12月22日 火曜日 航海 19日目 成田出国23日目 早朝 アップはドバイ
本船は、22日早朝 アラブ首長国連邦とイランの間のペルシャ湾のホルムズ海峡を
通過している。本船は午後二時にはドバイ到着、17ノットにてゆっくり航行している。
私の居るキャビンは、船の右側スターボードサイドにて、イラン側。
しかし狭い海域なので、船が多い。
戦争法案では、ここに機雷が設置されれば、我が国の存立危機となり、機雷掃海をする事例が議論された。
現在の様子を報告したい。
先ずは、たしかに船舶の量は多い、サウジ側、イラン側ともひっきりなしに船舶が航行している。
左舷からは、うっすらサウジの大陸が確認できる。
●事実と感想
①これだけの船舶航行するなか、機雷設置となればここを通過する船の航行を停止しなければならない。しかし、これは現実的な話しではない。
②日本の船舶は現状見つからない
外国船ばかりにて、万が一機雷設置されれば、一番困るのは周辺国、日本の存立危機以上に他国船が航行している。日本の前に存立危機の国はもっと多い。
貨物船も多く、ここは周辺国特にイランとサウジのの生活海域である。
③現状 設置をする国はイランとされているが、イラン側の船の航行はとても多い。
④設置できても相手国の軍艦を攻撃する前に、周辺国の民間船舶が先に機雷の被弾してしまい、対軍事目的としては、効率の悪い作戦である。
➄イラン側の小型船舶や漁船も多く、もしイランが設置の場合は自国の漁業被害ゃ小型船出港停止命令をそうとう徹底する必要がある。
⑥停泊船舶も散見される。
本船は安全海域通過の為、ソマリア沖の速度より減速して安心して航行している。
もっと観察すればいろいろわかると思うが、なにか地球の反対の誰もわからない地域が、ちょうどよい議論の対象となったが、議論する野党議員もホルムズ海峡など現実には、訪れる事もなく、きわめて稚拙なやりとり
と、今虚しく感じる。
もしイスラム国が設置するなら、イランのバスラ近くに港を確保しなくてはならず。これもとても現実はあり得ない。イスラム国としては、そんな金をかけ民間船を破壊するより、外国人の首を切る方が、安く宣伝効率も良い。イランは設置できる唯一の国だが、各開発交渉も進展し、同国が他にすべき前に、この
平和な海に、機雷設置する意味は全く理解できない。
◆ペルシャ湾あんのホルムズ海峡は、漁船も多く、なんとも平和にして、
安全な海であった。
これは、安倍総理と公明党幹部に報告しなければならない。やはり軍事巡礼の旅か?
国会質疑の中で我が党の山口代表が質問に立った時、ホルムズ海峡への機雷設置についてはほとんど考えられない事態であるとの質問がされ、安倍総理も同様な答弁をされています。
それ以前の国会質問でもわが党遠山議員がホルムズの質問をしてますが、機雷設置は万が一の確率。がしかしゼロではない。その万が一の時にどうするか?法律がなくては動けません。という事での法整備です。
まっちゃん様
これは正に相当悪質な後出しジャンケンですね。この議論が始まったニュースは以下の通りです。
http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000051365.html
さんざん貴重な国会で議論しながら、最後にありそうもないは、国民は許さないと思います。かなりの議論時間です。今回はこの当初の想定事態陳腐なものであった事を書きました。
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