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日本人乗組員は絶滅危惧種?

にっぽん丸のロビーに掲げられている幹部職員の額
Photo: にっぽん丸のロビーに掲げられている幹部職員の額

我が国に限らず現在の外国航路の商船のほとんどが便宜置籍船という実際に船を所有する会社の国と船の本籍地が異なり税金が安い国に船籍がある、というのは常識化していますが、その中で例外なのがクルーズ船。

これには国際的な慣行として定着している国内から国内に旅客や貨物を移動できるのは自国船のみというカボタージュ規制(国内輸送権・船舶法第3条)が影響しているようですが、その辺の詳細については専門家に任せて、というより素人が出る幕ではないので逃げる事にして、私がこれまでに乗船したクルーズ船で感じた日本人乗組員の将来について書いてみます。

現在、日本のクルーズ船は「飛鳥Ⅱ」「にっぽん丸」「ぱしふぃっくびーなす」の3隻ですが、そこの運航部門のうちオフィサーと呼ばれる航海士や機関士はまだ日本人のようですが、甲板部員や機関部員と呼ばれる人たちのほとんどは外国人、それもフィリピンの人が大多数のようです。

それはホテル・ショー部門でも同じでマネージャークラスとフロント担当以外の主力は外国人となっていると思います。

これは日本船だけの流れではなく外国船も同様というかそれ以上で、私が何度か乗っているキュナードラインになると船籍の有るイギリス人乗組員など数パーセント、船長以下主要幹部のほとんどが外国籍の場合もあるようです。

その結果、乗組員の国籍は数十ヵ国になり、共通語は英語であるものの部署によっては他の言語が飛び交い英語圏の人が聞き取りに苦労するという現象も結構起きると聞きました。

この傾向は、日本船でも変わらなくなっており、客室係やウェイター同士の会話を聞いても彼らは母国語で話しているのか、さっぱり聞き取れないという事が多々あります。

そこで気になるのは将来的に日本船も外国船並みになるのか、ということですが、私の見方ではそう遠くない将来に運航部門の幹部を含めた乗組員の大半が外国人になると思います。

その根拠?それは今後ぼちぼち書かせていただきます。

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