エジプトルクソールを出港したナイル川クルーズ船は、中一日ナイル川をさかのぼり
、夜遅くに、アスワンに到着した。
船は、ここアスワンで停泊、次の日は、アブシンベル神殿へのオプショナルツアーに
参加した。
エジプトの位置関連は、下記の地図通り。
アブシンベルは、エジプトの最南端にて、もうしばらくでスーダン国境である。
エジプトの首都カイロからは、千キロ以上。
船に乗船したルクソールより、アスワンまでが約300キロ。
そしてアスワンより、アブシンベルまでも約300キロ。
朝早く出て、アスワンからアブシンベルまでは、約4時間かかる。
とにかく、砂漠の中をバスは走る。
地中海のそばのカイロと違い、北回帰線を過ぎると、まさにアフリカの気候。
真夏はとても近づく気にもならない。
その先に、「あっ水だ。。」と叫ぶと、ナセル湖があり、そのナセル湖の水辺に
アブシンベル神殿がある。
ここから、有料カートでアブシンベル神殿まで行く。
到着したところがトップ画像である。
先ずは、大神殿はとてもすごい。
これが有名な「アブシンベル神殿」である。
3300年前に建造された神殿。
4っの大きな巨像は、建設王「ラムセス二世」である。
この辺りは、もともとスーダン国境の街、戦争で勝ち取り、エジプトの王ファラオは
こんなにすごいと敵に見せる必要もあり、この神殿は作られた。
中央より中に進む。以下は中央よりナセル湖を見たところ。
そして神殿の中はこちら。
皆さま、一度はテレビ等でご覧との事と思うが、なんと10月と2月の1日だけ、太陽の光が、神殿の奥のラムセス二世を照らす。
なんという天文学を知っての上の建設なのか、3300年前の事だ、なんともため息がでる。
動画
太陽はラムセス2世の顔の上を通過 - YouTube">太陽はラムセス2世の顔の上を通過 - YouTube
この神殿の横には、小神殿がある。
大神殿は、ラムセス二世の像が、四つあった。
小神殿は、下の画像通り。
この小神殿は、ラムセス二世の奥さん、「ネフェルタリ王妃」の為の神殿。
しかし奥さんは、左から二つ目、右から二つ目の二つで、残りはやはりラムセス二世である。なんかケチ臭い感じがするが、あと四十人いた他のラムセス二世の奥さんの像はない。
詳しい解説は下記
砂漠を半日走る中、この水と神殿には、なんとも驚く。
手順前後している帰国後本編。
アスワンよりアブシンベルまでの道の、蜃気楼の話はこちら。
◆砂漠の蜃気楼とはアブシンベルへの道:紀元前の神秘の息吹 エジプト悠久ナイル1人船旅
アブシンベル神殿の後のランチの記事はこちら
◆TAGINE タジン料理エジプトで美味しかった:紀元前の神秘の息吹 エジプト悠久ナイル1人船旅
この二つの記事の間に、本日のアブシンベルの記事が入る。
このあと、船に戻り、次の日は自主観光の話を先に書いた。
◆エジプトアスワンのこれが現地スーク(市場):紀元前の神秘の息吹 エジプト悠久ナイル1人船旅
船のキャビンに帰ると、本日のタオルアートはこちら
本日の記事を含め、INDEX記事には追加している。
◆紀元前の神秘の息吹 エジプト悠久ナイル1人船旅航海インデックス
。。
大迫力でしょうね(^。^)
最高の写真ですね。凄い!
その年に2回宮殿の奥を照らす仕組みにしようと考え着くのがすごいですね。
今はそういう天文学はあっても、そういう建物を作る事ってないですから・・・
4時間かけてでもここは行きたいです♪
ラムセス二世の巨大権力が垣間見えますね。
実際に観たら圧倒されそうです。
素晴らしい遺跡です。
見てみたいですが、環境は無理かもしれません。
> ぼるキャビ様
ここアブシンベルで、SONYカメラ恐し、これグルメFUJIのカメラでしたが、天気がとてね良く、はっきり撮影できました。
天気が良いと良く撮れますね。
> まっちゃん様
多神教のエジプトは、太陽は「アテン神」、神のお導きが形になったとは思いますが、なによりピラミッドを含め寸分くるわず設計できる事が、今の科学でもわからないのかもしれません。
> ARIA様
いやいやエジプトはどれを見ても、本当にびっくりする迫力です。このラムセス二世はルクソール。いやいやよくここまで、遠くに来て、こんな巨象を作ったのか、なんとも不思議です。エジプトもう少し美味しいものがあるといいのですが、、、。
> イニシャルK様
ここは本当に遠いですね。もう行けないかもしれません。ここの神殿でトラブルによりSONYの標準ズームが使えなくなりました。以降50〜210mの望遠だけで、ここはFINE PICの標準だけでした。残念です。
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