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スモールシップの部 - 本当のラグジュアリーはマニュアルなんてない(クルーズロードショー第1部)

スモールシップの部 - 本当のラグジュアリーはマニュアルなんてない(クルーズロードショー第1部)

2002年設立のクルーズ専門エージェント、マーキュリートラベルが年に一度のクルーズ・ロードショーを開催した。

当日は、2018年の1年間で代表が実際に乗船した客船、エリアなどについて解説がおこなわれた。
ロードショーは3部構成となっており、第1部は「スモール&ラグジュアリー・シップ」、第2部は「ポナン」、第3部は「ホーランド・アメリカ・クルーズ」について語られた。

当日は午前の部、午後の部が設けられ、それぞれで第1部〜第3部まで、項目に沿って発表がおこなわれた。
通常の商品説明会の形式ではなく、客船を保有するクルーズラインの業界の存在地位的な解説や、オーナーの性格、そしてクルーズ業界の潮流などに至る細かな説明がなされた。

会場のお客様と会話するような東山氏の語り口は、クルーズ中上級者はもちろんのこと、初めてこのロードショーを目にした参加者をも魅了していたに違いない。

★第1部の「スモール&ラグジュアリー・シップ」についてお送りします。

2018年12月2日(日)@丸ビル カンファレンス・スクエア Room1

シリーズ
マーキュリートラベル、2018年クルーズ・ロードショー

(談:東山氏) 時間になりましたので始めたいと思います。

おやすみのところ足を運んでいただいて皆さんありがとうございます。 普段お客様と直接会うということはほとんどなくてですね、主たる販売チャネルはインターネットなので、なかなか機会がないのですが、数年前からこうやって年に何度か直接お客様とお会いして、好きな船のことだけ、魅力を伝えたいと。

小さい会社なんですが、自分の会社なんで売りたい船だけ、売ればいいんですよね。 しがらみがないということで。 でですね、今日ここにプログラムを書いたんですけれど、3部構成になっています。 概ね、スモールシップなんですよね。

スクリーンショット 2018-12-04 12.32.21.png マーキュリートラベル代表の東山真明氏

なんでスモールシップが好きか?

なんでスモールシップばっかりになったかというと、 僕は根っから船が好きでこの仕事をしていますから、船は食べることが楽しみっていうこともありますよね。すると、一体どの船が一番食事がうまいんだろうと。 そこを突き詰めていったらだんだん小さい船になった ということですね。

それから クルーのサービスもすごく大事ですよね。 これも一番行き着くのはなんだろうと思ったら、小さい船に行き着く わけなんですよね。

そういうこともあって、スモールシップに傾倒していると。 最近マーキュリーは高い船を売ってる会社になっちゃったねとかそういうことではないんですよね。 必然的に小さい船というのはクオリティが高いというのはクルーズ代金がそれなりにするということなんですよね。

コストパフォーマンスのよい船会社

ただですね、2部はポナンですが、3部はホーランド・アメリカ・ラインの話ということ。 こういうふうにするのは初めてなんですけど、HALは比較的リーズナブルな会社なんです。 今年で145年を迎える老舗の船会社ですね。

まあ自分自身が休暇で、自分がお金払ってコストパフォーマンスとかを考えて、ずっと乗っている船なんですよね。 ここんとこずっと忙しくて乗れなかったんですけど、今年7、8年ぶりくらいに乗ったらやっぱりいいんですよね。

6万トンから8万トンくらいなんですよね。 まあまあ大型船、中型船1,500名くらい乗るんですよ。 大型船て、もう悪くなることはあっても、良くなることは無いですよ。 どんどんスケールメリットでコストダウン。 そればかりですよ。

だから、良くなることはない。 比較的にホーランド・アメリカ・ラインは維持してるなと思ったんです。 これやっぱり会社の姿勢だと思うんですよ。 儲けも大事だけど、会社の姿勢として、これをやっていくんだという感じがした。 それを私は、今日その船会社の方たちに来ていただいているんで、3部で説明していただきたいと思います。 価格帯からいうと1部、2部とは違うんですけど、ちょっとこれも聞いてみていただきたいと思います。

それでは早速、1部の話からしていきたいと思います。 今年、お客様と8本、クルーズにご一緒させていただきました。 ありがたいことです。 お客様があって成り立つことで、大変ありがたいことと思っております。

皆さんにお配りの資料に、ベルリッツのレーティングを載せています。 当然ながらこちらはダグラス・ワード氏がレーティングしてるわけですよね。 世界のクルーズ会社、旅行会社はこれを指標として販売に携わっているんですけれども。 生意気にも私もレーティングをつけてみましたと。

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主体性とか特にないんですけど、総合得点でソートしてみました。 お部屋ですね、食事、クルー、寄港地、コースですね。 それから満足度、コストパフォーマンスとか含めて。 5点満点でつけてみました。

シードリームのシードリーム1(Sea Dream1)/地中海

で、 シードリームが一番よかったです と。 一応こちらはダグラス氏と一致しておりますと。 シードリームは実は30年落ちの客船なんですよ。 昔キュナードが高級小型船ビジネスに参入した時に作ったんですよね。 もう30年ですから、18㎡くらいなんですよ。 ラグジュアリー船なのに、18㎡なんですよ。

だから居住性は他のラグジュアリー船と比べたらだいぶ劣るんですけど、分かってるんですよ。 で、総合得点でこの得点。 ダグラス氏もおこがましいですけど、同じだと思います。

東山氏の実際のシードリーム1乗船時のレビューや写真

サガのサガ・サファイア(Saga Sapphire)/英国

それから、SAGA(サガ)ですね。サガ・サファイアというのも30年近く経ったクラシックな船なんですけど、やっぱりシニア世代が多いということで、 船客への面倒見がすごく良いですよね。 あと、けっこう食事が贅沢なんですよ。 それから総合得点でやっぱりお客様の評判もいいです。 サガとシードリームだと、サガの方が圧倒的にお客さんの数は多いんですよね。

シードリームだと4,300トンですから、なかなか理解されない部分もございまして。 サガサファイアというのはシングルのお部屋もありますので、一人旅も増えてます。 すごく一人旅の方にもオススメですね。

東山氏の実際のサガ・サファイア乗船時のレビューや写真

ポナン新客船のル・ラペローズ(Le Laperouse, Ponant)/地中海

それから、ル・ラペローズ。ポナンの新しい船ですね。 近年の新造船の中では意欲作でした。 パブリック・スペースの配置もガラっと変えまして、シアターを前に持ってきて、後ろを全部レストランにして。 開放感あふれる船になってましたね。 なかなか良い船だなと思いました。 それとお客様は水中ラウンジのブルーアイとか、感動されてました。

東山氏の実際のル・ラペローズ乗船時のレビューや写真

ホーランド・アメリカのアムステルダム(MS Amsterdam, Holland America Cruise)/アラスカ

それから4番めが、アムステルダムというのはホーランド・アメリカの客船ですね。 4点なんですけど、食事のところですね。 僕アラスカ1週間スタンダードなお部屋で1,200〜1,300ドルなんですよ。

なんですけど、すごく食事の満足度が高いんですよね。 当然その値段ですから、キャビアとかは出ないですよ。 ただ、そこそこの食事の水準に持っていくのがこの会社うまいんですよ。

ホーランド・アメリカのエグゼクティブ・シェフがルディ・ソダミンというひとなんですけど、この方はクルーズ界の巨匠でして、かつてはキュナードを仕立てたり、ロイヤル・カリビアンとかですね、色んな所を渡り歩いて、今はホーランド・アメリカの食事を取り仕切ってるんですね。

船って1度に1,000名分とか料理を作らなきゃいけないじゃないですか。 1,000名分、そこそこうまいものを作るのが上手いんですよ。 言ったって1,200ドルしか取ってないじゃないですか。 その中でやりくりも上手いんですよ。 ただ、 ホーランド・アメリカってカーニバル・グループですから、お肉とかお魚とか、燃料とか、調達コストがすごく安いんですよね。

ポナンとか、独立系だからやっぱり高いですよ。 カーニバル・グループっていうのは50隻船を持ってますから、50隻分肉から酒から燃料から買うわけですから、そのスケールメリットで安いんです。 安いから悪いわけじゃない。 企業努力で安くていいものを出すんですよね。 すごく企業努力してました。

東山氏の実際のアムステルダム乗船時のレビューや写真

リージェント・セブンシーズのセブンシーズ・エクスプローラー(Seven Seas Explorer, Regent Seven Seas)/地中海

それから、リージェント・セブンシーズ・エクスプローラーですね。 のちほど、写真をご覧いただこうと思うんですけれど、近年の新造船としてはちょっとぶっとんだ、驚きの船でした。

実際建造費も破格なんですけど、リージェントという会社は 13年ぶりの新造船 なんですよね。 これもノルウェージャン・クルーズ・ラインという大手の傘下に入って潤沢な資金で、良いものを作ったということですね。 クルーズ船のハードの面でこれほど驚いたのはクイーン・メリー2以来ですね。

東山氏の実際のセブンシーズ・エクスプローラー乗船時のレビューや写真

ポナンのロストラル(L'Austral, Ponant)/日本

それから、ロストラルというのはポナンなんですけれど、ラペローズに比べると、ちょっとイマイチですね。 いろんな理由があるんですよ。半分フランス人が乗ってるんですけど、フランス人は日本を廻れるれるだけで楽しいんですよね。 フランス人は、日本を廻る快適な手段として捉えてるわけですよ。 それで母国の口に合う、フランス料理を楽しめるんですよね。

日本人がこの船に乗って楽しめるかどうかってことだと思うんです。 大阪、宇野、広島、このあたり瀬戸内海なのに昼間通らないわけですしね。 そのあと屋久島、那覇、石垣あたりは海もきれいで、素晴らしかったですけどね。

食事(のレーティング)が3ですね。 こちら頭にきたのは、 全然日本で食材を積まない。 理由は高いから。 日本の食材はめっちゃ高いらしいです。

今言いましたように、広島、屋久島、那覇、石垣、全然積まない。 台湾の花蓮に言ったらドーンと積んでました。

聞きましたよ。パーサーにも。 花蓮は食材は全然安いって。 日本では全然積めないって言ってました。

広島で良い生牡蠣とか調達しませんか?とか、いろんな売り込みがあったんですけど、高いですと。その一言ですね。 残念ですね。

東山氏の実際のル・ラペローズ乗船時のレビューや写真

リージェント・セブンシーズのセブン・シーズ・ボイジャー(Seven Seas Voyager, Regent Seven Seas)/地中海

それから、今年最後に乗ったリージェント・セブンシーズのセブン・シーズ・ボイジャーですけれど、ハードはリージェントはすごく良いんですよ。なんたって全室ベランダ付きですしね。ボイジャーっていうのは全室お風呂付きなんですよね。 もう十分です。30数㎡で。ただ、ここですね。(レーティングのクルーのサービスの箇所を指さして)全然クルーが働かない。

地中海は終盤なんですね。 ちょっとだれてるんですよ。 5月から働きっぱなしで、どうも動きが悪い。

他の船に11月は地中海終わりがけに乗ったお客様に色々聞いてみたんですよ。 やっぱりクルーの働きが悪いという話、多いです。 だからクルーズ船ガンガンどこの会社も作るんですけど、人材難だと思うんですよ。 トレーニングが追いつかないんだと思うんですよね。 ちょちょちょっとフィリピンでトレーニングして乗っけてるみたいな感じで。

どこも人材不足だと思います。

東山氏の実際のセブンシーズ・ボイジャー乗船時のレビューや写真

ドリーム・クルーズのゲンティン・ドリーム(Genting Dream, Dream Cruises)/アジア

それから、ゲンティン・ドリームは15万トンの、3,000名乗りの船でして、私はあまりこういう大きい船の仕事はこないんですけど、あるオーガナイザーさんのグループのお手伝いで行きまして。

新造船なんですけれど、やっぱりシンガポール発着で、乗客がシンガポール人と、シンガポール系華僑と、インド人なんです。 それでインドの人がすごく多いんですよね。 パレスっていう特別フロアがあるんですけど、ここ全部インドの人がいました。 今経済がイケイケですからね。

で、ブッフェがですね、ワールドブッフェと言ってるんですけど、中華とカレーしかないんですよ。(会場笑)

中華とカレーでどこがワールドブッフェだよって感じですよね。

でも、オーガナイザーのグループの人は初めてのクルーズの人が多かったんですけど、みんな楽しい楽しいっておっしゃったんですよね。だからそれはクルーズそのもののポテンシャルを示してると思うんですけど、ここから比較対象となる色々な船に乗っていってみるともうちょっと冷静に見られるようになるんじゃないかなって思うんですよね。

あとは、有料のレストランが7、8箇所あるんですよ。 寿司とか鉄板焼きとか。シーフードとか。これは美味いんですよ。 これは最近の大型船の傾向で、無料のレストランはイマイチで、お金を払ってようやく美味しいものにありつけるっていう構造なんですよね。 そうやってクルーズ料金が安い分、船内商品購入にちょっとでもつなげたいということだと思うんですよね。

まあでも、香港とシンガポールから2、3泊で毎週やってますんで、昔これスタークルーズでしたよね?(お客さんに話しかける) 昔ヴァーゴでやってたのを、あれでクルーズファンがすごく増えたんですよね。  また時代が巡ってきてワンサイズ大きい船でまたやってるんだと思うんですよね。

東山氏の実際のゲンティン・ドリーム乗船時のレビューや写真

えーそんな感じでございました。

それでは早速、今日はこの3つのお話なんですけど、スモール・ラグジュアリーのお話。

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5社のお話と来年以降のオススメのコースをご案内したいと思います。

【オススメ1】シルバー・シー(Silver Sea)

まずシルバー・シー(Silver Sea)ですね。 本社はモナコなんですよ。僕はモナコの船会社とずっと案内してきたんですけど、オーナーの創業者一族が イタリア人なんです。 キャプテンも上級オフィサーもほとんどイタリア人なんですよ。 こないだある人が来日したとき見ましたけれど、イタリア系の文化らしいんですね。 ロイヤルカリビアンの傘下にも入りました。 もう議決権まで株は抑えられてます。

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買われたというよりは買ってほしかったんだと思います。 ここんとこガンガン船を作ってますけれども、資金面だと思います。 なんでガンガン船を作ってるかと言いますと、これなんですよ。 探検船を増やさないと行けないんですね。

探検船、つまりポナンが探検船でビジネスが絶好調なんですよ。 普通のオールインクルーシブのクルーズ船というのが値崩れしてるんですよ。 つまり、オールインクルーシブってお酒が飲み放題でチップもただでみたいな。 これ、日本でも10年前はスゴイ響いたんですけど、今日本のお客様にはそういう物量作戦は響かないです。

量はいらないっておっしゃる。 それは世界的な兆候でしてね、そういうオールインクルーシブのラグジュアリー船も値崩れしてますという。 シルバー・シーもほんの10年前、週8,000ドル取ってたんですよ。 それが今もう半額ですよ。 何と比較されているかと言いますと、その下のプレミアムといいますか、ホーランドとかオシアナそのあたりが結構いいんですよね。お酒をお金払っても結構いいじゃないという声に追われて、週に8,000ドルは取れなくなったんです。 でも、エクスペディションにしたら、8,000ドルどころか10,000ドルでも取れるという世界ですよね。 南極に持っていってしまえば10,000ユーロとか、そういう世界ですからね。

追いつかなければいけなかったんですよ。 それにはこれかなと思うんですね。

先週くらいに日本のジャーナリストの方、メディアの方にシルバー・シーの視察に乗っていただいて、ちょっと聞いてみたんですけれども、その方も6年位前に乗ったんですよ。 だいぶ良くなったって言ってます。 やっぱり、潤沢な資金で、調達コストが下がると、良いものを仕入れられるようになるんですよ。

肉とか、やっぱり顕著に出てきますよ。 ということで、ちょっとこれから往年のように、よくなるかもなって言う意味も込めてるんですよね。

でですね、久しぶりにシルバー・シーに乗ってみようかなと思ったのが、来年のこのコース。

全室スイートのウルトラ・ラグジュアリー船 シルバー・スピリット/ 2019 ゴールデン・ウィーク地中海

シルバー・スピリットという船。最近船体を延長してリノベーションをかけてグレードアップしました。 今は大体4,900ドルくらい取れる船に戻ってきました。

ゴールデン・ウィークというのはバカンスの季節には少し早すぎるんですよね。 なので回避策で1,000ドルオフ。とか。 あとはオーガナイザー・プランというもの、3組お友達が集まったら1名無料ですよ、とか。 そういうのをやっています。

20年以上ラグジュアリーをやっている元祖的な船会社ですけど、私はこの会社を今注目しています。

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あと、シルバー・シーを僕が気に入っている理由は寄港地観光ですね。 これはマルセイユに行ったとき、アヴィニョンの観光に申し込んだんですね。 1年前で1人800ドルですよ。高い。でも、めちゃくちゃ内容がよかったです。 シルバー・シーがル・レ・シャトーっていうグループに加盟しているんですよね。

それで、寄港地観光のランチをル・レ・シャトーのブティックホテルで用意してくれるんですよ。 少人数のバスで、50人乗りでも半分くらいしか載せなくて、ドイツ語とフランス語、英語とかで船客を分けてくれて、すごく快適でしたね。

夫婦で1,600ドルって高いんですけど、今までのクルーズ船で一番良い寄港地観光でした。 ああ、これはラグジュアリー船の寄港地観光なんだなとなんか納得してしまいましたね。

【オススメ2】リージェント・セブン・シーズ(Regent Seven Seas)

ライバル会社でもあるんですけど、リージェント・セブン・シーズっていう会社。 去年から実は日本でも、当社でも販売をはじめました。

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実は私去年まではリージェントって全然知らなかったんです。 船を見たことも乗ったこともなかったんですよね。 なんでかっていうと、日本ってまだクルーズ人口少ないのに、そんなにたくさんラグジュアリー船いらないよって思ってたんですよ。 だからまずシルバー・シーから攻略していけばいいかなって思ってたんですけど、まあチャレンジしてみようかなと思いましたら意外と好評でして、今年さっきレーティングつけたように今年2回乗ったんですけど、初めてのクルーズの方にオススメして乗っていただいたんですよね。

どうですかね。他の旅行会社で初クルーズにラグジュアリー船を勧めるかわかりませんけど、僕の考えとしては船に乗ったことがなくても陸の旅で上質な旅行とかに行く方いらっしゃるじゃないですか。 ビジネスクラスとかファーストクラスとかに乗って、ハワイ旅行でハレクラニに泊まる方には、初めてのクルーズでもその旅と同じようなグレードのクルーズを勧めてもいいんじゃないかなって思ったんですよね。

そしたら結構チケットを買ってくださいましてね。 33㎡とかありますから、陸のホテルと比べるわけですよ。 初クルーズの方は。

船を分かってる方は、(もちろん船の方がお部屋は)ちっちゃいって分かってるんですけど、初めての方はああホテルと一緒でいいじゃないみたいな感じですよね。

それと、やっぱりマイアミの会社なんでフォーマルはないです。

シルバー・シーに比べたらアメリカの船なんで、昼はハンバーガー食べる人とか多いですし、リラックスですよね。 リージェントはシルバー・シーに対して、我々は「Not Ostentatious」という言葉をよく使います。 つまり、われわれは見掛け倒しじゃないよということを強調しています。

素のままでバカンスに来てくださいということですね。

確かになんか居心地がいいんですよね。 あとはメインダイニングはずば抜けて贅沢ですね。もちろん日替わりのメニューが毎日変わるんですけど、前菜、スープ、メインという固定のメニューもすっごい種類なんですよ。 メインディッシュも肉という肉10種類くらいと、ソースも付け合せも選んで考えてくださいと。 前菜にはフォアグラのソテーもあります。 つまり毎日食べられます。

それからロブスターも毎日食べられます。

異常な大きなメニューなんです。贅沢でね。 あとはこれですね。 オールインクルーシブの会社なんでお酒もチップも入ってますと。

この会社の一番の売りは寄港地観光も無料で入ってますよということですね。 寄港地観光もさっき申し上げた通り、結構お金がかかるんですよね。 それがタダということなんです。 そうすると、包み隠さず申し上げますけど、毎日日本のお客様は全部予約入れるんですよ。

だってタダじゃないですか。 終日ツアーって結構疲れるじゃないですか。 リボルノからフィレンツェまで2時間伸ばすですよね。

チベタベッキアからローマまで1時間半ですよね。 そうすると終盤行かなくなるんですよ。 なんで行かなくなるか? タダだからですよ。

お金払って800ドルだったら絶対大事に行くじゃないですか。 だから無料のインクルーシブというのは大事にするか?っていう意味で良し悪しだなと思いました。

でもそれ言ったら、シルバーでもリージェントでも、ディナーのワインみんな大体飲み残してますよ。 なぜなら、タダだからですよ。 お金払ったら1杯、1杯大事に飲みますよね。

だからどうなんだろう?と思うことありますよね。

これがエクスプローラーという最近の船ではスゴイなと思った船のアトリウムの部分ですね。 スクリーンショット 2018-12-05 0.28.11.png

それからメインダイニングですね。 スクリーンショット 2018-12-05 0.28.53.png

まあ、こういうゴールドとかアメリカンリッチが好き、ストレートなインテリアですよね。 これは人によってはやりすぎだよと言っていました。

やっぱりオーセンティックなシルバー・シーみたいなのがいいって方もいらっしゃいました。

アメリカ人は大好きです。この感じ。 トランプタワーみたいなものですよね。

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これは僕が何を言いたいかというと、全部のデッキチェアにバスタオル生地を朝になったらかけてくれるんですよ。 自分でバスタオルをかけなくてもいいんですよ。

これは初めて見ましたね。

【オススメ3】リッツ・カールトン(The Ritz-Carlton Yacht Collection)

それから、リッツ・カールトン。

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あんまり僕もまだ語れないんですよ。 なぜかというとまだ今作ってて、オフィスは本社はマイアミとマルタにあるんですよ。 アジアリージョンはマルタの人とミーティングを重ねてるんですけど、ただ意外と売れていましてね。

分かったことは、 絶対的なブランドだということ です。 リッツ・カールトンということに説明はいらないで、お客様は予約をいれてくださいました。 リージェントってそれなんですか? ポナンだとそれなに?(ってなるんですけど)

リッツ・カールトンだと説明がいらないということ。 それとそのブランドの水準が分かってるということ。 ホテルに泊まっていて分かるとか。 その水準が期待されているんですよね。

ただ、そのマルタオフィスと話してても、ホテル屋なんですよ。 だからなんか話が噛み合わないことが多いんですけど、この会社いいかもなって思ったのが、オールドスタイルの船屋の発想じゃなくてホテルの発想でラグジュアリーの船を作ろうとしているので、今までにない船ができるかもなって思ったんですよね。

ソフト面もリッツのスタンダードというものがあるらしく、できうる限りそれを船の上でもやりたいという。 大阪の梅田にリッツ・カールトンがあるんですけど、どこでもそうらしいんですけど、客室係の人になにか頼むじゃないですか。 そしたら、玄関のところでその人は靴を脱いで入るらしいんですよ。 そういうことも船でやりたいと言うんですよ。

できるかなー?って思うんですけど、発想が船屋じゃないところが面白いと思うんですよね。 あとは僕らは新設計の船を売るというのがとっても怖いんですよ。 何かと言うと、建造が遅れることですね。

リッツはスペインのバカでかいプライベート・ヨットを作る造船所で造られているんですね。 2ヶ月前倒しなんで、まず間違いないなと思ってます。

それとですね、未知数なんですけど、まずホテル屋さんがやっているということです。 我々が想像つかないことをやってくれるんじゃないかということ。

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写真を見て見ると分かりますが、ブリッジの位置とかも普通のクルーズ船とは違いますね。 デザイン志向ですよね。 似たような船がですね、シーニック(Scenic)という会社の、シーニック・エクリプス(Scenic Eclips)という船ですね。 遅れに遅れてるんですよ。建造が。クロアチアでやっているんですけど。 やばいですよ。本当に。売っても遅延、売っても遅延ですからね。

おまけに造船所はストライキを起こしてるんですよ。 そういうことも多いんです結構ヨーロッパは。

来年の2月就航ですね。

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それで船尾のこういうマリーナ・プラットフォームも完全にポナンとか、シードリームとかヨット系と同じ形ですよね。

マリーナがえらいお金をかけてるらしいんですよ。 これは本社サイドからこだわりの指示があるらしいですね。

それから部屋ですね。

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いくつかのグレードがある中で、これが日本でも予約が多いものです。 ロフト・スイート。

2階建ての部屋なんです。 これがリビングと階段を降りて寝室とバスルームという、小さい29,000トンの船なんですけど、この部屋を結構作ってましてピタッとハマっているようですね。お客様のニーズと。

この船はもう団体とかグループとか絶対に似合わないと思っているので、団体旅行とかの旅行会社にセールスに行くつもりはないです。 もうダイレクトに乗りたい方がそっと乗るのがいいんじゃないかなっと思うんですね。

一応言葉の心配がある方に年に1度くらいですね、ご一緒させていただけるコースとして考えたのが、こちらですね。 セントルシア発南カリブ海です。 今ここまでですね、40代くらいのお客様の予約が一番多いんですよ。 ラグジュアリー船としてはかなり若いですね。

完全にイメージングだと思いますね。

シルバー・シー、クリスタルとか6、70代なんでかなり若いですね。 もちろんシニア世代の方も入ってますけどね。

あと、この会社は7泊までが結構多いんですよ。 現役世代のことを考慮してるんですよね。

アメリカ人も昔ほど休みを取らなくなったみたいですよ。 特に若い人、バンカーとかはもう休まないんですって。 だから1週間までだそうです。

なので5泊のクルーズを日本のお客様向けに選びました。

【オススメ4】サガ・クルーズ(SAGA)

次ですね、イギリスのサガというクルーズ会社ですね。

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「2割の人が好む船」というのは何を言ってるかというと、ドレスコードのことですよ。 タキシード着用率とかよく言いますよね。 この船は100%です。 スーツはだめです。 タキシードじゃないとだめです。 つまり、海外のいろんな方に聞いてみたんですけど、8割方フォーマルは好まないと。

船会社も関係者もみんな言ってますね。 なので全然時代に逆行してるんですよ。 でも、イギリス人は、この会社99%イギリス人ですから、フォーマルはタキシードなんです。 それはオシャレだからとかなんとかじゃなくて、もう習慣なんです。 そういう人の為のドレスコードなんです。

なのでフォーマルイコールクルーズは非日常を楽しむものと捉えてるんですね。 イギリスの方は。

日常の延長で気楽に乗ってくださいとかは冗談じゃないよってことなんです。 非日常ということで夢を売らなきゃだめですよというのが彼らの考えです。 もっと言うならば、子供、ファミリーはだめですと。 なぜなら、うるさいからです。はっきり言います。

イギリスは割とあるんですよね、年齢制限とか。

それと、この会社は元のキュナード(Cunard)の上層部がヘッドハンティングされて作りました。 クイーン・エリザベス2(Queen Elizabeth2)の時代ですよ。  船は10年前に引退しました。

まさに一世風靡をした船ですよね。 その頃が一番キュナードがキュナードらしく栄華を誇った時代です。

めちゃくちゃ贅沢なことしてましたよ。 その時のことを頭に持ってる人たちがやってるんですよ。 だからとことん贅沢にやっています。

なので今のキュナードなんか比じゃないくらい食材コストとかも高いです。

サガっていう会社はですね、保険業とか出版業とか不動産とか旅行会社とかいろんなことをやってるコングロマリットなんです。 巨大な副業企業で。その中のクルーズ部門の会社なんですよ。

だから巨大なデータベースでこの船に実際に乗ってもらった時にですね、もしも評判が悪ければ保険は解約されるは、雑誌は買ってもらえないは、そうなったらまずいんで、ここはとことん贅沢にやりなさいとトップから言われているんですよね。

あとはイギリス人に愛される船を作らなきゃいけないと。 だからフォーマルはタキシードだし、丁寧なアフタヌーンティーを作りますと。 あとは年齢に合った、まあ50歳以上とつけると必然的に70代とかも増えてきます。 その年代の方も満足するエンターテイメントですよね。

それからシングルキャビンも、新しい船も15%つくりますと。 イギリスも先進国特有の高齢化が進んでいまして、日本と同じですね。 色んな理由で一人旅の人が増えています。 日本も増えています。

その方たちにはシングルキャビンというのはいいですね。 大型船、ベースが安くても2倍払わないといけないところに一人旅の人は抵抗があります。 だってもう一人連れて行っても同じなら、ってなっちゃうんですよ。そこがシングルキャビンがあると行ってみようかなってなるんですよ。

サガのクルーズは、ちょっとオススメコースをご案内したいんですけれども、こちら。

サガ初の新造船 スピリット・オブ・ディスカバリー / 2019年ノルウェーフィヨルド・クルーズ

実はサガクルーズとしてははじめての新造船なんですね。 これも僕、先ほどと一緒で心配したんですけど、ドイツのマイヤーヴェルフトという造船所で作ってるんですけど、厄介なことにこのマイヤーヴェルフトが香港の会社に買収されちゃったんですよね。ゲンティンという会社です。 ゲンティン・ドリームの会社です。 ゲンティン・クルーズがクリスタル・クルーズも買収しましたよね。 今そのドリーム・クルーズで2隻、クリスタルで3隻、発注しているんですよね。 なぜ造船所を買っちゃったかというと、自分のところの船を早く作れってことなんですよね。

当然、造船所は自分のところの船を先に作りますよね。

ニューシップは造船が遅れると大変なんですけど、なぜかサガのスピリット・オブ・ディスカバリーはプライオリティが高めで。 他にも発注残がたくさんあるらしいんですけど、来年の7月就航に向けてますという。

それから、船会社があまり部屋の画像とか情報を出してこないんですけど、目指しているのは数年で古く見られるような船は作らないということなんですね。

インテリアにおいては流行の最先端は追いかけないということ。

イギリス人が好む上質なインテリア。 いま、イギリス・ロンドンで良いホテルのデザインを手がけている人がチームに入りました。 サボイとか、ドーチェスター、ゴーリングこの3つがロンドン3強ホテルと言われているんですけど、このインテリアを徹底的に船に持ってきたいなということでやっています。

好みが分かれると思うんですね。 でもピタッとハマった人は日本人でもずーっと乗ってると思います。

【オススメ5】シードリーム(Sea Dream)

それから冒頭の私がつけたレーティングですが、1番でした。 やっぱりナンバーワンだなと言う船なんですけど。

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今日初めて知った方もいらっしゃるかと思いますけどどうですか。 たった4,300トン。 お客様は112名、クルーは95名でほとんどマンツーマンです。 例えばゴールデン・ウィークとかだとバカンスには早いので、船客も75名くらい。 クルーの方が多いんです。それでもこのままやっていくって感じなんですね。

この会社はどこにも属してない、ノルウェー人のオーナー会社なんですよね。 なのでオーナーの一声でなんでもやるんです。 全部ベストでいきなさいという。

まあ食事はポナンもそこそこ美味しいフレンチを出してくれます。 リージェントも贅沢ですけれども比じゃないです。

まず、 キャビアの量が指標 かなと思いますね。 50gが2万円くらいなんで、そう簡単には出ないですね。

昔はシルバー・シーとかでも出ましたよ。 今は出ないですね。 週8,000ドル取っていたのが、4,000ドルだと出ないですね。

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ポナンもキャビアは出ないですね。 さっき言ったように調達コストが高いんだと思うんですね。

シードリームは調達コスト高いのに出すんですよ。 利益率は低いと思います。

それから、究極の贅沢と書いたのは、なんてことやるんだという驚きの連続なんですけど、ひとつは シードリームは港に接岸しないんですよ。毎日アンカー。

港に接岸するなんて野暮なことはしませんよと言ってます。 毎日アンカーで毎日テンダーボートなんですけど、ただどうですか皆さん、ストレスないですか?

例えば大きい船とか、最初に乗りますよね? 満杯になるまで動かないんですよ。 その間ずっと揺れてたりしてて気持ち悪くなるんですよ。

シードリームは1名でも出発するんです。 なぜなら、完璧にプライベート・ヨットを意識している会社だからです。

ポナンとかヨット系ですけど、(シードリームは)最も意識しています。

なぜならそれもオーナーの指示です。

一人でもお客様がきたら出しなさいと。 タイムテーブルなんて作りなさんなと。 お客様がきたら出発しなさいと。

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あとは、海外のパンフレットは必ず 「Pamper」と「Intimate」 が載ってますよね。 つまり 「甘やかし」と「親密」 。こじんまりの雰囲気を出したいと。

プールサイドのジャグジーに入っていてもシャンパンを持ってきますし、デッキチェアに寝そべってたらサングラスがサンオイルで汚れてたら全部磨いてくれるし。

レストランでワイン飲んでて、プールのところに持ってきて頂戴って、やっぱり気が変わったからトップデッキに持ってきてとか。 なんでもOKですよ。全部やりますよ。 それはトップの指示ですよ。 ただ、そういうのが全部クルーズ料金だとおもうんですが。 どうですかね。 勇気を出して4,300ドルにチャレンジしてみていただきたいんですが、お勧めのコースがいつも5月の終わりなんですよ。 来年も5月27日でしてね。

ラグジュアリー・メガヨット シードリーム・ヨットクラブ 2019 地中海

これはモナコ・グランプリと兼ねているんですよね。 モナコ・グランプリが毎年最後の日曜日、週末なんですよ。 この週来年は25日が予選で、26日が決勝なんです。次の日からシードリームで5泊。シードリームも船尾にマリーナ・プラットフォームとかがあって40代の方から乗りますから。 こういう5泊とか短かめなものもあるんですよね。

でも言っても30年落ちの客船なんで、部屋も18㎡とか。 バルコニーの部屋はありません。

ちょっとシードリームの映像を見ていただきたいと思います。 シードリーム/イメージ

オーナーの考えは、ラグジュアリーというのは派手な設備を作ったりすることじゃないだろう。 細部にラグジュアリーの神様は宿っているんだよという考えですね。 だからドーバーソールあるじゃないですか、この会社はレモンをどうかけるかというと、カットしたレモンにフォークをぐさっとさして、それをフォークとスプーンでかっこよくかけるんですよね。

そういうちょっとしたところもダサいのはだめだよというのをとっても徹底しているんですよ。 しかもほとんど1対1なんでわがままを聞いてくれるんですよ。 日本のお客様は特にわがままが少ないですね。 もう昨日食べたあれ美味しかったからまた今日も食べたいと言っても、素材があればなんでもやってくれるわけですよ。

僕も乗ったとき、めちゃくちゃなことやってますよ。 でも、そのわがままを待っていてくれるというのがラグジュアリー船だと私は思うんですよね。

えーそんな事言われるの嫌だなとか思うのはラグジュアリー船じゃないです。 どことは言わないですけど。 「Noとは言わない船」ていう船に1回乗ったんですけど、Noを言われまくりましたよ。(会場笑)

本当のラグジュアリーってマニュアルもなにもないんですよ。 全部やれることをやるんですよ。

それを絵に描いたような会社だと思うんですよね。 ただやはり4,300トン、18㎡っていうのはセールスする方からしたらちょっとしんどいですけど、一応超プロの端くれの私のレーティングを是非一度体験してほしいなという思いですけどね。

東山氏の実際のシードリーム1乗船時のレビューや写真

じゃあ、1部はこの辺にして15分くらい休憩して、ポナンのお話にいきたいと思います。

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