海外発着のクルーズ旅行を楽しむ人が増加
(2017.9.5 @niftyニュースより)
2016年の国内クルーズ乗客数は、国内が9.4万人の対前年比7.6%増に対し、海外に出かけてクルーズを楽しむ外航は15.4万人、対前年比15.5%増という調査結果が出ている。(「2016年の我が国のクルーズなどの動向について」海事局外航課、港湾局産業港湾課)
海外発着のクルーズに出掛ける人がそんなに増えているとは、想像を超えていました!
オンラインクルーズ・エージェント、ベストワンクルーズ社長によるクルーズ好調の理由とは?
1.価格が下がってきている
船体が大型化して多客航海が可能になり、コストの効率化が進んできている。1泊あたりの価格が1万円前後、3食付き、イベント付き。ホテルよりも安く、エンターテイメントが楽しめる旅が実現している。
2.旅行会社のマーティング力
内外の船会社の積極的な協力などにより独自での情報発信を強化していること。
3.クルーズを楽しむ層が厚くなった
高齢化が進み、リタイアしたシニア層のベースの他に、海外旅行慣れした方たちの海外旅行のリピートとしてクルーズ旅行を選んでいる。
海外でのクルーズ人気エリアは、エーゲ海と地中海を中心としたヨーロッパ、カリブ海、アジア。アジアのクルーズの起点はシンガポールが多いとのこと。
(以上、@niftyニュース 2017.9.5『豪華客船クルーズがブーム…1泊1万円でも多彩なイベントも無料、毎日寄港地でツアー』より)
海外クルーズのテレビ番組も増え、日本から添乗員付き、往復エア代込みの価格で売り出されているパンフレットも最近は増えたように思います。時々、早割り、季節割りなどで値引きしているクルーズツアーもありますね。
香港に北アジア拠点!ダイナミック・パッケージとクルーズ販売支援強化へ(2017年9月5日観光産業ニュース|トラベルボイスより)
”英国の旅行テクノロジー会社、トラベルテック・グループは2017年9月4日、北アジア市場攻略を狙い、初の拠点を香港に開設した。旅行の中でもレジャー需要の比率が高く、市場拡大も著しいアジアで、ダイナミック・パッケージやクルーズ予約向けのソリューション事業を強化する計画。”
ヨーロッパの旅行会社がアジアのクルーズ市場拡大を見込んで拠点を置くというニュースはここ半年で何度か目にしたニュースです。日本人のクルーズ人口も増加しているのは間違いはありませんが、おそらくそれ以上に中国人客を狙っているのだと思います。
”同社のダイナミック・パッケージングは、フライト、ホテル、クルーズ、観光、交通手段、レンタカー、アトラクションの入場券など、複雑な要素を一つのツアーに効率よくまとめ上げる技術で定評がある。
クルーズ・ソリューションも、クルーズ前後の旅程を同様に組み立て可能。大手クルーズ会社190社を含む、世界300以上のサプライヤーの提供プロダクトにアクセスできるAPIも提供している。
同社では、こうしたソリューションは「旅行会社のパッケージング業務を飛躍的に向上させる革命的な技術。大幅なコスト削減にもつながる」とコメント。流通面ではB to BからB to C、コールセンターからモバイルまでに対応。複数の通貨・言語でのやりとりが可能だ。”
(以上、2017年9月5日観光産業ニュース|トラベルボイス記事より抜粋)
割と面倒に思うのが、寄港地での移動やエクスカーションの手続きなど…。なんならパッケージになっていてもいい、とも思いさえするので複雑で面倒な要素を組み立ててくれたら便利では?パッケージになる事で旅行代金がコストダウンになればまたそれも嬉しい。今後に期待したいです。
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