船の最上部のデッキに上がると、福岡の出港パーティーの準備が行われていました。
この日は天気もよく、気温も結構上がったので、船のプールで泳いでいる人もいました。
ちなみに、プールに入っている人曰く「水がしょっぱい」とのこと。
海水を取り込んで、濾過して使用していると思われます。
私は、「リドバー・サントロペ」にて、冷たい飲み物を注文。
そして、この福岡から乗船した人たちがたくさんいるため、バーテンのスタッフはきりきり舞いの忙しさ。それでも笑顔で対応したり、気が効いたり、彼らもかなりベテランなんでしょうね。素直にすごいです。
デッキを歩いていると、あるプレートを発見しました。
1枚目は「コスタ・ロマンチカ」の建造プレートです。
2枚目は「コスタ・ネオロマンチカ」へと改装を実施したときのプレートです。
この船「コスタ・ネオロマンチカ」は、1993年にイタリアのフィンカンティエリ造船所で完成した「コスタ・ロマンチカ」という船を、2012年に大規模改装工事を実施し「コスタ・ネオロマンチカ」として就役させたという経緯があります。
「コスタ・ロマンチカ」の頃の写真がこちら。
こちらが現在の「コスタ・ネオロマンチカ」
船の前部を改修・増築し、バルコニー付きの部屋を増設。
他にも内装を大規模に改修。コスタ・クルーズが所有する船の中でも、落ち着いた調度品の数々と、多くの絵画を展示したり、カジュアル船ながら、ワンランク上の装備を持っているのが特徴です。
こういったプレートは、必ず船に取り付けられていて、記念写真を撮っている人も結構いました。
ちょうどその頃、デッキは出港パーティに出るための人でいっぱいになっていました。
どうやらコスタ・ネオロマンチカ的にも、このクルーズの本来の出港起点は福岡のようで、どの出港日よりも盛り上がっていました。
みんなが踊ったりはしゃいだりする中、ゆっくり福岡港を出港していきます。
そして、少し離れたところに、別のクルーズ客船が停泊していました。
恐らくですが、船の形状から考えるにプリンセス・クルーズ社が所有する「マジェスティック・プリンセス」と思われます。長さ330メートル、排水量143,000トン(!)の巨大な船です。
この年に就役したばかりの、ピカピカの新造船です。
プリンセス・クルーズ初の、中国クルーズ専属の船で、他の船とは違う、中国人の趣向に合わせたサービスや食事があるとか。乗ってみたいなぁ・・・・!!!!
船はどんどんと沖に進み、明日の最終寄港地に向かって進みます。
~つづく~
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