仙巌園でございます。
「せんがんえん」と読みます。
今年2018年のNHK大河ドラマは
林真理子先生原作 中園ミホ先生脚本の「西郷どん」でございます。
楽しく視聴しております。
観光バスで鹿児島観光をした時、なぜこの公園で1時間もフリータイムがあるのか???
と、思ったのですが、
ここは鹿児島県民というか、鹿児島市民が誇る島津家のお殿様の別宅だから、
たっぷり時間がとってあるのね。
ここを見ずして、鹿児島を語るなと。
ここ仙巌園は、私たちのように観光バスで行く他に、
公共交通機関で行くことができます。
鹿児島中央駅から車で20分。
カゴシマシティービュー、まち巡りバス、民営のバス3社、いろいろありますが、
とにかく、何でもいけます。
観光バスの駐車場は鶴嶺(つるがね)神社、尚古集成館本館、そして仙巌園受付の近くです。
受付から入園してすぐに目に入るのが「鉄製150ポンド砲」です。
西郷どんの第1回でも、天狗こと島津斉彬が大砲の訓練をドンパチやってましたね。
桜島らしいものも発見!
「克灰袋」こくはいぶくろの集積所。
仙巌園の中にもありました。
桜島の火山灰専用の袋です。
降ってきた火山灰を放置していると危ないので、この袋に入れて集積所(降灰ステーション、市内に6500か所ある)に置いておくと、
回収されるというものです。
降灰を克服しようという事で、克灰袋なんですって。
平成27年度で9161㎥も回収されたそうですわ。
さて、左手に展望レストラン右手は売店が並ぶ通りを歩いていきます。
もう、この辺で暑くて参ってきました。
その先
正門の手前には
「士現龍・自顕流展示室」があります。
中で映像展示されているそうですが、この日は外で実演されていました。
実際に打ち込む体験もさせてもらえます。
(これまた西郷どん一話か二話で子ども達が訓練していましたね。)
「錫門」です。
薩摩では良質な錫が採掘されていました。
その象徴の錫板葺きの門です。
かつては当主と嫡男のみが通ることができたそうです。
赤と白のコントラストが綺麗です。
屋根瓦にも、がっつり島津の家紋が入っていますね。
こちらが「御殿」です。
西郷どんで何度も何度も出てきましたね。
真横から見るとこんな感じです。
私が行った頃は、御殿ガイドツアーというのがありまして、
こちら御殿の玄関で受付をしていたのですが、
今は大河ドラマの影響か、希望者が多いようで、
2月1日より、ガイドツアーではなくても御殿の中を見学できるようになりました。
ただし、仙巌園の入園料プラス300円必要です。
さて、お庭を見てみますと、
立派な灯篭がありまして…。
「獅子乗大石燈籠」です。この笠石が畳8畳もの大きさがあるという事なのですが、そんなに大きいかしら?
そして、この上にのっているのが口を開けている獅子という事です。
こちらは「亀石」
ガイドさんに「亀石」ですと言われ、ふんふんと写真を撮りましたが、
写真を撮る向きが違っていたので、亀には全く見えません。
こちらではなく、もっと左寄り、御殿側から見ると亀なんです。
そして、この木が、
「ヤクタネゴヨウ」の木(屋久種子五葉)。
松です。
屋久島と、種子島にしかなく、絶滅危惧種にあげられています。
仙巌園にあるヤクタネゴヨウの木は樹齢350年・
高さ30mです。
歴史をずっと見続けてきた木ですね。
ここから見る桜島は本当に美しくてね。
お茶でもいただきながらずっと見ていたいんだけど、
とにかく、お盆の時期のここは暑かった。
暑さから逃れたくて、
「両棒餅(じゃんぼもち)」のお店に入ったり、売店に入ったり…。
集合時間が決まっているので、レストランに行くほどの時間もないし。
もったいない時間の使い方をしてしまいました。
丘というか、山になっていて、
もっと奥まで散策すると、楽しかったと思うんですよ。
他にも、駐車場側には薩摩切子工場や、尚古集成館本館などの見どころもあったんです。
でも、本当に何もできなかったなぁ…。
なんとか、仙巌園受付近くの
「鶴嶺神社」に寄って、御朱印をいただきました。
次に鹿児島に行くときは、もっとじっくり時間をとって、端々まで歩いてみて回りたい素敵なところでした。
半日はここで過ごせますね。
これからも、ドラマでこちらが移ることが何度かあると思います。
ちょっと楽しみなんですわ。
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