今回のロシアカムチャッキー入国について：再び船で太平洋横断 セレブリティーmillennium一泊7800円平成令和船の旅

いろいろ書かないといけないが、Yahoo！ブログ廃止と、歯の治療中で、なかな書く気にもならない。

◆ロシアビザなし入国の警鐘

今日は、ロシアとカナダの今回の入国に関する事を書きたい。

先ず、ロシアのカムチャツカ半島のペトロハプロフスクカムチャッキーに上陸するには、日本人国籍の場合、正式観光ビザまたは、インターネットで申し込みのEビザが必要となる。Eビザは下記の18の国だけが対象。

アルジェリア、バーレーン、ブルネイ、インド、イラン、カタール

中華人民共和国、朝鮮民主主義人民共和国、クウェート

モロッコ、メキシコ、アラブ首長国連邦、オマーン

サウジアラビア、シンガポール、チュニジア、トルコ

日本。

しかし、今回ロシアの入国審査の都合で、ビザチェックはなく、パスポートのチェックのみであった。

下記は、船のキャングウエイの外側で、二度目のチェックをするロシア当局の様子。

ロシア入国で、極東のウラジオストクやここペトロハプロフスクカムチャッキーは、

日本人は、ネット申し込みのEビザでの入国ができるが、今回の乗客の大多数は、

アメリカ人、カナダ人であり、この西側の国は、Eビザが適応されず、正式観光ビザの取得が必要となる。

●Eビザ

またビザがなくても、セレブリティークルーズの、現地ツアー ショアエクスカーションに参加すれば、ビザ取得は不要である。

しかし船のツアーは常に、決められた場所のみにて、地元のスーパーやレストランは勝手に行くことができない。

以上から、ビザ申請の必要のない「船のツアー」は相当込み合い、安い百ドルの二時間ツアーは、乗船時には売り切れであった。

今回問題と思うのが、この売り切れでも、ビザなしでも、入国できるかもしれないと期待して、実際入国した日本人もいた事も事実である。

そう今回は、正式入国ビザもなく、eビザもない日本人もロシアに入国できた。

また今回は、「ロシア入国カード」の記入もなく入国できた。

この事を振り返り、カムチャッキーの入国には、ビザは必要ないと言うのは危険である。今後国の定めた正式手続きに、戻りチェックをする事は、十分予想される。

この場合、ロシアの国の法律を無視して、入国すけば、当然法律違反となり、

上陸不能だけなら良いが、罰金や身柄拘束も考えられる。

申し込み以前より、国内旅行会社よりは、ビザ必要の条件提示がある。

• ※ペトロバブロフスク・カムチャッキーは、テンダーボートで上陸となります。天候によりボートが欠航し寄港できない場合もございます。
  ●ペトロパブロフスクでは自由行動をされるお客様はロシア査証取得が必要です。（有料）詳細は改めてご案内いたします。船会社OPに参加されるお客様は査証は不要です。

ビザ必要な入国は、安易な考えは危険である。

やはり外国入国は、そもそもその国の定める規則に従わないといけない。

これは海外旅行をする旅行者の最低の守るべき常識と思う。

中には、船のツアーも売り切れ、ビザの用意もないので、ロシア入国をしない日本人もいた。今思えばこの選択は、賢い選択と思う。

◆ロシア入国のセレブリティークルーズの対応について

函館を出港する夜に、以下のアンケートが、船会社より配られた。

①セレブリティークルーズの船会社ツアーの乗客

②船のツアーではないが、現地ロシアのツアーを申し込んだ乗客

③ビザを持つ乗客

④入国しない乗客。

③は、すでに十二時以降とエクスキューズしている。

これは、ギャグウエイの当局審査官の前で多人数並ばせない為か？

結局、午前八時には、ロシアに入港したが、私たちが実際に入国できたのは、午後一時過ぎてあった。

パスポートを受け取る順番の書類は以下。

午前中にパスポートを取りに来る順番のグルーブは、グループ8まで、実はあまりにも遅く、その時点で、我々のグルーブ11は放送がなかったが、確認を含め偵察にいった。

受け取り指定場所到着、すでに私たちのグループ11のパスポートは用意され受け取れる状態であり、その偵察でパスポートは受け取った。

「なんだ、なんだ、放送ないけど、あるじゃん！」

この危惧は、乗船前から感じていた。

船のツアーは先に出し、個人客は冷遇される。その問い合わせもした。

その回答がセレブリティークルーズ総代理店から以下の返信があつた。

もちろん、ロシア政府のイミグレーションは大変厳しく、下船までお待たせするケースは多くございます。ロシアの入国につきましては予めご理解、ご了承いただきたくお願い申し上げます。

http://electronic-visa.kdmid.ru/index_jp.html

仮にいかに入国審査厳しくても、二千人で五時間はあり得ない。

※よく最終下船の案内で、「二時間から三時間かかる」事もありますの記載あり。実際にはそんなにかからない。

結果は、自己船会社ツアー優先。予想通りの結果であった。

結局、午後五時近くall aboard、最終の帰船で船に戻ったが、ロシア上陸はたった約四時間であった。

まあ船の時間的長いツアーでも三時間半。それよりは、三十分長く上陸できたが、もう少し下船の合理的運用が必要と、乗客に対する真の親切心の欠如怠慢を強く、感じた。船のこうした自己都合オペレーションの報告は、これ以外にもあり、今後報告したい。

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