2019年の夏のクルーズを決めたのは2018年の10月。
ここ最近の私の旅先の決め方は・・・
■少し長いお休みが取れそうな時期を事前にチェック
■その時期に出ているクルーズをVacations to goで検索
■好きな船会社順で旅程を絞る
■いくつかのクルーズをピックアップ
■Sky Scannerで出港地の航空券を検索
■航空券+クルーズ+前後泊のモデルプランを(数種)作成
■大まかな料金を算出
寄港地、停泊時間、発着地の観光をざっくり考慮して旅費が全体的に見合ってるかどうか(自分の中の価値観で)で判断します。
航空券は料金はもちろんのこと、フライト時間や到着時間、経由地で観光できるかどうかなんかも検討材料。
今回はクルーズは即決だったのでそれ以外の部分をどうするかがポイント。
時間をかけてじっくりプランを練るのが旅行前の一番楽しい時間です。
たった一本だけ出ていたイベリア半島南部を回るコース。
ジブラルタルとリスボンに行けてしまうというクルーズならではのレアな寄港地。
お値段はこちら。
割高な地中海クルーズなので今回も米国の代理店を利用しました。
窓側2Nのカテゴリーで1室$2,863.28(諸税チップ込)のお得な価格だったけれども1部屋あたりデポジットが$500。
そのうち1人あたり$100は返金不可で、残りは1年以内有効期限のフューチャークレジットとなってしまうというリスクあり。
正規料金の窓側は1室$4,000超えなので多少のリスクは仕方ないでしょう。
1日あたり$178.95/1人なので、宿泊費、食事代、移動費、エンタメ代、チップ込々となればかなりお得。
クルーズは何としてでも行きます!
2018.10.31に申し込み&全額支払い完了です。
停泊時間を見てみるとかなり長め。
出港の時間が遅いのがいかにもヨーロッパらしいです。
リスボンの停泊時間のみ9時間で他より短いのが気になるけれども目的を絞っていけば1日観光は十分可能かな。
クルーズがだいたい決まった所で先に抑えておかなければならないのは航空券。
お気に入りのターキッシュエアラインズは相変わらず高どまり。
前年に利用したエミレーツも同じくちょっとお高め。
今回候補として挙がったのは一番お得なアエロフロートとキャセイパシフィック。
アエロフロートはフライトの時間も短くバルセロナ便は選択肢があったので乗り継ぎ時間を長くしてモスクワ観光をしてもいいかな?と思ったのですが、ビザの問題や「ソ連」のネガティブ印象がまだまだ強い世代と一緒なので今回はやめておくことにしました。
そして選んだこちらの香港経由のキャセイパシフィック航空。
乗り継ぎ時間は理想的。
アエロフロートと違ってバルセロナ便の選択肢がないので香港観光を挟むことが出来なかったのが玉に瑕だけれども、直前にデモが起きてしまったので経由地観光を入れないで逆に良かったです。
2018.10.29に予約&支払い完了。
料金は一人当たり103,620円。
ヨーロッパにたった10万ちょっとで行けるだなんてお得です。
10か月前予約のお陰です。
1か月前になってヒヤヒヤすることになったけど・・・
バルセロナ泊も飽きてしまったので独断でコッソリ決めていたパラドールでの滞在。
予約はBooking.comで。
現地での宿泊税を追加しても一人1泊68ユーロ。
移動費がかかるけどバルセロナとはまた違った過ごし方となりました。
クルーズの予約が完了すると自身のアカウントに予約したクルーズが表示されます。
カウントダウンが待ち遠しい!
予約が確認出来たらCruise Plannerでスペシャリティレストランやショア・エクスカーションの予約が可能となります。
料金はスペシャルセールで変わってくるのでこまめにチェック!
今回は$100のOBCも付いたので早速レストランを予約します。
今回は出港時間が毎日遅いせいかトラディショナルダイニングの設定が無く、マイタイムダイニングのみだたので、事前にクルーズプランナーで時間を予約しました。
その際、叔父たちの部屋(予約番号)とリンクすることで4人席にすることが出来ます。
最新鋭の船ではないけれどもドライドック後なのでRoyalAppにも対応してました。
一部の船ではRoyalIQだけれども、多くはRoyalAppを順次導入中のロイヤルカリビアン。
アプリが使いこなせたらとっても便利。
Wi-Fiパッケージを購入しなくても一部は無料で利用可能です。
日々のイベントやダイニングのメニューは事前にチェック。
時間を忘れないようにカレンダーに追加も出来るしイベント等の予約もOK。
デッキプランもとても見やすいので対応している船では事前にダウンロードしておくことをお勧めします。
船内新聞コンパスもアプリで閲覧可能。
スケジュールをチェックして自分のカレンダーに追加することが出来るのでとっても便利。
映画は実際とは違うことも多々あるのでシアターで直接確認した方が良いかも。
上映予定作品と時間はアプリよりも劇場横のモニターをチェックするのがお薦め。
小さいけれどもかなり本格的なシアターです。
人気作品は階段も立ち見も出るほど混みあいます。
逃したくないイベントはAdd to Calendar!
カレンダーに登録しておくとイベントやレストランの予約10分前くらいにお知らせが届きます。
これで絶対に忘れない!
メインダイニングの前菜~デザートまで全てのメニューが事前にチェックできる優れものなのです。
メニューを事前にチェックして逃したくないお料理を見つけましょう。
お好みの料理が無ければウィンジャマーやスペシャリティレストランに変更するのもアリ。
メインダイニングでもロブスター($29.95)やスペシャリティレストランチョップスグリルのフィレミニヨン($16.95)のオーダーも別料金で可能です。
ダイニングでの初日はやっぱりプライムリブ。
定番の肉料理は安定した味です。
クルーズ中に誕生日を迎える人は船内でお祝いしてもらえちゃいます。
ウェイターの美声を楽しみましょう!
ターンダウンのお楽しみはタオルアート。
バースデーカードも頂きました。
こういうサービスは船によって違うのかも。
アプリでは営業時間も確認できちゃいます。
入港時間によって営業時間が変わったりするので要注意。
入港時間が早いとウィンジャマーもダイニングも早めにオープンしてくれます。
ロイヤルカリビアンのエッグベネディクトは美味。
毎回必ず注文します。
バルセロナ港はロイヤルカリビアン社の地中海クルーズの玄関口。
港の整備が行き届いていて教育が行き届いたスタッフと導線が良いお陰で巨大客船が何隻入港していても滞ることはありません。
レディアンスクラス2番船のブリリアンスオブザシーズ。
9万トンはロイヤルカリビアンの中では小型だけれども世界的にはまだまだ中型クラスでしょう。
最新型の船と比べるとゆったりとした造りのキャビンです。
セーフティーボックスや冷蔵庫も完備。
ドライドック後なので快適です。
9層吹き抜けのセントラムを中心とした造りはビジョンクラスとよく似ています。
地中海クルーズはアメリカ発着と違い国籍豊かなのでコンパスも多言語対応。
ウィンジャマーは落ち着いた雰囲気でゆったりとした空間。
大型船と比べるとメニュー数はちょっと少ないけれども毎日変わるので飽きることはありません。
ブリリアンスオブザシーズのお薦めエリアはここ、ウィンジャマーの後方デッキ。
潮風を感じながら静かに食事を楽しむには丁度良い!
ブリリアンスオブザシーズのメインプール。
ぷかぷか浮くも良し、しっかり泳ぐも良し。
深さもしっかりあります。
ガラスドームのソラリウムはアジアンスタイル。
温室のように暑くなってしまうこともあるけど雨の日でもジャグジーを利用できるのでソラリウムは人気のエリア。
ソラリウムカフェもお薦めです。
2層吹き抜けのダイニングは朝昼晩いずれも人気。
ブリリアンスオブザシーズのお薦めエリアその2はここ。
Tex-Mexスタイルです。
そして最後のお薦めエリアはオブザベーションポイント。
船首に立てる数少ないチャンス!
クルーズ船といえばカジノ。
最近は中国語表記のマシンも増えました。
ロイヤルカリビアンファンの中でも一番人気のスクーナーバー。
ブリリアンスオブザシーズでは今まで見たことが無いくらい広々としていました。
定番のクライミングウォール。
ついていない船は無いんじゃないかな?
スポーツデッキのブリッジ。
お散歩コースに丁度良い。
ショーが充実していてレベルが高いロイヤルカリビアンの劇場は大型です。
盛り上げ上手なパフォーマーとクルーズディレクターなので楽しいこと間違いなし。
Chop's Grilleのフィレミニヨンは柔らかくて肉汁たっぷりでお肉の味もしっかりとしたお薦めの一品。
ランチだととてもお得なのでクルーズ中1回は行きたいレストランです。
フォーマルナイトの日はプチケーキがお部屋に届きます。
プチと言っても大きいしずっしり。
リッチテイストです。
1969年創業のロイヤルカリビアンは2019年で50周年。
記念のケーキはドギツイアメリカンスタイルでした。
ケーキは見た目通りのお味だけど、意外にもこのドギツイ色のキャンディーが美味しかったのには驚き。
舌の色を見るのは勇気がいる・・・
プラチナム以上のリピーターパーティはシアターで。
人数の割には劇場が大きすぎ・・・
ブリリアンスオブザシーズのフォトショップはプリントアウトタイプ。
こちらのショップの方が探すのも楽しいしついつい買いたくなっちゃう!
ロゴショップは小さめ。
定番のものしかありませんでした。
パルマデマヨルカでは往復10ユーロで街中までのシャトルバスが運行しています。
チケットは下船後の港で現金購入です。
下車ポイントは大聖堂まで徒歩3分の海沿い。
徒歩観光するには便利な場所でした。
イビサ島では港から町までは片道2.5ユーロのバスが走っています。
こちらも旧市街まで徒歩5分の所で降ろされます。
20分に1本しかないので要注意。
旧市街に入ったらひたすら坂道or階段のイビサ島。
小道に迷いながら散策するのがお薦め。
港まではバス以外にもボートも出ています。
こちらは片道2.6ユーロ。
港からボート乗り場までは少し離れているけれども大型船ではなく小さな船からのイビサ島の眺めもまた格別。
カルタヘナの港は市街地に隣接。
港にこれといった施設は無いけれども町まで10分弱の好立地。
平坦な道のりなので散策もらくちんでした。
ジブラルタル海峡通過中。
往路はアフリカサイドばかり見ていてジブラルタルロックを見逃しました。
復路で見るぞ!と思ったら生憎の天気。
リスボン港は比較的大きなターミナル。
新しいので道案内もわかりやすくセキュリティもスムーズ。
駅までは10分ほど。
地下鉄、トラム、徒歩で観光できる魅力的な都市です。
リスボン港のお薦めは何といってもこの眺め。
船ならではのコメルシオ広場です。
ジブラルタルの港はとってもコンパクト。
旧市街までも歩けるけれど、往復6ユーロのシャトルバス利用が便利。
ジブラルタルに来たらこの眺めを楽しみましょう。
ロープウェイは以前予約するのがお薦め。
下船日が近づいてくると下船案内と荷物のタグが届きます。
チップ用の封筒も届くけれども事前支払いしている場合はThank youの挨拶とともに「気持ち程度」を渡すのが一般的なのかも。
終日クルーズの日にダイニングに登場するTutti Saladコーナー。
「ちょっとだけ」と常に言いながらじゃないと大量の野菜と大量のドレッシングになってしまうので要注意。
ウィンジャマーで出迎えてくれる巨大なケーキは見た目通りの味です。
でも飛ぶように出ていくのはアメリカ人にとってはごく一般的な味だからなのでしょう。
ブリリアンスオブザシーズのフェアウェルショーのショートムービーは必見!
こんなに楽しくて優しいクルー達に囲まれて、今回も最高の船旅でした。
クルーズ中1回しか行われないイベントもあるので見逃せません。
Parade of NationsはRoyal Caribbean Internationalならではの国旗パレード!
国旗パレードはビジョンクラス、レディアンスクラスでは定番です。
ウェイターのダンスや歌も見逃せない!
バルセロナ港は22万トンのオアシスクラスも入港できる大きな港です。
パナマックス・マックスのブリリアンスオブザシーズ(全幅32.2m)とオアシスオブザシーズ(全幅65m)。
船のサイズは親子のよう。
直行便が無いバルセロナ発着のクルーズ。
一番フライト時間が短いのはヨーロッパ経由。
価格で選ぶなら中東経由かアジア経由が一般的。
アジア系のシンガポール・香港経由が一押しで、次に薦めたいのはドバイ、ドーハ、アブダビ経由。
イベリア航空、またバルセロナ便を出してくれないかな。
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