ぱしふぃっくびいなすの船内、1番のメインは1日に何度も訪れるダイニングではないでしょうか。
メインダイニンング プリマヴェーラ
7階後方にあるメインダイニング 、プリマヴェーラは明るく広々としています。
こちらは相席となるようです。毎食毎晩他の乗客の方と同じテーブルを囲むのもクルーズの旅の醍醐味です…と、思うこの頃です。
ロゴショップ ハミングバード
船内でしか購入ができないぱしふぃっくびいなすオリジナルグッズやお土産物が揃ったロゴショップ、ハミングバードは同じく7階メインダイニング を出て前方に向かう途中にありました。
船内でしか買えない…となるとお財布の紐も緩みそうです。今年は就航20周年イヤーなので記念商品もあるようです。
オープンバー ウィンドオブメコン
アルコールやソフトドリンクを楽しめるオープンバー 。
”「メコン川を渡るおだやかな風」に包まれるような心地よいひととき”(引用公式HP)のようなくつろぎのスペースとなっているオープンバー ウィンドオブメコン。絨毯の色や模様が「川」を感じ出せてくれます。窓際には低めのテーブルと椅子があり、ドリンクを飲みながら外の景色を楽しめる開放感のあるエリアです。
メインラウンジ ル・パシフィーク
ダンスフロアぐるりと取り囲むように配置された席が印象的。
この日は雨だったので、スポーツデッキ、プールなどの屋外と準備中だった他のエリアは見学ができませんでしたがスタッフの方が効率よく船内を案内して下さったおかげで十分に見て回ることができました。
そして、最後は
オブザベーションラウンジ グラン・シャリオ
11F船首にあるグラン・シャリオにてこれからのぱしふぃっくびいなすのクルーズツアーの説明会が行われました。
メインラウンジよりもはるかにこじんまりしたラウンジですが、写真↑奥の方、楽器類の向こうにカーテンが引かれている部分は窓になっていて航海中このカーテンを開け放して景色を楽しむことができるラウンジだそうです。
しかも、船の一番前。目の前に広がる船首からの眺めは最高でしょう!こんなところにラウンジがあるなんて素敵ですね。
説明会では、コーヒーとケーキを頂きました。コーヒー、美味しかったです。コーヒーが美味しいとそれだけで満足度が高いです。
ショートケーキも「あぁ、美味しい日本のショートケーキ」と感動です。
飲み物をコーヒーか、紅茶かを聞きにきてくれた青い瞳が美しいウェイトレスさんは、ソファに座っている私に自ら中腰になって目線を合わせてくださりその心遣いと優しさに日本の『おもてなし』を感じました。
2019年1月16日に横浜を出港し、35日かけてアジアをめぐる『輝けるアジアクルーズ』の寄港地やツアー内容の説明が船長自ら行われました。
横浜を出港し、神戸、台南(台湾)、セブ島(フィリピン)、ボホール島(フィリピン)、イロイロ(フィリピン・バナイ島) 、ムアラ(ブルネイ)、コタキナバル(マレーシア)、クアンタン(マレーシア)、シンガポール、シアヌークビル(カンボジア)、ホーチミン(ベトナム)、ニャチャン(ベトナム)、香港(中国)、神戸、横浜という8カ国12寄港地をめぐるクルーズだそうです。
輝けるアジアクルーズの特徴は?
・台南、イロイロ、クアンタン、シアヌークビル、ニャチャンは初寄港
・イロイロ、シンガポール、ホーチミン、香港では停泊
・寄港地の陸上で宿泊するオーバーランドツアー
・イロイロでのディナギャンフェステバル観覧 など
船長の説明で「なるほど!」と思ったのは、ぱしふぃっくびいなすのコンパクトな船体を活かし、ホーチミンではメコン川をのぼるリバークルーズも行う予定とのことで、同じアジア周遊ツアーを今年行う飛鳥IIを「A船よりもさらに川を上ります」と説明されていました。
船のコンパクトさを活かすクルーズ!ぱしふぃっくびいなすならではですね。
長旅にアクセント寄港地での宿泊旅行
私が「いいな」と思ったのは、寄港地で降りてその地から何泊かして別の寄港地から乗るというオーバーランドツアー。
通常の寄港地観光だと船の出航時間までに戻ってくる「日帰り小旅行」になりますが、船が停泊するのを活かして泊りのショートトリップができる…って他船では聞いたことがありません。
何より日本船なので参加すること自体とても安心です。
世界遺産タージマハル、アンコール遺跡、ネパールではヒマラヤへの遊覧飛行とか、ムル・マリオット・リゾート&スパ、マリーナベイ・サンズ、エヴァソンアナマンダラ&スパなどに1泊してホテルのホスピタリティーを楽しむコースとか…別料金ですが魅力的だと思いました。
各寄港地でのオプショナルツアーももちろんあり、参加するもよし、船上で寄港地の風景も楽しむのもよし。
クルーズには多種多様な楽しみ方がありますが、このぱしふぃっくびいなすのアジアクルーズはさらにその楽しみの間口が広いような気がしました。
ぱしふぃっくびいなす船上見学・説明会の感想
どの船を見学してもいつも思うのは「時間があったらぜひ乗りたい」。
特に日本のクルーズ船にはゆっくり乗ってみたいです。
日本3船はラグジュアリーな飛鳥II、食のにっぽん丸、フレンドリーなぱしふぃっくびいなす、などと形容されますが、ぱしふぃっくびいなすだけ実際に乗船していないだけにちょっとピンときませんでした。
クルーの方、船全体が乗客に親しみやすいのだとは思いますが、アジアクルーズなどの行程、ツアー内容をみると、ニッチな珍しい寄港地、工夫を凝らしたOP,OLツアーなど乗客への「楽しませ方」や「新しい体験」などの提案がありそれもまた「ふれんどしっぷ」であるのかなぁと思いました。
船内見学とクルーズツアーの説明会に参加できて「ふれんどしっぷ」の意味が少しわかったように思いました。
15:30からこの日のクルーズ乗船受付が始まるのに、私たち見学者は14:45分まで船内にいました。ギリギリまで船内にいられることに驚きでした。
晴海客船ターミナル付近は、2020年東京オリンピックに向けて選手村の建設が続いています。クルーズ船のホテルシップも検討とのことでこのあたりは2年後沢山の人で賑わうことになるのでしょう。
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