訪日クルーズ旅客2020年に500万人
”2017年中にクルーズ船で入国した訪日外国人旅客数は、前年比約30%増の約253万人と国土交通省より発表された。
外国船社の日本の港湾への寄港回数は、前年より517回数多い2014回、外国と日本船社の寄港回数を合算すると前年より748回多い2765回となりいずれも過去最高となった。”
(引用<以下同様>:トラベルボイス2018.1.25)
国土交通省が発表した2016年3月の「観光ビジョン」の中で「訪日クルーズ旅客を2020年に500万人」の目標値の半数を超えたことになる。
”寄港地に多数の観光客が訪問することで、ショッピングや食事などの消費が発生し、外国人観光客との交流の発展が見込まれる。一度に多数の観光客を運ぶクルーズ船は地方創生に大きく貢献できると分析している。”
寄港回数最多は4年連続博多港
外国船社の寄港回数が最も多かった港湾は博多港、ついで2位は長崎港、3位は那覇港という順番。
横浜港は圏外だったのは、やはり大型船が入港できないからであろうか?上位の港湾をみるとクルーズ船による外国人訪日客の多くを占めるのは中国、韓国、香港などではないかと推測される。
訪日外国人トップ国の訪日動向
中国
“2017年5月にビザ発給要件が緩和され個人旅行の需要が拡大。クルーズ船寄港数などの増加傾向にある。急速な個人需要の高まりに対応すべく、テーマ生のある旅行の訴求、OTA(オンライン旅行会社)との連携やインフルエンサーを介した情報提供などの積極化をはかりリピーター確保につながった。”
台湾
“台湾では悪天候による航空便やクルーズの欠航といったマイナス要因他が発生したが、継続的なプロモーション効果やチャーター便の就航・増便・クルーズ船機構数の増加などで訪日人数も増えた。”
(引用<画像共>:トラベルボイス2018.1.23)
今までクルーズ船に乗船した中で欧米人の乗客よりもアジア系の乗客が圧倒的に多い印象でした。日本発着のクルーズで旅している外国人旅客は「効率的に日本観光ができる」という理由でフライ&クルーズの人気も高いようです。
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