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【飛鳥2】石川さゆりコンサート&賛否両論ディナー 2日目

シリーズ  2022【国内クルーズ】飛鳥2 石川さゆり50周年飛鳥座 2泊3日

DAY2

晴天に恵まれ、生歌と美食に酔いしれた1日。
満天の星空と露天風呂で1日を締めくくるという究極の贅沢です。

このクルーズは雑誌やテレビの取材も入っていてメディアからの注目度も高いコースとなっていました。

WEBクルーズの記事はこちら↓

https://www.cruise-mag.com/cruisestory/23474/?page3


船は天城越えをして駿河湾に入ってきました。

朝食はダイニングでいただきます。
メニューを見てイヤな予感。

なんと!
前回の朝食とまるっきり一緒!!!

これは悲しい。
もう出てきただけで楽しくありません。
もちろんちゃんと全部食べたけど。

そんなわけでリドへ。
今日も快晴!

前回はメニュー数がかなり少なかったけど、今回は乗客も多いからか増えています。

更に、後方エリアもオープン!
ただ、お料理としては全体的に「そこそこ」なものが多い印象です。
果物やサラダは相変わらずパッとしなかったな~

でも前回よりは確実に楽しめました。

「皆様、おはようございます。石川さゆりです。」
そうでした、この船、さゆりちゃん乗船してるんでした。

そのあとキャプテンから船は駿河湾に入って前方に富士山見えてますよーとご案内。
食後、キャビンに戻っていたけど前方デッキに出たいのでビスタラウンジへ移動。
でも残念。
風が強くてデッキへは出られませんでした。

でもあれ、富士山??
なんかいつも見てるのと違くない?
細くない?
尖ってない?
周りの山と繋がってるけど、本当に富士山???

東京から見慣れた富士山と角度が違うので疑っちゃいました。

そのままビスタラウンジで読書をして過ごしていると、後ろでお怒り気味の男性の声がしました。
「キャプテンがゲストの前に出てきて挨拶をしないのはおかしい!」
「一度もキャプテンが出てこないのは何故なんだ!」
とクルーに詰め寄っています。

クルーも
「キャプテンが罹患すると運航に支障が出てしまい、お客様にご迷惑をおかけしないようにコロナ対策として直接のご挨拶を控えています。」
と丁寧に説明しているのに
「飛鳥2には他にもキャプテンがいるだろう!」
と憤りは収まらない・・・

オッサン、偉そうだな!
イヤなら乗るな!

天気も良いしプールデッキで本でも読もう、と思い外に出たらデッキチェアが片付けられちゃってます。
どうやらプールサイドでやる縁日イベントで場所確保のために片付けちゃったようです。

この上のスカイデッキに移動したけど、やっぱりデッキチェアがありません。
日焼けを好まない日本人の船だからなのか、デッキに椅子が全然ないのがマイナスポイント。
当然プロムナードデッキにもありません。
唯一椅子があるのはリドデッキ後方だけれども、ここは食事時間以外は喫煙エリアとなっているのでタバコを吸わない私にとってはゆっくり出来ない場所なのです。

もうちょっと外でゴロゴロ出来るところが欲しいな~

そんなわけで結局キャビンに戻ります。

飛鳥2はイベント時間や場所のお知らせが船内放送で流れるので、小山薫堂と石川さゆりの対談がギャラクシーラウンジで行われ、キャビンの〇チャンネルでライブビューイングが出来ますというのでテレビをON。
着物姿じゃないさゆりちゃん、新鮮。

こちらのトークイベント、事前にファンからの質問が届いていてラジオ放送風のプログラムとなっています。
今回もさゆりちゃんは自由人。
話題があちこちに飛び、トークもものすごーく長かったのでファンには最高の時間となったはずです。

ランチも近くなったので、移動しがてら散策。
こちらはプラザデッキのライブラリー。
このフロアでは石川さゆりの着物やかんざしの展示もされていました。
歴代の紅白の着物なども展示されていてなかなか見応えがアリ。

ランチはダイニングへ。
メニューは前回と違ってて良かった~

吸い口:安納芋と豆乳のスープ
先附:リンゴとほうれん草の白和え
造り:鰹たたき
主菜物:低温調理した霧峰牛のすき煮 飴色玉葱 青梗菜 牛蒡 車麩 茸いろいろ
食事:しらすと舞茸の炊き込みご飯
香の物:日向かぼちゃ漬け
汁物:さつま汁

秋を意識した料理です。
霜降りの良いお肉だけど、すき煮というには肉がかなり分厚くご年配の方にはかなりキビシイ感じ。
美味しかったけどお寿司の方が嬉しかったなー。

ここで、あるサーバーが私に反応。

「あっ!前に!今日はお母さんは?」

おぉぉぉ、覚えてくれてた人がいた~
こんな出会いがちょっと嬉しいです。

前回は淋しいビュッフェだったけど、今回は人数も多いしお料理も豊富で全体的にも賑やか。
そんなわけでまたまたリドへ。

ついつい色々取ってしまった。
イタリアンハンバーグが美味でした。
全体的に1品1品がかなり小さめに切られていたり、作られているので日本人&年配者向き。

朝食も昼食もダイニングよりも圧倒的にリドの方が人気があるみたい。
まぁ、あの朝食内容だとそうだよね。

航跡も青く、クルーズ船ならではの景色を楽しみます。

加山名誉船長デザインのカップ&ソーサーでコーヒータイム。

伊豆大島の近くで海上自衛隊の潜水艦に遭遇。
珍しい光景です、とキャプテンからの案内がありました。

駿河湾から再び天城越えをして相模湾へ。

船からの夕日もこれで見納め。

船内ショップは石川さゆりにちなんだものが多く、そのほとんどは売り切れています。

夕食前にアスカバルにやってきました。
昨日と同じ、おでん。。。
「和」を強調する飛鳥座だけど、おでんじゃないんだよねー。

メニューは前日と変わらず、おでん、そば、焼き鳥。
残念な感じでした。

唯一のお楽しみは飛鳥最中。
これだけあれば十分かな。

この日のドレスコードはインフォーマルだけど和装推奨。
前日よりもさらに和装の方が多かったです。

ギャラクシーラウンジでは石川さゆりのスペシャルコンサート。
後方座席で静かに耳を傾けました。
さすが演歌歌手。
とーってもお上手。
途中ちょっとしたトークもはさみ、1時間近く(ちょっと押した)の充実した内容でした。

夕食は笠原シェフのスペシャルディナー。
全然知らない人だったけど、アスカプラザで一緒に写真撮影をしていたので撮って貰いました。
だって人が全然いないんだもの。
有名人らしいけど、石川さゆりと比べちゃうと霞むのかな。

メニューはこちら。
お店と同じく笠原シェフの手書きメニューだそうです。

先付
カシューナッツ豆腐 胡麻クリーム
たこ柔らか煮 茸いんげんお浸し

いきなり食べられないトリプルパンチ。
タコは美味しく頂きました。
ビールが進む。

揚物
穴子山椒揚げ
牛蒡おかき揚げ

笠原シェフは揚物をここで持ってくるのが定番としているそうです。
というのも、乾杯でビールを飲む人が多いからだとか。
ナイス判断。

穴子と山椒って珍しい組み合わせだけど、これが合う!
ビールにも合う!

笹の葉には石川さゆり50周年の文字が彫られています。
芸が細かい!


海老しんじょう
かぶ含め煮 水菜

とても上品なお椀物です。

ビールもひと段落したのでここで飛鳥オリジナルの櫻正宗を頂きます。

美味しいわ~

お造り
紅葉鯛
まぐろ
しまあじ
合わせ薬味
一口酢飯
春菊醤油

鮮魚はプリっと新鮮。
そしてこの春菊醤油が濃厚で美味!!!
「賛否両論」だなんて「否」しか無かったらどうするの、と思ったけど、今の所「絶賛」です。

焼物
鰆みそ柚庵焼き
りんごおろし
銀杏素揚げ

鰆がまた上品で日本酒にピッタリ。
りんごおろしは「津軽海峡」をイメージしたらしいけど、甘すぎて私にはちょっと合わなかったかな。

蒸物
生ハム シイタケ 九条ねぎ茶わん蒸し
かぼちゃすり流し

和洋折衷な不思議な茶碗蒸し。
かぼちゃの甘さと生ハムの塩気で不思議とポタージュのような仕上がりです。
これはこれで面白いから良いのかな。

食事
秋鮭 里芋 占地 炊き込みご飯
赤だし 香の物

最後は奇を衒わずまとまった炊き込みご飯が来ました。
何といってもボリュームが凄い。
両隣のご年配夫婦は会話もなくとにかく食べるのが早い。
外国客船のディナータイムって2~3時間かかるけど、日本人が早いのは会話が少ないからなのかな。
我々は一つ一つ味わって感想を言いながら食べていたのでかなり遅れをとることに。
必死に後を追います!にしても量が多い!
一つ一つはそうでもないのにお腹いっぱいです。

デザート
ほうじ茶プリン
きなこアイス
柿のマシュマロ

苦手なきなこ以外は美味しく頂きました。
いや、柿のマシュマロはイマイチだったかな。

今回は目も舌も楽しめる食事で大満足。
限られた空間と食器と食材でこれだけのものを出せるのだから凄い!
前夜に「明日は遊んでいられない」と言ってた賛否両論の若手スタッフたちに拍手です。

食後にデッキをお散歩。
天気も良く、月もキラッキラ。

夜の露天風呂を楽しみます。

最後の夜とあってか、珍しく露天風呂で話しかけてきた人がいました。
初めての船旅でとても贅沢な時間を過ごした。
一緒に乗っているお友達は「疲れた」と言って寝てしまった。
こんなに素晴らしい景色を楽しめるお風呂があるのに勿体ない!と言っていました。

他にも飛鳥2に年に何度も乗っているヘビーリピーターが居たり、江ノ島が見えてるわよと教えてくれる人が居たりと露天風呂は賑やか。
船内はまだまだ会話を楽しめる雰囲気はないけど、露天風呂は解放感からか会話がはずみます。

長湯してポッカポカ。
お散歩してキャビンに戻ります。

ちょっとでも歩かなきゃ、と船尾まで行って階段を下りて船尾の扉からキャビンへ向かいます。
コレ、結構良いルートかも。

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