2月18日の船内の様子
【2月18日 午前~夕方の情報をメモ風にしています】
<2月18日>
朝、横浜の船友からラインがあり、私からのメッセージはこちら。「残るがいいのか、感染して下船するのがいいか。判断できない状況」と返信。
運良く何も問題なく下船しても、米国帰国者と同様、2週間ほどは自宅待機状態は必至。病院で2回検査してお墨付きをもらって帰宅した方が自分自身も近隣も安心。
昨日の船友(医師)の話を思い出して追記。
船友「同じ船に閉じ込められている奥さんと電話してストレスはないかと尋ねたら『こんな長い時間、主人と閉鎖空間で過ごすことがストレス、痩せそう』。いやはや、他人にはわからん、ストレスがあるもんやね」
もしかすると、何組かの下船離婚があり得るかも?!
昨日の夕食です
船外調理に切り替えを
(13:00頃)船内アナウンス「船外で料理して船内に搬入・配膳する食事供給のシステムの構築を進めている。今日の昼食から実際に少しずつ始めた。より質の高い食事、栄養バランス、乗組員の作業軽減が目的。パズルやボードゲーム、新たな映像配信も続けるなど」
副社長のアップデートコメントに真新しい情報無し。
本日の夕食です。いつもと盛り付けが違いますね。
検疫終了後の下船の見通しおよび支援体制
配布物、内容は以下。(既にアナウンス済みの情報と重複した内容)
a.厚労省副大臣 橋本岳氏発信(2月17日)。
b.PCR検査と健康確認は(17日)完了予定、結果、同室者が共に陰性で健康確認で問題ない人から下船準備。
c.19日(水)から21日(金)にかけて、条件を満たした方から順次下船
d.連絡は個別に、荷物回収時刻や下船時刻を、下船前日までに連絡する。
e.下船前にサーモグラフィーのスクリーニング、必要に応じて検温実施
f.健康カード(下船後の発熱等の連絡先)と上陸許可証を渡す。
g.PCR検査陽性と同室の方、健康確認で発熱や呼吸器症状が見られる方は検疫継続し、改めて個別に見通し連絡する。
h.乗員の検疫も引き続き継続
i.できるだけ感染の拡大防止、早期の安心な下船を目指し、努力継続する。
全乗客にPCR検査を実施
厚生労働副大臣名の書面です。
私たちは、検査結果について、すぐに救急車に運ばれないのでシロのようです。 しかし、家内が風邪で微熱(37.0℃前後)と多少咳が残っていますので、グレーなお客という扱いでしょうか。
もう少し滞在しなければならないようです。
夢のクルーズがもっと満喫できる!?
付き合いますよ、最後まで(の気持ちで)!時々、ドアを開けて。不定期に来る配布物が、届いていないか確認しています。
その時、廊下を挟んだ反対側の部屋のネームプレートの下に緑や黄色の直径0.5~1.0cmの緑や黄色の丸いシールが貼られていることに気づきました(まだ在室中)。何かのマークと思います。私の所には無し。まだ、下船の呼び出しは未だという意味!?
「情報不足」の補足
この船には50カ国以上の乗客と船スタッフが乗船しているとのこと。
船内アナウンスは日本語と英語のみ。もちろん、この2言語以外は、ネットなど通して情報収集できるのかも知れません。
しかし、最新・詳しい情報入手は、母国の地からでは難しいでしょう。
その困難な状況は、私が個人海外クルーズで、同じような状況に陥ることを意味します。その発生確率は相当低いですが、他にテロだってあり得ます。
救援物資について
災害避難所に比べ、衣食住が確保されているので、比較すること自体、憚られますが、何かの参考に。
今、何が不足しているか、何が欲しいですか、と問われても、この船上では「ん~?」と考え込んでしまいます。即答できないのは、ほどほどに生活でき、困っていない証。
ただ、持ってきた「ガムテープ」は、工夫次第で色々使え、便利です。掃除用コロコロとか、何か仮止めとか。
ただ、当初、薬や医療器具は、必要とする方には、関係の品々の不足欠品は、切実と想像できます。ですから、当初、直ちに船室に届かない薬等を報道を通じて訴えていた方に同情を禁じ得ませんでした。
既に書きましたが、旅行では不測事態に備え、せめて1週間分余分に携行すること。そうすると全機能がストップしても、直ちに危機的な状況には陥らないでしょうし、1週間待てば状況も好転すると思います。命に関わる薬であれば更に1週間分追加。
災害被災時の避難所への必要とする救援物資は、日々刻々と変化すると報道で聞いたことがあります。避難所ではスマホ電源確保に苦労したなど、船の缶詰状態とは明らかに違いがあります。
クルーズ船でこのような状態になった時、どうなのか、私の場合を列挙してみます。
a.当初(14日間滞在決定の連絡時):チューブ入り歯磨き、洗面器、ニベアスキンクリーム。歯磨きはクルーズ分しか持ってきていなかったこと。洗面器は部屋の洗面部の水はけが悪く、洗濯できないので。ニベアスキンミルクは家内が「乾燥するため欲しい、海外製は肌に合わない」
b.数日後(船内生活が安定してから):日本の味
カップ麺、ふりかけ、おかき、お酒など嗜好品。今でも日本食のコンビニおにぎりとか食べたいですね。
メーカーからの無償提供に感謝
メーカーから無償支援品を頂きます。船内だと最低限の生活レベルは確保されますので嗜好品などが主。
貰って良かったぁと思ったものは、ヤクルト、新聞、除菌ティッシュ。毎日のヤクルトは酸味が美味しく感じます。新聞は世の中の全体の動き、時事の関心度が記事面積をみて、視覚的にわかる。除菌ティッシュは何かと便利。
(続く)
バルコニーから見た下階のバルコニー
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