来年7月24日開幕の2020年東京オリンピック大会期間中にコスタベネチアがホテルシップに決定しました。
東京オリンピック大会期間中の宿泊施設不足解消のため、大型客船が港に停泊しホテルとして活躍することが、東京港の他に横浜港・川崎港でも実施される予定です。
東京港:コスタベネチア(コスタクルーズ )
今年3月に初就航したばかりの新造船コスタベネチアは、オリンピック大会期間中の2020年7月24日〜29日の6日間、来年開港する東京国際クルーズターミナルに停泊し、ホテルシップとなります。最寄駅となる、ゆりかもめ線「東京国際クルーズターミナル駅」から有明エリアの競技場へ数駅でアクセス良好と思われます。
予約の開始時期、宿泊プランは今後決定予定となっています。(2019年8月1日現在)
今現在、東京国際クルーズターミナル周辺には食事をするところがなく、またコンビニも1つ道路の反対側にある位ですが、ターミナル内に店舗が入ると思われますし、食事等は船の中で済むので問題なさそうです。
お台場、新橋、豊洲方面にも出る事ができ、JRや地下鉄で都内へのアクセスも良い場所です。
↓現在建設中!2019年7月末現在の東京国際クルーズターミナル
関連記事(1):東京国際クルーズターミナル建設予定地を見学-5|クルーズターミナルの建物
↓コスタベネチアに2019年GWに乗船した際の実際の部屋の画像&記事
関連記事(2):【追記有】2019コスタベネチア乗船記(3):コスタベネチア海側バルコニー付きプレミアム客室の様子|同タイプ客室の他の乗客の口コミ
以前ブログでも紹介したMSCクルーズのMSCリリカが東京都の公募で選定されましたが、船会社側が辞退しコスタクルーズに決まったということです。
↓昨年5月にはMSCリリカに決まっていたが…
関連記事:【news】MSCクルーズ|2020年ベリッシマを日本に配船|リリカは東京五輪時にホテルシップに
横浜港:サン・プリンセス(プリンセスクルーズ )
(画像引用:JTB)
神奈川県・横浜港では横浜発着の今年世界一周クルーズが実施されたプリンセスクルーズ の「サン・プリンセス」がホテルシップとなる予定です。
世界一周クルーズと同様にJTBがチャーターし、オリンピック大会期間前日の2020年7月23日〜8月9日まで横浜港・山下埠頭に停泊し、ホテルシップとなります。
横浜市は野球・ソフトボール・サッカー会場、藤沢市江ノ島ではセーリングが実施される予定となっています。
JTBは東京オリンピックオフィシャルパートナーとなっているため、日本国内のオリンピック競技観戦券とセットにした商品を販売する権利を有しており、観戦券付きの旅行商品の販売が現在申込受付中(抽選)もあります。残念ながら観戦チケット付きホテルシッププランの応募は終了となっています。
▼JTB サイト:ホテルシップ(サン・プリンセス)
川崎港:ドリームクルーズ(?)
(画像引用:ゲンティン香港)
同県・川崎港でも予定されているオリンピック大会期間中のホテルシップの詳細はまだ発表されていませんが、日本経済新聞(2019年4月4日)によるとアジア中心にクルーズを運行しているゲンティン香港(「スタークルーズ」「ドリームクルーズ」)と協議中とのことです。
木更津港:5万トン級のクルーズ船(? )
ホテルシップ受け入れを検討中の千葉県・木更津港では、受け入れ可能となるホテルシップとなるクルーズ船の大きさは5万トン級以下の中小型客船に相当し、木更津港は貨物船の利用が多く、荷役作業に支障がないよう港湾への配慮し、大会期間中の常時停泊は1隻になる予定。
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