンの赤ちゃんがちいさくてとってもかわいいんですよね。なので、来年は1月に設定いたしました。

ゾディアックというもので、毎回上陸します。もちろん港なんてありませんので。

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初日の最初の上陸のときですね。

皆さん画像を見て不安になっていますよね。探検船なんで。おひとり、ナップザックに入れていた一眼レフがだめになっちゃいましたね。 最初の上陸だったんで、毎回これか、思いやられるなとおもたんですけど、これが一番ひどかったので大丈夫でした。 南極圏を超えると、氷がどんどんどんどん、散らばっているものがまとまってきて、段々と氷に囲まれてくるわけですね。 キャプテンが果敢な人だったので、ついに覆われてしまってこれ以上いけませんということになりました。

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ゾディアックで降りて、我が船を見たら、氷に突き刺さってしまっていたんですね。 何という光景かなと思いました。この防寒具は船会社からみなさんにプレゼントされます。そしてこの長靴は船が用意していて、無料でレンタルができます。

フランス船なので南極でシャンパンを楽しむことだってできます。

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ところが、さらに後ろからも海氷が押し寄せてきてですね、ゾディアックで帰れなくなってしまうわけです。 キャプテンも慌てて戻りまして、最初舳先がぶつかっていたのを回して、スラスターという横向きのエンジンで氷を飛ばして、それでも道が開かないので、後ろからぶつけて、歩いて船に乗り込むという方法になりました。

不思議な経験が出来ました。結構危機的な状況だと思うんですが、フランスの人達は一切悲壮感ないですね。その後、やや戻るような形でサウスシェトランド諸島というところに行きました。

いろいろな景色がありました。ゾディアックは1台12人くらい乗りなんです。この氷は縦に筋がついています。 アザラシは結構獰猛で血だらけになったりしていました。過酷な状況を生きていくわけですよね。 夕方の景色もすっごくきれいでした。ゾディアックで夜に洞窟の間を進むときなど、本当にきれいな光景が見られます。

次に、デセプション島というところに行きまして、チリとか、かつてのローマの国が捕鯨基地を持っていたんです。40年前くらいに火山が大噴火して、街が機能しなくなってしまった場所です。 絶望的な光景でしたね。

フランス人が半分以上の船なんですけど、南極でもプールに入ります。若干ヒートされているんですけど、結局寒いですよね。 あと、フランス人はとってもおしゃべりです。晩御飯2時間以上ずーっとしゃべりっぱなしです。楽しそうに喋ってる。この船は1回制でスタートは19:00か19:30からなんですが、フランス人は20:00過ぎから来るという感じ。日本のお客様は19:00頃に来ますね。席は自由で決められていないです。お2人席、お1人席もございます。ポナンのオフィスはマルセイユにありまして、実務仕事するのにも考え方が180度違います。僕らがとっても大事だと思っていることが、何が大事なの?とかその逆も然り。とても面白いですね。 また、美意識があるんですね。そこが面白いですね。

ペンギンも、南極にしか生息しないペンギンが見られます。 この人達、もうちょっと足が長かったらなーと思っちゃいますね。(会場笑) 子供はお腹がすいているので、お母さんの口から餌をもらっていて。とても可愛かったですね。 世界で一番、過酷な子育てですよね。とても感動しました。

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ここからはリアルな話で、南極クルーズはいくらするんですか?という話なんですけど、地中海クルーズとかに比べるといろいろなコストがかかる分、高いですね。 実は今週、再来年のシーズンの料金が発表になって、来週の金曜日(2018/3/23)から発売開始なんですね。 リピーターの方は今日から。発売開始してすぐ予約すれば30%オフくらいで予約できることとかもあります。 日本は北半球なので、航空券は安いんですよね。

ちなみに添乗員がつくツアーは170万くらいが平均です。 船代も10,000ドルからくらいと元の値段が高いので、30%オフとかがとても効きますね。 なので、2019年から2020年のシーズンを今から予約していただくと、とてもリーズナブルに行かれます。

ということで、いかがでしょうか。 地中海とかアラスカとかに行って楽しんできた皆様にとって、好きか嫌いかバシッと別れるのがエクスペディションクルーズだと思います。 私も仕事柄、地中海、ローマなどに何度も行きますが、何度もいくと少しだけ感動が薄れます。 でも観光名所やお土産物屋さんとかに皆さんといくのは楽しいんです。でも、南極には観光名所もお土産物屋さんもないのですが、それを上回る大きな感動があります。

いろいろな場所に行き尽くした皆様には是非、エクスペディション・クルーズというものがあるんだなというのを、新境地を開いていただければなと思います。

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mr. higashiyama 東山 真明 マーキュリートラベル代表、ポナン、シードリーム・ヨットクラブ、サガ といった個性派のスモールシップに傾倒、年間70日程度、日本からのゲストと洋上で過ごす。大阪市出身。クルーズマスター。
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