JTBクルーズ大説明会の午後の部は、『ベストシーズンに巡るオーストラリア・ニュージーランド・東南アジアクルーズ』というクルーズ旅行のテーマの説明会に参加しました。
日本のクルーズ旅行人口は?
日本人がクルーズ旅行を楽しむ人口は、約23万人(旅行人口に対して)1%前後しかいないのだそうです。その人数はここ20年変化がないというのが驚きです。昨今のクルーズ旅行ブームからしたら、もう少し多いような気もしますが、まだまだ日本人にとってクルーズ旅行は手軽な旅行ではないのかもしれません。
全世界のクルーズ船の8割は
カジュアル船が占めている
全世界のクルーズ船のカテゴリ割合は8割カジュアル船で、その他は1割がプレミアム、1割がラグジュアリーという構成になっているそうです。カジュアル船がダントツに多い、というのもあまりピンときません。クルーズ船に何度か乗船している私でもあまりその実感はありません。
日本人に人気のクルーズ船は
日本人に人気のカテゴリはプレミアム****クラスで、特にダイヤモンド・プリンセスが人気が****高いということでした。 雰囲気、しつらえなどが優雅で、落ち着いたプレミアム船が人気が高いのはよくわかります。ダイヤモンド・プリンセスは、特に他のクルーズ船に比べて圧倒的に広告を目にすることが多いので、必然かなとも思います。
オセアニアのクルーズベストシーズンは?
時差が少ないので日本人旅行客にも人気があるオセアニアのクルーズのベストシーズンは10月〜3月ということです。それ以外のシーズンはは客船数が少なめになり、現地の人がショートクルーズで乗船する程度になる、ということです。南半球の季節がいい時期がベストシーズンというわけですね。
また、オーストラリアを周遊するクルーズ船は、ラグジュアリーかプレミアム船のみ(現在のところ)でカジュアル船は無いそうです。
東南アジアのベストシーズンは?
東南アジア方面のクルーズは、乾季の時期で11月〜3月過ぎまでがベスト中のベストとのことでした。アジアクルーズの起点となっているのがシンガポールで、ワールドトレードセンターとマリーナベイサンズ の2港が発着地となっているそうです。
日本からシンガポールへのエアの関係で、旅の行程が2パターンに大きく分かれるとのことです。
1.シンガポール航空で前日現地入りして翌夜に乗船するパターン
2.JALで朝にシンガポールについてその夜に乗船するパターン
2のパターンで、その日に着いてその日の夜に乗船するパターンでは、時差の関係や、到着時間が早ので、JTBでのプランは休憩できる部屋を用意しているということでした。この一休みができるかできないかは、早朝到着でシンガポールに行ったことがある経験上、とても大きいと思います。そのあたりもスケジュールは要チェックかもしれません。
その他のクルーズ船情報
・セレブリティ・ミレニアム
アラスカ氷河クルーズが人気のプレミアム船セレブリティ・ミレニアムは、モダンな船内で日本人向きなクルーズ。プレミアム船ながらクルーズ代金もそれほど高くなく初心者にも人気が高いクルーズのようです。
寄港(外国)する港にもよりますが、港から観光スポットまで時間がかかることもあるようです。確かに、寄港地での時間は制限があるので日本発着のクルーズでも「もう少し時間があれば」と思うこともしばしばありますよね。そういう場合、クルーズが主催するオプショナルツアーに参加すれば出航時間に乗り遅れることはなさそうです。
・キュナードライン
2017年の神戸発着を皮切りに2018年、2019年と日本発着のクルーズが決まったクィーンエリザベス号。
クイーンエリザベス、メリー、ヴィクトリア号を運行する名門船会社キュナードラインのドレスコードはカジュアルがありません。
インフォーマルかフォーマルが基本で、フォーマル時の男性の装いは9割が****タキシードでブラックスーツは1割りという少数派。 また、女性もロングドレスが9割近いということなので、正装中の正装ということなのでしょう。
また、客室クラスによるレストラン分けがあるのも特徴と言えます。
・クリスタルクルーズ
かつて日本郵船が所有していたクリスタルクルーズは、日本人乗務員が乗船していて全室バスタブ付き、浴衣付きなどがあるラグジュアリー船。このクリスタルクルーズのJTBさんでのリピート率は8割というのですから驚きです。
クルーズ船に全室バスタブは日本人には嬉しい設備なのは間違いありませんが、船内のお食事も人気の一つではないでしょうか。また、NOBUプロデュースのお寿司屋さんもあるということです。
クルーズ大説明会に参加してみて
午前、午後の部と1日中クルーズ説明会に参加しました。どちらの会の終了後にコーヒーとサンドウィッチ&ケーキのプレートを出していただきありがとうございました。
5月にダイヤモンド・プリンセスに乗船したばかりなので、次のクルーズは全く現実的なものとして考えていなかったのですが、JTBの方のクルーズ体験談や各船の説明を聞いて、次に乗船したクルーズ船が決まりました。
決まったと言っても私が思っただけで、要持ち帰り案件に過ぎないのですが、クルーズ説明会に出席されていた方は、ほとんど説明会終了後に仮予約されていました!
最後に、私がJTBの方に質問してみた「日本発着の外国船は、海外発着の外国船と何が違うのか?」という答えは、以下の通りでした。
日本発着の外国船クルーズの場合
・船内新聞が日本語である
・日本語のメニュー表記がある
・日本語を話せる乗務員がいる
・日本食がある
何か困った時、何かを選ぶ時、注意表記などが日本語だと安心しますね。
全く気軽に参加したクルーズ説明会でしたが、知らないことや新しい情報が沢山聞けて、これからのクルーズ選びの大いなる参考になりました。また参加したいと思います。
コメントを投稿する
コメントを書く