初クルーズにもオススメ!コスタ・ネオロマンチカ日本発着クルーズの乗船フローを徹底解説
本拠地をイタリア・ジェノバに置く、イタリアのクルーズラインであるコスタ・クルーズ(Costa Cruises)。
コスタ・クルーズが日本発着クルーズとして配船しているコスタ・ネオ・ロマンチカ(Costa neoRomantica)に実際に乗船した体験を元に、コスタ・ネオ・ロマンチカの日本発着クルーズを楽しむ方法を紹介する。
尚、今回の記事はクルーズビギナー、客船コスタ・ネオ・ロマンチカの日本発着クルーズ初乗船客向けの記事となっている。
【乗船日:2019年5月11日〜18日/東京発着】
※乗船中のイベントなどは、2019年5月11日〜18日乗船時のもので、クルーズ毎に異なる場合があります。
- クルーズライン、客船の概要
- 1・【手続き系】ターミナルについたら、まずやること
- 2・乗船したら、まずやること
- 3・メインダイニングで食事をする
- 4・有料レストランで食事をしてみる
- 5・ブッフェ・レストランで食べ放題
- 6・プールサイドで1日ゆっくり過ごしてみる
- 7・大人専用エリアで1日過ごしてみる
- 8・スパで日頃の疲れを取ってみる
- 9・ジムで体を鍛えてみる
- 10・ドリンク・パッケージを購入してみる
- 11・酔い止めをもらってみる
- 12・キッズを預けてみる
- 13・船内のブティックでショッピングをしてみる
- 14・ショーやダンスを見てみる
- 15・アイスを食べてみる
- 16・コスタグッズを買ってみる
- 17・誰もいないお気に入りの場所を見つける
- 18・ バーに通ってみる
- 19・カジノを体験してみる
- 20・最終日前日、アフタヌーン・タイム1時間限定で出てくる幻のハンバーガーを食べてみる
- 21・最終日前夜のさよならパーティーのために仮面を準備してみる
- 22・【手続き系】下船説明会に参加してみる
- 23・最終日前夜はメイン・ダイニングで食事をする
- 24・さよならパーティーを楽しむ
- 25・指定の時間までに荷物をキャビンの外に出す
- 26・【下船当日】タグの色毎に決まった下船時間を待つ
- 27・【下船当日】下船する
- 28・【下船当日】バゲージ・ピックアップ
- 29・CRUISEMANSにレビューを投稿する!
クルーズライン、客船の概要
コスタ・クルーズ(Costa Cruises)
コスタ・ネオ・ロマンチカ(Costa neoRomantica)
- 1993年就航/改装2012年(2017年から日本就航)
- 総トン数:56,769 トン
- 全長:220.0 m
- 全幅:32.0 m
- 乗客定員:1578 - 1894 名
- 乗務員定員:650 名
1・【手続き系】ターミナルについたら、まずやること
1、スーツケースのタグを確認
まずはスーツケースにタグがついているかを確認しましょう。タグがついていないと、荷物がお部屋まで届きませんので注意が必要です。
タグがついていないと、荷物がお部屋まで届きません。
2、スーツケースを預ける
ターミナルに着くとバゲージドロップの場所が設けられているので、そちらで係の人にスーツケースを渡します。
東京駅から都バスで約30分、晴海埠頭の様子
3、ウェイティングカードを受け取る
ターミナルでは多くの人が乗船手続きをしているので、番号が振り分けられたカードを受け取って、番号ごとに手続きをします。
札をもらったらたくさんあるベンチで待ちます。
4、乗船手続きをおこなう
自分の番号が呼ばれたら、乗船手続きに進みます。
パスポート
乗船用フォーム(署名などを忘れずに) などが必要です。
2・乗船したら、まずやること
1、キャビンに行ってクルーズカードをピックアップ
クルーズによっては乗船手続きでクルーズカードをもらえることもありますが、コスタネオロマンチカの日本発着では、キャビンにてクルーズカードをピックアップします。
これから毎日お世話になる私のキャビン
船内に届けられている主なもの
ベッドの上に綺麗に並べてくれています。
スーツケース 順調にスーツケースの搬入が済んでいると、キャビンに入っています。
(1) クルーズカード クルーズ中のルームキー、支払いのカード、乗下船時の身分証明書となる一番大事なもの。
(2) レストランカード コスタネオロマンチカではメインダイニングのテーブル番号や時間が記載されます。
(3) 船内新聞 毎日キャビンスチュワードが届けてくれる、船内のイベントや乗下船についての大事な情報が記載されている書面です。
(4) 船内MAP 船内の各施設がデッキごとに図式で示されているMAPです。
(5) CRUISEMANSのポストカード! 今回のクルーズではコスタ・ジャパンとのパートナーシップにより、CRUISEMANSのサービス紹介のポストカードを全キャビンに配布していただきました。
2、救命胴衣を持って、ドリルをおこなうマスターステーションへ
クルーズカードの裏面に、マスターステーションのアルファベットが書いてあるので、そちらにしたがって集合します。 (これは国際海事法で義務付けられていることなので、必ず出なくてはなりません)
急いでいると見つからないのが救命胴衣です。
3、【手続き系】クルーズカードへのクレジットカード登録
DECK5の (1)ホスピタリティ・デスクか、(2)自動カード登録機のどちらかで、クレジットカードの登録を乗船48時間以内におこないます。
乗船日のホスピタリティ・デスクは大混雑なので、出来れば自動カード登録機がおすすめです。
3・メインダイニングで食事をする
船内には席が決められた無料のレストランであるメインレストラン「ボッティチェリ」(DECK8)があります。お世話してくれる係が決められているので毎晩顔を合わせて仲良くなると楽しく過ごせます。
【メイン・ダイニング・ボッティチェリ】(DECK8)
レストランカードをスタッフに見せると席に案内してくれます。
毎日変わるメニューの中から好きなものをチョイスしてオーダーしましょう。
4・有料レストランで食事をしてみる
船内には席が決められた無料のレストランであるメインレストラン「ボッティチェリ」(DECK8)の他に、予約制の有料レストランが2箇所、そして予約不要のピッツェリアが1箇所あります。
【ナポリ・ピッツア】(DECK11)
1枚8.5ドルで多数のバリエーションの中からオーダーすることが可能(予約不要)
オリジナル・ピザをオーダーする際はエキストラチャージがかかります。1枚が日本のMサイズほどのピザなので、グループで利用すると色々な種類のピザを食べることができて満足度が高くなります。
ピザピザピザ!
ピザ窯を船に積んでいるので本格的でジューシーなピザを味わえます。
【フィオレンティーナ・ステーキハウス】(DECK9)
テーブルチャージ33.5ドルでステーキやロブスターを味わえる。白を基調としていて、落ち着いた雰囲気のおしゃれな内装のレストラン(要予約)
33.5ドルでオーダーできるメニューのほか、種類によってそれぞれ10ドル追加すると大きなロブスターや質の高いステーキなどを食べられます。
ビッグサイズのロブスターは追加代金10ドルで食べられます。
ステーキのソースも4種類。色々なソースで楽しみましょう。
白を基調とした落ち着いた雰囲気のステーキハウス
【リストランテ・カサノバ】(DECK9)
テーブルチャージ59ドルでイタリアンを楽しめる。ミシュラン3つ星を獲得した、ウンベルト・ボンバーナが監修している。(要予約)
デッキ9の船尾の眺めの良い位置にあるレストランは開放的で大人な空間です。
2名席も多数用意されているのでゆっくりと過ごせますね。
5・ブッフェ・レストランで食べ放題
【ブッフェ・レストラン、ジャルディーノ・ブッフェ・レストラン】(DECK10)
船内にはブッフェ・レストラン「ジャルディーノ・ブッフェ・レストラン」があります。朝食、ランチ、ディナーで利用可能でそれぞれに利用可能時間が分かれています。他船に比べて利用できる時間が短めなので、営業時間に注意して利用しましょう。
朝食のパンコーナー
洋食や和食、アジアンなど様々
好きなものを好きなだけとりましょう。
イタリア船らしくチーズコーナーも
6・プールサイドで1日ゆっくり過ごしてみる
クルーズの醍醐味はやっぱりゆっくりとプールサイドで時間を過ごすこと。Costaの特徴的なファンネルの根元にあるプールエリアは多くの人々がデッキチェアに寝そべり、ゆっくりと時間を過ごしています。
【サントロペ・プール】(デッキ11)
クルーズの醍醐味はプールサイドで過ごす1日ですよね♪
プールサイドにはこんな女子ウケしそうなオシャンティな椅子も。
7・大人専用エリアで1日過ごしてみる
船内にはDECK11船尾に、大人専用エリアが2箇所あります。大人専用のラグジュアリーな空間にはカバナやホットタブが設置されていて、誰にも邪魔されずに特別な時間を過ごすことができます。
【リドバー・モンテカルロ】(デッキ11)
1日利用料:15ドル。利用料にはコーヒーや紅茶などのソフトドリンクのほか、軽食などの利用も含まれています。
船尾のスペースをゆったりと確保したエリア
中央にあるホットタブは毎日浸りたいくらいです。
午後のお昼寝はこちらのカバナで決まりですね。
【モンテカルロ・プール】(デッキ11)
18歳以上専用のプールエリア。ウッド調のベンチも落ち着いた雰囲気を醸し出していていい感じ。静かにゆっくりと過ごすことができます。
無料で利用できる大人専用スペース
8・スパで日頃の疲れを取ってみる
船内にはDECK9船頭に、ジム・スパエリアが設置されています。1日の利用料を払えばゆっくりと癒しの時間を過ごすことができますのでお見逃しなく。
【サムサラ・スパ】(デッキ9)
1日利用料:35ドル。利用料にはタラソテラピー・プール、ドライサウナ、スチームサウナ、アロマミストサウナ、コールドサウナ、フットバス、温浴ラウンジチェア、ティーハウスのハーブティーなどが含まれています。
高級感漂うサムサラ・スパ
タラソテラピー・プール
温浴ラウンジチェア
ティーハウスでハーブティーをどうぞ。
9・ジムで体を鍛えてみる
【ジム】(デッキ9)
クルーズに乗船するとついつい色々と食べ過ぎてしまいます。そんなときはジムで体を絞って、また食べましょう。
老若男女が皆それぞれ真剣に体を鍛えてらっしゃいます。
10・ドリンク・パッケージを購入してみる
コスタ・ネオ・ロマンチカでは、メインダイニングで水道水の提供もないので、ドリンク・パッケージは必須と言っても過言ではありません。クルーズの予約時にドリンク・パッケージが含まれているキャビンタイプを選ぶか、乗船後に必要なパッケージを購入することが可能です。もちろん1杯ずつドリンクをオーダーしていくことも出来ます。
プリンセス&プリンス・パッケージで頼んだドリンク
11・酔い止めをもらってみる
【サービス・カウンター】(デッキ5)
日本の海をクルーズするといっても、天候によっては多少揺れることも。そんなときは、船内DECK5のサービスカウンターで、酔い止めをもらうことが出来ます。
酔いが不安な時はサービスカウンターへ相談するともらえます
12・キッズを預けてみる
【スクウォック・クラブ】(デッキ10)
家族でのクルーズはとっても楽しいけれど、大人だけで過ごしたい時間もありますよね。そんなときはキッズ・クラブ!子供は3歳からお預け可能で、なんと夜中の12:00までお預け出来ます。
イルカ?がキャラクターのクラブ。キッズは3歳からお預け可能。
13・船内のブティックでショッピングをしてみる
【ショッピングエリア・ヴィア・コンドッティ】(デッキ9)
船内ではブランド品を免税価格で購入することが可能です。ガラ・ディナーの前日にはガラで使えそうなプチバックやショールなどがお手軽な値段で販売されるので、是非一度覗いてみては?
マークバイ ・ジェイコブスの新型リュックも販売してました!
スワロフスキーを眺める毎日
14・ショーやダンスを見てみる
【グランドバー・ピアッツァ・イタリア】(デッキ8)
コスタ・ネオ・ロマンチカでは大型のシアターはないですが、その代わりダンスホール形式でショーを楽しめる広場があります。 そちらでは昼夜ともになにかしらの催し物やダンスの時間などが設けられていますので、足を運んでみてください。
情熱がこもったプロダンサーのダンス・ショー
15・アイスを食べてみる
【アイス・ワゴン】(デッキ9)
3種類のアイス・1カップで2ドルから
夜ご飯の後やおやつにぴったりです
16・コスタグッズを買ってみる
【ロゴグッズ・ショップ】(デッキ9)
クルーズ好きな人々が集めていると言われるマグカップ など、船上でしか手に入らないオリジナルロゴグッズを手に入れましょう。
他船に比べてキッズ向けのグッズの品揃えが多い印象です
マグカップ見つけました!3種類くらいあります。
17・誰もいないお気に入りの場所を見つける
約6万トン、乗客定員数1,800名のコスタ・ネオ・ロマンチカ。大勢の乗客が乗船していますが、探せば人があまりいない場所も必ずあります。そんな場所を探してゆっくり本を読んだりするのも面白いです。
【キャバレー・ビエンナ】(デッキ9)
デッキ9の「キャバレー・ビエンナ」はとっても落ち着いた雰囲気で、夜は歌やマジックなどのイベントをやることも。
【タンゴ・ディスコ・ラウンジ】(デッキ9)
デッキ9の「タンゴ・ディスコ・ラウンジ」は昼間でもあまり人がいなく、静かに読書している欧米人の姿も。
船尾に面した大きなガラス窓は海の動物をウォッチできる特等席かも
18・ バーに通ってみる
せっかくクルーズに乗ったのだからたくさん飲んで盛り上がりたいですよね。バーに通うとバーテンダーさんやお客さん同士で顔見知りになり、楽しさ倍増です。
【リドバー・サントロペ】(デッキ11)
プールサイドにあるバー。いつもここが定位置のお客さんが大勢います。
【グランドバー・ピアッツァ・イタリア】(デッキ8)
昼間でも人が集まり、コーヒーやお酒片手に話がいつも盛り上がっています。
19・カジノを体験してみる
客船が日本海域を離れたらオープンするカジノ。まずはスロットなどからトライして、テーブルゲームもやってみたいですね。船内新聞をよくチェックしてみると、カジノ教室が開催されていることもあるので是非とも習ってみてください。
【カジノ】(デッキ8)
毎日スロットの前に座っているご婦人がいました
中国系のお客様はテーブルゲームに大盛り上がり
20・最終日前日、アフタヌーン・タイム1時間限定で出てくる幻のハンバーガーを食べてみる
最終日の前日、15:00〜16:00(今回は)の1時間のみブッフェに現れるハンバーガー、クッキー、ミニケーキなど。食べるのを忘れてはいけません。
最終日前日の限られた時間にのみブッフェに現れるハンバーガー
パンに野菜やお肉を挟んで自分で作ります
21・最終日前夜のさよならパーティーのために仮面を準備してみる
なんと本日で楽しいクルーズ旅行も終わり・・・とっても寂しいけれど、最終日前夜は「さよならパーティー」が!今日のドレスコードは仮面なのでご用意を!仮面はバーのカウンターで約8ドルほどから販売しています。なんと仮面はMade in Italyです。
Made in Italyの本格的な仮面をどうぞ
本日のパーティー会場である「グランドバー・ピアッツァ・イタリア」のバーカウンターで販売しています
22・【手続き系】下船説明会に参加してみる
下船について必要な準備や流れを一通り説明してくれる「下船説明会」。コスタ・ネオ・ロマンチカでは日本人クルーが常駐しているので、日本語で説明を聞くことが出来ます。
「下船の順番は部屋に届くタグの色で決まっていること」「指定のタグを付けたスーツケースは指定の時間までに部屋の外に出すこと」「クルーズカードの清算について」など、下船の際に必要な手続きなどを全て説明してくれるので参加しましょう。
エンターテイメント部門の部下50名を抱えて活躍されている日本人初の副クルーズアシスタント・ディレクターのノリコさん。
部屋に届く指定色のタグ
23・最終日前夜はメイン・ダイニングで食事をする
最終日前夜はクルー紹介などでメイン・ダイニングは大盛り上がり。各船ごとに特色あるイベントをすることで知られています。それまでブッフェでディナーを過ごしていても、是非最終日前夜はメイン・ダイニングでお食事をしてみてください。
この日は普段ショーをおこなうイタリア人有名歌手がダイニングで熱唱
毎日食事を作ってくれているシェフたちや、ランニングが趣味のファースト・メートルディー、ジェフェリーさんらの紹介中
24・さよならパーティーを楽しむ
仮面をつけてパーティーに集まります。夜中まで踊り倒しましょう。
25・指定の時間までに荷物をキャビンの外に出す
必ず、キャビン毎に配布された決まった色のタグに名前や電話番号を書いてスーツケースに取り付けて、指定された時刻までに、キャビンの外に出しておかないと回収してもらえません。
忘れずに名前や電話番号を書いたタグを付けて、スーツケースをキャビンの外に出しましょう。
26・【下船当日】タグの色毎に決まった下船時間を待つ
当日はキャビンを空ける時間が決まっています。朝食はもちろんお召し上がりいただけますので、それ以降はパブリック・スペースにて時間を過ごし、指定の時刻に集合場所に移動しましょう。
集合場所の「グランドバー・ピアッツァ・イタリア」は混雑して座る場所はありません。
時間が来るまでプールサイドのチェアでゆっくりするのが利口かも。
27・【下船当日】下船する
順番が来たら下船口から下船します。楽しい思い出を胸に、船をあとに。
大井埠頭は干潮で、デッキ3から下船出来ず、デッキ5からの下船でした。
28・【下船当日】バゲージ・ピックアップ
下船したらバゲージ・ピックアップの場所へ。昨日キャビンの外に出しておいたスーツケースが運ばれて来ます。タグの色毎に分けて並べてくれるので、探しに行きましょう。
大井埠頭では通常はマグロの倉庫となっているところがバゲージ・ピックアップの場所でした。
29・CRUISEMANSにレビューを投稿する!
ご旅行お疲れ様でした。コスタ・ネオ・ロマンチカの日本発着クルーズはいかがでしたか?旅行の仕上げに、CRUISEMANSにレビューを投稿しましょう。あなたのクルーズレビューが、これから乗船する方々の参考になりますよ!
CRUISEMANSにレビューやお写真を投稿するまでがクルーズです。