昨年の12月、中国の武漢でコロナウィルスの感染が始まってから早くも半年、我が国では緊急事態宣言が全面解除されて、プリンセス・ダイヤモンド号の感染騒動も過去の話しとなりそうですが、世界的には感染者の増加が止まりません。
そんな中、クルーズ船業界では再開に向けての動きが始まった模様、といってもフィリピンのマニラ湾に大集結しているというクルーズ船が各国に散って行かないと実感は湧きませんが、クルーズ船会社から下期以降のスケジュールが発表されるようになりましたし、各旅行会社のホームページにも夏以降のクルーズツアーの募集が載り始めました。
その中で私が注目しているのは、郵船クルーズのホームページで今月末までに実施の可否を発表するという8月26日出航予定の飛鳥Ⅱ「金沢発着 世界遺産 慶州・釜山クルーズ」です。
このクルーズは韓国に行くクルーズですから、このクルーズが実施となれば日本国内のクルーズはもちろん、日本からアジア各国に行くクルーズも再開される可能性大!
とはいえ、世界的な感染拡大が止まらない限り、私が希望するヨーロッパや北米でのクルーズ再開は不透明でしょう。
世界最大の感染国であるアメリカではここのところ規制緩和が一気に進み、クルーズ各社は夏のバカンスシーズンのカリブ海クルーズを実施する方向で動いているようですが、寄港地の国が受け入れを認めるのか不透明。
もっとも、アメリカは世界最強の国ですから最後は力尽くで認めさせるのかも知れませんが?
それはともかく、問題は各国に入国にあたっての入国拒否や隔離対象国に日本がまだ含まれていることと南半球の国で感染が急速に拡大していることです。
折角、一部の国でクルーズが再開されても1隻のクルーズ船に感染者が出れば再び全面的な欠航に追い込まれかねませんから、やっぱり新薬の早期開発を祈っている昨今です。
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