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高級小型船一筋25年。外航クルーズ添乗900日。2人のプロが語るラグジュアリー船の魅力(クルーズシンポジウム in 福井[第3部])

高級小型船一筋25年。外航クルーズ添乗900日。2人のプロが語るラグジュアリー船の魅力(クルーズシンポジウム in 福井[第3部])

2019年3月17日に福井商工会議所 国際ホールで、福井県庁企業誘致課による「クルーズ・シンポジウム in 福井」が開催された。
当日は3部構成で、1部を漫画家のくぼ こまき 氏が、2部をコスタ ネオロマンチカ、ダイヤモンド・プリンセスから担当者が、3部を(株)オーシャンドリームより堅田 寛 氏、(株)ツアー・ステーションより加藤 広明 氏がそれぞれスピーカーとして登壇し、クラス別のクルーズの魅力や選び方などを紹介した。

★第3部の【高級小型船 一筋25年】&【外航クルーズ客船添乗歴900日】の2人のプロが語るラグジュアリー船の魅力 についてお伝えします。

3月17日@福井商工会議所 国際ホール

シリーズ
クルーズシンポジウム in 福井 2019

(福井県・担当者) それでは講師のご紹介をしたいと思います。

堅田様は、アメリカで働いていたところ、カリブ海で大型ヨットをチャーターしたことをきっかけにクルーズに大変関心を持たれ、高級で小型船のクルーズを扱う旅行会社を作られておられます。

大型客船とは異なる魅力をもつ、クルーズ会社が信念をもって作り上げた、バイキング・オーシャン・クルーズ(VIKING OCEAN)など、高品質な個性的なクルーズを日本に紹介しておられます。

また、加藤様はバルト海、地中海、アラスカなどのクルーズ旅行を企画されており、海外でのクルーズ添乗日数は900日と、国内ではトップクラスの経験をお持ちです。

また国の観光庁が開催するクルーズによる観光地の充実のためのアドバイザーも務められておられます。 それでは堅田様、加藤様よろしくお願いいたします。

オーシャンドリーム 堅田 寛 氏(以下、堅田) ただいまご紹介にあずかりました、オーシャン・ドリームの堅田と申します。私はバイキング・リバークルーズというかつての名門の会社が一度解散しまして、リバークルーズで20年世界一のクルーズ会社になりまして、今再び5年前から海のほうに再進出いたしました、そちらの代理店を務めております。

ツアーステーション 加藤 広明 氏(以下、加藤) ただいま紹介いただきました、株式会社ツアーステーションの代表の加藤でございます。ご紹介いただきましたように、今はどちらかというとビジネスをクルーズ船に乗ってやっておりますけれど、観光庁の方に出向いたしまして皆様方のように熱く、地方創生を頑張っておられる方になんとか良い仕組みを作れないかということで、毎月観光庁に行きながら、アドバイザーを務めさせていただいております。

手配の方は創業22年なので、かなり手配してます。

私は今日地味な赤いジャケットを着てきておりますけれども(会場笑)、こういう格好でお客様と一緒にオーガナイザーとして地中海、バルト海に行くというのが仕事です。

ずいぶん失敗もしてきておりますので、失敗も含めて900日という経験の中で、皆さんに役立つ情報をご紹介していきたいと思っております。

堅田 それでは、着席させていただいて、皆様にお話を聞いていただきたいと思います。

一番最初にですね、私が代理店をしております、バイキング・クルーズの短いビデオをご覧頂きたいと思います。

(ビデオを流す)

実はバイキング・クルーズというのは先ほどもご紹介いたしましたように、バイキングという名前でオーシャンクルーズとしては5年目でございます。

ただ、この会社の会長、実はノルウェー人で、かつてロイヤル・バイキングとして名門の会社の最後の社長でして、一度会社を潰しております。

ただ、ロイヤル・バイキングというのはクルーズに長く乗ってらっしゃる方にとっては非常に特別な名前でございまして、サイズからいきまして半分くらいの大体2万トンクラスの本当の高級船。

高級船と言いますと、みなさんQE2(クイーン・エリザベス2)を思い浮かべると思いますけれど、また別のラインの高級船というのがありまして、それの流れを組んでおります。

そして現在は非常に予約が取れないんですね。

予約が取れないということは非常に船会社としては嬉しいんですけれど、なかなかお客様にとっては敷居が高くなってしまって、ちょっと私も困ったことだなと思っているんです。

さて、それではラグジュアリー船というのはどういう船を言うのか。皆様の中でクルーズにいらっしゃったことがある方はごく少数ということを承っておりますので、まずはなかなか定義、例えば船なのか、お食事なのか、分かりにくいかと思いますのでその辺をご説明したく思います。

こちらは私よりも他の船会社にたくさん乗船されている加藤さんが的確に定義が出来るんじゃないかと思いますので、加藤様にお話していただこうと思います。

加藤 順番前後して申し訳なかったんですけど、お手元の資料の「Cruisemans」のチラシに、私がこれまで何日間どんな船に乗ったかというのが詳らかに記録されておりますので是非ご覧ください。

ざくっと、オーシャンが600日リバーが300日くらいなんですけど、ラグジュアリー船っていうのは正直言って、私が22年前に創業した時構えてたんですね。

ラグジュアリー船のほうがリラックス出来る

でもどちらかというとラグジュアリー船の方がリラックス出来るかなということを、堅田社長と出会ってから知るようになりました。

ドレスコード

なにがリラックス出来るのかというと、まずはドレスコードですね。

最近のバイキングとか、(ドレスコードが)ないんですね。 本当にリラックス出来ます。

ただやることはきちっとやると。 これがラグジュアリーの魅力じゃないかなと思います。

堅田 ドレスコードに関してはですね、大きい流れが2つございます。 どちらかといえばイギリス系の会社はやはりQE2(クイーン・エリザベス2)もそうですけれど、先ほどもお話が出たように、やはりきちっとタキシードを着てパーティーに出るというような機会をつくる船が割と多くございます。

例えば非常に歴史があるクルーズ会社「サガ・クルーズ」(SAGA Cruise)なんかはイギリスの会社ですけれども、きちんとタキシードをお召になって乗船いただくと。

その一方、アメリカのお客様を多く乗せるような船でラグジュアリーというのはですね、タキシードとかを普段から着るという経験をされているお客様を対象に、逆にその堅苦しさを取るということで、完全にカジュアルで例えばディナーのときにショートパンツとかそういったものはご法度ですけれども、いわゆるエレガント・カジュアル、スマート・カジュアルというものを売りにしているクルーズラインがかなり増えてまいりました。

いまかなりそちらの方が主流になりつつあります。

ですから船の中で、自分はタキシードなんか持ってないけど大丈夫かな?なんていうのはあまり気になさらないようにしてください。

その他の条件としましては、こちらです。

悪い船はないということ、ミスマッチを防ぐ

加藤 よくこのような表が出てますね。結論から先に言ってしまいますとね、「どれも悪い船はない」ということですね。

私はリテーラーという、旅行会社のカウンターでも接客しているので、思うことは、皆さん方が選ぶのが皆様のライフスタイルとミスマッチしてしまっている船に予約しちゃっているということです。

私もよく怒られることあるんですけれど、思ってた船と全然違うじゃないと。

我々が今ご紹介しているのはラグジュアリーといって、皆様方が想像しているのはきっと堅苦しいもの、きっと構えていると思うんですね。

でも先ほど言ったように、非常にリラックス出来るんですね。 現実思うんですけど、皆様方日本人というのはライフスタイルが結構高い国民性というのは意外と気づいていないんですね。

お車も2台くらい持っていて、1台はそこそこのクラウンだとかマークツーだとか。 あるいはレクサスだとかメルセデス、ボルボに乗ってる方もいらっしゃるかと思います。

そういう方がカジュアルクルーズに申し込んじゃうと、ずいぶんと皆さん方のライフスタイルと違うんじゃないかと。どうでしょうか?

堅田 そうですね。私もミスマッチをお客様に船を勧める時に、これは自分が思ってたのと違うと。例えばかなり違うなんてことがないように。私は旅行会社と先ほど紹介を受けましたが船の代理店をしておりますので、旅行会社ではないんです。

ただ個々のお客様と話す機会もございまして、そういう時にご自身がお支払いになったお代金にふさわしい船でないと、それは高級さが見合うかとかそういうことではなく、その方の価値観に合うそういう船を選んでいただきたいと常々思っております。

船に優劣はございません。 これはお客様が自分の考え方で自分の価値観に合った船をお選びいただくと。 それが一番ピタッと来たところが良いクルーズであると僕は思っております。

そういう意味で先ほど加藤さんも似たような経験をされているとのことで、私もそれを非常に感じます。

じゃあ、どうやってそれを見つけていくか?というのが次の課題になるのですが、進めていきたいと思います。

日本のマーケットは「大型豪華客船」が独り歩き

これは今まで、私が会社を始めてから約26〜7年経ちますけれども、最初から日本の場合は「大型豪華客船」という一つの言葉が独り歩きしておりまして、大きい船はみんな豪華客船だというお考えの方がたくさんいらしゃるかと思いますけれども、必ずしもそうではないんですね。

中型船、小型船というのはお客様1人ひとりに対するサービスが手厚くなったりします。 ちょっと今日はお持ちしなかったんですけれど、毎年英語で出ております、クルーズの年鑑みたいなものがございまして、それもいわゆる大型船、中型船、小型船、それからブティッククラスといって100人くらいしか乗れない本当に小さな船があるんですけれども、料金的にもそういった小さい船のほうが1泊1000ドルくらいする船もございます。

値段だけが全てではないんですけれども、お客様に対して非常に丁寧なサービスをするという船があります。

ということで大型豪華客船というのは、言葉が独り歩きしているなという気が致します。

クルーズの内容を見る時に、お客様とクルーの比率ですね。 一番分かりやすいのは、ホテルに例えることです。 それこそホテルにはビジネスホテルから京都の名のある歴史ある旅館なんて1泊10万円するところもあります。

クルーズも非常にバラエティに富んだホテルと同じくらいバリエーションがある、旅行の仕方だということが一つ頭に入れておいていただくとよろしいかと思います。

クルーズはビジネスでは乗りませんから、1泊それこそ100ドルを切るものもございますし、さきほどご紹介したような1泊400ドルどころか1000ドルするようなものもございます。

自分にぴったりのクルーズを見つけるということ

今日はクルーズにご興味のお有りの方がお集まりでございますので、必ずご自身に合うクルーズをどうやって見つけるかというのが一つのポイントだと思います。

あとはお食事、船自体の作りですね。 なかなかその辺りが難しいのは、パンフレットを見ただけでは分からないのが正直なところです。 これは私自身の自戒も込めてのことです。

例えばお食事でしたら味はパンフレットに乗っていませんし、どこの船会社も私自身の会社も含めて、美味しそうに撮影いたします。

だけど本当は食べるまで分かりませんよね?

その辺りは加藤さんも色々なご経験がおありだと思いますけれども。 他にどういうところで判断されますか?

パンフレットに載っていないことが一番重要

加藤 そうですね。今おっしゃったようにパンフレットに書いてない、見えないところというのが重要じゃないかなと思っております。それは例えば味だとか色々ですね。 最近はこういう表現をすると後でお叱りを受けるかもしれないですけど、中国マーケットがものすごく伸びているということは間違いないんですよね。

昨年も期待に胸を膨らましてオーシャニア・クルーズの客船オーシャニア・マリーナ(OCEANIA MARINA)でのバルト海クルーズに出掛けました。

その時はバイキングではなかったんですけれども。

外洋クルーズの場合良くランデブークルーズ(異なる船が同じ航路、寄港地を一緒に航行すること)をしますが、寄港する先々に特に最も期待していたサンクトペテルブルグ港では日本の大手旅行会社の募集パンフレットで良くみかけるカジュアル船2隻も私共含め3隻停泊していました。

エカテリーナ冬の宮殿、エルミタージュ美術館、ピョートル大帝夏の宮殿、ペテロゴーフなどは中国人のクルーズ船客でいっぱいで、何とも身動きすら取れない状態・・

こんな状態はパンフレットには絶対に掲載されていません。

で私共のお客様はオーシャニアに戻ってから寄港地は致し方ないにしても、船内まで慣習の異なるアジアの方々と一緒でなく、船内ではリラックスして上質な時間が過ごせる加藤さんが厳選した客船に乗船してよかったとご意見を頂きました。

パンフレットにはそういった細かな情報は載っていないので、実際に乗ってみてご判断いただくしかないんですけど、ちょっと最近の傾向としましてそういったことがありますね。

堅田 最近経済力が大分ついてまいりまして、外国へご旅行される方が増えてまいりました。 私が言うのも生意気なようですが、日本も40年50年前かつてやっと初めての海外旅行にツアーでハワイに旅行に行ったと。いうくらいのときには、恐らく日本のお客様もまだ海外での旅行の仕方が分からなくて、昔良く言われましたけど、スリッパでロビーに出てしまったりとか。

恐らく中国の旅行者の方も海外での経験を積まれるにつれて、少しずつ変わってくるんではないかなという気は致します。

あとはお食事も非常に重要な要素ですね。 先ほどもお伝えしましたけど、写真にはお料理が載ってますけれど、味までは載っていません。 その辺は本当は口コミのようなそういうホームページのようなものがあって、実際に載った方のご意見を聞ければあるいはお知り合いでそういう感想を聞ければ一番良いのですが。

何回もクルーズにお乗りいただくようになると、船友というかお友達が出来て来ると思うんですけれど、そういう方々と横の情報交換は重要だと思いますので、是非クルーズに乗られましたらまわりの方にお声をかけて他にどういう船に乗られたんですか?とそのお船はどうでしたか?とアンテナをいっぱい広げていただいて、より自分に合った船を見つける糧にしていただきたいと思います。

クルーズの選び方で大事なことは、どんな食事が出来るのか?

あと、バイキングの場合はお食事に関して非常に力を入れておりまして、出来るだけ訪問する先のお料理やレシピ、素材などを入れてお料理をよりバラエティを入れて楽しいものにするという方向があります。

このパンフレットにも訪れる先々の伝統料理と紹介しているページがありますけれども、やはり美味しいフランス料理、これは大事ですが、それだけでは飽きてしまいますので、大体高級船になりますとあまり短い航程はないんですね。

基本は1週間やもっと長くなってくるんですけど、そうすると同じ船の中でお食事をお召し上がりになるということで質の方もかなり重要になってまいります。

これは大事なお話なんですが、クルーズに乗りまして特にディナーの時間というのは普通のクルーズ、カジュアルとかプレミアム船ですとほとんどの場合2部制になっております。

そうすると18時と20時とか。 座るお席も決められておりまして。

そうすると大体一緒にお食事する人も決まってきます。全部の船がそうとは申しませんけれども。

高級船になりますと、席の数を限りなくお客様の数に近づけまして、1回制をとって、時間制限はなしということになっております。

ですから「お食事は何回制ですか?」というのがクルーズ旅行をお決めになる時の1つのキーワードだと思います。

1回制と2回制とどれくらい違いますか?

加藤 そうですね。日本人の方は(普段)カウンターで予約を受けていると、1St シーティングを希望される方が多いんですね。

そうすると、食事が終わりかけになると2回目の方が外で待っていらっしゃると。

ちょっとなんとなく視線を感じるような気がしますね。

やはり(1回制は)後ろで待っていないというところが非常にリラックスして、なおかつこういったラグジュアリー船だとどこのレストランに何時に行ってもいいですよというのがありますね。

あと先ほど、パンフレットに書いてないところというのに話を戻しますけれども、有名な旅館とか高級旅館ありますよね。

仮に1泊3万円だとして、そこの3万円の中にどれだけ夕食の食材費にお金を掛けてるかということは公表してないですよね。

色々な旅行すべてそうだと思うんですけど、やっぱり食事が大事なんですよね。 例えばそれを船に置き換えて考える事もできて。 仮に1キャビン500ドルだとして、そのうちいくらが食材費なのか? それは船会社でも公表してませんけど、食べれば分かります。

例えばこんなエピソードもあったんですけど、クイーン・エリザベスが大好きなお客様がいらっしゃって、クイーンズ・グリルっていうレストランがあって、一番よいレストランなんですよね。 そういうのにずっと行ってらっしゃった方が、とあるラグジュアリー船に乗って、1日目のお昼にハンバーガーを食べたんですよね。

そしたら、「これは違う」って言うわけですよ。しばらくするとみるみるうちに行列が出来ちゃうわけですよ。

なんでそんなに美味しいんだってその行列の先頭の方にいって確かめに行ったら、それは「WAGYU」って書いてあるんですよ。

ヨーロッパとかアメリカの人はハンバーガーとかたくさん食べますけど、「WAGYU バーガー」は食べたことなかったんですよね。

ですからそういった色々なパンフレットの写真を見る限りではそう変わりはないんですよね。 パンフレットの中に書いてない大事なことは、例えば冷凍じゃない食材をどれだけ使われているか?とかですね。

堅田 そうですね。バイキングに関しては、食材はかなり吟味して、もちろん食材を専門に供給する会社があるんですけれど、そういう会社の中でもかなり吟味して食材を扱っているということでお食事の評価も非常に高いです。

クルーズ料金の中に何が含まれているか?

それから、これはクルーズを押しなべて全体的に言えることなんですけど、料金の中に何が含まれているか?これは非常に大事な要素です。

1泊あたりの料金が安くなっている、これはもちろんとても良いことですけれど、やはり細かい部分。例えばお食事のときのお飲み物、もちろん観光なんかは別になってますけれども、そういう金額を加算していった場合に一番大事なものは、最初にクルーズをお申し込みになる時の金額ではなく、みなさんが下船される時に最終的にレセプションで精算してカードでも現金でもお支払いされてそれで下船されると。

下船されるまでにいくらお使いになるか?ということが一番大事なわけですね。

クルーズ会社によっては基本的な部分の料金を非常に低くおさえて、実際に船の中の色々な要素でそれぞれチャージしていくと。

もちろん観光もチャージしていくと、そういったところが多くございますけれども、ただただ最初の料金が安いので、あ!これ安い!と言ってバンと飛びつくと1人7〜800ドルかかったとかそういうことがございますので、そこはよくお調べになった方が良いかと思います。

ちなみにバイキングは1泊あたりの料金は実は高いんですね。 高いというのは、何を持って高いというのかというのは難しいですけれども、大体1週間で3,000ドルくらいは致します。

ただですね、その料金の中に含まれているのは寄港地の観光が、各寄港地1つは含まれております。 それからお食事のときのワインとかビールとかソフトドリンクとかは全て含まれております。 これも1週間乗って、毎日ワインを2杯くらい飲んでればそこそこの金額になってしまいますけれども、最初から含まれています。

それからWiFiがございます。 外洋クルーズのWiFiというのは衛生通信しかございませんので、それはもう繋ぐのにお金がかかってますからどの会社もチャージするのが原則なんですけれど、バイキングの場合はそれは全部使い放題で無料ということ。

あとはスパ、サウナ、温水プールとかも無料でございます。 そういった色々なものを積算していくと、船会社によりますけれど大体1日200ドルくらいになりますので、その分が最初から料金に組み込まれておりますので。

よく無料だ無料だと言われますけれど、私自身はその言葉はあまり好きじゃなくて、実際には無料ではなく料金の中に含まれていますということです。

誰かがどこかでお金を払っているわけですので。 まあ船社サイドはそういう言い方をしますけれども。

料金的にはラグジュアリー客船のクルーズをお買い求めなられるときに、「これは高い」とかよく言われますか?

加藤 そうですね、最近は皆様方の方が分かってるなと言うことが増えた気がしてですね。 弊社の場合はということかもしれませんが、パッと見たときはですね。(高いと感じるかもしれませんけど)終わってみるとその差はわずかだったなと。むしろコスト・パフォーマンス、マネーフォー・バリュー、お金に対する価値観で見る人が日本人は多いので、納得されるんじゃないかと。

クルーズマンズの中で私の乗船履歴が見られるんですけど、乗船履歴と共にリバークルーズ、オーシャンクルーズを合わせて約900日の添乗経験があり、地中海、バルト海、日本発着など様々な海域に出かけた経験が載っています。

また、ブログも様々なバイアスのないリアルな事を投稿していますので、是非見てみてもらいたいです。 

今日カーニバルの松下さん、コスタの小早川さんがお見えになっていますけれど、クルーズマンズにまとめられている私の乗船経験の中で一番多かったのが「カーニバルのプリンセス」だったんですよね。 その次が「コスタ」で、その次に実はラグジュアリーが多かったんですけど。

全部乗ってみて感じることはですね、最初はやはりお客様の中で最初は高いなという感じを持ったものの、シャトルバスがフリーとか、WiFiがフリーであったりだとか。

船によってはお小遣い(オンボード・クレジット)がたくさんついていたりだとか。 そんな違いがあるかな。

あとは失敗したくないという方が増えているかなという感覚もありますね。 先ほど言ったようにラグジュアリー船は全部ドレスコードがないかというとそういうことでもないので、最近の傾向としてはラグジュアリーで新しい船というのはドレスコードはなくしましょうということなんですけど、しっかりブラック・タイのラグジュアリーもありますけれど、どちらかというと日本人の場合は好まないという傾向に走ってきてます。

むしろラグジュアリーで、ドレスコードがないというのを選ぶ方が増えてきてますね。

堅田 よくあのブラック・タイの集まりがあるところで、御婦人方が着物を着ていくと非常にいいですね。別にブラック・タイでなくてもどんどんお召いただくほうが僕はいいと思います。

それから船に乗った時に、他の国のお客様と仲良くなる為には決して英語を練習していくとかそういうことではなくて、ちょっとしたことでスッと親近感が湧くという裏技がいくつかございまして。

加藤さん、なにかありますか?

加藤 挨拶ですか?

堅田 そうですね。挨拶はどんな国でも基本ですよね。HiとかHelloとか、目があったらにっこりすればそれでもう十分です。

あとですね、これは男性の方ももし船に乗るときには、奥様にちょっと習って鶴の一つでも折れるようにしておくとこれは非常にウケます

あとは100均などで折り紙は非常に安く手に入りますので、そういうのをポケットに入れておくとかですね、あとこれは私が前実際にやったんですけれど、100均とかで売ってるんですけれど。

最初に言っておきます、私全くこれまでお茶のお手前の経験はゼロなんですけれど、とりあえず船に乗るときは小さい抹茶の缶と、茶筅と、お茶碗は持っていくと割れますしかさばりますからややこしいですから、それは船で借ります。

スープボールは船で大体借りられますから、ちょっとお茶を点てたいからスープボール貸してと言うふうに言って、熱いお湯を借りて、抹茶をとりあえず自己流で点てます。

それはすごくいいですよ。 ティー・セレモニーやるからどう?っていうとお客様がどれどれって言って集まってきますし、それは本当にいいです。

今船はWiFiがついているのがほとんどですから、本当のティー・セレモニーはインターネットの動画サイトで見て下さいと言って伝えると、けっこうウケるんですよこれは。

加藤 そうですね。さきほどの船の種類の一覧表があったと思うんですけど、ラグジュアリーって小さい船が多いんでお客様同士の距離も近いんですよね。

家内も今日来てますけれど、食事中に北米からご一緒にお越しに2組のご夫婦に「鶴」を折り紙で折って差し上げたら、折り方を教えて!と。

それをクルーが見つけましてね、明日「折り紙折り方教室」を船内でやってもらえないか?なんてね。

そんな話に発展したりとかね。

ですから大きい船には大きい船の魅力、小さい船は小さい船の、コミュニケーションがすぐ取れるという魅力があります。

とはいっても英語がどうなのかな?というところがあると思いますけど、現実乗ってみないとなかなか分からないといったところもあると思いますけれど、あんまり英語の壁っていうのはないですね。

なんとなく身振り手振りで伝わってしまうということがありますね。

堅田 あとこれは船の旅行に限らないんですけど、言葉の壁の越え方で、最近は非常に便利な道具が出てきまして、WiFiが繋がっていましたら、スマホなどのアプリでポケットウォークとか色々開発中のものも含めて便利なものが非常に多くありますので、もっとAIなどの研究が進んできたら言葉の壁というのは旅行の中でもかなりハードルが低くなって来ると思います。

これはクルーズに限らず、クルーズはWiFiが通じているところでしたら使えますし、WiFiが通じなくても機材の中に翻訳ソフトが入っているものもあるんですけれど、これだとちょっと語彙が少ないので翻訳が完全でないというものもあるかもしれないんですけれど、どんどん便利になっています。

これは海外旅行の時にみなさんどんどんお使いになるとよろしいかと思います。

それからあとは、特にバイキングの場合は大人のクルーズというか、そういうものをやっておりまして、逆にお子さんは乗れないんですね。

これは船会社の方針で、例えばバイキングの場合はカジノは最初からありません。 それからお子さん用のプールもございません。 これは船会社が最初から謳っているものです。

それに対してお子さん連れのお客様は、なんだ我々は利用できないのかと考える方がいらっしゃるかもしれませんが、先ほどもお伝えしたようにご自身のスタイル似合わせて選んで行けばよいということなんです。

実は私がお世話になっている増田和美さんという有名なクルーズのライターの方がいらっしゃるんですね。 もう70近いんですけど、ずっとニューヨークにお住まいで、世界の名船にずっと乗ってらっしゃるんですけど、お孫さんといらっしゃる時には間違いなくカジュアル船です。

お孫さんが2人いらっしゃるんですけれど、増田さんはお1人で旅する時にはラグジュアリー船に乗ると。

ですから使い分けをすれば良いと思います。

加藤 そうですね。本当に今おっしゃったように使い分けですよね。コスタさんもそうですけれど、子供さんが無料だとかそういった魅力的なものもありますし、例えば子供さんが多く乗ると想像していなかった場合に夫婦2人だけで行くという時にはちょっと騒がしいなとか思うこともあるかと思いますけど、そんなことは旅行会社のパンフレットとかには乗っていない話なんですよね。

私どものお客様で2年前にシルバー・シークルーズという大変高級な船に乗っていただいてモナコ・グランプリに合わせてお出かけいただいたお客様がいらっしゃるんですけど、一度お孫さんと一緒にお元気なうちに息子さんたちと3世代で乗ってみてはどうですか?とコスタさんをお勧めして3世代でですね乗っていただいたことがあるんです。

で普段ラグジュアリー船にご夫婦で乗っていらっしゃるので、コスタのときもスイートを2部屋お取りいただいたんですね。

そしたら本当にお孫さんたちが喜ぶ姿を見てですね、ラグジュアリー船と同等の感動を受けたんじゃないかなと思います。

ですからそこのミスマッチがないように、3世代でいくときはカジュアルで、ご夫婦2名で行くときはゆっくりとラグジュアリーでと使い分けるといいですね。

どうしても日本のマーケットを見ますと(そのような使い分け関係なく)ぐちゃぐちゃになってしまっていると思います。

それはテレビ番組とかクルーズ番組とかにスポンサーがついているんで、全部高級になっちゃうわけですね。

ところがそうかと思っても私も今まで色々乗ったりしてきてよく分かるんですけど、ミスマッチがあるなと感じるので、その辺りをよく検討していただく事がいいと思います。

クルーズ選びで覚えていただきたい2つのポイント

あとこれだけは覚えておいてほしいという点が2点あるのでご紹介します。

バイキングのパンフレットの中の後ろの方にデータが載ってるんですね。

お客様の数:乗組員の数の比率

乗客定員が930名、乗組員数が600名とあるんですけど、こういった部分が私も職業的なものですぐ目がいってしまうんですけど、これは大手の旅行会社の募集パンフレットにも必ずここは書いてあります。

ですぐに割り算するくせがついてしまうんですね。

ここが何対何かということが重要なんですよね。 私は普段添乗でお客様とご一緒するものですから、やはり10名20名をエスコートするときに乾杯したいと思うんですよね。

ささっとついでくれるといいんですけど、大体乾杯までに15分〜20分かかってしまうということがあるんですよね。

そういうときは私が一番ストレスを感じてしまうのですが。

(お客様の数:乗組員の数の比率は)バイキングの場合は1.55:1なんですけれど、やはり1.55以上のときにはキツイかなと。

私はプロなんでそういうところを見てしまうんですけれど、そこは(比率によって大分印象が)違うなと思います。

必ず旅行会社の募集パンフレットには載っていることなので、こちらを注意して見ておいていただきたいなということです。

小さい船だからこそ入れる港

あとは小さい船なら入れる港、大きい船だと入れない港というのがあります。 例えば大きい船は受け入れられないという理由に観光公害、例えばベネチアなど、実際に規制している港があります。

あとはドブロブニクなどはテンダー対応だったり、特に地中海は海に向かって港が開いていますので、正面玄関から船がドーンと入れるということとかあります。

あとは敦賀港とラグジュアリー船は相性が良いと思いますので、いつかそういう日が来ないかなと思っています。

今度バイキングが日本に来るんですよね?

堅田 そうですね。今年のゴールデン・ウィークに日本に参ります。残念ながら敦賀の方ではないのですが、香港から参りまして、東京に5月4日に入ります。 5月5日に乗り換えがございまして、5月6日に出発してバンクーバーに行くというのがございます。

9月、11月にも日本寄港があって、お陰様で売り切れになってしまっております。

バイキングは船会社として寄港地観光をかなり力を入れておりますので、いわゆる歴史とか文化とかかなり深掘りをして日本には限らず色々なところの寄港地観光に力を入れております。

どちらかというと、船内完結型の船ではなく、船上と上陸してからの観光もかなり面白いというところも船会社の売りでございます。

皆様の好奇心を満たすような、そういうクルーズになっておりますので、機会がございましたら是非ご乗船いただければと存じます。

自分の気に入った船はどうやって探せばよいのかというのはこちらが大体の情報源だと思います。

なかなか上の2つくらいまでは本音のところがあまり見えないというものがございます。 受賞歴というのはかなり有名なマスコミとかの受賞歴などが出ておりますのでそちらを参考にしていただければと思います。

カー・オブ・ザ・イヤーみたいなものですね、そのような受賞のロゴがあるものを選んでいけば間違いないと思います。

それから口コミサイトですね。

とにかく疑問に思ったことはどんどんプロにお聞きいただければと思います。 やはり旅行会社でも情報があるところ、ないところがあると思いますので、一番良いのはたくさん現場を知っている方に聞くというところでしょうか。

加藤様のところは添乗も約900日以上されているというところで、そういった経験のある旅行会社に聞くというのは有効な方法じゃないかなと思います。

どうでしょうか?

加藤 そうですね。最後に一点だけ。ラグジュアリー船というのはその土地それぞれの良さ、食だとかを船の中で紹介していただいて下船することが出来るんですよね。

今日も午前中に杉原千畝さんの人道の港をご案内していただいたりですとか、この敦賀というのは非常に良い物を持っていると思います。

その国の土地の文化、暮らしなどをテーマに寄港地観光を求める傾向が強いバイキングをはじめラグジュアリー船と大変相性が良い と思っていますので、是非杉原千畝街道にラグジュアリー船を誘致してご一緒に出迎えも楽しみ、そしてラグジュアリー船に乗っても楽しむということが出来るようになればいいかなと思います。

堅田 それではお時間ですので、また機会がありましたら是非、海の上でお目にかかることが出来ればと思っております。本日はありがとうございました。

(会場拍手)

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