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【news】博多港新クルーズターミナル建設へ|大型客船同時2隻受け入れ可能へ

クルーズ船寄港「お断り」を解消

クルーズ船寄港数が3年連続第1位の博多港は(2位長崎港,3位那覇港-2017年実績)年間190件のクルーズ船の寄港「お断り」している状況です。
福岡市はクルーズ船受け入れ態勢を強化するため、既存のクルーズセンター(2015年中央ふ頭設置)の南側に商業エリアと一体化させた新たに『クルーズターミナル』を建設する方針を固めました。

16万トン・22万トン級受け入れ可能に

新ターミナルの延床面積は約13,000㎡と想定され、CIQ(税関・出入国管理・検疫)施設は現在の2倍、42カ所に増設、クルーズ客船用観光バス駐車場も100台分増やし240台になる予定。


(画像引用:Yahoo!ニュース『西日本新聞』)
現在博多港は大型クルーズ2隻が同時に着岸できるよう岸壁を延伸し9月から運用をしている状況。
中央ふ頭西側にある定期旅客の船国際ターミナルの改修も検討したが、増築などによる機能が困難判断。現在のクルーズセンター付近に新設することとした。

【参考1】博多港の2018年クルーズ船寄港実績
16万トン級ではノルウェージャン・ジョイ、オベーション・オブ・ザ・シーズ、クァンタム・オブ・ザ・シーズなど。中国、韓国からの寄港も多い。

ウォーターフロントから博多駅まではロープウェーに?

新クルーズターミナルが建設される博多港中央・博多ふ頭ウォーターフロント地区とJR博多駅を結ぶ新交通は今後約10年で整備する方向。

(画像引用:Yahoo!ニュース『西日本新聞』)
交通混雑の対策として現在市や研究機関がモノレールや地下鉄といった複数の交通システムを比較検討した結果、建設費や輸送能力の面から高嶋市長が11月の市長選の際、公約に掲げたロープウェーの評価が高い結果が出ているという。

WF地区一帯の整備後の経済効果は約2,000億円に

新クルーズターミナルは大型コンベンション機能を持つ新ホール(3,000人収容)、新展示場、公共施設、商業施設などの新設も含めたウォーターフロント地区の再整備事業も計画され、施設整備にはPFI方式(民間資金利用)、港湾初となるコンセッション方式(公共施設等運営権*)を採用。2021年までに公募、事業者を決定する予定。

福岡市は一帯の整備費用、公共施設分で400億円を見込んでおり、新たな経済波及効果は2,000億円あるとしている。

(引用:2018.12.7日本経済新聞、西日本新聞、YOMIURI ONLINE)

博多港は福岡空港にも近く国内外の『フライ&クルーズ』のニーズも高く、また日本発着船、海外発着船(中国クルーズ2社、韓国クルーズ1社)の寄港が多いクルーズ港です。
昨年発表された『国際旅客拠点形成港湾』指定、官民連携クルーズ拠点港6港(横浜、清水、八代、佐世保、本部、平良港)以外にも新たに『鹿児島港』も追加され現在7港となったことが今年6月に発表されました。博多港もそれに続くのではないでしょうか。

ロープウェーので輸送計画、楽しみです!

【参考2】関連サイト
▶︎クルーズ受け入れ機能強化について(福岡市港湾航空局)H29.6
▶︎国交省、6港を「官民連携クルーズ拠点に」4社が投資に意欲(Travel vision2017.1.31)

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