【*3/3追記あり】2018コスタネオロマンチカ乗船記(45)：鹿児島港マリンポートかごしまから鹿児島市内へのアクセス方法

シリーズ 2018 コスタ・ネオロマンチカ日本発着クルーズ

マリンポートかごしま(鹿児島港)から個人で移動する場合

(画像引用：鹿児島県HP)
コスタネオロマンチカが停泊した鹿児島港(マリンポートかごしま)へのアクセス地図を鹿児島県HPよりお借りしました。

(地図引用：Google map)
マリンポートかごしまから観光名所が集まる鹿児島中央駅まで地図を広げてみると結構な距離があるのがわかります。

(地図引用：Google map)
参考△鹿児島中央駅付近を拡大した地図です。

私たちが乗船し、鹿児島港に下船した当時(2018.11)JR鹿児島中央駅や天文館などの街中へ移動する手段として以下の選択がありました。

1.タクシー
2.有料シャトルバス
3.市バス利用

マリンポートからタクシー利用の場合

CIQ手続きをした『かごしまクルーズターミナル』の建物を出るとすぐにタクシー乗り場がありました。

数台停車しており、クルーズターミナルのスタッフの方がいらしてタクシーへと案内していました。利用客が多くタクシーがいなくなると電話をしてすぐにタクシーを呼んでくれたので待ち時間はさほどありませんでした。

タクシー参考価格

◉かごしまマリンポートから仙巌園まで
乗車時間：約45分
→乗車時タクシーの運転手さんから「約40分」と言われましたが平日の午前中だったのでやや渋滞があり実際のところは45-50分ほどだったと思います。
価格：3,770円

◉かごしまマリンポートから天文館まで
乗車時間：約20分
→実際には天文館からマリンポートまで利用してみましたが、やや渋滞していたのでもう少し時間はかかったと記憶します。鹿児島中央駅、天文館あたりから帰りのタクシーを拾うのは簡単です。
価格：2,620円

天文館の中にタクシー乗り場があり、そこから乗車しました。

【タクシー乗車の感想】
運転手さんがものすごくフレンドリーで話好きな印象でした。ちょうどNHK大河ドラマ『西郷どん』が佳境を迎える時期もあり、西郷さんの話から、マリンポートかごしまの整備経緯、天文館の名前の由来などなど…『鹿児島愛』を感じました。行き帰りも短い乗車時間ながら「初・鹿児島」の私たちは楽しむことができたと思います。
タクシー料金は想像していたよりも高かったですが、私たちは『移動時間短縮』を優先したので納得です。他の乗船客の方と一緒に乗ってシェアするのもありかもしれません。

【港の名称は「マリンポートかごしま」で】
タクシー利用、観光案内所で「鹿児島港」「かごしまクルーズセンター」の名称は通じませんでした。逆に「北ですか？南ですか？」と港の位置を聞かれてしまいものすごく困まりました。港の名称は「マリンポートかごしま」だとどこかわかってくれます。

マリンポートから有料シャトルバス利用

同じくかごしまクルーズセンターの建物横から有料のシャトルバスが出ていました。

シャトルバスの運行(2018.11当時)内容

発着：マリンポートかごしま〜西郷どん大河ドラマセンター間相互運行
参考▽西郷どん大河ドラマ館(2019.1.14にて閉館)
料金：1,000円
購入場所：コスタネオロマンチカデッキ5,8,9 トーテムマシン
運行時間帯：
港からの始発は9:00〜13:30の間で30分毎に出発
西郷どん大河ドラマ館からの最終乗車は14:30分

(画像引用：西郷どん大河ドラマ館)

『西郷どん大河ドラマ館』は鹿児島中央駅より徒歩13分の場所にあったようです。ドラマ終了に伴い、『西郷どん大河ドラマ館』も現在は閉館したので、今後はこの場所から港への往復シャトルバスが出るかは不明です。

【シャトルバス利用の口コミ・関係者の話】
シャトルバスを利用する方はとても多かったと思います。「安いから利用した」という乗船客の方が多くいらっしゃいました。
最終発車に乗ったとしても余裕で港に着く安心感、料金が安いことは利用する最大のメリットだと思います。デメリットとしては、自由行動を最大に利用するとなると、朝イチ、帰りの最終付近のシャトルバスでは乗車の順番待ちは必須となるかと思います。

大変便利で安いのですが「シャトルバスが運行されるかどうか、その詳細などの情報が事前にキャッチしにくい」状況です。早くても船に乗船してからのアナウンスになるので、予定があらかじめ立てにくいこともあり私たちは利用しませんでした。

鹿児島港湾局の知り合いの方の話だと「シャトルバスの導入は今回が初めて。今後台数や価格、行き先などは検討していく。」ということでした。

マリンポートから徒歩・バス利用

マリンポートかごしまから最寄りのバス停『脇田』まで歩き、そこからJR鹿児島中央駅に行く方法もあります。

(地図引用：Google map)
まず、バス停『脇田』がマリンポートからの最寄りバス停となります。マリンポートからバス停まで歩くことになるのですが上の地図、赤い線がバス停までの道のりになります。徒歩＆バスを利用してJR鹿児島中央駅まで出るとなると以下の行程になるかと思います。

マリンポートかごしま
↓(徒歩：20分位？)
乗車バス停：脇田
鹿児島市電1系統鹿児島駅行
↓(6分)
乗り換えバス停：郡元
鹿児島市電2系統鹿児島駅前行
↓(13分)
降車バス停：鹿児島中央駅前
↓(5分)
鹿児島中央駅

時間：約50分(徒歩時間は推定)
片道交通費：170円

参考▽鹿児島市バス路線図

【*追記3/3】JR鹿児島中央駅→脇田へのバス乗り場

駅前の観光案内で聞いたところ、JR鹿児島中央駅から『脇田』へのバス乗り場は東16乗り場ということでした。

時刻表は2018.11現在のものです。

マリンポートかごしまの敷地から出たあたり。タクシーからの写真ですがここからコスタネオロマンチカの場所までも結構な距離です。ここから橋を渡り、さらに道路沿いに歩いて『脇田』のバス停を目指すことになります。

【徒歩＆バス利用状況は】
歩くことが慣れていてもマリンポートから脇田のバス停まで歩くのは躊躇されました…。しかも調べてみるとバスを乗り換えないといけないようなので改めて旅人としてバードルが高い移動手段に思えました。
しかし！船へ戻ってくる人の中で歩いている人を多くみかけることができました。沢山のお土産を携えて歩いている乗船客の多いこと！意外とアリなんだ、ということを目視できました。
移動手段としては一番「安く」そして公共交通機関利用なので「時間が読みやすい」というメリットもありますが、上記記載の通りバス停までの道のりは「長い」というデメリットも同じくらいあることは否めません。