2019のGWはかなり早い段階から検討を進めていました。
その理由は『特典航空券』。
今回も航空券が高くなる時期に欧州2人分を発券できるまで貯まったので、それを利用して【2019GWクルーズ】は10連休がまだ噂の段階から既に決めていました。
航空券は無料なのでVacations.to goでクルーズを検索。
その中で候補に挙がったのが以下。
■QM2で憧れのトランスアトランティック7泊8日
まず最初に考えたのがこちら。
1. 憧れの大西洋横断で気分はタイタニック
2. ロンドン前泊で友人に会える
3. 特典航空券なので片道発券も簡単
4. 7泊全て終日クルーズなのでCunardを存分に味わえる
→ロンドンには前3泊して友人達との再会を目論んでいましたが、ロイヤルカリビアンのリピーターレベルが上がるまでは浮気をしたくないという横槍が入り断念。
■HAL ms Veendamでローマ発アドリア海7泊8日
次はこちら。
ホーランドアメリカVeendamでのチビタベッキア→ベネチア片道コース。
1. 久々のダムシップに乗船
2. 昨年停泊時間が短くなってしまって志半ばのコトルに再訪出来る
3. 特典航空券なので片道発券も簡単
4. ローマ前3泊でグルメ三昧&近郊のTivoliに行ける
→魅力的なコースでしたが、昨年回ったばかりということと、新しい寄港地が無かったので却下。
やっぱりロイヤルカリビアン
リピーターレベルがあと少しで大台に乗るのでRCIのクルーズをメインに探し始めましたが、残念ながら2019のGWは選択肢がカリブ海とバミューダのみ。
地中海にRCIの船がやってくるのはGWが終わってからなのです。
カリブ海となると前後に余裕が欲しいので出航日は出来るだけ4月27日にしておきたい。
そうなるとたった3本しか候補がなく・・・
■Symphony of the seasに再会!カリブ海7泊8日
1. 寄港地3か所の船を楽しむコース
2. マイアミ発着で日程はベスト
3. 2年連続でシンフォニー
→セントマーチンだったら有力候補だったのに 2か所は既に行った場所ということで却下。
■Majesty of the seasメキシコ&ベリーズ7泊8日
1. ベリーズはクルーズじゃなきゃこの先も行くことはなさそう
2. コズメルでダイビングが出来る
→ベリーズには心惹かれるものがあったけれども、船が古くて小さいということとフォートローダーデール便の時間帯があまり良くなかったので断念。
ついに 決定!Anthem of the seas
■Anthem of the seasバミューダ&ボストン7泊8日
最終的に決めたのはこちら。
1. NYまで直行便を利用
2. バミューダもアンセムも初めてではないけど前回は5泊で消化不良
3. 初の寄港地ボストン
Anthem of the seas(Quantumクラス)にはまた乗りたいと思っていたので日程がピッタリはまって嬉しいコース。
特典航空券の予約も2018年6月に済ませたお陰で往復ともに直行便となり、NYでの滞在時間にもかなり余裕が生まれました。
やっと決まったこちらのコース。
前回のアンセムは5泊で短かったこともあり再乗船となりました。
ボストンは初めてなので同じアメリカといえども楽しみです。
実はこのコース、もともとはバミューダに2晩停泊してボストンには寄らないというコースでした。
それが変更でこんな形に。
アメリカ人にとってボストンよりもバミューダ滞在が長いほうが魅力的だったようでかなりの人数が航路変更でキャンセルしたようです。
お値段はこちら。
バルコニー6Dのカテゴリーで1室$2,556.80。
1日あたり$182.62/1人なので、宿泊費、食事代、移動費、エンタメ代込々となればかなりお得です。
クルーズさえ決まってしまえば確保するのは航空券。
GWのNY直行便が2人で10,120円。
ホテルはHotwireで予約。
前泊、後泊ともにポートオーソリティバスターミナル隣接のフォーポインツバイシェラトン・ミッドタウンに決まりました。
2泊で$247.52。
ニューヨークのホテルは高いのでHotwireのプチギャンブル的な予約方法は予算を抑えて良いホテルを取れてとてもありがたいです。
航空券を抑えたらクルーズも予約。
予約が完了するとRCIのマイページで確認ができます。
カウントダウン310日。
まだまだ先は長いです。
アンセムはまだRoyalAppではなくRoyalIQのまま。
私はこちらのほうが使いやすいのだけれども、いずれ全ての船がRoyalAppになるそうです。
We will rock you、Gift、North starの予約をして準備万端。
iFLYは乗ってから決めることに。
乗船90日前から可能となるオンラインチェックインはサイトが変わったお陰で進め方もガラリと変わりました。
顔写真をアップして準備完了。
今まではプリントアウトタイプのセットセイルパス(乗船券)しかなかったけれども、スマホに表示させるタイプのものも登場。
バッテリーのことや読み込まないこともあるかもしれないのでプリントしたものも念のため準備。
UAの直行便で一路ニューアークへ。
最低限のサービスしかないし機内食は全く期待できないけれども米国の航空会社なだけあってエンタメが充実しているので文句なし。
大好きなクランベリージュースもあるのが密かな楽しみです。
EWRからマンハッタンまではバスを利用。
往復$31は物価の高いニューヨークではお得なお値段。
フォーポインツバイシェラトン・ミッドタウン。
バスを降りてすぐ建物の反対側にあるのでとても便利。
部屋も広くて清潔だし、アメニティもそれなりに揃っていてフロントスタッフもとても親切。
リピートありのホテルです。
チェックイン時に後泊の予約確認をして、さらにミュージカルチケットのリコンファームもお願いしちゃいました。
ホテル~ベヨーンにあるケープリバティクルーズターミナルまではUBERを利用。
30分ほどで到着です。
乗船は11時半からだけれども、チェックインは9時半からなので思った以上に混んでいました。
この後順番に待機して乗船です。
セットセイルパスを用意していると早い!
キャビンオープンは13時。
それまでウィンジャマーマーケットプレイスでランチタイム。
シーパスカードは部屋に届いている封筒に入っています。
カテゴリー6Dのバルコニールーム。
シッティングエリアが手前にあるので使い勝手が良かったです。
C&Aエメラルドの特典ミネラルウォーター&スナックのサービス。
バスルームはハンドシャワー&ガラス戸タイプ。
C&Aエメラルドの特典バスローブはリクエストすると持ってきてもらえます。
ボードドリルはシーパスカードにあるマスターステーションに集合。
ライフジャケットの着用はなく、モニターでミッションインポッシブルのようなドラマ仕立てのセーフティビデオを鑑賞。
ダイナミックダイニングのシステムは廃止になり、マイタイムダイニング2か所、トラディショナル2か所に変更されました。
今回アサインされたのはCHICのセカンドです。
プライベートテーブルを希望したので2人席。
窓側でとても眺めが良い落ち着いた場所でした。
ウェイターはインド人、アシスタントはインドネシア人です。
2019年はロイヤルカリビアンの50周年。
特別なケーキとともにお祝いです。
初日は定番のプライムリブが登場。
いつ食べてもロイヤルカリビアンの肉料理は安定して美味しいです。
地中海では出なくなってしまったロブスターテール。
2回目のフォーマルナイトに登場です。
今回は小ぶりながらも2尾頂きました。
3尾4尾と乗せたお皿もあったのでアメリカ人には大人気の料理です。
Two70のロボットスクリーンを使った近未来的なショーは2階からがおすすめ。
ミュージックホールでは毎晩コピーバンドによるショー、カラオケ、サイレントディスコなどで賑わっています。
イギリス人シェフジェイミー・オリバー監修のイタリアンレストラン。
残念ながら今回のランチはイマイチだったけれども予約は取りにくかったので乗船前の予約必須です。
ウィンジャマーマーケットプレイスはパン、サラダ、スープ、デザート、メイン、その他さまざまな種類の料理が日替わりで提供されています。
毎日同じものがあるわけでは無いので、気になったものはその日のうちに食べておかないと二度とお目にかかれないことも。
カフェTwo70のベーグルコーナー。
ウィンジャマーマーケットプレイスの朝食よりも静かに海を眺めながら食べられるのがカフェTwo70。
好みに合わせたベーグルサンドを注文できます。
船前方を眺めながらのジムはマシーンも本格的で最新のものが揃っていました。
ヨガ教室、ストレッチ教室、有料のトレーニング等も大人気です。
C&AリピーターパーティはTwo70で行われました。
さすがアメリカ発着。
半数以上がリピーターで、トップクルーザーのポイントも桁違いです。
オリジナルショーのGiftは前回見逃してしまったので、今回は予約を入れて鑑賞しました。
アンセムといえばWe will rock you。
予約して最前列で鑑賞。
他2回の公演も全て見ました。
NY発着のフォーマルナイトはアメリカンな人たちがいっぱい。
上下フラミンゴのスーツやパイナップルスーツなどが楽しめます。
屋内スポーツコートはバンパーカーやバスケットコートの他、入国審査場としても使われていました。
事前予約必須のNorth star。
前回は洋上だったので、今回はバミューダ停泊中にしてみました。
乗ってる船をこの角度から見ることができるのはNorth starだけです。
バミューダはバスとフェリーで島を周遊できます。
前回島内観光は済ませているので今回は港からは出ませんでした。
港にあるスノーケルビーチパークは一人$5。
波も穏やかで安全安心な白い砂浜でのんびり過ごします。
クロックタワーモールにはオシャレなお店が並びます。
バミューダといえば海。
2日目はエクスカーションでダイビング!
どの港でも船の全景を見ることが出来ないので貴重な景色です。
乗船は時間厳守!!!
ピアランナーを求めてギャラリーが集合。
毎晩ターンダウン時にはタオルアートと翌日のクルーズコンパスが届きます。
小さいカードは時差補正の案内。
ボストン入港前に船内でアメリカ入国審査が行われます。
事前に希望時間を提出し、後日配られるこのカードのアルファベットに従って集合時間に会場入りします。
初めてのボストン。
港と空港が近いのはわかっていたけれども、まさか入港時にこの角度から滑走路が見られるとは思っていませんでした。
ボストンらしい地味目な造りのボストン港。
審査も船内で終わっているのでノーチェックで外に出られます。
街中まではバス&地下鉄を利用。
バス停は一応バス停とわかる体を成していました。
バスと地下鉄はリンクしているので、往路はバス代を払っていればそのまま地下鉄を利用できます。
親切な人に教えてもらえましたが、港からのアクセス方法が書いてあるガイドブックはないので、地下鉄の切符をどこで買えばいいのかかなり悩みました。
ボストンといえばハーバードとMIT。
今回はハーバード大学ロースクールに行ってみました。
こちらはボストンらしい町並みのエーコンストリート。
レンガ造り、石畳、しっとりとしてとても良い雰囲気です。
もう一つ有名なのがクインシーマーケット。
完全に観光客向けだったけれども、お手軽にシーフードを味わえるポイントです。
出港後の空港滑走路。
とても美しいです。
終日クルーズのランチタイムはアメリカンアイコンで。
デザートも充実しています。
ウィンジャマーマーケットプレイスのデザートも侮れません。
ただ甘いだけのアメリカンなケーキもたまにあるけれども全体的に味は良くなっています。
Two70のバーチャルオーケストラは必見。
ジョンウィリアムス管弦楽団によるジョンウィリアムスメドレーは誰もが一度は聞いたことがある曲のオンパレードです。
ケープリバティクルーズターミナルに帰ってきました。
次のお客さんの準備に追われる1日。
早めに下船してあげないとという気持ちと、ぎりぎりまで乗っていたい気持ちが交錯します。
ショアExの港~マンハッタンのバスを頼んだら2人しかいなくてまさかのタクシー。
ドキドキしたけど、RCIの黄色いジャケットを着たおじさんが丁寧に対応してくれたので良かったです。
下船後の後泊はNYを満喫。
締めはジャージーボーイズでした。
帰りもポートオーソリティバスターミナルからのシャトルバスを利用。
ホテルが近いので助かりました。
ケープリバティからのクルーズは直行便を利用出来てショッピング、グルメ、ショー、芸術、観光を満喫して更にクルーズも出来てしまうという超欲張りな人にお薦めなコースです。
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