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渦中のダイヤモンドプリンセスから(2月17日 20:00時点)

シリーズ  渦中のダイヤモンドプリンセスから

本日も船内から見える太陽が眩しいです
Photo: 本日も船内から見える太陽が眩しいです

2月17日の船内の様子

【2月17日 午前~夕方の情報をメモ風にしています】

朝の船内テレビ「カナダや香港など、チャーター機の準備を進めている。米国も含めて帰国者は、更に、到着後14日間の観察期間を置く」。

厚労省は、18日以降(ネットでは21日までに完了するとか?)、検体検査が陰性であれば、順番に下船させる手順(でも、実際に、検査して下船するまでの数日間は、菌のホットスポットで晒される!?)。

仔細の手順等はわからないが、米国等の手順が至極真っ当に思える。

船内の食事容器は衛生のため紙製に

簡単な使い捨て包装パッケージ。スプーンフォーク類も樹脂製、ナプキンも紙製。衛生管理と省力化でしょう。

数日前から使い捨ての容器になりました

種類毎に容器を分けて入れてもらえるのですごい量に

船内の様子やアナウンスなど

通信速度については、多数の米国人が下船したためか、朝から通信が安定しています。サクサク。

(10:00頃)船内アナウンス「(いつものように横浜の天候の報告)希望する米国人は無事下船した。次はカナダ人の下船手配をしている、詳細もわかり次第報告する。他国の大使館とも帰国等の調整している。食事の希望にも応えるように改善に取り組んでいる。目標の19日を目指し、関係者と調整を進めている」などとのこと。

最近、船長のイタリアン訛りの英語に聞きずらいと否定的だったが、少し慣れてきたかな?

(12:45頃)船内アナウンス「先ほど、パシフィックビーナスが側を通って行き、汽笛の交換をした。船上から手を振る乗客が見えた。現在本船55人医師、47人看護師、27人事務の体制。」

関西の友人と電話。現役を退いた、細菌学は専門外のお医者さんですが、新しい情報はありませんでした。

感染で下船後の環境

船友の友人の一人が感染で下船することになったとのことで情報伝達、その前に入院した船友に確認。

a.入院直前にX線検査、血液採取、人によってCT検査。

b.6畳一部屋の個室、テレビのみ、Wi-Fi環境良し、寝具パジャマ下着など多少時間がかかるが親切に用意してくれる

c.診察等は無し、症状が出れば対処療法

d.健康期間を過ぎて、検体検査を2回行い、問題なければ退院。

e.ティッシュペーパーを持ち出すと便利

(17:45頃)家内がネットニュースで「今日の感染者99人の速報発見」

前後して電話インタビューあり「なるようにしかならない、なっても重症化する確率は低いので、そちらにかけている」

(19:15頃)船内アナウンス「検体採取を今日で終わる、問題ない人は予定通り19日から21日に下船させる。下船はカナダ人は移動準備は別途連絡している通り、オーストラリア人は水曜19日下船でチャーター機準備中、意思表示はEメールで返答するように。医療に不安がある場合、アイフォーンを使用して欲しいなど」。99人感染者の話には触れず。

99名感染について

しかし、感染者99名という数は怪しい。100名以上の3桁の報道発表は刺激的。そこで政府・厚労省は100名以上の人数を明日の統計数に繰り伸ばして加える、と考えたら、私の性格は悪過ぎでしょうか?

【補足:失敗の本質?】あえて素人の一意見

そもそも、ダイヤモンドプリンセス はどこの管轄下に置かれているのか、主体的な責務はどこが持っているのか。

国際法上は、領海内で困っている船があれば、領海を管理しているその国が支援する(という記憶)。日本人が数多く乗船して、領海内だから、日本政府は「支援しているという立場」でしょうか。

菌汚染という事態に、日本政府の感染の検査、感染者入院の面倒はみるけど船上の感染防止の責務は船任せと、逃げ腰(に見える)の取り組みは失敗すると思います。

もちろん、政府と船側で日々協議はやっているでしょう。国際法的な規制もハードルもありましょう、が、もっと政府が本腰で取り組んでいれば、の感は否めません。

今頃になって、その失敗は証明されつつありますが(2月17日夕方99人感染者の速報あり)、未だ収束の気配さえ感じない。反対に増加一途の感染者数。

感染拡大の主因が見えてきたか

主因は船が乗客を優先するあまり、衛生的に劣悪な環境下のスタッフを放置したばっかりに、感染スタッフが、料理・配膳・洗い・洗濯・配布作業などに従事、船を縦横無尽に動きまわり・・・至る結果は明白です。

食品の防菌対策を多少の学習をしている人は、例えば、配膳はラップにかける、人手が足りなければ、使い捨て容器に切り替えるなど。

例えば、今の料理に関する防菌策は、船側はノロウイルス対策の域を出ていないようにみえます。知識あるならば、今の状況は「NG」判定でしょう。その他の点も推して知るべし。

船側は一生懸命に取り組んでいます。が、そのやり方が大規模な菌汚染に対して不足する知識と対策の域を出てないように感じるのは残念に思います。

例えば、日本の菌汚染対策の知識のある人たちが、早期の段階から、ウイルス対策の関わる業務について、代わって共同(代行)指揮、料理、配膳など従事してくれれば。

(続く)

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