「サムサラ・スパ」でゆっくりしてからデッキ11に上がると、多くのバスやタクシーが港に待機しています。恐らく境港にはクルーズターミナルにようなものがないみたいで、簡易テントが設営されています。多くの木材が置かれているところから、普段は貨物港として使っている場所なのかもしれません。
既に入港から1時間ほど経過しているせいか、人も少なく、下船はスムーズにできました。
港から境港駅までシャトルバスが出ているので乗車。
しかし片道400円・・・
もうちょっと安いとうれしいんですが・・・
バスで5分ほどで境港駅に到着。
境港は「ゲゲゲの鬼太郎」の生みの親である水木しげるさんの出身地。
駅前にはたくさんの妖怪達がお出迎え。
さらには鬼太郎列車なるものまで走っているとか!!
子供の頃、水木しげるさんの子供の頃をドラマ化した「のんのんばあとオレ」をよく観ていた私。なんだかとても懐かしい気持ちになります。
水木しげるさんの妖怪って、怖い中にも愛らしい部分もあって個人的には好きです。
駅前に設置してある地図を見ると、境港の独特の地形がよくわかります。
駅の中にある休憩室には、境港がクルーズ船の寄港地として認知度が高いこともアピールされていました。
しかし困りました。
時刻が朝9時過ぎなせいもあって、駅周辺の施設がどこも開いていない。
観光案内所もまだ開いてない。
仕方ないので観光案内所が開くまで、境港駅の休憩コーナーで時間を潰しつつ、周辺の観光情報を調べます。日本国内なので、寄港地ではスマホが繋がるというのがありがたいところ。
なになに、「水木しげるロード」に、「境港さかなセンター」「境港水産物直売センター」・・・
うーん、どれも魅力的な響きではないですか。
しかも、駅の観光案内所にはレンタルサイクルもあるようで。
地図上で見たら歩くのは無理そうですけど、自転車なら周遊できそうな距離感!!
よーし、それならもうすぐ観光案内所も開くし!
ここはいっちょ秋の風に吹かれながら自転車観光といきましょうか!!!
そう、
このとき、
この後起こる悲劇を、
私はまだ知らなかったのでした。
~つづく~
コメントを投稿する
コメントを書く