船内に一斉に船内放送が響き渡り、乗客に避難訓練の開始が迫っていることを告げています。
私も一度部屋に戻り、救命胴衣を持って指定されている避難集合場所へと向かいます。
集合場所は部屋ごとに割り当てが決まっていて、コスタ・カードにも記載されています。
この避難集合場所のことを「マスター・ステーション」と呼んでいるようです。
コスタ・ネオロマンチカの避難訓練は、それまでの雰囲気とは変わって、厳格に行われていました。
これは恐らく、2012年1月13日に、同社所属のクルーズ船「コスタ・コンコルディア」がイタリアのトスカーナ沖合いで座礁・転覆し、32名の死者を出した大惨事を経験しているからだと思います。
「コスタ・コンコルディアの座礁事故」(Wikipediaより)
このときは、船長の不適切な対応が非難されましたが、その教訓と反省が反映されているようには感じられました。いつもは陽気なスタッフも、この時は真剣に行動していました。
なお、この避難訓練。国際海事法で乗客全てに義務付けられています。
参加しないと後で呼び出されることになるので、ちゃんと参加しましょう。
避難訓練が終わって、いよいよ船は舞鶴を出港。
ですが22時出港なので特になにもなく出港。
まあこれは仕方ないですね。
出港後すぐに、船内では「ホワイト・ナイト」の準備が進められていきます。
コスタ・ネオロマンチカでは、日毎にテーマナイトを設定していて、舞鶴出港後は「ホワイト・ナイト」つまり、スタッフもお客さんも、なんでもいいから白いものを身につけてパーティーをしましょう!!というイベントでした。まぁ実際のところは、白いものつけてない人もたくさんいましたけどね(笑)
私は白いネクタイをつけて参加しました。
デッキ8の「グランドバー・ピアッツァイタリア」の会場内には、色とりどりのスイーツや軽食が準備されます。勿論、これも無料で提供されます。
私は夕食直後だったので、サンダース君にカクテル作ってもらって飲んでました。
そして、いよいよパーティーがスタート!!
中央のステージコーナーで、ダンサースタッフがダンスショーを披露
その後は、スタッフと一緒にみんなで踊る踊る。
しかもこのダンスが尋常じゃなくハード。
めっちゃ長い時間みんな踊ってます。周りは明らかに私よりも世代が上の人たちばかり・・・
(゚Д゚*)<ぜーーー・・・ぜーーーー・・・ぜーーーーー・・・・
ということで、非力なヤングは息も絶え絶えに離脱。
部屋に戻る道中では、テノール歌手による素晴らしい歌声が披露されていたり
デッキ5の「中央ロビー」では、どう考えても航海中に攻略できそうにないジグゾーパズルを、通りがかりの人とトライしたり。
すっかり楽しんで、部屋に戻ったのは23時過ぎ。
明日に備えて、今日は寝ることにします!!
船はまだ走り出したばかりです・・・。
~つづく~
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