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ポナンの部 - 新造船ル・ラペルーズ、南極エクスペディションはポナンの独壇場(クルーズロードショー第2部)

ポナンの部 - 新造船ル・ラペルーズ、南極エクスペディションはポナンの独壇場(クルーズロードショー第2部)

2002年設立のクルーズ専門エージェント、マーキュリートラベルが年に一度のクルーズ・ロードショーを開催した。

当日は、2018年の1年間で代表が実際に乗船した客船、エリアなどについて解説がおこなわれた。
ロードショーは3部構成となっており、第1部は「スモール&ラグジュアリー・シップ」、第2部は「ポナン」、第3部は「ホーランド・アメリカ・クルーズ」について語られた。

当日は午前の部、午後の部が設けられ、それぞれで第1部〜第3部まで、項目に沿って発表がおこなわれた。
通常の商品説明会の形式ではなく、客船を保有するクルーズラインの業界の存在地位的な解説や、オーナーの性格、そしてクルーズ業界の潮流などに至る細かな説明がなされた。

会場のお客様と会話するような東山氏の語り口は、クルーズ中上級者はもちろんのこと、初めてこのロードショーを目にした参加者をも魅了していたに違いない。

★第2部の「ポナン」についてお送りします。

2018年12月2日(日)@丸ビル カンファレンス・スクエア Room1

シリーズ
マーキュリートラベル、2018年クルーズ・ロードショー

(談:東山氏) それでは2部を始めさせていただきます。

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まずポナンのロゴの下に書かれている部分を見ていただきたいんですが、「Yacht Cruises&Expeditions」2つの顔を持ってるってことなんですね。ヨットスタイルとクルージング。それから探検船と。

ヨットスタイルとは?

前者のヨットスタイルとはなんですか?ということなんですが、船のグレードが良くカジュアル、プレミアム、ラグジュアリーとか言いますけれど、そういう系統とは全く違っていて、プライベート・ヨットのオーナー感覚で乗ってくださいというジャンルが違う船だと思っていただいて結構だと思います。

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商業客船とは違うと思います。

プライベートヨットっていうのはどんなのか?といいますと、ポナンの言うプライベートヨットというのは、 こんな感じです。

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これは有名な個人所有の船なんですけど、イクリプスという船なんですけど、ロシア人がオーナーで、約500億円。 ということは7、8万トンのクルーズ船が作れる金額の個人所有の船なんですね。

こういう自前のテンダーボートを2隻と、サブマリン、ミニ潜水艦を搭載してまして、それからヘリポートもありまして。 これはですね、南カリブ海のセントバーツという島なんですけど、いつも12月あたりこの辺に居るんです。 なぜなら、その島の半分もこのオーナーが持ってるんですよ。

イギリスにサッカーのチームを持ってるという。おそらくオイルマネーの人なんじゃないかという噂です。

ですから、欧米にはこれくらい160mくらいなんですが、ポナンの新しい船が130数mですので、個人所有のほうがもっとデカイと。 クルーは70名。これは公表されているんですよ。 ただ、ゲストの数はわからないんです。ただ、おそらく20名くらいだと言われています。

自分の船ですから、そんなに部屋数いらないんです。こんな世界がヨット・スタイルの世界なんです。 みなさん、ちょっと500億はおそらく足りないと思いますから、その分ポナンに乗ってくださいということです。

スクリーンショット 2018-12-06 13.29.01.png マーキュリートラベル代表の東山真明氏

ポナンの新造船(Ponant)

ポナンは今年8年ぶりに新設計の船がデビューしました。 1隻目のル・ラペルーズ(Le Laperouse)は、フランスの探検家の名前をつけてまして。 6隻作ります。今年2隻就航しました。 見た感じちょっとトップ・ヘビーだなと思ったんですね。でも色々聞いてると構造学とかいいっていうことなんですよね。 

★スクリーンショット 2018-12-05 20.00.34.png

従来のル・ボレアル(Le Boreal)とかクラスとの違いはですね、パブリック・スペースの構造や配置を大きく見直した点です。 前のボレアルは4階の後ろにシアターがあったんですけど、閉ざされた世界じゃないですか。それではだめだということで前方の方に持ってきました。で、そこにレストランをもってきました。その後ろの方は外で食事ができるエリアです。 

3階はプールと、外で食事できるグリルのレストランを作りました。 5階と6階の後ろはデラックスなスイートを配置しました。

ということで、さっきロゴの話をしたんですけど、僕最近どうもポナンはエクスペディションに偏りすぎだなと思ってたんですけど、今のこのシリーズは完全にプライベート・ヨットのシリーズの方ですよね。 ああ、ちゃんと考えてくれていたんだなと。嬉しくなりました。

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これ、船尾のインフィニティプールというそうなんですけど。 これ完璧にプライベートヨットの構造です。 ちょっとかっこいいのを作るんだという勢いですよね。

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(プールに入っている人を指さして)これ私なんです。(会場爆笑)ははは。

なかなかお客様がいる時にプールって泳ぎにくいものなんですよ。 それでギリシャかどこかでお客様が降りたというのがわかったんで、それじゃあ泳ぐかなと思って泳いだら、一人お客様の中で高性能な望遠レンズを持っている人がいて撮られましてね。この辺にスイッチがあってですね、バブルが出るんですよね。高性能なエクササイズができるんですよね。それがイクリプスのマネなんですよ。 ヒントがなんでもついている、プライベート・ヨットなんですよね。   

キャビンの特徴

それからお部屋ですね。なんかトロピカルなリゾートホテルのような雰囲気でいい感じでした。 ★スクリーンショット 2018-12-05 20.03.49.png

ちょっとウッド調のパネルを多用してましてね。 シャワーブースとそれからミニソファーをつくって。 まあ、23㎡くらいなんですけどね。 そんなに広くないです。

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シャワーブースが開くのも、スタンダードなキャビンから全室エスプレッソマシン入れたりとかですね、ちょっとしたところが贅沢になってまして。

世界初の船上水中ラウンジ

ブルーアイという、クルーズ船初の水中ラウンジも作りましてですね。 18センチのガラスですね。中々検査が通らなかったそうです。

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実はこういう水中ラウンジはマイアミとかの富裕層の別荘で作ったことがあるらしいんですね、ホテルとか、このデザイナーは。 これは、クジラのお腹の中と、目をイメージしているんですね。

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ブルーアイの映像をちょっと見ていただきます。 ブルーアイ紹介

まずエレベーターでデッキ1に行きます。そこから階段を降りて、ゼロにブルーアイがあります。まさに船底ですね。 デッキ1に行くエレベーターは限られた時間しか開放しないので、普段はデッキ3までしかお客様は動けないんですけど、ブルーアイの営業する時間だけはお客様はデッキ1まで降りられるようにしているんですね。

水中の中に前方にカメラとか、音を取ったりとかの設備もありますし、外に向けて光を放っているんですね。 それに魚が引き寄せられてくるんですよね。南イタリアとか小魚がたくさん寄ってきますね。

この船に乗るならカリブ海とかがいいんだろうなと思いますね。 ちなみにこの船、来年の10月に大阪に来るんですよ。大阪舞鶴。 大阪湾の海の下はどんなふうになってるか、見たいような見たくないような。(会場笑)

中々意欲作ですね。この船は。

次ですね、今年の9月にマルタ島のヴァレッタで乗りまして。

東山氏のル・ラペルーズの実際の乗船のレビューや写真

イタリアのシチリアを出発して、ギリシャ、コリントス運河ですよね。 アドリア海からエーゲ海をショートカットするために4.6kmを1時間かけて航行しますと。

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昔は実用性で掘ったんですけど、今はスモール・ラグジュアリー船のお客様を楽しませるために通るんですよね。 ものすごくギリギリです。 とてもスリリングで、お部屋から手が届きそうなくらい。

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コリントスの映像を見てください。 (映像を流す)

これがスモールシップの醍醐味ですよね。 大型船ではお連れできないところにお連れすることができるっていうのが。 結構フランスの会社って、果敢に攻めるんですよね。 そういったところが特徴というと、他にはロンドンのテムズ川を上って、ここまで船を持ってきますよという。

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世界的にブームなエクスペディション・クルーズ

もう一つのポナンのお話ですね。 エクスペディション船。これが世界的にちょっとしたブームなんですね。 今世界で建造残が120隻ありますと。これは過去最高です。 そのうちの25隻がポナンみたいなエクスペディション船なんですね。

ポナンがエクスペディションで儲かってるぞというのを見て、他の船会社もこぞってエクスペディション船をやり始めたんです。 一番ポピュラーな探検というのは南極ですね。 先月くらいから毎年、11月から2月くらいまで南極クルーズをやってますね。 今シーズンポナンは1万トンクラスの姉妹船、全部を南極に持っていっています。

今南極に行く船の中で圧倒的にアドバンテージがあるのが、ポナンです。 船が新しいんですよね。 他の上陸できるクルーズ船というのが、古いのと、2020年にクルーズ船の排ガス規制がすごく厳しくなるんですよ。 なので他のクルーズ船は引退せざるを得なくなるんじゃないかなと。

そこをちゃんと見ているポナンは要するに間に合ってるんですよ。 他は排ガス規制のために今作ってるんですけど。 船を作るのには2年以上かかりますから、ちょっとビジネスを逃してますよね。 なのでポナンの独壇場ですよね。

この先、ルメール海峡というちょっと細い、氷がいっぱいある中を夜だとサーチライトを当ててとかですね、すっごいところを通ってくれるんですね。

ポナンで航く南極クルーズ

南極というのはペンギンが、最も過酷な子育てと言われているんですけど、それをやっているところに出会えますという。 私は一昨年2月に行ったんですね。ちょっとペンギンの赤ちゃんがもう大きくなってたんですよね。 で、1月に行くともうちょっと小さいのが見られて可愛らしいらしいんですよね。

ということで、来年は1月になりました。 今のところ17名のお客様とご一緒する予定です。

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この、パルカというのが船でプレゼントされます。 レンタルの長靴も用意されてますと。 ここはマイナス5度程度で大したことないんですよ。

なのでパルカの下はTシャツとセーター、そのくらいで十分なんです。

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これはボレアルという船が海氷に突き刺さって、お客様を上陸させてくれました。 これはかなり特別なことだそうです。 我が船がこういう姿というのを初めて見ました。

それと南極に生息する動物達を見られますね。 いいことばかりじゃないですよ。 この人達(ペンギンを指さして)血だるまになりながら食べ物を争ってるんですよ。

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このペンギンはお母さんが海に飛び込んで、魚をいっぱい吸い込んで、帰ってきて、何千何万というペンギンたちの中から自分の子供を探して餌を渡すわけですよ。 この飛び込む時にですね、崖に当たって、いっぱい血が出てるペンギンもいました。

まあちょっと壮絶な部分もあります。 スクリーンショット 2018-12-05 21.15.35.png

南極は港とか当然ありませんから、ゾディアックでいきます。 まあ、ほぼ全身濡れても大丈夫くらいな心構えが必要ということが分かりました。 ある方は一眼レフカメラが1つ、台無しになってしまいました。

南極は11月から2月なんですけど、北極のシーズンというのがありまして、これが大体6月から8月の終わり。 北極しか見られないのがこのシロクマなんですね。

スピッツベルゲン島とかグリーンランドとか。 南極は日本のお客様は年間500名くらいいらっしゃるそうです。 北極は桁違いに少ないそうです。

でも南極に行った方は、もう一つの極点を見てみたいという思いが強いみたいです。 グリーンランドですね。

ポナンはですね、見ていただいた新しいもの含めた6隻と、もう1隻作っています。 アイスブレイカーという砕氷船です。 ここまでは耐氷船です。砕氷船というのは氷をガシガシ砕いて進んでいくんです。 そういう性能ということです。 2021年です。船名はル・コマンダン・シャルコ(Le Commandant Charcot)です。冒険家の名前です。

確か電気推進とLNGの複合だったと思いますけれどもね。 北極圏と言わず、北極点に極力近いところにまで行くような、それからこの先を抜けたらロシアを抜けたら日本につながってますよね。

それから南極半島の中にまで入ってくるという構想もあります。

ポナンの位置づけ

ちょっと、ポナンという会社の位置づけをご紹介したいと思います。 ポナンという会社は独立系の会社だったんですね。 スクリーンショット 2018-12-05 21.26.46.png

今はですね、アルテミスというフランスの複合巨大企業に属しておりまして、その傘下にはグッチとかファッションのブランドもあれば、クリスティというのはオークションの会社ですね。 それから、ワインが好きな方だったらご存知可と思いますが、シャトー・ラトゥールというボルドーの至宝と言われている、恐ろしい品格のワインの会社ですね。

今はグループですので、ポナンのワインセラーにはシャトー・ラトゥールがちゃんと置いておりますね。 それから、北フランスのクルーズでは、唯一エクスカーションといいますか、シャトー・ラトゥールを訪れることを許されている船会社ということになります。

この潤沢な資金によって、新しい6隻の船と砕氷船を作っているわけですね。

今エクスペディションクルーズ業界でも一番上り調子の船会社なので、この後ももっと(新しい船を)作ると思いますね。 はい、それではこのまま3部の話を続けたいと思います。

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