2019年5月〜8月出発太平洋クルーズ、6月〜8月出発日本海クルーズのコスタクルーズ『バリュープライス』のパンフレットが出ました。
コスタクルーズ バリュープライスとは?
バリュープライス(変動料金制)は「ドリンクパッケージがない」「客室が限定されている」のが特徴です。
「お酒を飲まない」「客室はこだわらない」という方に適しているプランです。それ以外の移動、宿泊、食事、ジム、エンターテイメントなどの料金は含まれています。
バリュープライスのポイント
1.ドリンクパッケージなし
船内で飲み放題のドリンクパッケージがついていません。
船内で別途ドリンクパッケージを購入することができます。
2.夕食の時間帯が乗船当日に決定
ダイニングでの夕食は2部制(17:30〜/20:00〜)となっていますが、当日どちらかに決定します。
3.選べる客室は3タイプ
内側、海側、バルコニーの客室タイプからのみ選べます。
4,客室の確定は2週間前
出航の2週間前に客室番号が決定します。
バリュープライスのメリット・デメリット
メリット
1.料金が安い
『バリュープライス』と言うだけにクルーズ料金が安いことは最大のメリットです。
例えば同じコースを通常料金と比較してみると
【太平洋周遊1Weekクルーズ済州島・佐世保・宮崎7泊8日】
出港日:東京港5月11日(土)
<通常料金>
142,800円(内側クラシック)
147,800円(内側プレミアム)
<バリュープライス>
72,800円(*内側)
*内側クラシック・プレミアムどちらかになるかは不明
このコースバリュープライスだと約半額以上となる可能性があります。安いですね〜!
2.ブッフェレストランの利用が多い人にオススメ
バリュープライスでは夕食時ダイニングレストランのシーティング時間が自動的に振り分けられてしまいます。一見デメリットのようですが、「自分たちの食べたい時に食べられる」ブッフェの利用回数が多いならばバリューでもいいように思います。
我が家もコスタネオロマンチカ乗船時はほとんどブッフェ利用です。「寄港地からの戻り時間」「その時のお腹の減り具合」「食べたい時に食べられる」などの利用理由があり、またダイニングとブッフェを比較してもそう大きく料理内容が変わらないということもその一因です。
デメリット
1.ドリンクパッケージがない
ドリンクパッケージ(飲み放題プラン)には「お酒」だけではなく、「ソフトドリンク」「カフェメニュー」「ミネラルウォーター」なども含まれています。お酒は飲まなくても、ジュース、ミネラルウォーター、スペシャリティコーヒーなどをオーダーするとその分別途支払うことになります。
ブッフェレストランには無料水(タップウォーター)、コーヒー、お湯、紅茶・緑茶などのティーパックがあるので水分を取るには十分で自由に取りに行けますが、ダイニングでお水をオーダーすると有料ミネラルウォーター(5ドル程)のペットボトルを置かれます。
コスタネオロマンチカではいかなる液体の持ち込みは禁止されているので、船内での飲料は船内で無料のものを飲むか、購入するかになります。
関連記事:2018コスタネオロマンチカ乗船記(12):船内での飲み物まとめ|各ドリンクパッケージ
2.キャンセル料(取消料)が即発生
バリュープライスで予約完了後よりキャンセル料(取消料)が発生します。通常料金の申し込みとはキャンセル照り消し条件が違うので注意が必要です。
3.併用割引不可
早期割引、リピーター割引などの割引との併用ができません。
4.対象キャビン数に限りあり
対象となる客室数に限りがあり、満室となった場合は予約できない可能性があります。
まとめ
バリュープライスは以前よりありましたが、通常料金パンフレットの一部に料金表があったり、また旅行会社に問い合わせ、または店頭にチラシなどが置かれていたような状態で『バリュープライス』独自のパンフレット自体がありませんでした。
2019年のクルーズが始まる前からバリュー価格がわかるのも今年の特徴、そして「早い者勝ち」となることは間違い無いでしょう。
バリュープライスのメリット、デメリットはありますが、予定、予算、寄港地の希望などが合えばとてもリーズナブルに乗船できるプランだと思います。
2019年のコスタネオロマンチカは9月以降のクルーズが予定されていませんので例年よりクルーズ本数が少な目となっています。
コメントを投稿する
コメントを書く